トップページBusinessニュース楽天 小規模事業者に電力小売りへ
ニュース詳細

楽天 小規模事業者に電力小売りへ
8月31日 20時17分

楽天 小規模事業者に電力小売りへ
k10010211081_201509010203_201509010206.mp4
ネット通販大手の「楽天」は、大手商社「丸紅」と提携し、通販サイトに登録している出店者など、これまで電力販売が認められていなかった小規模な事業者を対象に、来年4月以降、電力の小売りに乗り出すことを発表しました。
発表によりますと「楽天」は、来年4月以降、通販サイト「楽天市場」に登録しているおよそ4万2000の出店者と、旅行予約サイト「楽天トラベル」に登録する宿泊施設など、小規模な事業者を対象に電力を販売するということです。
これらの事業者は契約電力が50キロワット未満で、これまでは大手電力会社しか電力販売が認められていませんでしたが、法改正によって来年4月以降、どの企業でも販売ができるようになります。楽天は、再生可能エネルギーや火力などの発電所を持つ丸紅から電力を調達し、沖縄を除く全国で電力事業に乗り出します。
また、楽天は来年4月から自由化される家庭向けの電力販売への参入も検討しているということで、5年後には電力市場の5%のシェア獲得を目指すということです。
楽天の菅原雄一郎エネルギー事業長は31日開いた記者会見で、「通信事業が自由化されたときのように巨大企業に対してベンチャー企業が挑み、電力業界にチャレンジャーがいる状況を作り上げたい」と述べました。

関連ニュース

k10010211081000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ