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【政治】

野党4党首がデモ参加 廃案に向け決意表明

 民主党の岡田克也代表ら野党四党首は三十日、国会周辺で行われた安保関連法案反対を訴えるデモに参加し、国会正門前でそれぞれ廃案に向けた決意を表明した。岡田氏は「多数の国民が危機感を持って怒っていると安倍政権に分からせなければいけない。十年、二十年たって『あの時あなたたちは何をしていたのか』と言われないよう徹底的に頑張る」と訴えた。共産党の志位和夫委員長は「審議すればするほど、安倍政権はまともな答弁ができず、追い詰められている」と指摘。「ここまでぼろぼろになった戦争法案は廃案にするしかない」と強調した。

 「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎共同代表は「私は今までこういう集会に顔を出したことはほとんどない。しかし今回だけは危険な法案を阻止しなければならないという思いで皆さんの前に立った」。社民党の吉田忠智党首は「安倍首相の積極的平和主義は時代遅れだ。平和憲法の理念を生かす安全保障政策こそ求められる」と主張した。

 

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