バンコク爆弾テロ実行犯逮捕 首相発表、ウイグル出身か【バンコク共同】タイ暫定政権のプラユット首相は1日、首都バンコクで8月17日に起きた爆弾テロの実行犯としてカンボジア国境付近で男を逮捕したと発表した。タイの複数のメディアによると、男は中国のパスポートを持ち、出身地の欄に新疆ウイグル自治区と記載されていた。 ウイグル族の関与が事実であれば、イスラム教徒が多い少数民族ウイグル族への抑圧的政策を取る中国の国内問題が、国外での大規模テロという異例の事態に発展したことになる。 テロの動機として、中国から逃れてきたトルコ系ウイグル族をタイ政府が拘束、7月に中国に強制送還したことへの報復との見方が出ていた。 【共同通信】
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