どうもこんにちは。
さっそくですが是非見て頂きたいものがあります。それはこちら!
どうですか?このブログにあるまじきオシャレさ!
と、いうのもそのはず。
このタピオカジュース、実は東京藝術大学の文化祭のデザイン科有志団体「たぴおに」の皆様がつくったものなのです。
このオシャレな感じもそれなら納得ですね。
はらぺこグリズリー、今年で4回目となりますが、今回の藝祭も楽しみです!
入場料なんと無料!!
お暇な方は是非行ってみてください!!
東京藝術大学の学生さんとのコラボが決まりました!
とまあ勢いに任せて書きましたが、「料理ブログが急によその大学を持ち出してコイツ何言ってんだ?」と思った方。
大丈夫。筆者は正気です。
というのもなんと!東京藝術大学の藝祭にデザイン科有志団体でタピオカドリンクを出品する
「たぴおに」と当ブログ「コスパ最強!!一人暮らしの簡単節約料理レシピ」がコラボ致しました!!!
(↑今回のコラボレーションを快く受け入れて下さった東京芸術大学デザイン科の模擬店たぴおにの皆さん)
これが証拠のツイートです!!!
実は、今回有名な料理ブロガーさんとコラボさせて頂いてます!試飲会にも参加していただきました^^私たちを紹介していただいた記事も載っているので是非ご覧ください!/コラボしていただいたブログです! http://t.co/ITbb3aoVDL
— 藝祭15店舗デザ科1年/たぴおに (@2015geide1tenpo) 2015, 9月 2
なんと今回縁あって、東京藝術大学の学生に混じってタピオカドリンクの試飲会に参加させて頂き、恐れ多くも味付け等のアドバイスなどをさせて頂きました!!
[http://twitter.com:embed:cite]
↑相互フォローまでさせて頂きました。嬉しい!
最初の写真は試飲の時のものです。濃厚でマイルドなおいしさにタピオカの食感が加わっていい感じに仕上がりました。
ちなみにこちらの和菓子は今回模擬店の店長を務める岡田さんが大学の課題で作ったという一品。
↑芸術性の高い人間が料理をするとこんなに素晴らしい逸品が完成するんですね!!
藝大生という時点で既にすごいのに料理まで出来るとかどこの完璧超人でしょうか。
もう彼が料理ブログをやった方がいいんじゃないですか?
こちらの和菓子は白玉粉、水あめ、砂糖、フルーツ缶のシロップ、道明寺粉、着色料、そしてアガーを使っているそうです。ん?アガー??
そう、筆者が出会ってきた中でも指折りの料理人である岡田さん。今回の藝祭で「たぴおに」の店長を務める彼は芸術方面だけでなく、料理に関しても妥協をすることなく徹底した味、見た目を追及している人物。
このアガーというものは簡単に言うとゼラチンや寒天のようなものなのですが、アガーはゼラチン、寒天を上回る透明度を出してくれるのが特徴です。
さらに無味無臭のため、高い透明度で素材の味、香り、色合いを残してくれるという見た目にこだわった和菓子にとってまさに相性バッチリの材料です。
そんな料理もすごいハイスペック芸大生の方々とこの料理ブログを運営するはらぺこグリズリーが協力して作り上げたものこそが、今回のタピオカドリンクなのです!
そして当然ただのタピオカドリンクではありません!
模擬店で提供するためどうしても工程を簡略化する必要はありましたが、今回は逆に限られた条件でおいしさを追求すると挑戦でもありました。
・いかにシンプルな作り方でバランスの取れた甘さを出せるのか?
・一番いいドリンクとタピオカの配分を調整はどのくらいなのか?
・飲みやすい温度にするための氷の量はどのくらいなのか?
等様々なことにこだわり抜きました!
せっかくなので、当日提供するメニューの中で藝大生の方々も筆者も満場一致で「一番おいしい!」と言われた自信作、「いちごみるく」味のおいしさの秘密をちょっぴりご紹介したいと思います!
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ここが凄い!「たぴおに」のいちごみるく!!
さて、いちごに期待するおいしさと言えば、「甘酸っぱさ」と「癖になる甘さ」でしょう。
通常これらは相反する味であり、中々両立させるのは難しいことです。
しかし、「たぴおに」でつくったのはこの2つの魅力を併せ持つ、いわば「ハイブリッドいちごみるく」
というのも、いちご味のシロップ、そしていちごジャムの両方を材料として使用しているからこそ生み出すことができたのです。
加えてミルクの方もいちご味が加わることを前提とした濃さ、量に調整しています。
そしてさらに!このタピオカドリンクには宣伝動画まで存在しているのです!
個人的にこういう個性的な作品は大好きな性格なので一発で気に入りましたとも!
これを見ればタピオカドリンクが嫌いな人でさえ飲んでしまうかもしれませんね!
当日はぜひこの研究され尽くしたタピオカジュースを賑やかな藝祭の空気を楽しみつつ、屋外の広場で飲んでみてください!!
今回のコラボが実現した経緯
ところで、なんで筆者のようなただの一人暮らしと東京藝術大学という名前からして、このブログで書くのもおこがましいような方々とコラボすることになったのでしょうか?
今回のキーを握る人物がこちら。
↑※もちろん本人の了承を得て掲載しています。
名前:麻生
筆者とは古くからの友人で東京芸術大学に通う現役の芸大生です。
上記の宣伝動画の製作者でもあります。
彼とは、高校生のころに一緒にザリガニを釣っていた頃からの付き合いでよく一緒に将棋を指したり、
彼がデザインして筆者がコードを書いて一緒にwebサービスやアプリを作ったり
またある時は行き先を決めずあてのないドライブ出かけたりする仲です。
色々書きましたが、とにかく仲の良い友人の一人です。
(将棋大好きなのでいつかブログで将棋について熱く語ってみたいです。。)
さらにこのブログのアイコンとしてご好評いただいているこちら↓
今でこそこのブログのトレードマークとなったこのロゴですが、実はこれを考案、デザインしてくれたのは麻生君なのです。実際大恩人です。
よくわかるコラボレーションへの流れ
※いつものように将棋を指しながら
筆者「今年の藝祭いつだっけ?」
麻生「9月の4、5、6だね」
筆者「なんかいいよね藝大ってコラボとかできたらカッコいい」
麻生「聞いてみようか?」
筆者「え?」
麻生「知り合いでタピオカの模擬店出すところがあるんだよ。聞いてみるね」
筆者「あ、はい」
※数日後…
麻生「ぜひやりたいって〜」
筆者「嘘ぉ!!!」
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藝大生に聞いた藝祭の4つの見どころ!
①迫力の御輿!
デカァァァァァいッ説明不要!!写真はまだ制作途中のものですが、なんと完成すると2メートルを超え、かつぐと3メートルを超えるというのですから驚きです!
この段階だと心棒はもう建てたあとで、大まかなカットが済んだところだそうです。この次は細部を彫りこんでいき、下地剤を塗って着色をしていくそうです。
こちらは完成版の模型で「マケット」と呼ばれるもの。
↑ミニチュア版だとウリ坊のようでかわいいですね!
これだけ大きいのでどこの学科も1ヵ月くらい前からつくり始めているとか!
モチーフを考え、デザイン画、マケットをつくり…という工程も含むとそれこそ数か月もかけていることになりますね。
過去3回藝祭に行きましたが、こういった舞台裏を知ると改めて芸術というのは全くすごい世界だと思います…。
御輿は学科ごとに作るそうなので、今年ですと8つもの大きな御輿がつくられているそうです。
さらに上野公園で行われる御輿を担いだパレードは藝祭の名物!
長年続く藝祭の伝統的なイベントであり、揃いの法被を着た学生さん方がサンバ隊に先導されながら御輿を担いで上野公園を練り歩いていくというもの。
さらにその後各団体の個性と特徴を生かしたパフォーマンスを披露する「御輿アピール」も実施されるようです!
筆者は過去3回の藝祭に行っていますが、やっぱりこれが最大の目玉だと思います。(麻生もそう言っていましたので多分間違いありません。)
ド派手!熱気!お祭りだ感!を最大に味わえるのがこの御輿ではないでしょうか。
御輿関係のイベントのスケジュールは
4日(金)
「御輿パレード」…10:00~14:40(大学を出発して上野公園へ、アピールを経て再び大学へ、というルート)
「御輿アピール」…12:00~12:30(上野公園噴水前広場)
5日(土)
「渡御」…10:40~11:40(JR上野駅とJR御徒町駅の間くらいにある上野六丁目商店街)
となっていますが、御輿はこの時間外にも藝大構内に置かれじっくりと見ることが出来ますので是非見てもらいたいと思います。
またいつ行っても何かしらのイベント(サンバ、ミス藝大、演奏、ライブなど…)が開催されていますので安心ですね。
②校内展示・藝大の中を見て回れる!
開催している3日間の9:00~17:00の間自由に棟に入って学科ごとの作品を見て回ることができます。
東京藝術大学には多くの学科があり、例えば例の友人麻生くんはデザイン科。去年彼と仲間が作った作品は映像作品でした。
youtu.be
芸大生ならではのとても前衛的な作品ですね!!!
他にも絵画科日本画専攻、作曲科、建築科、先端芸術表現科、彫刻科…とそれぞれ絵画や彫刻など魅力たっぷりの作品を楽しめるんじゃないかとのことです。
美術校舎では中央棟、絵画棟、彫刻棟、金工棟、そして総合工房棟で、音楽校舎は大学会館で学生の方々の作品を見学することができます。
↑彼の撮って来てくれた食堂の写真。
そして基本的に大学と言うものは関係者以外立ち入れません。
今回の記事で掲載している写真も例の友人麻生くんに頼んで撮ってもらったもの、コラボ先の「たぴおに」の方が資料として下さったもの、そして去年の藝祭で撮影したものです。
たまに構内を犬の散歩させているおじいさんとか学食に集まるおばさま方がいますが、施設の中にまではなかなか入れないもの。
この入りづらさがなくなり堂々と見て回れる数少ない日が藝祭の開催日。
入場無料で誰でも入れますよ!
↑当日はもっと模擬店や学生の皆さん、入場者の方々などで賑やか。
藝祭というとどうしてもイベントや御輿が目立ちがちではありますが、大学自体は本来勉強の場。
この藝祭はその彼らが普段どんな空間でどんな作品をつくっているのかを知ることができるチャンスでもあるのです。
大きな石膏像が集まった広間や、普段作品づくりを行う部屋などに実際入っていくこともできます。
模擬店などで賑やかな空気にちょっと疲れたら一転静かで落ち着いた建物内に入って休憩&リラックスとしてもオススメできそうですね。
③藝祭は美味しい!
模擬店ではケバブ、ワッフル、キーマカレーに焼き鳥、モツ煮、焼きそば…そしてタピオカジュースなどおいしいものがたくさん!
でも、実は学食も普段通り開いているのを知っていました?
一般参加者だから割高、なんてことはないのでちょっとガッツリお腹が空いてきたら行ってみるのはどうでしょう?
学食も美術校舎と音楽校舎の2カ所にあり、いろいろなメニューがありましたよ!
↑こちらは美術校舎側の学食の名物でアド町で紹介されたこともあるという「バタ丼」。
こちらはお肉も乗っている「スペシャルバター丼」で肉なしは「バター丼」になるそうです。
とにかくスタミナが付きそうなバターの味も濃厚なごはん、もやし、豆腐、肉そして目玉焼きが乗って600円!しかも味噌汁付き!
↑一方スタンダードな学生食として知られたカツカレー。カレーって作る人によってまた違った美味しさがありますよね!こちらは550円で大満足のボリューム。出先でカレーを食べようと思うとどうしても高くつきがちですが、非常にリーズナブル!ビバ!学食!
④道中も楽しい!愉快な上野公園
東京藝術大学にへはどの駅から行く途中でもおそらく通ることになるのが上野公園です。公園内には上野動物公園、
国立科学博物館に東京国立博物館
などの多くの施設、他にも正義超人ロビンマスクと悪魔超人アトランティスが激闘を繰り広げたことで有名な不忍池、多彩なストリートパフォーマンスで毎日賑わっています。
普通に通過するだけで何かしらの建物などが目に入ってきてとても楽しいところだと思います。
麻生ら学生の方々からして見ればいつもの通学風景なのでしょうがうらやましい限り…。
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東京藝術大学・藝祭について
大きな御輿や豊富な展示物、イベント、おいしい模擬店など、見て楽しい食べておいしい藝祭は9月4日(金)、5日(土)、6日(日)の3日間上野の東京藝術大学で開催されます。
普段芸術とかに全く興味の無い筆者でも3回行くほど楽しい藝祭に皆様も行ってみてはいかがでしょうか?
そして是非タピオカジュース飲みに来てください!!
(東京芸術大学デザイン科たぴおにの皆様)
模擬店「たぴおに」について
営業時間(4日、5日):9:00~20:00(19:50に提供終了)
営業時間(6日):9:00~19:00(18:30提供終了)
場所:美術校舎(入って右手に大きな建物がある方)から入り、図書館脇を直進した先の模擬店広場
メニュー:いちごみるく、メロンカルピス、ミルクティーほか
たぴおに公式ツイッターtwitter.com