海外訓練に参加している群山海警の「3010艦」が横浜港に入港し、歓迎を受けた。
群山海洋警備安全署は1日「海外災害対応力強化のため先月25日に群山港を出港した3010艦が、北太平洋パトロールを終え、最初の寄港地である横浜港に31日入港した」と発表した。
海警によると、1日の入港式には在日韓国人約30人が参加、横浜に初入港した海警の艦艇を花束と垂れ幕で大いに歓迎し、乗組員らの胸を熱くさせたという。
3010艦は2泊3日の予定で日本にとどまり、横浜海上保安部と防災基地を訪問、北太平洋における遡河(そか)性魚類の違法操業監視活動について情報を共有し、最新の救難装備や救助システムなど、日本の災害対応システムについて相互交流協力を強化する予定だ。
つづいて2日午前には横浜港を出港し、8日にはフィリピンのマニラ港に入港、フィリピンのコーストガードとの合同捜索救助訓練、現地の韓国人の緊急退避訓練や艦艇公開などを行う。