大阪府警福島署地域課長の男性警部(48)が勤務中に捜査車両を使い、不倫関係にあった部下の女性巡査長(33)を自宅まで送っていたことが3日、府警への取材で分かった。府警は処分する方針で、2人は依願退職する意向を示している。
府警によると、警部は8月19日夜に巡査長を自宅に送り、そのまま約1時間滞在。当日は当直勤務の責任者だったが、午後9~11時ごろまでの間、署にいない状態だった。2人にはそれぞれ配偶者がおり、内部からの通報で発覚した。
さらに、警部は8月の別の当直勤務日にも捜査車両を使って巡査長宅へ荷物を届けていた。巡査長も、警部が当直だったことを知っていた。(共同)