阪堺電軌、上町線住吉~住吉公園間を廃止へ…来年1月
鉄道 企業動向
上町線は、天王寺駅前(阿倍野区)~住吉~住吉公園間4.6kmを結ぶ阪堺電軌の路面電車線。住吉停留場で阪堺線と接続し、住吉公園停留場は南海電気鉄道本線の住吉大社駅に隣接している。
阪堺電軌によると、2014年3月のダイヤ改正に伴い、上町線を走る電車の大半が阪堺線に乗り入れて天王寺駅前~我孫子道間の運行となった。このため、運行区間から外れた住吉~住吉公園間は、朝の7・8時台に平日4本、土曜・休日5本運行されるだけとなっている。
また、住吉~住吉公園間の軌道は敷設から60年近く経過。分岐器(ポイント)の老朽化も進行しており、抜本的な改修が必要となっていた。しかし、改修には数億円規模の費用が必要で、経営に大きな影響を及ぼすことから、軌道法に基づく軌道事業廃止許可を申請したという。廃止が許可された場合、2016年1月30日限りで運行を終了する。
同社は住吉~住吉公園間の廃止後、ダイヤ改正を実施する予定。住吉公園停留場に乗り入れている電車は我孫子道停留場までの運行に変更する。代替バスなどは運行されないが、住吉大社駅・住吉公園停留場から東へ約80mの交差点に阪堺線の住吉鳥居前停留場が設けられており、上町線の電車も乗り入れている。
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