編集委員・氏岡真弓
2015年8月31日20時18分
高校生が教室で自分のスマートフォンを使って意見を発表する。空いた時間には予備校講師の動画をスマホで見て、苦手な分野を学習できる。そんな取り組みを奈良市立一条高校が来春から始める。動画は企業が無料で提供し、奈良教育大が効果を検証する。学校内での使用が禁じられることの多いスマホを高校が活用するのは、珍しい試みだ。
奈良市、奈良教育大、オンラインの学習サービス「受験サプリ」を運営する「リクルートマーケティングパートナーズ」が31日に発表した。
奈良市教育委員会は当初、タブレット端末の導入を検討していた。だが、生徒がふだんから使っているスマホを活用する案が出て、発想を変えたという。スマホは同校の9割以上の生徒が持っている。
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