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台湾・馬総統、慰安婦問題に執着 日本の謝罪要求 レガシー作りの思惑も?

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台湾・馬総統、慰安婦問題に執着 日本の謝罪要求 レガシー作りの思惑も?

16日、台北の総統府で開かれた元慰安婦の記録映画の上映会の後、涙を浮かべて感想を述べる馬英九総統(田中靖人撮影)

 馬総統は93年の法務部長(法相に相当)就任以降、一貫して元慰安婦を支援してきた。総統に就任以来進めた中国優先政策に昨年末の統一地方選で強い反発が出たのとは異なり、慰安婦問題は野党、民主進歩党の蔡英文主席も関心を示している。一連の発言の背景には、野党も反対しないテーマで、残り1年を切った任期中に何らかのレガシー(政治的遺産)を残したいという思惑もありそうだ。

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