この前の週末、妻が高熱で寝込んでしまったために、2人の子供の面倒を一手に引き受けることとなった。
家で家事育児をやるのはまあまあ慣れているので、面倒だなーとは思いつつもなんとかこなしたが、
上の子(2歳)がずっと家の中にいるとどうしてもストレスがたまるらしく、走りまわったりわめいたりして
うるさいので、前々から気になっていた「地下鉄博物館」に行くことに決めた。
行くことに決めた、といっても、よく考えたら、病気の妻と下の子(0歳)を置いていくわけにもいかないので、
必然的に下の子も連れていくこととなった。
しょうがない、何事もチャレンジだ。乳幼児2人を連れていざ葛西駅へレッツゴー。
地下鉄博物館自体はすごく楽しくて、上の子も喜んでいたのだが、このブログで書きたいのはそこじゃない。
大人1人で2歳と0歳というほぼ意思疎通のきかない2人を連れて出かけることが、どういうことか、ということである。
正直言って、キツい。というか無理である。
無理だったポイントを一つ一つ振り返っていこう。
①荷物が多すぎ
ただでさえ上の子用のマザーバックには着替えやらおむつやら常時いっぱい入ってて、なんかこぼした時用のハンカチ、ティッシュ、ウェットティッシュ、ガーゼとかもあって、なんか病気にかかった時用に母子手帳とか保険証とかも入ってる。
さらに今回は下の子用にさらにおむつが上乗せされ、着替えも入れなければいけない、ミルクも必須。
準備するもんがいろいろありすぎて行く前からすでに若干萎える。
しかし一回決めたこと。面倒ながらも一つ一つマザーバックに入れる。
もちろん自分の財布やら携帯やら、家の鍵やら、眼鏡ケースやら、いつもの携行品を入れることも忘れちゃいけない。
②傘さしながらベビーカー操作できない
赤ちゃんをだっこひも(ベビービョルン)でだっこして2歳児をベビーカーに乗せ、さあ出発、と玄関を開けたら、めっちゃ雨。いやいや、早く言えよ。ベビーカーに雨除けカバーをかぶせ、ようやく外へ。
しかし自分も傘さしつつ、片手でベビーカーの操作って、手が疲れるっ!うちのベビーカー、アプリカの車輪がちっちゃいやつだから、いちいち段差につっかえるし、方向転換も力要るし、手が吊るっつーの。傘と一体型のベビーカーとか、あったら使いたい!
③常に抱っこした赤ちゃんが重い
赤ちゃんといってももう体重4キロ以上はある。お米の袋をおなかに抱っこしたまま移動しているようなもんである。
肩がいて~!ってかこれ移動中ずっとこうだから、地味に一番きつい。
抱っこひもしたことある人ならわかると思うけど、エルゴなら腰に重みがかかる設計だからそこまで肩痛くなんないんだけど、ベビービョルンはだめだー。肩にもろに重みがかかる。誰が設計したんだよ。やり直し!
④駅のバリアフリーがイマイチすぎ
やっと駅までたどり着いても、エレベーターの位置がいろいろ駅の端っこだったりして、めんどくせー。
なんですんなり最短距離で行かせてくれないの。地下鉄博物館がある葛西駅、なんで一回中2階でエレベーター乗換えなきゃならんの。あと、広い駅の場合、エレベーターの看板がなくて、全然どこ行ったらいいかわからん。
もう「バリアフリールート」みたいなのを地面に黄色い線でも引っ張って全部わかるようにしてほしい。エレベーターいちいち探すのがめんどくさいから、皆ベビーカーでエスカレーター乗っちゃうわけよ。圧倒的に近道なんだもの。こっちは重い赤ちゃん抱えてんだっつーの。
⑤歩きたばこやめれ
路上ですれ違う歩きたばこのおっさん、うぜー。
一人で歩いてる時はそんなに気にならんけど、0歳児抱っこして歩いていると、めちゃくちゃ気になる。
そりゃ0歳児連れて外出んなよってツッコミはあるだろうが、それにしても歩きたばこは迷惑だ。煙臭いよ。火危ないよ。こっち来んなよ、って感じ。
⑥娘は泣き、息子は脱走
いざ地下鉄博物館に着いたはいいものの、さっそく下の子、泣きだす。
しゃーねーなー、とミルクを取り出してくわえさせてる間には上の子、ベビーカーのベルトを軽々すり抜け、脱走!おい、いつの間にベルトのすり抜け方マスターしてんだよ!
結局博物館の外に出ようとしたところを、係員に止められ、あえなく御用。いやー、係員さん、子ども見てなかったわけじゃないんですよ、ええ。そいつの脱走のタイミングが絶妙だっただけで。
⑦飯を食うとこなし
ひとしきり鉄道好きの息子が博物館を楽しんだ後、もう昼をとっくに過ぎていたので、駅前で飯でも食おうかな、と思ったが、おお、赤ちゃんが入れる店、ほとんどねーじゃん。
0歳児を連れて外食したことある人はわかると思うけど、どんなレストランでも入れるわけじゃなくて、基本的にまず「赤ちゃんNG」(単にうるさいからNG)な店でないという条件をクリアしたのち、ベビーカーが入れる店か、赤ちゃんを置くソファ席や座敷があるか、などをクリアしないと飯は食えない。
大体ファミレスがあればなんとかなるのだが、葛西駅前のジョナサン、2階やん。ベビーカーどうやって上がるのよ。どっかにエレベーターあるのかな。よくわからん。
結局無理そうなのでそのまま帰って家にたどりつき、冷蔵庫にあるもんで食べようかと思ったら、息子、寝てる!すまん!起きたらなんかおいしいもん食おうな!
とまあ、半ば実験的に子供2人を連れて遊びに出かけたわけだが、後悔しかない。
正直、博物館内でもっと息子を自由に歩き回らせてあげたかったが、もはや管理が無理なので、息子には申し訳ないが、途中からベビーカーからの閲覧のみとさせていただいた。
多分息子も大好きな電車をそんなに満喫できなかったことだろう。
つまり、大人1人で乳幼児2人を連れてお出かけした結論はこうだ。
意味なし。疲れるだけ。 こんなことを世のママさんたちに強いる時代はもう終わりにしましょう。 夫婦で出かけりゃいいだけなんだから。
おわり。
家で家事育児をやるのはまあまあ慣れているので、面倒だなーとは思いつつもなんとかこなしたが、
上の子(2歳)がずっと家の中にいるとどうしてもストレスがたまるらしく、走りまわったりわめいたりして
うるさいので、前々から気になっていた「地下鉄博物館」に行くことに決めた。
行くことに決めた、といっても、よく考えたら、病気の妻と下の子(0歳)を置いていくわけにもいかないので、
必然的に下の子も連れていくこととなった。
しょうがない、何事もチャレンジだ。乳幼児2人を連れていざ葛西駅へレッツゴー。
地下鉄博物館自体はすごく楽しくて、上の子も喜んでいたのだが、このブログで書きたいのはそこじゃない。
大人1人で2歳と0歳というほぼ意思疎通のきかない2人を連れて出かけることが、どういうことか、ということである。
正直言って、キツい。というか無理である。
無理だったポイントを一つ一つ振り返っていこう。
①荷物が多すぎ
ただでさえ上の子用のマザーバックには着替えやらおむつやら常時いっぱい入ってて、なんかこぼした時用のハンカチ、ティッシュ、ウェットティッシュ、ガーゼとかもあって、なんか病気にかかった時用に母子手帳とか保険証とかも入ってる。
さらに今回は下の子用にさらにおむつが上乗せされ、着替えも入れなければいけない、ミルクも必須。
準備するもんがいろいろありすぎて行く前からすでに若干萎える。
しかし一回決めたこと。面倒ながらも一つ一つマザーバックに入れる。
もちろん自分の財布やら携帯やら、家の鍵やら、眼鏡ケースやら、いつもの携行品を入れることも忘れちゃいけない。
②傘さしながらベビーカー操作できない
赤ちゃんをだっこひも(ベビービョルン)でだっこして2歳児をベビーカーに乗せ、さあ出発、と玄関を開けたら、めっちゃ雨。いやいや、早く言えよ。ベビーカーに雨除けカバーをかぶせ、ようやく外へ。
しかし自分も傘さしつつ、片手でベビーカーの操作って、手が疲れるっ!うちのベビーカー、アプリカの車輪がちっちゃいやつだから、いちいち段差につっかえるし、方向転換も力要るし、手が吊るっつーの。傘と一体型のベビーカーとか、あったら使いたい!
③常に抱っこした赤ちゃんが重い
赤ちゃんといってももう体重4キロ以上はある。お米の袋をおなかに抱っこしたまま移動しているようなもんである。
肩がいて~!ってかこれ移動中ずっとこうだから、地味に一番きつい。
抱っこひもしたことある人ならわかると思うけど、エルゴなら腰に重みがかかる設計だからそこまで肩痛くなんないんだけど、ベビービョルンはだめだー。肩にもろに重みがかかる。誰が設計したんだよ。やり直し!
④駅のバリアフリーがイマイチすぎ
やっと駅までたどり着いても、エレベーターの位置がいろいろ駅の端っこだったりして、めんどくせー。
なんですんなり最短距離で行かせてくれないの。地下鉄博物館がある葛西駅、なんで一回中2階でエレベーター乗換えなきゃならんの。あと、広い駅の場合、エレベーターの看板がなくて、全然どこ行ったらいいかわからん。
もう「バリアフリールート」みたいなのを地面に黄色い線でも引っ張って全部わかるようにしてほしい。エレベーターいちいち探すのがめんどくさいから、皆ベビーカーでエスカレーター乗っちゃうわけよ。圧倒的に近道なんだもの。こっちは重い赤ちゃん抱えてんだっつーの。
⑤歩きたばこやめれ
路上ですれ違う歩きたばこのおっさん、うぜー。
一人で歩いてる時はそんなに気にならんけど、0歳児抱っこして歩いていると、めちゃくちゃ気になる。
そりゃ0歳児連れて外出んなよってツッコミはあるだろうが、それにしても歩きたばこは迷惑だ。煙臭いよ。火危ないよ。こっち来んなよ、って感じ。
⑥娘は泣き、息子は脱走
いざ地下鉄博物館に着いたはいいものの、さっそく下の子、泣きだす。
しゃーねーなー、とミルクを取り出してくわえさせてる間には上の子、ベビーカーのベルトを軽々すり抜け、脱走!おい、いつの間にベルトのすり抜け方マスターしてんだよ!
結局博物館の外に出ようとしたところを、係員に止められ、あえなく御用。いやー、係員さん、子ども見てなかったわけじゃないんですよ、ええ。そいつの脱走のタイミングが絶妙だっただけで。
⑦飯を食うとこなし
ひとしきり鉄道好きの息子が博物館を楽しんだ後、もう昼をとっくに過ぎていたので、駅前で飯でも食おうかな、と思ったが、おお、赤ちゃんが入れる店、ほとんどねーじゃん。
0歳児を連れて外食したことある人はわかると思うけど、どんなレストランでも入れるわけじゃなくて、基本的にまず「赤ちゃんNG」(単にうるさいからNG)な店でないという条件をクリアしたのち、ベビーカーが入れる店か、赤ちゃんを置くソファ席や座敷があるか、などをクリアしないと飯は食えない。
大体ファミレスがあればなんとかなるのだが、葛西駅前のジョナサン、2階やん。ベビーカーどうやって上がるのよ。どっかにエレベーターあるのかな。よくわからん。
結局無理そうなのでそのまま帰って家にたどりつき、冷蔵庫にあるもんで食べようかと思ったら、息子、寝てる!すまん!起きたらなんかおいしいもん食おうな!
とまあ、半ば実験的に子供2人を連れて遊びに出かけたわけだが、後悔しかない。
正直、博物館内でもっと息子を自由に歩き回らせてあげたかったが、もはや管理が無理なので、息子には申し訳ないが、途中からベビーカーからの閲覧のみとさせていただいた。
多分息子も大好きな電車をそんなに満喫できなかったことだろう。
つまり、大人1人で乳幼児2人を連れてお出かけした結論はこうだ。
意味なし。疲れるだけ。 こんなことを世のママさんたちに強いる時代はもう終わりにしましょう。 夫婦で出かけりゃいいだけなんだから。
おわり。
コメント
コメント一覧
母子家庭で子供3人なので、出かけるのは大変との事で、母はどこにも出かけなかったです。
私が出かけた場所は保育園だけです。
保育園に私が入る事ができたのを、私も感謝しています。
出かけなくても平気だったそうです。
無理に出かけても、親子共々良い結果を招くことはないと思います。
家にいても楽しめるように子育てが出来れば良いですね。
男性にはもっと育児参加してほしい。
男の方が力があるはずですし。
ただ、母子家庭の家は…
旦那さんがお休みできないほど仕事に切羽詰まってたら…
親が近くにいなければ…
もしその状況がいくつも重なってる人は子供も作るなって感じになってしまいそう。
たとえ一人でもその大変さをやってのけるのがママで
女の人って強いなって思うところ。
ストイックにならなくていいけど
なれる
男の人は、なれないってことかな?
でもできる限り、奥さんを助けてあげたいですね^ ^
バカじゃないの?要領悪いだけ。
やれてる人はちゃんとやれてます。甘えるな。
感謝と尊敬の心を持ち、謙虚な父親になってください
人によって捉え方が全然違うのね。
シングルマザーの場合は…って話があったけど、そこは社会全体で支えていくしかないですね。子どもを預けやすい環境を整えるとか、通販や訪問型のサービスを充実するとか、なるべくママさんがお出かけする負担を軽減できるような社会にしていかないと。
こどもを二人連れていこうと思う事を
思うと普段からイクメンなんですね。
こういう風にわかってくれる
パパが増えると家庭円満になると思います❤
どんどん増えればいいですね。この記事が多くの男性に届くといいですが。