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慰安婦問題で、橋下市長が公開書簡を送付 サンフランシスコ市議会へ

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慰安婦問題で、橋下市長が公開書簡を送付 サンフランシスコ市議会へ

 サンフランシスコ市議会の決議案の中に「日本帝国軍に拉致されて」「強制的に性的奴隷にされた」「20万人」といった文言が記されていることから、サンフランシスコ市で設置の準備が進む慰安婦の碑または像についても、2013年7月に同州グレンデール市に設置された慰安婦像の石碑と同様に「間違った事実が刻まれるのではないか」と懸念を表明。「事実の正確な把握と認識こそが将来の過ちを防ぐ」との立場を伝え、慰安婦の碑または像に刻まれる文言には「不正確さを最大限排除した事実の提示が必要」と述べた。

「次世代の若者がいがみあわずに…」

 安倍晋三首相の戦後70年談話を例に引きながら、日本政府がこれまでも、今後も、元慰安婦に誠実に対応し、女性の尊厳と人権が守られる世界を作り上げていく決意を持っていることも説明。サンフランシスコ市在住の日系人や姉妹都市関係への配慮を求め、両市に「次世代の若者がいがみあわずに協力していける環境をつくることの責任」があるとして、細心の注意を払った対応を要請している。

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