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朝鮮学校で地域交流の催し
08月30日 17時48分
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朝鮮半島の文化に理解を深めてもらおうと、札幌市の朝鮮学校で、伝統的な踊りや料理などを通じて地域の人たちと交流する催しが開かれました。
札幌市清田区にある北海道朝鮮初中高級学校は、児童と生徒およそ60人が通う道内でただ1つの朝鮮学校で、2年に1度、文化を紹介する催しを開いています。
30日は校庭に特設のステージが設けられ、朝鮮学校の女子生徒たちが伝統的な踊りを披露したほか、地元の平岡中学校の吹奏楽部と合同のコンサートも行われました。
また、会場には日本のお好み焼きのような「チヂミ」や、もちを煮込んだ「トッポギ」の屋台が並び、買い求める人たちで長い行列ができていました。
このほか、民族衣装の「チマチョゴリ」を試着するコーナーでは、家族連れなどが鮮やかな色合いの衣装に袖を通し、記念の写真を撮っていました。
試着した白石区の50代の女性は、「色使いがとても美しく着ることができてうれしいです。
国どうしの関係では難しいこともありますが、市民レベルの文化交流は大切なことだと思います」と話していました。
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