韓国・ソウルの「戦争と女性の人権博物館」、慰安婦強制連行の写真を展示―中国メディア

配信日時:2015年8月29日(土) 20時32分
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27日、人民網は韓国にある「戦争と女性の人権博物館」を紹介する記事を掲載し、建物の構造や展示内容について紹介している。資料写真。
2015年8月27日、人民網は韓国にある「戦争と女性の人権博物館」を紹介する記事を掲載し、建物の構造や展示内容について紹介している。以下はその内容。

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ソウル市城山洞(ソンサンドン)の静かな路地に立っている建物が、戦争と女性の人権博物館である。ここには慰安婦の証言や証拠が集められている。博物館とはいっても、大きなロビーも明るい展示室もなく、博物館に関する看板も掲げられていない。重い扉を開けると、照明がにわかに薄暗くなり、来場者に重い物語を語りかけてくる。

博物館は2012年にオープンし、地上2階、地下1階からなる。建物自体は30年以上の歴史があるが、小さな建物のため、本来なら博物館には適さないのだという。経費は有志の寄付金に頼っており、拡張工事もままならないため、既存の空間を十分に生かす構造になっている。

地下1階は被害者の証言映像が放映されている。2つに分かれた空間の片方は、世界各地の戦乱や女性への暴力に関する写真、もう片方は慰安婦に関する芸術作品が展示されている。スタッフは「慰安婦の歴史を記録するだけでなく、戦争による女性への暴力という問題を訴えていきたい」と語る。

1階と2階を結ぶ階段の両側には慰安婦らの写真が貼られている。2階に上がると、それほど広くはないスペースがさらに分割され、どこから見学してよいのか迷ってしまう。設計者によると、このような不確定的なデザインによって、見学者は慰安婦として連行された女性たちの不安感を体感できるのだという。

だが、どこから見学を始めても、目と耳に飛び込んでくるのは歴史の証拠品ばかりだ。「生涯館」では慰安婦たちの証言を聞くことができ、歴史館には日本軍が慰安婦を強制連行した証拠や写真資料が展示されている。小さなブースには「韓国光復70周年」の特別展示が設けられており、時間軸に沿って慰安婦と一般市民たちの物語を追うことができた。

取材時に目にした見学者はほとんどが学生だった。職員によると、ここは博物館であり、歴史教育拠点でもあるのだという。義務でやってきた学生たちであったが、見学後は胸に迫るものがあったようで、館内の掲示板に「絶対に忘れない」「慰安婦のみなさん、がんばってください」といった書き込みをしていた。歴史は記録されるべきものであるが、真実の歴史が悪意をもって歪曲、回避されるとき、それを伝え、人々に真相を知らせる必要があるだろう。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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