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「難民受け入れ責任はEU加盟国で公平に」9月3日 9時22分
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中東などから大勢の難民や移民がヨーロッパに流入している問題で、ドイツとフランス、イタリアの3か国は、難民を受け入れる責任はEU=ヨーロッパ連合の加盟国が公平に負うべきだという点で一致し、必要な対策をEUに書面で求めました。
中東やアフリカからの難民や移民は、地中海を渡って最初に到着するギリシャやイタリアだけでなく、経済的に豊かなドイツやフランスなどにも押し寄せ、ヨーロッパが抱える大きな問題となっています。
この問題について、ドイツとフランス、それにイタリアの3か国の外相が、2日、イタリアのローマで協議しました。
イタリア外務省の発表によりますと、協議では、難民を受け入れる責任はEUの加盟国が公平に負うべきで、難民が最初に到着した国がその責任を負うことを義務づけた今の制度を見直す必要性で一致したということです。3か国はこうした内容を盛り込んだ書面をEUのモゲリーニ上級代表に送ったとしています。
EUは、今月14日に緊急の内相会議を開いて、難民の受け入れに関する各国の分担などを議論する方針ですが、今回の書面の内容についても検討するとみられます。
この問題について、ドイツとフランス、それにイタリアの3か国の外相が、2日、イタリアのローマで協議しました。
イタリア外務省の発表によりますと、協議では、難民を受け入れる責任はEUの加盟国が公平に負うべきで、難民が最初に到着した国がその責任を負うことを義務づけた今の制度を見直す必要性で一致したということです。3か国はこうした内容を盛り込んだ書面をEUのモゲリーニ上級代表に送ったとしています。
EUは、今月14日に緊急の内相会議を開いて、難民の受け入れに関する各国の分担などを議論する方針ですが、今回の書面の内容についても検討するとみられます。