韓中首脳会談:昼食会のBGMに込められた意味とは

 習近平国家主席が2日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領をもてなすために開いた特別昼食会のBGMとして、かつて韓国で活躍した3人組グループ「コブギ(TURTLES)」の「BINGO」が流れた。朴大統領が10年前、野党代表時代にテレビに出演し、「好きな歌」だとして歌ったことがある曲で、歌詞は「何も持っていなくても国を愛する」という内容だ。中国側が特に配慮したとみられる。

 昼食会では全10曲が演奏された。韓国音楽は「アリラン」とドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」「星から来たあなた」のテーマ曲など4曲が流れた。中国の曲は習主席の夫人で歌手出身の彭麗媛さんの代表曲「希望の田野で(在希望的田野上)」など6曲だった。「希望の田野で」は昨年7月、習主席が来韓した当時、夕食会で韓国側が演奏し、習主席夫婦が謝意を示した歌でもある。

北京=崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者
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