YASUHIRO  独り言  

 山と医療の本音トーク

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9月3日(木)

昨夜は夢の中で山に初雪が降った。朝晩もめっきり涼しくなり、山では天気が荒れるともう寒いくらいである.山は晴れが良いに決まっているが、危機管理と言う事を考えると敢えて悪天の時に逃げ場のある山に出掛けるのも悪くはない.この時期白山なら避難小屋が整備されているので悪天でもどこにでも逃げ込めるから安心である.悪天の時こそ装備その他勉強する事が多いものである.昨日FUMIに敢えて悪天で白山登山を勧めたのはそう言う観点からである.

いつだったか山スキーの経験の浅い仲間を敢えて冬の地獄の白山へ案内した.小屋は全て閉鎖され逃げ場は無かった.激しい風雪とホワイトアウトで山頂では風でまともにシールをたたむ事すら出来ず剥がしてザックに放り込むのが精一杯、弥陀が原では全く視界が取れずリングワンデリング、黒ボコ下の急斜面を下るのも命懸け、甚ノ助小屋が見えて初めて安堵出来た.

あの時と比較すれば昨日の悪天候はまさにそよ風クラスである.仕事でも一日に内視鏡を60件こなした経験があれば50件くらいはさほど大変ではなくなる.人間高い壁にぶち当たりそれを乗り越えれればさらに大きな壁も越えることができる.山に限らず人生はそう言うものである.人生はまさに障害物競走なのである.


9月2日(水)

左足の怪我以来山から少し遠ざかっているが、ここらで山の体力作りをしておかないと紅葉の時期が楽しめない.今日は悪天候なので白山に人はいないだろう、こんな時こそ白山で体力作りでもしなければと深夜1時過ぎに自宅を出て白峰に向かう.

折角だからFUMIにも白山へ行って体力作りをするように勧めた.日の出が5時25分なので3時に別当出合を出れば楽勝で間に合うだろう.3時少し前に別当出合をスタート、中飯場手前でFUMIとご主人に追いついた.ご苦労様、天気悪いけど頑張って、、、、ガスと霧雨の中ガンガン登って行く.甚ノ助まで丁度1時間だった.小屋には一人宿泊者がいたので静かに休憩,少し待つがFUMIは来る気配無し、先に行くか?

南竜分岐辺りから雨風が激しくなって来た.まあ厳冬期に比べればそよ風ですが、黒ボコまで行くと寒いくらいだった.室堂に着くも日の出まで時間が余ったので上で待つのも寒いからセンターでしばらく時間をつぶす事にした。前日も雨で今日は登山者はいるはずも無く貸し切りだ.十分休憩して日の出5分前に山頂に着く様にスタート、ガンガン登って奥社でお参り、日の出時間になったが濃いガスと雨で何も見えるはずは無かった.いいんです、体力作りですから

さあ下りますか、激しい雨で足元は滑る。これでまた怪我をしたら元もないので慎重に下る.山頂から室堂までの中間点でFUMIご夫妻とすれ違う.頑張って下さい.天気悪いので先下ります.激しい雨で登山道は小川になっていた.沢はもう激しい流れで通過も少しビビるくらい,まあ今日は誰も来ないでしょう.

甚ノ助を過ぎて中飯場へこの辺りで三名の登山者が登って来たが今日はこれで仕舞いの様です.7時過ぎに別当出合に着いて少し体力作りが出来ました.静かな白山はやはりいいものです.悪天候でも体力作りと割り切れば全然問題なしです.早く雪が降らないか?祈りながら帰宅した.

山頂は展望無し

静かな白山最高、物事考え方次第、プラス思考で


9月1日(火)

自院のすぐ近くで来年新規開業すると言う先生が挨拶に来られた.自分も16年前に新規開業する際に近隣の先生たちを菓子箱を持ってご挨拶に伺ったが気持ち良く挨拶に応じてくれた先生もいたが中には応対があまり良くなかった先生もいた.いわゆる商売敵になる訳だから心地良く思わない先生がいるのも仕方がない.

しかし遠くの親戚より近くの他人と言う様に近隣の先生とは仲良くおつきあいをして互いに助け合って行かなければならないのは当たり前で新規開業の先生が挨拶に来られたら気持ち良く何かあったらいつでも相談して下さいとウェルカムの姿勢で応対する事にしている.

自分が開業した16年前はまだ新規開業を取り巻く環境は悪くはなかったが現在は医療費削減の影響をもろに受け厳しさは増している.新規で開業しても一日の外来患者さんが少なくて四苦八苦している医院も少なくはない.医院に限らず個人で事業を立ち上げると言うのは大きな借金を抱えて人生を賭ける事なので失敗したら自己破産しかねない大きなリスクとなりうる.

ただ人生常に前向きに不退転の気持ちで頑張れば大概うまく行くものである.常にポジティブに生きて行くことが成功の秘訣だと思う.

昨日も山の様に検査が入り込んでさすがに婦長に少し愚痴ってしまった.すると婦長からそんなのやるしかないでしょうと一喝、そうやるしかないのである.


8月31日(月)

朝ドラの舞台となっている輪島は自転車で何度も訪れた事はあるがいつもさっと通過する事が多くて市内をゆっくり回る事は無かった.昨日は車だから焦る事も無く市内を散策出来た.輪島市内に足湯が楽しめる場所があるなんて知らなかったし、安くて美味しい海鮮丼が朝から食べられる場所があるのも知らなかった.

自転車の旅は移動時間を気にしながら走らなければならないのが欠点だが、車は暗くなっても問題ないから焦らなくても良い、毎日仕事に追いまくられてせわしい日々を過ごしているが早くゆとりのある人生が送れないものか?

そのためには早く後継者が育ってもらわなければならない.あと何年かかるのだろうか?人生ようやくゆとりができた頃には体力が無くなってしまったと言う事は避けたいものだ.

輪島の足湯

冬はとっても気持ち良さげ

輪島の海鮮丼 1500円


8月30日(日)

今日も雨、チャリも沢も行けないので帰省中の剣と二人で能登へドライブに出掛けた.輪島や珠洲に行った事がない剣のために一肌脱ごう.能登旅行は自転車が定番だが自転車で走ったコースを車でなぞってみるのも面白いかな.達成感は全くないが朝5時に起きて剣と二人でまずは輪島を目指す.7時前に到着、街中をブラブラして足湯でマッタリ、お腹もすいたんで早朝営業の店で海鮮丼を頂く、魚は新鮮だった.

満腹になって狼煙の灯台を目指す.初めて歩きで急坂を登ったが、よく自転車で登ったなと我ながら感動した.雨の狼煙を出て珠洲の軍艦島へ、雨の休日は人気も少なく、チャリダーも皆無だった.珠洲から桜峠へ、懐かしの桜峠でブルーベリーソフトを頂く、穴水に出てからは里山海道経由で一路金沢へ、午後には到着.

一体いつになったら休日が晴れるかな?


これ以前は全て消去しました。何を書いたかも覚えていません。

毎日が完全燃焼出来る様な日々を送りたい、人生は長い様で短い。

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