【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が２日発表した国際収支（速報値）によると、７月の経常収支は１０１億１０００万ドル（約１兆２２５０億円）の黒字だった。６月の１３１億４０００万ドルの黒字から減少した。
経常黒字は２０１２年３月から４１カ月連続。１９８６年６月から３８カ月続いた最長記録を更新し続けている。ただ、国内景気の低迷で輸入が輸出を上回るペースで減少し、貿易黒字が拡大する「不況型黒字」と言える。
商品収支（貿易収支に相当）の黒字は前月の１３１億４０００万ドルから１０８億６０００万ドルに減った。
サービス収支は赤字が前月の２５億ドルから１９億２０００万ドルに減少した。
給与・賃金と投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支は配当収入の減少で、前月の１６億８０００万ドルよりやや減少した１２億８０００万ドルの黒字となった。
経常移転収支は１億ドルの赤字を記録した。６月は２億２０００万ドルの赤字だった。