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オバマ大統領 戦後の日米は「和解の模範」9月3日 7時10分
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日本が先の大戦で降伏文書に署名してから70年となる、2日、アメリカのオバマ大統領は声明を発表し、戦後の日本との関係を和解の模範だと称賛しました。「抗日戦争の勝利を記念する」として軍事パレードを行う中国をけん制するねらいもあるものとみられます。
オバマ大統領は声明で、まず「国を守り自由を広げるために太平洋の戦場に散った10万人を超えるアメリカ軍兵士らの究極の犠牲をたたえる」と哀悼の意を示しました。
そのうえで、「戦争の終わりは、日本との関係の新たな時代の始まりだった。かつての敵どうしが、アジア、そして地球規模で共通の価値観のために協力する強固な同盟国となったことは、和解の模範だ」と称賛しました。そして、「アメリカと日本のこうした関係は、今後何十年と続いていくと確信している」として、日本と今後も緊密な関係を維持していく考えを強調しています。
オバマ政権としては、戦争の歴史を乗り越えて和解することは可能だというメッセージを込めることで、軍事パレードを今回は初めて「抗日戦争の勝利を記念する」として行う中国をけん制するねらいもあるものとみられます。
そのうえで、「戦争の終わりは、日本との関係の新たな時代の始まりだった。かつての敵どうしが、アジア、そして地球規模で共通の価値観のために協力する強固な同盟国となったことは、和解の模範だ」と称賛しました。そして、「アメリカと日本のこうした関係は、今後何十年と続いていくと確信している」として、日本と今後も緊密な関係を維持していく考えを強調しています。
オバマ政権としては、戦争の歴史を乗り越えて和解することは可能だというメッセージを込めることで、軍事パレードを今回は初めて「抗日戦争の勝利を記念する」として行う中国をけん制するねらいもあるものとみられます。