海軍のアン・ホギ少領(少佐に相当)=35=115回、イ・ドンベク上士(下士官の2番目の階級)=36=59回、パク・ソンレ上士(37)50回。この3人がこれまでに献血した回数だ。全て合わせると224回になる。
海軍の潜水艦「安重根(アン・ジュングン)」(1800トン)に乗り組んでいる幹部3人がそれぞれ50回以上献血し、大韓赤十字社から「献血功労者金賞」を手にした。乗組員が40人ほどで勤務条件がきつい潜水艦にあって、献血功労者金賞を3人も受けるというのは今回が初めてだ、と海軍は説明した。
アン少領は海軍士官学校1年生だった2000年、同期生1人が急性白血病にかかり、輸血を必要としているとの話を聞き、献血を始めた。血液の全ての成分を提供する全血献血を25回、血小板成分献血を26回、血漿成分献血を64回行った。献血回数59回のイ上士は「高校生だった1997年、韓国で輸血用の血液が不足し、海外から輸入しているというニュースに接し、献血を始めた」と話した。イ上士は健康な人でも年間5回以上は難しい全血献血を計40回したという。パク上士は今月19日、献血回数50回を達成した。