歴史的な猛暑だったけれど短かった今年の夏。一気に涼しくなりましたが、昨日あたりからまた残暑の気配を感じます。
一番暑かったときのことを考えてみると、暑すぎて、キッチンに立つのも嫌でしたよね?でも、お腹は空く……
そんな時は、昭和の発明品電子レンジをフル活用して、火を使わない料理はいかがでしょうか? レンジをうまく使えば、こんなレシピやあんなレシピも! 夜遅く帰ってきた時にも、応用出来ますよ。
1. 電子レンジで炊くごはん
《材料 1人分》
- 無洗米 1合
- 水 240cc
- サラダ油 小さじ1/2
《作り方》
1. お米を20分浸水させ、材料を耐熱皿に移して、サランラップをふんわりと被せる。
2. 500wの電子レンジで約10分加熱する。(フツフツと沸騰したら、止めてOK)250wの電子レンジで約2分加熱し、終わったら取り出して3分ほど待つ。
火や炊飯器よりは硬めのご飯ですが、しっかりと炊けます。時間がない時や、暑くて火を使いたくない時にはすこぶるお勧め!
炊飯器がなく、鍋がない状況でも、ごはんを炊けるメリットがうれしいです♪
2. 電子レンジ煮魚
《材料 1人分》
- カレイ 1切れ
- 生姜のスライス 3枚
- ねぎ(青い部分) 4cm
- A酒 10cc
- A醤油 10cc
- A味醂 10cc
- 塩 小さじ1/2
《作り方》
1. カレイの表面に、切りこみを数ヵ所入れて、両面に塩をふる。生姜は太めの千切り、ねぎは太めの斜め切りにして、カレイの上にのせる。
2. 耐熱皿に移して、合わせたAを加え、ふわりとサランラップを被せる。500wの電子レンジで3分加熱し、取り出して、裏返しにする。再び500wの電子レンジで3分加熱する。
味の染み込みが心配かもしれませんが、しっかりと染み込み、カレイのふんわりとした食感に感じられます。染み込み方は、煮込むよりは劣っている印象はありますが、それでもレンジで作るには合格点。レンジで主菜が出来るので、その間にサラダなど効率的に家事を助けてくれるのでうれしい!色々な魚に応用して作ってみてくださいね。
3. 電子レンジ焼き茄子風
《材料 1人分》
- 茄子 2本
- A:すりおろし生姜 1片分
- A:ポン酢 大さじ2
- A:ごま油 小さじ1
- かつお節 適量
《作り方》
1. 茄子のヘタをとり、サランラップに巻いて、500wの電子レンジで3分加熱する。
2. 茄子の皮を剥き、合わせたAに10分漬け込む。
簡単に煮浸し風、焼き茄子が出来上がります。生姜の風味と、さっぱりとしたポン酢の味が印象的です。温かいままももちろん、冷たく冷やして食べてもいいですね。
お好みの量のかつお節をかけて、ごはんと合わせて下さいね。
火を使わずに料理をすると、
■料理が時短になる
■簡単で難しくない
■暑い時期にキッチンに立たなくていい!
■洗い物が少なくて済む!
■火を使わないからお子様との料理も楽しめる
という利点があります。生活にうまく、火を使わないレンジ活用を取り入れて欲しいと思います。
エダジュン
料理研究家/管理栄養士
Soup専門店の店長、本社で商品の物流・購買の仕事に携わったのち、料理研究家として独立。「料理にやっちゃいけないことはない」という気持ちを心に持ち、色々な固定概念にとらわれずに、料理を楽しんでます! 家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを日々研究中。ブログとインスタグラムを日々更新中 。
ブログ:http://ameblo.jp/bluepunch/
インスタグラム:http://instagram.com/edajun
(編集:フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/)