佐野氏「模倣ではないけれども…。自分と家族に誹謗中傷」
スポーツ報知 9月1日(火)18時27分配信
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長(72)が1日午後、都内で会見し、デザイナーの佐野研二郎氏(43)が制作した公式エンブレムの使用を取り下げると正式発表した。佐野氏は会見を欠席した。
【写真】取り下げられたデザインと、その原案と修正案
武藤氏は、この日、午前に佐野氏、審査委員代表の永井一正氏(86)と三者会談を行い、使用取り下げで一致したと明かした。席上、佐野氏は「私はデザインが模倣であるということで取り下げるのではなく、模倣ではないけれども、昼夜を問わず、自分と家族にいろいろな誹謗(ひぼう)中傷がなされることが続いている。デザイナーとして五輪に関わるのが憧れ、夢だったけれども、今や一般国民からは受け入れられない。むしろイメージに悪影響を及ばせてしまう。(デザイン)原作者として提案を取り下げたい」と語ったという。
関連テーマ
テーマとは?バンコクテロ1週間 見えぬ背景
20人が犠牲になったバンコクの爆破テロから1週間。容疑者の国籍や人名が特定できず、事件の背景は見えぬまま。
読み込み中…