俺は投票企画が大好きだ。破壊屋でも投票企画やっているけど、うちの場合は自作投票フォームがあるので集計に煩わされることはない。ツイッターの映画ベスト系もキレイな投票が多くて数えるのが楽でした。
しかしネット上の投票企画を見ていると、集計する人のことを考えていない投票者が多い!特に音楽系の投票は酷いことになっている。
投票者のマナーが良い投票企画と言えば、2ちゃんねるの映画ベストだ。
集計者がWebサービスを使ったり、細かく投票フォームを決めればある程度は回避できるかもしれないけど、投票者を縛りたくない集計者の気持ちもよくわかる。
だから投票者はもう少し気を使ってあげても良いと思う。「集計お疲れ様です!」はよく見かける言葉だけど、実際に集計がお疲れになる投票例を上げる。
ブログのリスト機能を使ってない
リスト機能を使ってないブロガーは本当に多い。そういうブログだと集計者は何回も何回もコピペする羽目になる。
もっと酷いブロガーだと解説の本文中や、記事の最後に投票対象を書く。集計者に全て読ませたいのか。
正規表現のことを考えていない
「正規表現って何?」と思った人はその意味を知る必要はない。ただ記号を使うときは記号の意味を統一するというのを守ってほしい。以下が守ってない例。
半角記号と全角記号を同時に使っている
()と()みたいに。半角カッコと全角カッコを同時に使う人は多い。まず俺がよくやってしまう。
タイトルに含まれる文字を使ってリストを作る
・トム・クルーズ
・ジョニー・デップ
上記のようにナカグロを別の意味で使う人多し。
順位との区切り文字に半角スペースを使う
悪い例。
1位 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
これって正規表現を使って「半角スペース前を全て削除する」と『王の帰還』しか残らないんだよね。
良い例は以下。区切り文字にコロンを使っている。
1位:ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
余計な情報を入れる
例えばタイトルの隣に個人の感想を書かれたりすると、どこまでがタイトルなのかパッと見わからない。
改行を順位分け以外で使う
こういう風に、改行が順位分け以外で使われると自動集計は不可能になる。
1位 ゴーン・ガール
デヴィッド・フィンチャー監督
2位 インターステラー
クリストファー・ノーラン監督
機種依存文字を使う
環境にもよるけど「?」とかに変更される。
半角カタカナを使う
集計から除外されるレベル。
調べないで投票する人
「テレビでやっていたアレ」みたいにタイトルを書かない人もいる。
逆順に書く人
順位集計している人たちは上から集計するプログラムを作っていると思う。
というわけで心当たりがある人は今度から気をつけてあげよう。多くの集計者は紙と鉛筆を使って数えているわけではないよ(紙と鉛筆で数えている人もいるけど)。
ちなみに完璧な投票例は以下のブログです。
- リスト機能を使っている
- 記号の使い方が統一されている
- 年度や監督名が書かれているので同名作品と間違えることがない
など集計者に優しい作りになっている。