取材記事について
このたびは、私(安藤光展)の執筆した取材記事について、読者の皆様、関係者の皆様に誤解を与えてしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
私が執筆した取材記事の執筆経緯をご報告させていただきます。
先日(8月25日朝)、ニュースメディアのハフィントンポストへ、取材記事『企業内社会起業の4年の軌跡–ANA「BLUE WING」』を寄稿させていただきました。そしてハフィントンポスト編集部(以下、編集部)に内容を確認いただき同日正午頃、掲載いただきました。
その後、昨日(9月1日)に記事を削除したとメールを編集部からいただきました。ウェブサイトにもその旨が掲載されております。
一部の方は、このページを見てステマ(ステルスマーケティング)だ、ということで拡散されており、非常に残念に思います。
編集部に問合せをしましたが、現状、本件に関するご回答をいただいておらず、具体的な削除基準などは一切わかりませんので推測でしかありませんが、どうやら私の記事が「PR記事」(記事広告)と判断されて削除となったようです。
メディア側にそう思われてしまったのは、全て私の執筆能力のなさであり、深く反省しております。
ユニークな取組みだったため、好意的な記述も多く、そのあたりが誤解を招く結果となってしまったのかもしれません。ハフィントンポストの該当記事と内容は異なりますが、参考記事としまして、当ブログ用に執筆・掲載した取材記事は『顧客も気軽に参加できる社会起業家支援プログラム–ANA「BLUE WING」』です。
しかしながら、記事削除は最新運営ルールに適していなかったとして、私は肯定も否定もしませんが、一度掲載承認をいただいたにも関らず、このように「ステマの疑いがある記事」としてアーカイブし掲示されてしまうのは、本意ではありません。
本件は、取材先より金品の授受はありませんし、過去の取材先との取引実績もありません。また、知人より取材先の担当者をご紹介いただき、2回にわたる取材や撮影をさせていただき執筆した記事であり、知人の会社からもまた、金品の授受をしてはおりません。
そして、文面も極端に持ち上げているということもなく、商品・サービスのPRでもなく、プロジェクトご担当者のインタビューを交えながらユニークな取組みや、担当者の方の想いなどを記事化した、という認識です。気持ちとしましては通常の「企業の先進事例取材記事」のつもりでした。ですので、いわゆるステルスマーケティングや景品表示法違反の解釈とは異なると、私個人は認識しております。
ライフワークとして企業のユニークなCSR(企業の社会的責任)や社会貢献活動を取材しており、元々興味があってヒアリングをするため、記事化する際にポジティブな面が強調されてしまうのは、致し方がない部分もあることだけはご理解いただきたいと考えております。CSRや社会貢献に積極的な企業の紹介はこれからも続けていきますし、それができる日本で数少ない人間だとも自負しております。
今後の取材記事に関しましては、誤解を生まぬよう、記事テーマの両面提示(良い部分も悪い部分も並記すること)や、好意的すぎる表現にならぬよう第三者視点をより取り入れたり、事実・報告をまとめるルポタージュの考えを取り入れたりし、記事執筆を心がけたいと思います。
約2年前より記事寄稿をさせていただいておりお世話になっているメディアですし、読者としても大好きなニュースメディアあるハフィントンポストですので、争うことなく双方が納得できる形に着地することが大前提であることは間違いありません。
このたびは、読者の皆様、関係者の皆様にご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
■追記・修正:2015年9月2日21:00
現在、編集部の回答待ちです。進捗があり次第、追記していきます。
■追記・修正:2015年9月3日8:45
文中に参考記事のリンクを追記しました。文末の誤字脱字修正と追記をしました。