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【プロ野球】畠山だ!山田だ!川端だ ツバメ打撃トップ3人そろい打ち2015年9月3日 紙面から
◇ヤクルト5−3巨人ヤクルトが3連勝で首位阪神にゲーム差なしと迫った。1回に山田、ミレッジの適時打で2点を先行。同点の4回は畠山の2点左前打で勝ち越し、5回は川端の左前打で加点。小川が7イニング3失点で10勝目。巨人は連勝が3で止まった。 セの打撃3部門トップを走る「ツバメ三人衆」が巨人粉砕だ。本塁打&盗塁でトップに立つ山田が先制打、打点王にひた走る畠山が勝ち越し2点打、首位打者を快走する川端がダメ押し打。脅威の2、3、4番がそろい踏みで、2011年7月5日(静岡)以来の対巨人戦5連勝を飾った。チームも首位・阪神に、ゲーム差なしの勝率3毛差と肉薄した。 打撃3部門のトップだけではなく、2位までヤクルト勢。まさに相乗効果だ。川端は、2安打を放ち、2位の山田との差を1分2厘に広げた。打点では初回に山田が先制左前打で、畠山に1打点差とせまったが、4回には今度は畠山が勝ち越し2点打を放って再び3打点差に。川端は「『自分も打たなきゃ』という気持ちになり、どんな試合展開でもモチベーションを高く保てる」と、チーム内競争を歓迎すれば、畠山も「前に山田のようないい打者がいるので、打点の付く場面が自然とついてくる」と、ライバルを自分のチャンスと捉えて、4番の働きに集中する。 さらに、三冠王のチャンスも十分な山田は「それほど意識していないし、変なプレッシャーもない」とあくまで自然体で安打を量産。初回の出塁時には「自分の感覚で、けん制がこないと思った」と今季27個目の盗塁を決め、今季の目標に掲げるトリプルスリーに“M3”と迫った。 8月末からの巨人→阪神→巨人と続いた8番勝負は、雨天中止を除いて6勝1敗と大きく勝ち越しに成功。山田は「優勝したい気持ちがまた高まった」と語気を強めた。4月28日以来の貯金4となり、真中監督も「最終的に、この7戦が大きかったと言えるようなシーズンにしたい」。川端、山田、畠山の「ツバメ三人衆」が、14年ぶり覇権奪取を後押ししてく。(竹村和佳子) PR情報
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