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インドネシア高速鉄道 大統領が採用決定へ9月2日 23時26分
インドネシアが導入を計画している高速鉄道を巡り、日本と中国が受注を目指すなか、インドネシア政府は2日夜、関係閣僚による会議を開き、日中どちらの計画案を採用すべきかについて議論し、一定の結論に達しましたが、内容については明らかにしませんでした。
インドネシアの首都ジャカルタと、東におよそ140キロ離れたバンドンを結ぶ高速鉄道計画を巡っては、日本が新幹線方式の輸出を目指す一方、中国も自国の高速鉄道の売り込みを進めています。
インドネシア政府は、日本時間の午後7時前から経済政策を担当する6つの省庁の閣僚による会議を開き、日本と中国のどちらの計画案を採用するべきか、およそ2時間半にわたって意見を交わしました。
会議終了後、ナスティオン経済担当調整相は記者団に対し、「政府としての結論は出たが、最初に大統領に報告するので、ここでは内容を明らかにできない」と述べました。
経済担当調整相は会議の中で、閣僚から、日本の計画案について技術面を評価する意見が出た一方、中国の計画案について経済的な波及効果を評価する意見が出たことを明らかにしましたが、議論の詳細については言及しませんでした。
会議の結論は3日、ジョコ大統領に報告され、日中どちらの計画案を採用するか最終的に大統領が決定を下すことになっています。
インドネシア政府は、日本時間の午後7時前から経済政策を担当する6つの省庁の閣僚による会議を開き、日本と中国のどちらの計画案を採用するべきか、およそ2時間半にわたって意見を交わしました。
会議終了後、ナスティオン経済担当調整相は記者団に対し、「政府としての結論は出たが、最初に大統領に報告するので、ここでは内容を明らかにできない」と述べました。
経済担当調整相は会議の中で、閣僚から、日本の計画案について技術面を評価する意見が出た一方、中国の計画案について経済的な波及効果を評価する意見が出たことを明らかにしましたが、議論の詳細については言及しませんでした。
会議の結論は3日、ジョコ大統領に報告され、日中どちらの計画案を採用するか最終的に大統領が決定を下すことになっています。