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共産党市議団5人を告訴 長野、安保チラシで保守系市議

 「戦争法案」推進に賛成したとチラシに名前を書かれ名誉を傷つけられたとして、保守系会派の長野市議が、共産党市議団の市議5人を名誉毀損の疑いで長野地検に告訴し、受理されていたことが分かった。1日付で受理された。

 告訴した市議によると、共産党市議団は8月15日、地元紙の折り込みチラシに「議会で戦争法案推進の意見書に賛成した議員」として、保守系会派と公明党の複数の市議の名前を掲載した。チラシは市内に約10万部配られたという。市議は「安保法案は戦争法案じゃない。意見書は慎重審議を求め、国民に分かりやすい説明を求めるものだった」と話した。

 一方、共産党市議の1人は「戦争法案は反対する団体が共通して使っている名称。市議が議会の中で取った態度を市民に知ってもらって何が問題なのか」と反論している。

 長野市議選(定数39)は6日に告示、13日に投開票される。

(中日新聞)

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