【炎上】多摩美術大学の卒業制作優秀賞、有名画家いわさきちひろの作品に酷似
腹BLACK 2015年9月3日
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佐野研二郎氏が卒業し、現在教授を務めていることで一躍注目が集まっている多摩美術大学について、昨年の卒業制作優秀賞を受賞した作品が完全な模倣であることが判明した。
多摩美術大学の公式HPに掲載されているこちらの作品をご覧頂きたい。
情報デザイン学科情報デザインコースの金田沙織さんが優秀賞を獲った作品が展示されている様子だ。しかし、このうち、左側と右側に映っている作品が相当な問題作であることが発覚した。
▼まずは左側。傘を持っている女の子と男の子が犬を見ている様子。後ろには小さく家が描かれている。
▼画家・絵本作家として活動するいわさきちひろ氏の作品と全く同じ構図。技法と色使いも同じ。
▼そして右側。女の子がろうそくの火を見つめている画。
▼こちらもいわさきちひろの画を真似したものだった。
有名な作品なのでアートに造詣が深い人ならばすぐに気づきそうなものだが、どうして多摩美術大学の教授は揃いに揃って気が付かなかったのか。公式HPによると担当教授は矢野英樹先生だという。
金田沙織さんは受賞にあたってこんなコメントを寄せている。
行き過ぎた格好や行為はよく世間から嘲笑や批判の的にされます。しかし、どんなに周りから後ろ指をさされていても彼らにはこんなにもキラキラしていて何事にも代え難い宝物のような世界を持っているのです。
私はこういった批判されがちな宗教的な行動を「肯定した世界」として表現したいと考え、これらの作品を制作しました。元々マイナスなイメージを抱いていたものであっても、この世界を覗いてみて少しでもプラスのイメージに変わる人がいれば幸いです。
また、この件については、いわさきちひろファンからは「写真の中に映っている他の作品も、ちひろBOXという本に載っている『チューリップと猫と少女』という作品と『ガーベラを持つ少女』という作品に類似している」という指摘がなされている。
これはリスペクトやオマージュという言葉で許されるものではない。もしかしてこの手法は佐野研二郎氏が伝授したものなのだろうか。
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