松たか子、7年ぶり野田舞台!テーマは「人魚」4度目タッグ

2015年9月3日6時0分  スポーツ報知
  • 野田秀樹氏の新作で共演する(左から)松たか子、瑛太、井上真央、阿部サダヲ

 劇作家で演出家の野田秀樹氏(59)が率いる「NODA・MAP」の新作舞台「逆鱗(げきりん)」(来年1月29日~4月3日、東京芸術劇場プレイハウス)に松たか子(38)、瑛太(32)、井上真央(28)、阿部サダヲ(45)らが出演することが2日、分かった。2年半ぶりの新作となる今作は「人魚」がテーマ。松は7年ぶりの野田作品への出演。双方再タッグを心待ちにしていたといい、新たな「人魚伝説」が生み出されそうだ。

 13年秋に上演された「MIWA」以来、2年半ぶりの新作に、松や瑛太、井上、阿部という豪華キャストがそろった。このほど、ポスター用の写真撮影が行われ、主要キャストが一堂に会したというが、関係者によると「すでに一体感が生まれつつあった」といい、傑作への手応えを感じ始めているという。

 「逆鱗」は野田氏が少年時代に読書感想文を書いたという小川未明の童話「赤い蝋燭(ろうそく)と人魚」に刺激を受け、数年前から構想を温めていた作品。自ら志願して地上に現れた「人間のふりをした人魚」が、海中水族館で行われている人魚ショーで「人魚のふりをした人間」と出会い、水族館に巨大なものが運ばれてきたことから、物語が深く進んでいく―という、ファンタジーでありながら強いメッセージ性も抱えている。

 全キャストを当て書きしている脚本は鋭意執筆中。松は09年の「パイパー」以来7年ぶり4度目の野田作品となるが、そのブランクの間、第1子を出産するなど私生活でも大きな変化があったことから、野田氏によって新たな可能性を引き出されそうだ。瑛太と井上は「MIWA」から続投、阿部は「透明人間の蒸気」以来12年ぶりの野田作品出演。ほかの出演者にもワークショップを経て初参加する満島真之介(26)ら実力派がそろっており、舞台の上での演技合戦も期待される。

 93年に「NODA・MAP」を設立し、今作で20回目の公演。野田氏自身も今年12月に還暦を迎えることもあり、節目の作品。アンデルセンの「人魚姫」や宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」など人魚を描いた作品は多岐にわたるが、野田版の「人魚伝説」も大きな注目を集めそうだ。

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