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福島第一原発 3日から地下水くみ上げへ8月31日 20時17分
東京電力福島第一原子力発電所で、建屋の周辺などからくみ上げた地下水を浄化して海に放出する新たな汚染水対策について、東京電力は、来月3日から地下水のくみ上げ作業を始めることを明らかにしました。
福島第一原発では地下水が建屋に流れ込み、毎日300トンの汚染水が新たに発生していることから、これを抑えるために建屋周辺にある「サブドレン」と呼ばれる井戸などから地下水をくみ上げ浄化して海に放出する計画です。
東京電力は、計画の実施に向けて地元の漁業者などと調整を進めた結果、来月3日から地下水のくみ上げ作業を始めることを明らかにしました。
くみ上げた地下水は専用の設備で浄化したうえで、放射性物質の濃度が基準値を下回っていれば海に放出する予定ですが、いつ放出するかについては、漁業者などとの最終的な協議中のため決まっていないとしています。
東京電力は、新たな対策によって建屋内で発生する汚染水の量をおよそ半分に減らせる見通しだとしていますが、地元からは万が一トラブルが起きた場合に新たな風評被害を招くのではないかという懸念が示されていて、国と東京電力は慎重に計画を進めることにしています。
東京電力は、計画の実施に向けて地元の漁業者などと調整を進めた結果、来月3日から地下水のくみ上げ作業を始めることを明らかにしました。
くみ上げた地下水は専用の設備で浄化したうえで、放射性物質の濃度が基準値を下回っていれば海に放出する予定ですが、いつ放出するかについては、漁業者などとの最終的な協議中のため決まっていないとしています。
東京電力は、新たな対策によって建屋内で発生する汚染水の量をおよそ半分に減らせる見通しだとしていますが、地元からは万が一トラブルが起きた場合に新たな風評被害を招くのではないかという懸念が示されていて、国と東京電力は慎重に計画を進めることにしています。