フランスの古美術商兼アーティスト、Seigik 様とその作品について紹介させていただこうと思います。
Serge Davoudian “Sergik” 様(以後 Sergik さん)は、フランスで古美術商として、二十年以上に渡り、扇子を専門に扱ってこられた方です。
その一方で、アーティストとしても活動されていて、多くの個展やグループ展に参加されています。最近では、扇子デザイナーとして知られるフランス人のアーティスト、Sylvain Le Guen さんと四本の扇子を共同製作し、ロンドン南東部の町、グリニッジにある扇子博物館で催された扇子博覧会、Air a la Mode (2011)にて発表しました。
今回、ご自身の作品制作にあたって、当社の白扇をお選びくださりました。完成のご連絡をいただいたので、ここでその内の一つ、”ventails d’ Hiver” を、紹介させていただきます。
まず、Sergik さんからの自己紹介のメッセージから。
“I have always drawn spontaneously, like a flash photograph, with all the elements of chance that entails. The origin, origins, those moments of passage between animal and human, this first transition fascinates me. I am like a caveman on horseback, riding between Perception and Representation.”
それでは、ご覧ください。
作品名は、”ventails d’ Hiver” 日本語に直訳すると、「冬の面頬」です。
サムネイルをクリックすると、大きな画像でご覧になれます。
いかがでしたでしょうか。
Sergik さんのサイトには、この他の作品もたくさん掲載されております。
ぜひ、以下のリンクより、ご覧ください。 *英語
http://lecurieux.com/EVENTAIL_SERGIK_ACCUEIL.htm
http://lecurieux.com
ロンドン、グリニッジの扇子博物館のサイト *英語
http://www.thefanmuseum.org.uk/
同博物館サイト内 Air a la Mode (2011)の紹介ページ *英語
http://www.thefanmuseum.org.uk/airalamode.html