【巨人】坂本、初回失策帳消し弾 7年連続10号

2015年9月3日6時0分  スポーツ報知
  • 1回1死一塁、坂本の2ランに金沢のファンが旗を振って声援を送った
  • 1回、左越えに同点2ランを放つ坂本

 ◆巨人3―5ヤクルト(2日・金沢)

 節目の一発を弾丸ライナーで突き刺しても、ニコリとも笑わなかった。坂本は淡々とダイヤモンドを回った。

 「自分のミスが点につながってしまったので、何とか打ちたかった」

 初回1死一塁、小川から8月6日のヤクルト戦(神宮)以来となる左越え10号2ラン。初回の守備で失点につながった失策を帳消しにし、プロ3年目となる09年から7年連続2ケタ本塁打をマークした。巨人のショートで7年連続の2ケタアーチは最長。7度目の10発は広岡達朗、二岡智宏に並び最多タイとなった。

 前日1日まで勝利打点はチームトップの15で、チームは62勝。この日の試合前、およそ4分の1の勝利を自分のバットで挙げていたことを報道陣から伝え聞いたが、意に介さなかった。「それをもっと普通のことにしないといけないんです」。状況に応じてチーム打撃に徹することもあるが、理想のバッティングは試合を決める決勝打。全試合V打を目指して、勝負強さを持続させている。

 背番号6の先輩で、93年に同じ金沢での同カードでサヨナラ弾を放った、OBの篠塚和典氏(58)をほうふつとさせるメモリアル弾を放った。「なかなか来ることができない球場で、いい打撃を見せられて良かったです」。10年8月31日、金沢での同カードでも先頭打者アーチを放っていた。坂本がこの日の試合前、グラウンドに姿を現すと「カッコイイ~」と叫び、涙する女性ファンも出現。6回先頭からは左前にはじき返しマルチ安打として、金沢のG党を喜ばせた。

 運動量の多い遊撃のポジションを務めながらも、ホームランには人一倍のこだわりがある。球団のショートで、最長となる連続2ケタ本塁打にも「そこはもっともっとやれると思って、頑張っていきたいです」と言い切った。一発を量産するパンチ力に、勝負強さを兼ね備えた3番打者のバットが、リーグ4連覇のカギを握る。(中村 大悟)

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