政府・与党:民主と維新接近に冷ややか 理念の不一致指摘
毎日新聞 2015年08月31日 21時34分(最終更新 09月01日 02時11分)
民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表が31日、野党勢力結集に向けて会談したことについて、政府・与党は冷ややかに受け止めている。
自民党の谷垣禎一幹事長は31日の記者会見で「大同団結を支えるものは何なのか。どういう旗印、理念で党を作るのか」と民維の接近をけん制。民主党政権の「失敗」も引き合いに出し、「政権を取って3年3カ月でばらばらになった原因はそこにあった」と述べ、理念の一致しない政党の運営は難しいと強調した。
一方、同日の自民党役員会では、高村正彦副総裁が維新の党との安保関連法案の修正協議について「真摯(しんし)に対応してもらえればこちらも真摯に対応したいという気持ちに変わりはない。しかし、よく(維新の動向を)見極めなければならない」と発言した。ただ、維新との合意は困難になりつつあるのが実情だ。
菅義偉官房長官は記者会見で「国会会期中であり、実質的に分裂に至ったわけではないので、どのような動きになるか推移を見守りたい」と述べた。【影山哲也】