スパット理論でスペアを取ろう
■スパット理論

Spare. / James Alby
2投目でスペアを取りたいとき、皆さんは何を基準に投げていますか?実は、スペアコースは「スパット理論」というもので求めることができます。理論というと「何だか難しそうだな」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、実はただの「比の計算」です。このスパット理論はスペアを取る際に非常に有効なので、ご理解いただいて実際にボウリングをする際に使ってみてください。
Spare. / James Alby
2投目でスペアを取りたいとき、皆さんは何を基準に投げていますか?実は、スペアコースは「スパット理論」というもので求めることができます。理論というと「何だか難しそうだな」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、実はただの「比の計算」です。このスパット理論はスペアを取る際に非常に有効なので、ご理解いただいて実際にボウリングをする際に使ってみてください。
■3:1:2理論

3:1:2理論はレーン上に相似な三角形から求められたものです。
結論から申し上げます。
同じスパットを通した場合、
ボール到達地点3枚ずらす⇔リリース位置1枚、立ち位置を2枚ずれる
数式で表すと、
移動板目数
ボール到達地点:リリース位置:立ち位置=3:1:2
上の黄色部分を覚えてください。
例えばボール到達地点を12枚左にずらしたい場合は、
ボール到達地点:リリース位置:立ち位置=3:1:2=6:2:4
同じスパットを通してリリース位置を2枚、立ち位置を4枚右にずらします。
注意事項として、レーンコンディションや助走の方法(まっすぐ歩く・斜めに歩く)の違いにより誤差が生じます。
■スペアへの応用例

306/365 / _rockinfree
よくある応用例を示す前に、暗記事項と応用例を説明するための前提条件を示します。
・覚えていただきたいこと
ピンとピンの間 5.5枚
1番ピン 20枚目にある
ポケット(1番ピンと3番ピンの間) 17.5枚目
・前提条件
1投目の立ち位置が分かっている(右から2番目のスパットを通す)
10番ピンをとる立ち位置が分かっている(真ん中のスパットを通す)
○1投目コースのスパットを通して7番ピンを倒す

私の場合、ポケットより左側のピンは1投目コースから変更します。
ボール到達地点はポケットの17.5枚目から7番ピンのある36.5枚目に移動します。
移動距離は36.5-17.5=19枚ですが、分かりやすく18枚にしましょう。(左の図:一番上の数字)
3:1:2理論より、
ボール到達地点:リリース位置:立ち位置=3:1:2=18:6:12
よって、リリース位置は6枚、立ち位置は12枚右へずれます。
○10番ピンコースのスパットを通して9番ピンを倒す

私の場合、ポケットより右側のピンは10番ピンコースから変更します。
ボール到達地点は10番ピンから9番ピンへ移動します。
移動距離は5.5枚(上記の覚えていただきたいこと参照)ですが、分かりやすく6枚にしましょう。(左の図:一番上の数字)
3:1:2理論より、
リリース位置:立ち位置=3:1:2=6:2:4
よって、リリース位置は2枚、立ち位置は4枚右へずれます。
■アウトプットをする

Spare (#56) / j / f / photos
頭で理解しても実際に使えないと意味がありません。スペアを取る際は「3:1:2理論」を思い出して、計算するクセを付けてください。無意識に計算するようになったら初心者脱出です。
3:1:2理論はレーン上に相似な三角形から求められたものです。
結論から申し上げます。
同じスパットを通した場合、
ボール到達地点3枚ずらす⇔リリース位置1枚、立ち位置を2枚ずれる
数式で表すと、
移動板目数
ボール到達地点:リリース位置:立ち位置=3:1:2
上の黄色部分を覚えてください。
例えばボール到達地点を12枚左にずらしたい場合は、
ボール到達地点:リリース位置:立ち位置=3:1:2=6:2:4
同じスパットを通してリリース位置を2枚、立ち位置を4枚右にずらします。
注意事項として、レーンコンディションや助走の方法(まっすぐ歩く・斜めに歩く)の違いにより誤差が生じます。
■スペアへの応用例
306/365 / _rockinfree
よくある応用例を示す前に、暗記事項と応用例を説明するための前提条件を示します。
・覚えていただきたいこと
ピンとピンの間 5.5枚
1番ピン 20枚目にある
ポケット(1番ピンと3番ピンの間) 17.5枚目
・前提条件
1投目の立ち位置が分かっている(右から2番目のスパットを通す)
10番ピンをとる立ち位置が分かっている(真ん中のスパットを通す)
○1投目コースのスパットを通して7番ピンを倒す
私の場合、ポケットより左側のピンは1投目コースから変更します。
ボール到達地点はポケットの17.5枚目から7番ピンのある36.5枚目に移動します。
移動距離は36.5-17.5=19枚ですが、分かりやすく18枚にしましょう。(左の図:一番上の数字)
3:1:2理論より、
ボール到達地点:リリース位置:立ち位置=3:1:2=18:6:12
よって、リリース位置は6枚、立ち位置は12枚右へずれます。
○10番ピンコースのスパットを通して9番ピンを倒す
私の場合、ポケットより右側のピンは10番ピンコースから変更します。
ボール到達地点は10番ピンから9番ピンへ移動します。
移動距離は5.5枚(上記の覚えていただきたいこと参照)ですが、分かりやすく6枚にしましょう。(左の図:一番上の数字)
3:1:2理論より、
リリース位置:立ち位置=3:1:2=6:2:4
よって、リリース位置は2枚、立ち位置は4枚右へずれます。
■アウトプットをする
Spare (#56) / j / f / photos
頭で理解しても実際に使えないと意味がありません。スペアを取る際は「3:1:2理論」を思い出して、計算するクセを付けてください。無意識に計算するようになったら初心者脱出です。
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