世界仰天ニュース 力士が集団食中毒!? 佐渡ヶ嶽部屋フグ中毒事件
世界仰天ニュース
力士が集団食中毒に!?
佐渡ヶ嶽部屋フグ中毒事件
9月2日(水)の
日本テレビ系
『ザ!世界仰天ニュース』
街中を恐怖に陥れた
集団食中毒!
危険な食べ物SP
今回は、
6人の力士が
鍋料理を食べ
食中毒になり、
そのうち、
2人が死亡したという
佐渡ヶ嶽部屋フグ中毒事件が
取り上げられます。
この事件は、
”美味しすぎるがゆえに”
起こった食中毒でしたが…
他の力士が
同じ料理を食べても
問題はなかったといいます。
一体何があったのでしょうか!?
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1963年11月11日
21時10分頃、
福岡市東区馬出(まいだし)
にあった
佐渡ヶ嶽(さどがたけ)部屋の
宿舎で、
夜の食事として
フグを食べたところ、
力士養成員6名
(三段目2名、序二段3名、番付外1名)が
口がしびれると訴え
6名全員が救急搬送されました。
その後、
同月12日に、
三段目の佐渡ノ花(18歳)が死亡、
14日には、
序二段の斎藤山(18歳)が
死亡しました。
他の4名は、
三段目の太田(24歳)と
橋田(15歳)が
意識不明となり
序二段の峰村(16歳)と
田中が軽症でしたが、
後に生還しています。
夜の食事で
他の力士が
同じ料理を食べても
問題はなかったと
いうことですが…
生還した
残る4名の話によると、
実は、
中毒症状を訴えた6名は、
福岡市での
大相撲11月場所
2日目を終えた後、
ちゃんこ番として
他の関取が食べ終わった後に、
フグの内臓を
鍋に入れて食べたと
話していたといいます。


フグの内臓といえば、
猛毒で知られる
フグ毒の成分
テトロドトキシンが
含まれています。
フグ毒は,
海洋細菌によって産生され、
食物連鎖によって
フグの体内に
蓄積されるとみる外因説が
有力となっています。
もともと
有毒渦鞭毛藻などの
有毒プランクトンなど
一部の真正細菌が生産したものが、
餌となる貝類やヒトデなどの
底性生物を通して
生物濃縮され、
体内に蓄積されたものと
考えられており、
天然のフグの場合、
種によって
毒化する部位が異なり、
同じ種でも
季節により毒の量が
変わるという。
養殖のフグにおいても
その養殖方法によっては
毒性を持つことがあるという。
フグは、
テトロドトキシンに対し
高い耐性を持っているため、
フグ自体が
中毒になることはないそうです。
テトロドトキシンは、
フグの肝臓や卵巣などの内臓、
フグの種類によっては、
皮、筋肉にも含まれ、
その毒は、
青酸カリの
1000倍以上ともいわれる
猛毒である事から
ふぐの種類にかかわらず、
絶対に食べてはいけないと
されているのですが…
「フグは食いたし命は惜しし」という
言葉があるように、
フグの肝臓は、
多くの食通をうならせるほど
美味だそうで…
中毒を覚悟してまで
食べようとする者も
いるといいます。
しかし、
この力士たちのように
本当に命を落としてしまっては…
亡くなった2人とも
まだ18歳という若さで
亡くなられたそうで、
ご冥福をお祈りします。
おそらく、
彼らは
フグ毒の事は
知っていたとは思いますが、
美味ゆえに
食べてしまったのでしょうか…
それとも
毒のある部分は
きちんと取り除いたつもりが
残っていたのでしょうか…
加熱したら大丈夫と
思っているかたも
いらっしゃるとおもいますが、
テトロドトキシンは、
300℃以上に加熱しても
分解されないので、
限られた地域の
許可を受けた業者のみが
加工できるそうです。
この関係で、
食品衛生法では
フグの卵巣など
毒を持っている部位は
個別の毒性検査により
その毒力が
おおむね10MU/g以下であることを
確認したもの以外は
販売・調理・食用が
禁じられています。
しかし、
中には、
釣ってきたフグや、
もらったフグを
素人判断で調理する人が
いるのでしょうか…
いくら美味だからといって
その行為は、
大変危険であり、
フグの調理には、
正しい知識と技術が
必要ですね。
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佐渡ヶ嶽部屋の
生還した4名は、
11月場所を途中休場し、
また
師匠である佐渡ヶ嶽は
当時、
勝負検査役を
担当していましたが、
事件の責任を取って
検査役を退いたといいます。
ところで、
この事件の日、
彼らと同じ
ちゃんこ番だったのに
奇跡的にフグを食べず
難を逃れた
力士がいました。
その力士とは、
当時、
十両から幕下に
陥落していた
長谷川(長谷川勝敏)です。
この日、
食中毒で搬送された彼らと
一緒のちゃんこ番だった
長谷川でしたが、
食事前から
腹の調子が悪いことから、
うどんを食べに外出し、
ちゃんこ代わりとしていたため、
奇跡的に難を逃れたといいます。
そして、
長谷川は、
後に入幕、関脇まで
昇進したそうです。
6人の力士が
鍋料理を食べ
食中毒になり、
そのうち、
2人が死亡した
佐渡ヶ嶽部屋フグ中毒事件を
取り上げた
9月2日(水)放送の
『ザ!世界仰天ニュース』
街中を恐怖に陥れた
集団食中毒!
危険な食べ物SP
ぜひご覧ください。
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力士が集団食中毒に!?
佐渡ヶ嶽部屋フグ中毒事件
9月2日(水)の
日本テレビ系
『ザ!世界仰天ニュース』
街中を恐怖に陥れた
集団食中毒!
危険な食べ物SP
今回は、
6人の力士が
鍋料理を食べ
食中毒になり、
そのうち、
2人が死亡したという
佐渡ヶ嶽部屋フグ中毒事件が
取り上げられます。
この事件は、
”美味しすぎるがゆえに”
起こった食中毒でしたが…
他の力士が
同じ料理を食べても
問題はなかったといいます。
一体何があったのでしょうか!?
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佐渡ケ嶽部屋フグ中毒事件
1963年11月11日
21時10分頃、
福岡市東区馬出(まいだし)
にあった
佐渡ヶ嶽(さどがたけ)部屋の
宿舎で、
夜の食事として
フグを食べたところ、
力士養成員6名
(三段目2名、序二段3名、番付外1名)が
口がしびれると訴え
6名全員が救急搬送されました。
その後、
同月12日に、
三段目の佐渡ノ花(18歳)が死亡、
14日には、
序二段の斎藤山(18歳)が
死亡しました。
他の4名は、
三段目の太田(24歳)と
橋田(15歳)が
意識不明となり
序二段の峰村(16歳)と
田中が軽症でしたが、
後に生還しています。
なぜ6名だけ…
夜の食事で
他の力士が
同じ料理を食べても
問題はなかったと
いうことですが…
生還した
残る4名の話によると、
実は、
中毒症状を訴えた6名は、
福岡市での
大相撲11月場所
2日目を終えた後、
ちゃんこ番として
他の関取が食べ終わった後に、
フグの内臓を
鍋に入れて食べたと
話していたといいます。
フグの内臓といえば、
猛毒で知られる
フグ毒の成分
テトロドトキシンが
含まれています。
フグ毒は,
海洋細菌によって産生され、
食物連鎖によって
フグの体内に
蓄積されるとみる外因説が
有力となっています。
もともと
有毒渦鞭毛藻などの
有毒プランクトンなど
一部の真正細菌が生産したものが、
餌となる貝類やヒトデなどの
底性生物を通して
生物濃縮され、
体内に蓄積されたものと
考えられており、
天然のフグの場合、
種によって
毒化する部位が異なり、
同じ種でも
季節により毒の量が
変わるという。
養殖のフグにおいても
その養殖方法によっては
毒性を持つことがあるという。
フグは、
テトロドトキシンに対し
高い耐性を持っているため、
フグ自体が
中毒になることはないそうです。
テトロドトキシンは、
フグの肝臓や卵巣などの内臓、
フグの種類によっては、
皮、筋肉にも含まれ、
その毒は、
青酸カリの
1000倍以上ともいわれる
猛毒である事から
ふぐの種類にかかわらず、
絶対に食べてはいけないと
されているのですが…
「フグは食いたし命は惜しし」という
言葉があるように、
フグの肝臓は、
多くの食通をうならせるほど
美味だそうで…
中毒を覚悟してまで
食べようとする者も
いるといいます。
しかし、
この力士たちのように
本当に命を落としてしまっては…
亡くなった2人とも
まだ18歳という若さで
亡くなられたそうで、
ご冥福をお祈りします。
おそらく、
彼らは
フグ毒の事は
知っていたとは思いますが、
美味ゆえに
食べてしまったのでしょうか…
それとも
毒のある部分は
きちんと取り除いたつもりが
残っていたのでしょうか…
加熱したら大丈夫と
思っているかたも
いらっしゃるとおもいますが、
テトロドトキシンは、
300℃以上に加熱しても
分解されないので、
限られた地域の
許可を受けた業者のみが
加工できるそうです。
この関係で、
食品衛生法では
フグの卵巣など
毒を持っている部位は
個別の毒性検査により
その毒力が
おおむね10MU/g以下であることを
確認したもの以外は
販売・調理・食用が
禁じられています。
しかし、
中には、
釣ってきたフグや、
もらったフグを
素人判断で調理する人が
いるのでしょうか…
いくら美味だからといって
その行為は、
大変危険であり、
フグの調理には、
正しい知識と技術が
必要ですね。
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佐渡ヶ嶽部屋の
生還した4名は、
11月場所を途中休場し、
また
師匠である佐渡ヶ嶽は
当時、
勝負検査役を
担当していましたが、
事件の責任を取って
検査役を退いたといいます。
難を逃れた力士
ところで、
この事件の日、
彼らと同じ
ちゃんこ番だったのに
奇跡的にフグを食べず
難を逃れた
力士がいました。
その力士とは、
当時、
十両から幕下に
陥落していた
長谷川(長谷川勝敏)です。
この日、
食中毒で搬送された彼らと
一緒のちゃんこ番だった
長谷川でしたが、
食事前から
腹の調子が悪いことから、
うどんを食べに外出し、
ちゃんこ代わりとしていたため、
奇跡的に難を逃れたといいます。
そして、
長谷川は、
後に入幕、関脇まで
昇進したそうです。
6人の力士が
鍋料理を食べ
食中毒になり、
そのうち、
2人が死亡した
佐渡ヶ嶽部屋フグ中毒事件を
取り上げた
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『ザ!世界仰天ニュース』
街中を恐怖に陥れた
集団食中毒!
危険な食べ物SP
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2015-09-02 17:40
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