山の日:大分で制定記念祭 1年後から新たな祝日に

毎日新聞 2015年08月11日 22時00分(最終更新 08月11日 22時21分)

「山の日」制定記念祭で宣言を読み上げる小学生=大分県九重町で2015年8月11日午前11時42分、楢原義則撮影
「山の日」制定記念祭で宣言を読み上げる小学生=大分県九重町で2015年8月11日午前11時42分、楢原義則撮影

 新たな国民の祝日「山の日」をちょうど1年後に控えた11日、「九州の屋根」と呼ばれる、くじゅう連山を望む大分県九重町(ここのえまち)の長者原(ちょうじゃばる)園地で制定記念祭があり、参加者が「山に親しみ、山の恩恵に感謝しよう」と誓った。

 来年から毎年8月11日が祝日になる。この日の記念祭には、全国「山の日」協議会会長の谷垣禎一・自民党幹事長、超党派議連会長の衛藤征士郎・元衆院副議長、大分県の広瀬勝貞知事らが出席。衛藤氏は「地元の山に登りふるさとを再認識しよう」と呼びかけた。歌手の芹洋子さんはヒット曲の「坊がつる讃歌」などを熱唱。地元の小学生4人が「かけがえのない山を守り育て、次世代に伝えます」と宣言した。「山の日」本番に当たる来年の8月11日は、長野県松本市・上高地で大会を開く。【楢原義則】

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