世界陸上北京☆200準決勝ボルト、サニブラウン、高瀬、藤光、やり投決勝 新井 2015.08.26


爆発音も聞こえる」と警備会社から通報がありました。
この火事で高齢の男性1人が軽いけがをしているという情報が入っています。
≫今映っているのは日本の秘密兵器、やり投げの新井涼平選手です何と初出場で予選でいきなり2位通過ととんでもない選手が現れました。
そして男子200mの準決勝も今夜あります。
日本の藤光、高瀬、サニブラウンがボルト、ガトリンと直接対決です。
≫ずっとあこがれだったあの超人たちが今夜、僕のライバルとなる。
日本の16歳、サニブラウンが北京に旋風を巻き起こす。
高瀬、藤光とともに決勝進出。
ボルトが突き進む。
日本に初のメダルの予感、やり投げの新星・新井涼平、ついに決勝。
カリブの小国が生んだ超人、キラニ・ジェームス。
キラニの走りが今、人口10万人の小さな島国をつなぐ。
≫皆さん、こんにちは、織田裕二です。
≫こんにちは、中井美穂です。
≫昨日の男子200m、予選なんですけれども、いや興奮しました。
≫しましたね、まさか、こんなにうまくみんなが残ってくれるとは。
≫3人出て3人ですよ、日本選手。
かっこよかった、このまず先頭切ったのはキャプテン・藤光。
≫すばらしい記録でした。
≫すばらしかったです、そして、高瀬には最後までドキドキさせられました。
≫着順では入れませんでしたけれども、最後引っかかりました。
≫彼は何でこんな厳しい組に入るのかと。
≫そしてサニブラウン選手。
16歳、今大会最年少の16歳。
≫世界を驚かせましたよね。
≫世界中のメディアが、あれは誰だと。
日本のサニブラウンですと。
≫今日のメニュー見てみましょう。
≫こういった競技が今回、行われています。
モンタノ選手と言えば、妊婦のお腹の大きい選手で。
≫ギリギリまで走っていたことで有名になりました。
≫モボットのファラー選手。
≫1万メートルに続いて5000mにも。
≫いよいよ2冠に向けて始動ですね。
モボットポーズのファラー選手と同じ組で大迫選手ですね。
≫そして村山紘太選手は双子の弟さんです。
≫何と言っても男子やり投げの決勝、新井。
≫覚えてください、皆さん。
≫初登場ですよ、でも今日はメダルいくんじゃないかって期待しちゃう。
≫あの村上選手がメダルをとったときと感じが似てるんです。
≫やり投げって予選で抜くとかあんまりないじゃないですか。
だからいっちゃうかもと。
≫その辺り、小谷さんに今日の様子、聞いてみましょう。
≫こちらウォームアップエリアには既にやり投げの決勝に臨む各国選手たち、続々と到着しています。
日本の新井涼平選手も到着しました。
到着して私と目が合うなり、サングラスをわざわざ外してちわっす!と元気な挨拶をしてくれる好青年なんですが、あの優しい顔つきに、既に決勝に向けた気合いがあふれていました。
決勝に向けては今日は軽く投げるだけとおっしゃっていましたが、カバンを置くやいなや、すぐに投てきのイメージトレーニングなどを始め、体を動かしています。
≫頼もしいですね、新井選手。
≫スズキ浜松ACが村上、海老原に続き、とんでもない選手を送ってきましたね≫今日、十種競技にも2人の選手がいますから。
≫楽しみです、たっぷりお届けしますよ。
≫女子200m予選が始まります。
≫これ、世界が注目しています。
女子の200はとんでもないことになってる。
後でたっぷりお伝えします。
≫福島選手が100に続いて出てまいります。
≫頑張って。
≫準決勝、残ってほしいです。
≫そしてこちらの、女子400mハードルの決勝。
いよいよ、あのメガネをかけてリボンをしてる不思議ちゃんリトル選手。
≫決勝残れないかと思いました。
涙、涙で、決まったときは喜んでいました。
≫何か起こしそうな予感がします。
そして男子200mです。
今、言いましたね、必見です。
今夜のメインの最後、一番おいしいのは実は男子の400m決勝です。
最終種目です。
これ、実はもう1人いるんです。
4人、注目したいんです。
後でたっぷりお伝えします。
≫アフリカ勢の追い上げが気になるところです。
そしてまずは今日、行われました男子5000m予選の注目選手をごらんいただいています。
≫皆さんご存じですね。
2個目の金を取ったら、またあのモボットポーズが見られるのか。
そして、大迫選手楽しみですね。
村山選手、どうなったんでしょうか。
≫そして女子のハンマー投げ予選も行われていますので併せてご覧いただきましょう≫ポーランドが誇るハンマー投げの女王。
彼女にはあこがれの存在がいる。
それは3歳年上のカミラ・スコリモフスカ。
17歳にして金メダルを獲得した、ポーランド伝説のヒロインだ誰よりも強く優しい彼女をヴォダルチクは姉のように慕っていた。
だが、突然訪れた別れ。
彼女の思いをつなぐため、ヴォダルチクは戦い続ける。
カミラとの別れから3年。
オリンピックで初のメダルをつかんだ彼女が誇らしげに掲げたのは、カミラのグローブだった。
亡き親友への思いをつなぐ。
友情のビッグスローを天に捧げる。
≫女子ハンマー投げ、ヴォダルチク選手はこの思いを胸に今日、登場してまいります。
≫強いんですよね。
≫北京オリンピックのときの映像をごらんいただいています。
何しろ81m、80mスロワーになりましたのでこのスコリモフスカヤ選手の思いを胸に2人分のハンマーを飛ばすという気持ちで今日も北京に登場しています≫ゾゾッときた、今。
≫そして男子5000mも予選が行われていますが、日本の大迫選手も登場していますので≫何と言っても注目はオレゴンプロジェクトに入った大迫です。
続けてごらんください。
≫気温26度、青空が広がっている北京オリンピックスタジアムです。
女子ハンマー投げの予選が始まります。
出場31人です。
解説は日本大学教授の小山裕三さんです。
どうぞよろしくお願いします決勝進出条件は72m50以上を投げるか上位12名に残ること。
その中で注目は世界記録保持者のヴォダルチクですね。
≫今年は非常に調子がいいですから世界記録まで期待できますね≫今年8月1日に自身の持つ世界記録を更新してこの北京にやってきました。
先ほどの練習投てきで黄色のライン、72m50、決勝進出条件を優に越えていました。
≫越えてましたね、サークルの状況も非常にいいんじゃないでしょうか。
≫世界記録保持者、ヴォダルチク。
81m08を今月に入って投げています。
ですから、47種目の中でこの世界陸上北京、最も世界新記録の可能性が高いといっても過言ではないでしょう。
≫期待できますね。
≫実際に予選では3回投げたうちで75m50を越えればいいんですが1回目でどのぐらい投げてくるでしょうか?≫75は簡単に超えてくるでしょう。
≫となると、今大会の金メダルというのはこのヴォダルチクがかなり濃厚とみていいんですか?≫もう100%と言ってもおかしくありませんね。
≫その中で、果たしてこの女子ハンマー投げ予選で世界記録保持者のヴォダルチクがどんな距離をたたき出してくるか。
1回目の投てきが始まります女子ハンマー投げ予選です。
中国のリュウ・テイテイ。
自己ベストは73m06です地元・中国、歓声が沸き起こりました。
右のネットです。
今日の気象コンディションはハンマー投げにとってどうでしょうか?≫非常にいい状況ですね。
特にハンマーの場合には風に影響されませんので、とにかく、このネットですよね、問題は。
非常に狭く感じますよね。
≫中国のリュウ・テイテイ、世界陸上はこれが3回目の出場。
いずれも予選落ちです。
初の決勝進出を狙います。
ベネズエラのロサ・ロドリゲスが入ってきました。
ここ3大会の予選通過記録、68mから69mというところになってますが。
≫そのくらいのところなんでしょうけれども70mを投げておけば間違えなく予選通過するでしょう。
≫この緑の天然芝の上には白いライン65mと、黄色いライン、予選通過条件の72m50の2本のラインが引いてあります。
真ん中に飛び出しました。
その黄色のラインに迫ってきました。
バーチャルで70、75というラインも引かれてあります。
1回目の投てきとして、ベネズエラ、ロドリゲス、どうでしょう?≫非常に力の抜けたいい投げしてましたね。
≫ロドリゲス、1回目で予選通過条件に迫るような投てきを見せてきました。
この後いよいよ世界記録保持者のヴォダルチクが登場してきます。
予選は3回用意されていますが、もちろん1回目で越えてくるでしょう。
ロドリゲスは70m57ですヴォダルチクの1投目を待ちます。
≫トラックは男子5000mの予選が間もなく始まります日本からは、大迫傑、村山紘太2人の選手がエントリーしております。
解説はニッポンランナーズ理事長、金哲彦さん、実況は椎野茂でお送りいたします。
金さん、まず1組目、大迫傑登場ですね。
≫今年、日本記録更新して、13分8秒40まで記録を伸ばしてきました。
これでようやく世界に一歩近づいたかなということで今の1組目、ベストタイムだけ見ると大迫選手8番目なんですが今シーズンだけで見ると5番目ですから、予選は5着プラス5ですから可能性ありますよ。
≫各選手、スタートラインに立ちまして、号砲を待ちます。
20人、この第1組、その中から棄権が1人出ましたので19人で走ります。
≫椎野さん、コーチによりますと、御嶽山でいい練習ができたので、いい走りができると思う。
スローペース、高速レースのどちらにも対応できるような練習はしてきたと話していました。
≫小林由未子アナウンサーからのリポートでした。
直前の合宿が木曽の御嶽。
高地で最後の仕上げを行って北京に乗りこんでまいりました、大迫傑。
佐久長聖高校から、日清食品グループを経ましてアメリカのオレゴンプロジェクト、世界を戦うという志のもとに歩む舞台です。
北京のオリンピックスタジアムは男子5000mの予選を迎えました。
2組で行われますが、第1組、スタートいたしました。
この組は19人でスタートしまして、日本の大迫傑はアウトサイドからスタートしまして間もなくこの2組が合流いたします。
上位5着に入れば、文句なく着順で決勝進出が決まりますそれ以外の選手から、タイムのよい順に5人拾われまして、それが男子の決勝進出の条件です。
非常にゆったりしたペースですね?≫1人だけ、マラウイのバンダという選手が飛び出してはいるんですが、この選手は初めての世界陸上であまり記録も持っていませんのでほかの選手たちは無視してますね。
≫実質後ろ、18人の固まり、その中に日本の大迫が含まれております。
大変ゆったりしたペースで、最初の一周は後ろのグループは実質70秒近くかかりそうな状況ですね。
64秒ですか。
≫先頭が64秒ですから、後ろは68秒でしたね。
≫ご覧のように大変ゆったりしたペースで、とにかくやっぱり、この辺りは着順狙いという。
≫予選、そして決勝というふうに駒を進めていきますのでとにかく力を持っている選手はこの予選は5着に入ればいいというレースをしてきますよね。
≫その意味では、後ろの固まりがいつどのような形で縦に長くなったり割れてくるかですね≫とにかく先ほど大迫選手、この種目で決勝まで行った日本選手、これまで世界陸上、おりませんので、ぜひ歴史の扉を開けてほしいんですよね。
今、アメリカのオレゴンプロジェクトに日本人で唯一選ばれまして、サラザールコーチのもと、これはアメリカ標準ではなくて、世界標準のファラー選手たちと練習していますからそのスピード対応力というのを今日見たいですね。
≫その王者・ファラーは次の組に走ります。
大迫傑は大変ゆっくりしたペースでようやく2周目に入ります。
トラックを12周半いたします。
今、大迫のおりますグループが2分20秒近くかかって、800mを通過しました。
≫2周目から落ちましたね。
≫この組には日本の大迫が固まりの中に入っていますがタイムの非常に際だった選手で言いますとエチオピアのメルガという選手がいますね。
≫12分台ですね、ベストタイム12分53、そしてエチオピアのゲブリウェトがいます。
この2人が12分台で5000m走ってます。
≫男子は今、1000mを通過したところ。
≫フィールドでは女子のハンマー投げの予選が行われています。
≫世界記録保持者、アニタ・ヴォダルチクです。
ナショナルカラーの赤のパンツ、そして白のタンクトップ。
いよいよ世界陸上北京の勝負のサークルに入りました。
ご覧のように81m08を今月1日にマーク。
史上初の女子としての80mスロワーになりました。
1回目、高く上がった、北京の青空。
72m50を越え、75mに迫ってきました。
≫ちょっと今、バランスを崩しましたけど、力ありますね。
≫世界陸上は2009年のベルリンで金メダルを取っています。
確かにフィニッシュの後、体がちょっと左に流れました。
≫やはり左側の防球ネット、これがちょっときつ過ぎますよね。
≫しかし、その中で世界新記録の可能性も高いこの大会でヴォダルチク75m01、1回目で優に決勝進出を決めました。
≫トラック男子の5000mの予選は先頭、1人ぽーんと抜けましてその後18人おります固まりに大迫傑が入っておりまして1500mを通過しました。
あまり際立ってペースが上がっている感じではありませんね?≫上がりませんね、先ほど1000m2分46秒ですから、このクラスの選手たちにとってはスローペースですね。
≫先頭、1人抜けておりますのがバンダ。
次の大きな固まりの中に日本の大迫が含まれています世界陸上は初めて。
オレゴンプロジェクト、アメリカを拠点に練習いたしまして世界へ高い志を抱きまして臨んでいる今回の世界陸上北京大会。
大迫は、ファラーだとか、そういう世界のトップと練習をする、それがこういう同じ舞台で戦い合えることがそういうリスペクトできることのすごさというのを痛感したそうですけどね。
≫もともと大迫選手は日本選手の中で非常に大きなストライドで走れる、こういったリズムにす。
間もなく2700m。
ゆったりとしたペースは変わりませんで大迫の位置取りは集団よりちょっと後ろですか。
≫2000mの通過が1000から2000、3分1秒とすごくペースが落ちたんですが、その落ちたペースの中でも、固まりの中が前に出たり後ろに下がったりということでちょっと揺さぶりがあるんですよね。
≫2800mを通過しましたフィールドでは女子ハンマー投げの予選が行われています≫中国のオウ・ソウです。
決勝進出へは72m50以上投げるか上位12名に残ること。
オウ・ソウのシーズンベストは73m66。
その黄色のライン、決勝進出のラインに迫ってくる投てきです。
≫1投目で70mを越えたかったんでしょうけどこのぐらいの記録は無難ですね。
相当、体が浮いてしまいましたね。
≫この組では世界記録保持者のヴォダルチクが75m01をマーク。
さらにフランスのタベルニエも74m39で決勝進出を1回目で決めています。
≫男子5000m予選、大迫を含む実質上の先頭グループの固まりが3200を通過しまして3000の通過が8分38、徐々に上がってきましたね。
≫徐々に上がったんですが、今、先頭にいるのがケニアのキプサングですからこれは大迫選手、前の方に行っていないと、これは本格的なペースアップですよ。
≫上位5着、5位以内に入れば無条件で決勝進出。
それ以外の場合には、タイムのよい順に2つの組から合わせて5人がピックアップされますが、大迫がこの位置におります。
何といいましても、世界陸上5000m、日本の男子選手にとりましては大変世界の厚い壁。
まだ決勝レースで走った選手がおりませんので大迫には、歴史の扉を何とか北京で開けてもらいたい。
その意味でオレゴン州を拠点にして世界への高い志で選択した自らの陸上人生。
外側から前をうかがおうとしています、日本の大迫傑。
≫出てきましたね。
≫大迫、サンライズレッドのランニングが少しずつポジショニングを上げようとしております。
≫先ほどから大迫選手、アウトコースを走らされている感じなんですが、接触があるんですよね。
それを嫌がってアウトを走ってはいるんですが、この辺りから、少し前に出てきておかないと一気にペース上がりますからね。
≫残りは3周になりました、3800mを通過しましてキプサングが先頭ですけれども、日本の大迫が、ここにおります。
とにかく5位以内に入れば無条件で決勝進出を決めます今年マークした13分8分40という日本記録、これも大迫も質の高い練習を繰り返している中で、自然な流れで出たと振り返っていましたね。
≫ですから、今のこのペースというのは大迫選手にとっては決して速くないですからね。
あとはレースをしっかり、展開読んで、5着に入ることですね。
≫ケニアのキプサング、エチオピア勢が2位、3位とおります。
ケニアのソイ、エチオピアのメルガがおります。
ちょっとここで接触がありましたけどね。
大迫選手、大丈夫です。
≫大迫も少しずつ前に出てきました。
≫いい位置ですよ。
≫大迫、現在7番目辺り。
≫今の1000m、2分35秒まで上がってますからかなりのペースアップですけど、大迫選手、しっかり対応しています。
≫その辺りの対応、位置取りは自分の感覚の中でと話をしていた大迫。
≫これまでの日本選手でしたら、今のペースアップで遅れていますが、大迫選手さすがですね、しっかりとついています。
≫大迫は現在8番目。
当然、上位が予想されますアフリカ勢、ケニア、エチオピア勢の中に割って入っていきたい。
もうあと3つ上がれば、とにかく着順で決勝進出を決められる5位以内へと向かっていきますが、そのタイミング、順位のポジショニングは本当にあとわずかです。
≫残りあと500ですね。
この辺りで前に出ておいた方がいいですよ、大迫選手。
≫先頭が固まりになりましていよいよ男子5000mの予選は鐘が鳴りまして、ファイナルラップ、固まりの中で4600mを通過いたしました。
≫まだ圏内にいますよ。
≫今、固まりが9人ですか、その中に大迫がいます。
現在、8番目辺り。
少しずつ上げていけるかどうか。
まだ各選手、スパートをためている状況。
≫ここからまだ上がりますからね、よし、きたきたきた。
上がってきた、上がってきた!≫大迫ここはスピードを上げたい。
≫大迫が全体の7着でフィニッシュ。
いや〜、熾烈な決勝への切符をめぐる争い、着順で決めることはできなかったんですが、あとはタイムでのピックアップに期待をかけたいところです。
≫あと一歩のところでしたけど、ちゃんと対応してましたよ。
≫先頭1着フィニッシュが13分45秒でしたから、13分50は切ってるぐらいですかね。
≫もうほとんど1〜2秒の差ですよね。
≫争いの中で足をかけられまして、危うい状況もあったんですがよく立て直しました、日本の大迫。
そしてエチオピアのゲブリウェトがこの組のトップでフィニッシュをするんですが、この固まりの中の次に出てまいります大迫。
この組全体で7位フィニッシュをいたしましたので着順で決めることはできませんでした。
大迫のタイムは13分45秒82と今、情報が入りました。
6着の選手のタイムが13分45秒55。
したがって次の組次第になりました。
≫期待したいですね、ホントに。
でも、これまでの日本選手、3000から4000で2分35秒まで上がりましたが、そこで離れてるパターンが多かったんですけど、今回は最後の最後まで対応しましたね、立派です。
≫日本選手、世界陸上男子5000、初の決勝進出を目指しての戦いなんですが、予選の1組目7位でフィニッシュいたしました。
それではインタビューです。
≫こちら、男子5000m予選を走り終えた大迫選手に話を伺います。
お疲れさまでした。
率直なレースの感想を教えてください。
≫最後、ちょっと悔しいですね。
やっぱり5番以内に確実に入りたかったです。
≫世界の力の差というのは、大迫選手の目にはどう映りましたか?≫そんなに変わらないと思いますが、僕自身の課題として出した100ラストが追い切れなかったのが課題です。
≫アメリカに練習の拠点を移してということですが、その辺り、ご自分の成長というのは感じましたか?≫大分、海外のレースにも慣れましたしまた強い選手と練習できました。
≫決勝へ行けるかどうか、まだ決定していませんが、今のお気持ちは?≫行けたら、頑張りたいと思います。
≫ご両親も応援に来ているそうですね?≫その辺も力になっているので決勝走れたらいいと思います≫お疲れさまでした。
≫この後2組目には長距離2冠の超人、モハメッド・ファラー登場です。
≫2大会連続の2冠を目指しまずは1万メートルに出場。
圧巻の強さで1つ目の金メダルを手にしたファラー。
そんな彼の人生は、双子の兄との数奇な運命に導かれてきた。
ソマリア生まれのファラーは8歳の頃イギリスに移住。
このとき、双子の兄は病気にかかり後から来ることに。
しかし、ソマリアに残っていた兄は内戦に巻き込まれ、行方不明になってしまった。
双子の兄の無事を祈り、ファラーは走り続けた。
そして、10年の時を経て、兄弟は再会を果たす。
俺たちはつながっている。
兄との固い絆を胸に超人ファラーが2大会連続長距離2冠を狙う。
≫これですね。
≫モボットポーズ。
≫モボット選手って言いそうになっちゃうけど。
≫5000でも出るんでしょうかね。
≫いや、出るでしょう。
≫1万と5000と両方取るのが当たり前の感じになってきましたけどね、ファラーの登場で。
≫でもこの暑さの中で長距離選手、かなり波乱が多いのでどうなのかなっていうのだけは気になるんですけれども。
でもね、ファラーはやっぱ超人ですから、やってくれるでしょう。
同じ双子に、日本の双子。
≫世界陸上史上初の双子の同時出場です。
お兄さんは初日の1万メートルに登場しました。
村山謙太選手が22位でした≫紘太選手を指導しているのは、元祖・双子ランナーのあの宗猛さん。
≫謙太さんも紘太さんも旭化成に所属してますからね。
そして、ウォームアップエリアにはたくさんの選手たちが登城しているようです。
小谷さん、誰が来ましたか?≫先ほどやり投げの新井選手と同じバスで日本の今日からは200mに臨む福島選手が来ました。
100mは見事に準決勝進出を果たしましたがその疲れはもうないそうですテントの中でも新井選手とほがらかに談笑するなど日本チームとしての雰囲気もよさそうです。
すぐに出てきて芝生の上でストレッチ、そして200mらしく、コーナーのところをしっかり意識をしながら歩きました。
そして、たった今、男子200mの藤光選手とそしてサニブラウン選手も到着しました。
≫待ってました。
≫サニブラウン選手は独特の世界観というか、物怖じしない男の子って感じしますよね。
≫藤光選手と同室らしいんですけど普通だったら今までの日本選手は先輩と一緒だと萎縮しちゃうでも、あいつは先行くんですよ、だからあいつはかわいいと、キャプテンは言ってました。
頼もしいと。
≫男子200mは9時25分頃にお伝えします。
楽しみにしてください。
そしてここからは男子三段跳び、始まっています。
注目選手は2人です。
≫18mジャンパーですからね。
もう世界新まで、あとわずかなのでもしかしたら今日出るかもしれない。
≫まずは2冠を狙う超人ファラーと村山選手が登場しました男子5000mの2組目、そしてこちら、注目の男子三段跳びの2人が登場します。
予選をご覧いただきます。
≫2組目の選手が1組目の結果を受けてどうレースプランするかですけども。
≫13分30秒前後で入ってしまうと厳しくなるかもしれませんがただ、この組は王者ファラーがいますから、それほどペース速くできないんじゃないかと思いますね。
≫この第2組には日本の村山紘太がエントリーします。
村山は城西大学から今年、旭化成に入社いたしました。
兄の謙太選手とともに旭化成に入社いたしました。
≫椎野さん、こちらスタンドです。
こちらには、旭化成の皆さんが応援に駆けつけています。
2組目はファラー選手もいますが、自分らしい走りをして集団についていってほしいと話してくれました。
そして、村山選手自身も、最後2000mが勝負だと話してくれています。
≫やや緊張の表情も見えるでしょうか、村山紘太。
箱根駅伝でも慣らし、そしていよいよ世界陸上にも登場。
やはりファラーは今大会全体を通しても5000mは3連覇がかかる存在ですよね。
≫テグ大会からモスクワと続いて連覇していますから1万の力を見ていると5000も行きそうな気がしますけどね。
≫当然のように、今年はイギリスのファラーは今回の世界陸上、男子1万メートルもチャンピオンになりました。
ダブルタイトルを目指してファラー、5000mの予選に挑みます各選手が紹介されています。
村山も本来のイケイケというか、積極的な性格をここで出してほしいですけど。
≫村山選手の武器は、逆に最後スピードがありますので1500mも3分40秒切っていますから本当にスローペースで行ってくれればチャンスが出てくるんですけど。
≫その決勝進出への期待が高まる中、日本の村山紘太を含みます男子5000mの予選、第2組、スタートいたしました。
ちょうど内側の組に白いランニング、ファラーがスーッと前へ来ていますが村山は外側の固まりからスタートし、合流しました。
トラックを12周半いたします男子の5000m予選ですファラー自体が一番前に行きましたのでほかの選手がね。
≫ファラー選手が前に出てくるとほかの選手、精神的に出られないですから逆にそんなに速くならない可能性ありますね。
あと、この組は注目のエチオピアの16歳のケジェルチャという選手がいますね。
今季、10代の選手ですが強いんですね。
≫18歳にして12分58秒39というベストを今年マークいたしました。
今、ケニアのコエチがファラーの前に出ました。
この組は例えば長距離選手、名前おなじみのところで言いますとゲーレン・ラップとか走ってますからね。
日本の村山が後ろから3番目ですね。
まだ序盤の固まりですからここからどのように展開していくか。
18番が見えます、ケニアのコエチ、ベストタイムが12分48秒。
おととしの世界陸上モスクワ大会銅メダリスト。
ファラーが金メダリストでした。
ファラーがすぐ後ろにおりますが残りが11周、大変ゆったりとしたペースでレースが進行している男子5000mの予選2組目です。
1組目のトップが13分45秒台でした。
ちょっとまだこの辺の様子見は極端ですね。
≫ただペース、少し上がってますね。
今、先頭が変わりましたよね。
ケニアのディク選手ですか。
≫縦に長くなった固まりの後ろにサンライズレッドのユニフォーム、日本の村山が位置取りをしております。
≫上がりましたね。
大迫選手がプラスで決勝に行くにはこのペースはちょっと厳しくなってきましたね。
このままのペースだと13分20秒ぐらいでいきますのでどうでしょうか。
≫フィールドではこれから男子三段跳び予選が行われます≫男子三段跳びです、予選の模様を日本女子体育大学教授石塚浩さんの解説でお送りします、よろしくお願いします。
いよいよこの後にアメリカのクリスチャン・テイラー。
史上5人目の18mジャンパー、今シーズン3回、18m記録してますからね。
≫スピードがあるジャンプが彼の持ち味です。
≫いきなり1回目の跳躍から手拍子を要求していきます。
非常に力が入りました。
低く流れる跳躍がテイラーの持ち味。
17は越えられません。
≫大分、踏み切り板の後ろから踏み切りましたね。
これまでのところの予選通過の実質の記録がベルリンでは16m96、テグでは16m81、モスクワではなんと下がって16m69でしたんで、大体17m近くまで跳んでいけば残る可能性は非常に高い三段跳びになってますね。
≫細かくみていくと、16m70前後のところが1つの目安になりそうですねテイラーの1回目、16m77。
平均したところと予選通過ラインでは越えてきています。
≫男子の5000m予選2組目。
2600mを通過したところ≫男子5000m予選の2組目、日本の村山紘太は19位におります。
先頭の固まりからは既に100m以上離されまして、ちょっと苦しいところ、頑張ってほしいですね。
≫頑張ってほしいんですが、先頭が速いんですよ、先ほどアメリカのラップ選手が先頭で入れ替わり立ち替わり先頭が代わっていまして、最初から2分41〜40で来てますからかなりいいペースでいってますよ。
≫3600mを先頭グループの固まりが通過しましてウガンダのキプエコ、あるいはコエチ、さらにはファラーが後ろから余裕で走りながら、白いランニング、そして、群青色のパンツと見えているわけですけれど。
≫ただ、気になるのはこのまま行きますと、この組は13分20秒ちょっとでいきそうですから、大迫選手のプラスが厳しくなるんですよね。
≫予選にして早くも周回遅れの選手が出るほどにそれだけ上の選手のペースも速くなっているわけですね。
残念ながら日本の村山紘太、決勝進出を目指す世界陸上の初めての舞台、苦しい戦いのレースを強いられています。
日本の大迫は1組め、7着で既にレースを終えて大迫のタイムが13分45秒82でした。
上位5着は無条件に決勝進出を決めるレースですが、4000mを通過して10分48秒台で予選の2組目の先頭の固まりこの中には第一人者のファラーもいますあるいはラップがいます。
若手のケジェルチャ18歳も虎視たんたんと決勝への切符を狙います。
残りは2周になりました。
まだそこまでロングスパートというモードではありませんね?≫違いますね、ペースは速いですけどファラー選手にとってみれば余裕のペースなんですよね。
今の3000〜4000が2分44秒で、それでも少し落ちたということですから。
≫日本の村山紘太が現在18番目ですが先頭から200m近い差になって苦しい戦い、予選の走りを強いられている日本の村山紘太です。
今、先頭の固まりはファラーを前にいたしましてエチオピアの新進気鋭の18歳で12分台をマークしたケジェルチャ、世界ジュニアの去年のチャンピオンがこのシニアの世界選手権の戦いでも上位をうかがうべく、レベルの高い走りをしております。
残り1周になります。
4600を12分23秒で通過しました。
≫これ、まだ大きな固まりですよ。
≫大迫は先ほどの組で13分45秒82というタイムをマークしました。
この組の6着以降の選手で大迫よりタイムのいい選手が3人ならばいいんですが、4人出ますと、大迫、残念ながら決勝への道を絶たれます。
今、516番のファラーが前へ出ます。
周回遅れの選手を1人抜いたそれから奥の背の高い…ファラー、足をとられそうになった、危ない。
≫よく持ちこたえましたね〜≫相次いでフィニッシュテープを切りました。
先頭のタイムが13分19秒38。
そして続々と予選の2組目、フィニッシュが続いています1位、2位、相次いでフィニッシュする中で、ファラーはこの組の2着で入りましたか。
そして日本の村山、苦しい走りを強いられています。
先ほど数を数えたところでは18番目だったんですが何とかスピードを上げて入ってきます。
本来ですと持ち前の切れをね≫最後に出したいところですが。
≫今、村山紘太フィニッシュいたしまして18位争いの中で入りました14分台に入ってしまいましたけれどもね。
≫最後のスパートがきくんですけど、そこまでに離されてしまいましたね。
≫どうやら18位かというところで、時間も14分かかってしまいました。
残念ながら、村山紘太は決勝進出なりません。
大迫は1組目は7位でフィニッシュをしております。
5000m、2組レースが終わりました。
≫村山紘太、世界の厚い壁を感じたと思いますが、ひるむことなく次のステップへつなげてほしいと思います男子の5000m予選、残念ながら日本の大迫傑、村山紘太、ともに決勝進出はなりませんでした。
そしてなんといっても5000m世界陸上3連覇を目指すイギリスのモハメッド・ファラー、決勝への舞台、偉業へとチャレンジいたします。
≫ウォームアップエリアですサニブラウン、藤光両選手に続いて高瀬選手も到着しました。
最後の最後に手にした準決勝進出に向けて今日はにっこり笑顔で降り立ちました。
手には応援の色紙を大事そうに持ってやわらかな表情でテントに入っています。
藤光選手は、既に芝生の真ん中でサイドステップなどこちらは終始キリリと集中モードです。
≫楽しみです、この後ですね。
そしてファラーは何ですか、あれ、危なかったですね。
≫前にかなりつんのめってましたからね。
≫相当にらんでたんで、あのでっかいエチオピアの18歳を。
決勝が楽しみですけれども。
≫決勝は土曜日29日になっています。
そして、女子の800mの予選も始まります。
≫サムとアルマンザといるんですけど、やっぱり注目はモンタノでしょう。
皆さん、ニュースで去年、妊婦姿で走った、あれは誰と。
あのモンタノなんですけれども、もともとモンタノ選手は選考逃げ切り型なんですけれどもでもね、この産んだ後の全米の戦い方、僕ら、生で見てたんですけれども、お腹にテーピングを貼ってて結構我慢、我慢して集団の中にいて最後に出ていったんです。
≫あのときのお腹にいたリネアちゃんがねもうあんなに大きくなって登場していました。
≫選考逃げ切りじゃなくていいんじゃないかと。
今回はどういうレースを見せるのか。
≫すごく楽しみにしています≫その女子800mと女子ハンマー投げの予選をあわせてご覧いただきます。
≫1投目、オウ・ソウは69m85を投げています。
ここまで予選突破条件、72m50以上を投げたのは2人だけ、ヴォダルチクとタベルニエの2人です。
オウ・ソウ、現在は第6位です力で言えば70mは投げられるんですか?≫70越えておかないとちょっと心配ですよね。
≫72m50を越えました。
歓声が起こりました。
修正してきましたか?≫しましたね、もう予選記録越えれば、間違いなくメダル候補になってきますので。
≫前回モスクワ世界陸上が初出場で4位でした。
メダルまであと一歩だったオウ・ソウ。
地元・中国で明日の決勝。
表彰台はなるか。
72m50を越えたのはこの組で3人目となりました。
決勝進出を決めて、第3位の記録、オウ・ソウです。
オウ・ソウの2投目をご覧いただきました。
小山さん、この組で72m50を越えたのは3人だったんですが、それ以外の選手たちも非常にいい記録出しましたね?≫やはり70mこの辺が予選の突破記録になりそうですね。
≫過去、世界陸上99年から女子ハンマー投げが行われていますが、その中で予選通過記録の12番目が70m以上というのがいませんでした。
果たして史上初のハイレベルな戦いで世界新記録、ヴォダルチクがマークするでしょうか。
≫大会5日目、世界陸上北京大会、続いてトラックは女子800mの予選です。
放送の解説はスポーツジャーナリスト、増田明美さんでお送りします。
よろしくお願いします。
増田さん、第1組に2009年の世界チャンピオン、カスター・セメンヤ、南アフリカが登場してきます。
≫セメンヤさん、戻ってきましたね。
≫2009年のベルリン大会18歳で金メダリストになりました。
そして2011年のテグ大会は銀、ロンドンオリンピックは銀ということで、800mの世界を引っ張ってきましたがこのところは低迷をしていました。
ただ、今シーズンは2分0秒72ということでそのタイムをマークして世界陸上の舞台に戻ってきました≫今見ましたら、以前と比べても上半身がすごく筋肉質になって、シャープになりながらも絞れた感じですよね。
≫かつての世界チャンピオン久しぶりの世界チャンピオンを目指しているセメンヤ。
この第1組に登場します。
女子800m予選は6組ありまして3着+6名が明日の準決勝に進出することになっていますこの中で枡田さん、3着までに入れば準決勝進出ですから、まずこの予選ですが、余裕を持って通過したいところですね。
≫1周60秒とか61秒くらいになるかと思いますけど、ウクライナのルプ選手やイギリスのシャープ選手も予選通過候補ですね。
≫この選手がウクライナのルプ選手、前回大会はファイナリスト7位に入りました。
ウクライナの27歳です。
一番外側、9レーンにイギリス、昨年のヨーロッパ選手権の2位に入りましたシャープ。
≫シャープ選手は金髪だからすぐわかりますね。
≫リンジー・シャープが2012年のヨーロッパ選手権2位、2012年はヨーロッパチャンピオンになりました。
今シーズンも1分59秒16という、2分を切るタイムを持っています。
トラック女子800m予選、この第1組にカスター・セメンヤ、2009年の世界チャンピオンが登場してきました。
かつて18歳で世界を制しました。
現在24歳になったカスター・セメンヤ。
久しぶりに世界陸上の舞台に戻ってきました。
≫序盤ですが、ここからオープンレールに入っていきます増田さん、まずまずのペースで入っていますね。
≫いいですね、セメンヤさんもいい感じですけれども、その内側のドイツの選手もいい走りしてますね。
≫200mは27秒で通過していきます。
非常に速いペースで来ましたインドのルカは今シーズンは2分01秒53で走っていますが、そのルカが引っ張って、それからウクライナ、ルプ、さらにはアメリカのベックウィズ−ルドロウが続いてます。
さらにセメンヤは前から7番目、集団の一番後ろにつける形です。
1周が57秒06。
≫これは決勝のようなペースで進みましたね。
≫非常に速いペースで入りました。
集団の一番後ろにかつての世界チャンピオン2009年のベルリン大会を制したセメンヤがつけています。
そのほか有力どころですが、現在、先頭はインドのルカ、そしてウクライナ、ルプ、イギリスのシャープと続いています。
2位、3位が今のところ有力選手です。
ここでベラルーシのアルザマサワが出てきました。
1着フィニッシュ、ベラルーシのアルザマサワ。
1分58秒70。
自己ベストに近いタイムをマークしてきました。
≫予選から随分とレベルが高いレースで、3番にセメンヤさんが最後追ってきて、まだ体は重そうでしたけど3着に入ったんじゃないですか。
≫ベラルーシのアルザマサワは昨年のヨーロッパチャンピオン。
1分58秒69でシーズンベストをマークしています。
2着にシャープ、1分58秒98、セメンヤは1分59秒59、最後に3着に入りましたね。
≫この辺がレース感が戻りつつありますね。
≫ここから最後追い上げた、この時点ではセメンヤ、これだけの差がついているんですが。
≫ここからが強かったですねこれで徐々に準決、決勝と勘を取り戻しながら上がってくるかもしれませんね。
≫第1組が終わりまして、この南アフリカ、カスター・セメンヤ、準決勝進出を果たしています。
≫女子800予選の第2組に入ります。
増田さん、5レーンにケニアのユニス・サムが登場してきます。
前回大会のチャンピオンです≫今年、今季、すごいですね。
ほとんどの大会でナンバーワンをとっていて負け知らずですね。
≫ダイヤモンドリーグで上海ユージーン、バーミンガム、パリ、ロンドンと5勝して、この北京に乗り込んできました。
昨年の9月から負けなしで、この北京の舞台です。
増田さん、1年間負けていないわけですね。
≫しかも6年前まではベビーシッターも。
≫6年前まで、一定の職業がなくて、ケニアのママさんランナーのベビーシッターをしていました。
そこから競技を始めて2年で2011年のテグ大会に出場そして2013年のモスクワ大会で見事に金メダルを獲得した選手です。
≫指導者とのいい出会いがあったんでしょうね。
≫そしてこの選手が昨日の1500mの銅メダリスト、シファン・ハッサンです。
≫昨日は夜のレースで、このたくましさ、1500の決勝をやった後に出るというのがすごいですねタフですね。
≫何といってもユニス・サムが連覇を目指す予選が始まります。
この選手がユニス・サムです。
ケニア、27歳。
21歳から競技を始めて、2年前にモスクワ大会を制しました。
そして、昨年もダイヤモンドリーグの王者になりました。
今年も負けなしでこの北京の舞台にやってきましたサムです。
そして6レーンにフランスのルネル・ラモットです。
21歳、この選手はストックホルムのダイヤモンドリーグを勝ちました。
400mのベストは54秒05というタイムを持っているスピードランナーです。
それから7レーンはオランダのハッサンです。
昨日の1500m、見事に銅メダルを獲得しています。
≫ラストがすごく強かったですね。
≫非常にラストの切れ味を持っているハッサンです。
元エチオピア出身、2008年からオランダに移住をしてオランダ国籍を取得しています。
女子800m予選の第2組です。
前回大会のチャンピオン、ユニス・サムがこの5レーンからスタートします。
ディフェンディングチャンピオンのユニス・サムが登場してきました。
連覇に向かうユニス・サム、この予選ですが、いきなり出てきましたね。
≫しかも前傾姿勢で申し分がないですね。
足も長いですね。
≫細身の体で非常にストライドが大きくて、きれいなフォームですね。
≫また、ハッサンも元気よく上がってきていますね。
≫ハッサンは今のところ5位を走っている状況です。
女子800m予選の第2組です。
ディフェンディングチャンピオンのケニア、ユニス・サムが登場しています。
2009年までは一定の職業がなくてベビーシッターをしていました。
ケニアのママさんランナーのベビーシッターをしていました。
そこから競技を始めることを決意して、そして2013年モスクワ大会であっという間に世界のチャンピオンに輝きましたサムですそしてオランダのハッサンも出てきました。
サム、そしてハッサンが先頭で、58秒89で1周目を通過しています。
3着までが自動的に明日の準決勝に進出をする女子800m予選です。
それからフランスのラモットが現在3位、エチオピアの18歳、アレムも前に来ています。
ユニス・サムが一度もリードを譲らずに現在先頭、間もなく600mを通過していきます。
≫サムさんって、まだ競技歴が長くないから結構後ろを見る癖がありますね。
あまり見ない方がいいんですけど。
≫ディフェンディングチャンピオン。
この大会も非常にいい形で乗りこんできたユニス・サム。
さすがに好調、後ろをちらっと見た。
ユニス・サム1着フィニッシュ。
楽々と準決勝進出を決めています。
1着ケニアのユニス・サム、2着にオランダのハッサンが入って、最後、ウクライナのリャコワが3着に入ったかどうか。
ユニス・サムのタイムが1分59秒67。
そしてリャコワが2着と発表されています。
1分59秒92。
間もなく3着が発表されます2着に入りましたウクライナリャコワは1分59秒92と自己ベストをマークしています。
非常にいい形でリャコワが2着に入ってきました。
まだ手元のモニターには準決勝進出の選手は発表されませんが、ディフェンディングチャンピオンのユニス・サムは見事に1着で準決勝進出を決めています。
フィールドは男子三段跳びの予選が始まっています。
≫アメリカの18mジャンパー、史上5人目の18mジャンパーとなったクリスチャン・テイラーの2回目。
まだここまで17mを越えるジャンパーは1人目。
17mを軽くオーバーしてきました、クリスチャン・テイラーです。
表情、またピッと変わりましたね。
≫今の助走から踏み切りのフォームは彼本来の持ち味を発揮しましたね。
≫かなりこれだけ踏み切りに余裕があるわけですけれどもはるかに17mを大きく越えてきました。
これが18mジャンパー、今シーズン自己記録は18m6まで伸ばしていますクリスチャン・テイラーです。
17m28で決勝進出を決めています。
見せ場をつくりたい、エンターテイナーのようにと話しているテイラー。
決勝では必ずその整った舞台で見せてくれるでしょう。
テイラーと並んで18mジャンパーに今年なりましたピカルドです。
1回目が16m94でした。
石塚さん、どう修正してくるか。
≫17mラインに向かって足を伸ばして着地したような跳躍でしたんで、これは普通に跳べば、17m40〜50はいくと。
助走のことは随分自分で感覚がわかったはずですのであとは彼本来の跳躍をするだけということになると思いますね。
≫18mジャンパーのピカルド、2回目。
1回目は余裕を取り過ぎて16m94。
今度は18mライン近辺まで来ましたが、赤旗、ファウル。
1回目は余裕を持ち過ぎまして、この2回目は、今度はそこまで本気は出さなくてというような感じで持ってきましたがわずかに4.5cmオーバーしたという。
ピカルドは、今踏んでなかったんじゃないのという落ちちゃった。
そして800の方は、ハッサン選手が出ていましたけど、前日の夜に1500やって、また朝と、ちょっと疲れてたのか、まくりの足を隠してるのかという。
明日また準決勝ありますからね。
≫今、新井涼平選手が映ってますね。
あと1時間ぐらいすると決勝こちらのスタジアムに新井選手の姿が見ることができます≫この絵、初めて見ますね、やり投げのウォームアップ。
≫小谷さん、何か情報は入ってきていますか?≫決勝の舞台へ招集の時間が刻々と迫る中、新井選手の表情、かなり気合いの入った戦う顔になってきています。
じっくり走り、ダッシュ、逆立ち、そしてゴムチューブトレーニングをした後に投てき練習場に入り今日は予選よりも少し少なく80〜90%ぐらいの力まで上げながら5〜6本、投げました。
技術的なタイミングなどの動きに終始しましたが動きはいいと、コーチを胸を張っていらっしゃいました。
女子200mの福島選手は芝生の真ん中を走ったりウサギのようにはねたり、動きは軽やかです。
それでは、男子三段跳び予選の続きをご覧ください。
≫キューバのペドロパブロ・ピカルド。
史上4人目の今シーズン18mジャンパーになりました。
石塚さん、1回目は余裕を持って16m94。
2回目はちょっと力が入り過ぎましたね。
≫余裕で跳んでくると思いますね。
≫ゴムまりのように弾むジャンプから、これがピカルド。
今度は余裕を持たず、力みもせずちょうど真ん中をとってきましたね。
こんなに余裕があります。
≫ピカルド、今日見てますと予選は跳躍練習の延長みたいな感じですね。
この助走路にまず慣れることそれから会場の雰囲気に慣れること、跳ぶのは、その次くらいな感じですね。
≫どういう力を入れれば、どういう跳び方ができるのか、それを確認したような、本当に3つ違うジャンプを見せて最後は17m43、全体の中で1番の記録で予選通過しています。
≫トラックは女子800m予選の第4組です。
増田さん、この組の注目は誰でしょうか?≫キューバのアルマンザ選手ですね。
今回、シーズンベスト2ですよね。
≫ランキング2位で北京に乗り込んできました。
≫あとこのケニアの選手ですね。
31歳。
2007年の大阪大会のチャンピオンです。
かつて世界を制したブジエネイ。
ジャネトジェプコスゲイ・ブジエネイ。
かつてはジェプコスゲイという名前で2007年を制しました。
ブジエネイと名前を変えています。
3レーンがアルマンザ、6レーンがブジエネイです。
3着までが自動的に明日の準決勝進出です。
ここまで見てますと、増田さん、3組までは非常に速いペースでしたね。
≫1周が58秒とかそのぐらいでしたものね。
≫この組はどうでしょうか。
内側からキューバのアルマンザ、今シーズンランキングは2位で北京に乗りこんできましたまず、ジャマイカのキャンベルが出てきました。
それからケニアのブジエネイそしてキューバのアルマンザこの3人が前の方に出てきました。
ジャマイカのキャンベルは21歳、1分59秒26を今シーズンマークしています。
そしてかつての世界チャンピオン、2007年の大阪大会を制したブジエネイが現在2位、それから、キューバのアルマンザ、今シーズンランキング2位、1分57秒70を7月4日、パリのダイヤモンドリーグでマークした、そのアルマンザ、優勝候補の1人が現在3位を走っています。
さて最初の1周です。
ここは1分かかりそう、59秒から1分0秒06で1周目を通過していきました≫これまでの組と比べるとそんなに速いペースではないですね。
≫有力どころはケニアのブジエネイ、そして、キューバのアルマンザ。
この選手たちが2位、3位を走っているという状況です。
ブジエネイも31歳、2007年の大阪大会のチャンピオン。
久しぶりの世界チャンピオンを目指しますが、その中で少し集団が固まって増田さん、大分混戦になりました。
≫でも外側からアルマンザ選手が出てきましたね。
この辺りから勢いづいてきていますね。
≫アルマンザは現在3位、赤いヘアバンドの選手です。
キューバのブジエネイ先頭。
残り100mになってきますブジエネイは3着に入ったかどうか。
≫ちょっと油断しましたね。
≫最後は後ろから来ましたポーランドのエナウイ。
大混戦になりました。
アルマンザは恐らく3着を確保したそんなレースでしたが、かつての世界チャンピオン、2007年の大阪大会のチャンピオン、ブジエネイは3着に入ったかどうか。
1着、ポーランドのエナウイで2分1秒16、そしてアルマンザ、キューバ、今シーズンランキング2位の選手は2分1秒33、スロバキアのクロコワが2分1秒35。
やはりケニアのブジエネイは3着に入ることができませんでした。
この大接戦。
ケニアのブジエネイは恐らく4着ということになりました≫いよいよやり投げ、世界初ですよ、デビューが。
≫世界陸上初登場にして決勝に残った。
このガッツポーズ。
昨日も見せてくれましたね。
≫いよいよこっちに向かってきますね。
≫楽しみです、新井涼平選手。
≫楽しみといえば、いよいよ第5組、あのモンタノ選手が…。
あっボルトが映ってますね。
≫ウォームアップエリアに登場したようですね。
いつもと変わらない感じでしょうかね、まだまだ。
≫藤光選手、高瀬選手とこの後、戦いますからね。
≫同じ組です。
≫そしてあのモンタノ選手なんですけれども、なんと、とんでもないことになったんです、ご覧ください。
≫注目のアメリカ、アリシア・モンタノが登場してきます。
女子800m予選の第5組です。
昨年の8月15日に出産を終えて、この北京の世界陸上の舞台に戻ってきたモンタノです。
昨年の6月全米選手権、妊娠9カ月で出場して話題をさらいました。
そして昨年の8月15日に出産。
この8月の北京の世界陸上に出場です。
≫すごいですね、いつもチャーミングですよね。
いつも髪にお花がついていますが。
何か出産に対する考え方が日本と違うような気がしますね≫前回大会のモスクワに出場していますから、出産も経てこの2年間で世界陸上の舞台に立っています。
モンタノの今シーズンも1分59秒15で走っています。
モンタノは昨年8月15日に出産を経て長女も出産しました。
6週間後にトレーニングを再開して、今年非常にいい状態でこの舞台に戻ってきました。
≫たくましいですね。
生活の中に妊娠・出産というのが自然に入っているというところでは、ちょっと日本と感覚が違うのかもしれませんね。
≫お腹にテーピングをしていますが、これは腹直筋離解、妊娠によってお腹の筋肉が割れて離れてしまうそうなんですね。
それを押さえるためにテーピングをしているというモンタノです。
≫このテーピングはそのためですか、こういう風景の選手がこういう国際舞台に出てくるのが新しい気がしますね。
57秒96で1周目、非常に速いペースです。
ジャマイカの24歳、ゴウルが先頭。
アメリカのモンタノ、前回テグ大会4位。
今度こそはメダルを目指しているママさんランナーのモンタノが現在2位です。
1歳の長女リネアちゃんを昨年の8月に出産をしましたあっ、モンタノ転倒。
これは大波乱がありました女子800m予選。
出産を経て1年後に戻ってきた世界陸上、思いを持った世界陸上でこの予選、なんと転倒がありました。
≫でもすぐに走り始めるところが強いですね、あきらめてないですね。
≫前を追いかけていますが、これだけの差があります。
現在7位を走っているアメリカのモンタノ、転倒。
先頭はドイツのコルマン、さらにイギリスのオスカンクラーク、この3人が準決勝進出を決めて、アリシア・モンタノ、残り200mで残念ながら転倒。
今、フィニッシュを迎えます。
アメリカ、モンタノ、今フィニッシュ7位。
残念ながら転倒がありました≫1回転するようなダイナミックに転んでしまいましたから、衝撃は大きかったと思うんですね。
普通でしたら、あそこで止まってしまう選手も多い中で、でも、戻ってこられたということは、新しい一歩ですね。
≫このシーンです。
これがトラックの格闘技と言われている女子800m。
有力ランナーでもこういうことがあるんですね。
≫位置取りが怖いですね。
足が絡まるのが怖い選手は外側、外側走りますけれども、外側を走ると多く走ることになりますので、その辺を選ばなければいけないですよね。
≫妊娠・出産は私にとって本当に自分を強くしてくれたということを言っていました出産を経て1年後に戻ってきました。
ただ、増田さん、出産を経て非常にみんなに勇気を与える存在ですから。
≫しかもお腹にテーピングを貼りながらのレースでまた次に新しくこういう選手が誕生してくれると思いますね。
≫出産を経て競技に復帰をしたモンタノ、残念ながら予選敗退が決まっています。
フィールドは男子三段跳びの予選です。
≫アメリカのクレイです。
石塚さん、帽子を脱ぎましたね。
≫彼らしからぬ感じですね。
相当思い入れがあるんでしょうね、3回目。
≫普段はトレードマークのように毎回帽子をかぶって競技を行うのがアメリカのウィル・クレイですが、その帽子をとりました。
16m73を越えなければ決勝に進むことができません。
16m73を越えることは厳しい。
それは今、本人も一番わかっています。
白旗は上がりましたが。
≫全く踏み切りのタイミングが合ってないですよね。
助走も合わず、踏み切りも合わず、跳躍も全部体が前の方に前傾してる跳躍ですから地面からのいい反発をもらえないですよね。
≫トレードマークの帽子も脱ぎ捨てすべてをかけた3回目。
しかし、思いは届かず16m41は現段階で18位。
なんとロンドンオリンピックの銀メダリスト、そして世界陸上前回モスクワの銅メダリストが予選で姿を消します。
現段階で17mを越えている選手は5人。
テイラー、ピカルドは17mを越えて決勝進出を決めています。
デンディー、現在16m73で並んでいるんですが、セカンドベストが1つ及ばずに、12番目のバハマのサンズが上にいるんですね。
≫ここは勝負どころです。
≫伸びてこない、まさかデンディー、幅跳びに続いて三段跳びも決勝に進むことができない。
いや、石塚さん、どうしたアメリカ勢という。
≫歯車が狂い出すとなかなか修正するのは難しいんですが世界のトップクラスの選手になるだけの素材を持っているデンディーですから、これはやっぱり世界陸上というのがどういう試合なのかというのをもう一回自分で改めて反省するチャンスかもしれないですね。
≫期待されたデンディーですが、記録は恐らく16m73以上というところは出すことはできていません。
16m32、やはりセカンドベストでも上回ることができ≫女子の800m、モンタノ選手が残念ながら転倒ということでね。
≫走り切ったんですけれども認められずということで。
≫ご覧のような結果となりました。
サム、アルマンザ、そして銅メダルを取りましたハッサンは順当に準決勝に進出しております。
≫また次の大会、待ってます。
≫注目の男子200mの今日は準決勝。
≫ボルト、ガトリン、日本の3人。
サニブラウン16歳、楽しみだな。
≫高橋尚子さんに情報を聞いてみましょう。
≫私は今、フィニッシュ地点間近にいるんですけど、今日は男子200m、ボルト選手も登場するということで準決勝に挑みます。
≫ガトリンも調子いいから、この200でリベンジ考えてるんじゃないでしょうか。
≫絶対心の中で闘志を燃やしていると思われます。
≫おもしろいな、このボルト×ガトリンの伝説もおもしろいんだけど、今日は何といっても日本。
≫日本人3選手、古谷アナウンサー、何か情報はありますか?≫つい先ほど藤光選手の母校さいたま市立浦和高校陸上部同級生のお二人にお会いできました。
国内の試合の応援でついていったら、あれよあれよと北京まで来てしまったと。
サブトラックで話をしたら、いい意味での緊張感ある顔でタイム出そうだよと話してくれたということでした。
≫てことは決勝行けるかも?≫うわ〜末續選手以来の決勝に残るかも。
≫今、3人の中では藤光選手が一番近いですからね。
≫ついこの間、日本歴代2位の記録を出していますので楽しみですが、そして三段跳びの結果もおさらいしておきましょうか。
デンディー、ウィル・クレイといったところは落ちてしまいましたが、ピカルド、テイラー辺りは決勝に進出しています。
≫デンディー何やってんだろう。
何かアニメキャラみたいで覚えやすくて愛嬌あるんですけど、そういう意味では次の男子の110mハードル≫注目選手を3人挙げてみました。
≫キャラがあるといえばこの人、オリバー選手でしょう。
もう顔がちっちゃくて、体は、何この人って。
中に人がまた別に入ってるんじゃないのというすごいバランスですよ。
そして、メリットがいて、注目はマクリオド。
まだ21歳の大学生なんですけど、普通はハードルって言うと何台倒したなんて言ってたじゃないですか。
この人は10台のハードルを倒さずに走る切ることにこだわっていると。
しかも、レース前はハードルに向かって一言、「今日も穏やかに頼むよ」とハードルに語りかけるらしいです。
≫そういう辺りも見ていただきたいと思います。
女子のハンマー投げの予選も行われていますので併せてご覧いただきましょう≫女子ハンマー投げの予選のB組です。
この組には元世界記録保持者ドイツのハイドラーが登場します。
解説は日本大学教授の小山裕三さんです。
決勝進出条件72m50をA組で投げたのは3人、上位12名、12番目の記録は66m63です。
ハイドラーの投てきに期待ですね、何mぐらいを?≫75mでプレッシャーかけてほしいですね。
≫ヴォダルチクは75m01をマークしています。
ハイドラーはどうでしょうか≫トラックは男子110mハードル予選がこれから始まります。
5組ありまして、4着+4名が明日の準決勝に進出をします解説は筑波大学、日本記録保持者、谷川聡さんです。
まず予選が始まる男子110mハードルです。
第1組の注目は誰でしょうか?≫ジャマイカのマクリオドでしょうね。
全米の学生で13秒01で追い風で走ったという情報が入って、アメリカの中でも12秒台を誰も走っていないときですねその後、6月27日に今年度最初の12秒台、彼がジャマイカで出したんですね。
≫12秒97というタイムをマークしている4レーンのマクリオド。
3レーンはトリニダード・トバゴのマイケル・トーマス。
13秒17を今シーズンマークしています。
そして、この選手が今シーズン世界ランキング2位、マクリオド。
ジャマイカ初のメダルを目指すというマクリオドです。
ついにハードルもジャマイカの勢力が来ましたね?≫多くは100mが10秒0台の選手が代表になれないのでハードルに移行していく形でしたけれども、アメリカの大学で専門的にハードルを学びながらハードル選手として強くなっている選手ですね。
≫7レーンは中国のシャ・ブンシュンです。
アジアチャンピオンです。
≫昨年の上海のダイヤモンドリーグでも優勝しましたし地元・中国ではいつも力をきちっと発揮する選手ですね。
≫8レーンにドイツのジョン9レーンにバルバドスのブラスウェイト。
9人の選手で行われます男子110mハードル予選1組。
10台のハードルを越えていきます。
4レーンのジャマイカ21歳オマー・マクリオド。
≫アーカンソーの大学、女子の代表でもこの大学出身者が出ていますね。
≫21歳でジャマイカ勢初の男子110mハードルメダルを目指す、その戦いに挑んでいく、まず予選です。
フライングがありました。
≫スペインのコントレラスですかね。
≫5レーンのコントレラスは21歳、13秒35、自己ベストを今シーズンマークしている選手です。
微妙ですね。
≫8レーン、ドイツのジョンがフライング、失格ということになりました谷川さん、110mハードル、失格が多い、フライングが多い理由はなぜでしょうか?≫今は7歩の選手、8歩の選手が半分半分、もしくは7歩の選手が3分の1なんですが、まず、自分のリズムで入るということですね。
ところが、歩数が一緒の選手が多いのでやはり自分で1歩でも、少しでもリズムを速く入って人のリズムにのみ込まれないように1台目にうまく入りたいというのがほとんどの選手の持っている感覚だと思います。
≫4レーンにジャマイカ21歳、今シーズンランキング2位、マクリオドが登場していますご覧のようにネックレスをかんでスタートしていきます。
≫むしろリラックスするために噛むという感じでしょうねマクリオド、2着に入りました。
一番外側バルバドス、ブラスウェイトは1着フィニッシュは13秒29。
なんと転倒がありました。
トリニダード・トバゴ、マイケル・トーマスは今シーズン13秒17といういいタイムをマークしている選手ですが残念ながら予選落ちが決まっています。
ジャマイカのマクリオドも何とか後半伸びてきて2着に入りました。
≫まだ若い選手でスプリント能力が高まっているところですからまだ不安定なんですよね。
コリン・ジャクソンを思わせるような荒々しいハードリングですけど、ハマるとものすごく速いですね。
≫1着フィニッシュはバルバドス、一番外側9レーンのブラスウェイト。
2着に入ったのがジャマイカ世界ランキング2位のマクリオド、≫地元、中国大注目のチョウ・ブンシュウです。
小山さん、この選手はもうすさまじいキャリアをこのアジアで持っていますね≫アジアのハンマー女子といえばチョウ・ブンシュウと言われるくらいですから、アジアでは世界で唯一活躍できたハンマー投げの選手ですね。
≫世界陸上も2011、2013年、連続で銅メダルを取っています、注目の1投目。
高いハンマー、ほかの選手とは軌道が違う。
72m50を越えました。
≫さすがチョウ・ブンシュウですね。
この大会になって調子が上がってますね。
≫アジアでは無類の強さを誇ります。
アジア大会でも2006年、2010年、2014年と3連覇、この選手も今大会メダル候補の一角。
過去最高が銅メダルですからヴォダルチクに次ぐ銀メダルを狙うところです。
シーズンベスト72m92です、チョウ・ブンシュウ。
≫男子110mハードルの予選第2組です。
谷川さん、この組の注目は?≫もちろんフランスのラガルドになりますね。
12秒台で走っていますが、今年、オレゴンのユージーン、私も見に行ったんですけれども、ここで優勝したんですね。
この後に出てくる選手を抑えて今年は彼の年かなと思ったんですが、その後振るわず、中盤のリズムがいまいち上がらないというところでこの大会を迎えています。
4レーンはジャマイカのアンドリュー・リレーです。
前回大会のファイナリスト。
≫彼もアメリカのイリノイ大学から入っています。
彼の場合は100mを10秒12ということでこのタイムですと普通は100mやるんですけれども、ジャマイカだとハードルをやるという傾向ですね。
≫5レーンはフランスのラガルド、190cmの大柄なハードラーです。
12秒95という自己ベストを持って、今シーズンは13秒06。
一番外側はケイマン諸島のフォーブスと8人の選手がそろいました。
5レーンのラガルド、前回大会は予選落ちでした。
ただ、昨年はダイヤモンドリーグ5勝と年間チャンピオンに輝いて、そして今シーズンです。
≫恐らく出場選手の中で最もハードル間をきつそうに走る選手なんですね。
少し体をうねらせながら、自分のリズムがピタッとはまると12秒台の可能性も出てきます。
≫2010年の世界ジュニアのチャンピオンです。
いよいよこのシニアの大会でメダルに向かうフランスのラガルド。
これもフライングか?第1組に続いて第2組もフライング。
≫スターティングブロックの感度もあると、選手の中では言われるんですけれども、どうなんですかね。
≫誰でしょうか?谷川さん、今日は本当にいろんな波乱がありますね。
第1組ではフライングと転倒がありました。
≫これはもう普通に出てるように見えるんですけどね。
先ほどの1組も、ドイツのジョンがフライングでしたけれども、見た目では全くわからないくらいでしたね。
≫3レーンですかね、アメリカのロニー・アッシュ。
≫いやぁ、これは…≫全米2位でこの北京の舞台12秒99という自己ベストを持っているロニー・アッシュ。
≫いや、してませんね、してないと思います、これは。
どうですかね、スターティングブロックに対してどうなんですかね。
≫ロニー・アッシュ、12秒99という自己ベストを持ってこの北京に乗り込んできましたが、谷川さん、本人も納得できないという表情です。
≫これはちょっともう一度機械の状態も確認した方がいいかもしれませんね。
ロニー・アッシュ、どうにか間に合って、全米選手権で2位に入って、メリットに勝ってきたんですけれども、彼も本当プロの選手として12秒台に昨年入って、ここから円熟期というところですから。
≫まだ納得ができないというロニー・アッシュ。
確かに動いているように見えますね。
≫アメリカ、ロニー・アッシュ12秒99という自己ベストシーズンベストは13秒13全米選手権2位でこの北京の舞台です。
今シーズンはダイヤモンドリーグ上海で4位、ニューヨークで4位、ロンドンでも3位です。
右側から2人目、赤いユニフォームのアッシュです。
≫動くのがフライングではなくて力が加わるのがフライングですので、鳴る前に動いたときにスターティングブロックに力を加えてしまったという判定ですね。
≫これはロニー・アッシュは全く納得がいかないということでそのままスタート地点についたままです。
もう1度モニター、VTRを再生しながら谷川さん、確認しているという審判団です。
≫できれば選手本人に確認してもらうということも大切だと思いますね。
≫この映像では、やはり動いているように見えますね。
アメリカ、ロニー・アッシュ、残念ながらフライングで走り切ることができませんでした。
ロニー・アッシュ残念ながらフライング失格です。
またフライングがありました今度はどうでしょうか?≫これもわかりませんね。
≫6レーンです、チェコのスボドダ。
やはり号砲より速く出てしまったという判定ですが。
このちょうど真ん中の6レーンのスボドダ。
赤いユニフォームです。
頭を抱えて競技場を去りますこの選手も谷川さん、ベルリン世界陸上、2009年ですが、6位に入った選手です。
≫これだけ経験値が高い選手でも、こういった形で予選でいかに自分の走りをしたいかということでやはり号砲に合わせて出てるんですね。
≫それだけ谷川さん、ハードル競技というのはスタートが重要で繊細な競技なんですね?≫アメリカのコーチたちに言わせれば1台目までで8割以上は決まる、もしくは9割も決まると言うコーチもいるぐらいですからね。
≫この組は2回のフライングがあって3レーンのロニー・アッシュ、6レーンのペトル・スボドダこの2人がいなくなりました有力選手2人がいなくなって6人で4着を目指す第2組です。
男子110mハードル予選は大波乱が起こっています。
5レーンは自己ベスト10秒95のラガルド、今度はスタート。
1着フィニッシュ13秒36風は追い風0.2mでした。
1着、フランス、ラガルド、≫元世界記録保持者、ドイツのハイドラーが2回目の投てきを迎えました1回目は69m80。
この記録がA組と合わせて全体の12番目。
≫もともと力のある選手ですから、この2投目で75近くを投げておかないと苦しくなりますよ。
≫ヴォダルチクのライバル、ハイドラー。
72m50に近づいてきました。
表情はほとんど変えずにハイドラー、行いましたが。
≫納得してませんね。
非常に上体も高くなってるし今のだと、ただハンマーを離したというだけですね。
≫ロンドンオリンピックの銅メダリスト、11年テグ大会の銀メダリストです。
70m60です。
≫さっきまですごい今日は一番暑いなと思ってたんですけど、サッと涼しくなりましたね。
≫これはいい記録とか、いいんじゃないですか、選手にとっては。
≫新井選手ももうスタジアムに姿を現して投てき練習などを終えまして汗をふいている状況です。
≫さっき見てたんですけど、本当にいいイメージができてる感じがしたんで。
≫あと20分で決勝が始まりますのでね。
男子110mハードルをご覧いただいていますが、続いてはデービッド・オリバーが出てきます。
≫いろいろあるけど見てみましょう。
≫男子110mハードル予選の第3組。
ディフェンディングチャンピオンのデービッド・オリバー登場。
まずこの予選です。
北京オリンピックは銅メダルそして、前回の世界陸上モスクワ大会はチャンピオンに輝きましたデービッド・オリバー。
≫3レーンのダリエン前半リードしてそれをオリバーが追う形になると思いますね。
≫オリバー、余裕のフィニッシュ、13秒16、向かい風1.0mでした。
向かい風の中、13秒16をマーク。
≫余裕がありますね。
彼自身は向かい風でも追い風でも自分は変わらないんだと。
自分の中のリズムが決まれば13秒の壁、さらにその先が見えてくるという話をしていましたから、今回は5台目からゴールまでいいですね。
≫非常にスタート前から緊張した面持ち、この1本にかけてきたという表情をしていましたが。
≫予選からいいタイムを出して自分の体を整えていくタイプなので、この準決勝で恐らく12秒台に入るような走りをして、確実に決勝に勝ちに行くと思いますね。
≫予選の第3組、ディフェンディングチャンピオン、デービッド・オリバー、見事に13秒15、準決勝進出を決めています。
≫3年前、男子110mハードルで見事に世界記録をマークしたアリエス・メリットが7レーンに登場します、予選の第5組です。
ついにこの北京の舞台、谷川さん、世界記録保持者、アリエス・メリットが登場してきます。
≫きちっと世界記録に近い走りを見せてほしいんですが、今年度は戻ってきたんですけどもう一歩ですね。
≫13秒12がシーズンベストですね。
≫全米選手権のときに、あっこれ戻ってきたなという状況だったんですけど、その後、ダイヤモンドリーグでは負けが続いてますね。
≫まだ世界陸上でメダルを取っていないアリエス・メリットです。
男子110mハードル予選です。
メリットがどういう走りを見せるか。
≫隣のシュベンコフといい形でリズムをつくるといいと思いますね。
シュベンコフは前半それほど速くないんですけど、後半、今年のメリットは5台目、6台目まではいいと。
後半、シュベンコフについていくといい記録が出ると思いますね≫世界記録を持っているアリエス・メリット登場。
1着フィニッシュはメリット13秒25。
向かい風1.2mでした。
余裕を持って最後はフィニッシュをしています。
世界記録保持者、アリエス・メリットです。
そして中国のチョウ・コウリン、21歳は途中で競技を断念しています。
メリットの走りですが。
≫まだまだ本調子ではないですけれども、5台目からの課題ですね。
やっぱりデービッド・オリバーの走りを見るとややオリバーに分があるかなという状況ですね。
≫どこまで明日の準決勝、そして決勝で状態を上げてくるか。
今シーズンではダイヤモンドリーグでは勝利はありません全米選手権も3位で北京の舞台に戻ってきましたアリエス・メリット。
≫リード足から抜け足までのタイミングがやはり世界記録を出したときはもっと速かったんですよね。
前後に開く瞬間がもっと短い時間でした。
≫赤いユニフォーム、世界記録保持者、アリエス・メリットオリンピックチャンピオンでもありますがただ世界陸上でメダルは持っていません。
この北京の舞台、明日の準決勝、そしてあさっての決勝でどんな姿を見せるでしょうか世界記録保持者、アリエス・メリット、準決勝進出を決めています。
≫今、映っているのはオランダの100mで銀メダリストに輝いた白人のシパーズ選手。
この選手で多分、世界はもちきりなんじゃないかという。
≫七種競技から転向してもう100mで銀メダル取ってますからね。
もし仮に彼女が200で金を取るようなことになったら大変ですよ。
白人選手が金かと。
≫さらに話題になること間違いなしという感じでしょうか≫同じところへ挑戦するのは日本の福島。
≫福島選手、ぜひいい走りを。
≫アメリカのメガネをして、リボンをした不思議ちゃんな感じの子、覚えてますか。
≫まだ女子大生ですよね。
≫どうも予選、準決見てると、危うい走りだったんですが。
≫最後の最後に滑り込んだ、大泣きしてましたから。
≫この人、化けると思いますよ。
男子の200は見てください≫とにかく言わずもがな。
≫そして今夜のメインディッシュはこちら。
男子の400の決勝。
あのBIG8のキラニ・ジェームスのほかにアフリカの2人、マクワラとバンニーキルク、この2人もすごくて、後で説明します。
まだもう1人、注目してほしい人もいるんです。
≫やり投げにはあの新井涼平選手が登場しますが、いろんな思いを抱えて、彼はこの地に立っています。
≫やり投げの新星、新井涼平選手。
今年6月、日本選手権連覇を果たし、両親の前で世界陸上への切符を手にしました。
その試合後…≫何をしても長続きしなかった少年時代。
高校で入ったホッケー部もわずか1カ月で退部してしまいます。
運命の出会いは高校1年の夏テレビで見た世界陸上大阪大会。
金メダリストの雄姿に心を奪われすぐさま陸上部に入部しました。
両親は夢を見つけた新井選手を全力で支えました。
今こそ、恩返しのとき。
感謝をつなぐビッグスローを両親に届けます。
迎えた予選。
その3投目。
≫伸びました、さすが、力ある≫見事、全体2位で予選を通過。
今夜、決勝の舞台へ臨みます。
≫その新井選手、かなりやんちゃだったんですね。
≫両親も見に来てくださってますから恩返ししてください。
≫本当いいプレゼントしてください。
≫やんちゃのあかしは今、見えてるでしょ、傷跡が。
なんと彼は小中学生時代だけで30針以上縫ってるらしいですよ。
この傷はまた別で、友達とじゃれ合っててゴルフクラブが当たっちゃったんですって。
やんちゃ坊主です。
≫さっき雨も降ってましたがフィールドの様子を聞いてみましょう。
実況の初田さん。
≫風がほとんどありません。
この男子やり投げは上空の風に大きくその記録が左右されることがありますが、おとといの予選の際もそうでした。
ほとんど風がありませんでした。
そして今日、この決勝の舞台も無風状態です。
北京のオリンピックスタジアムです。
衝撃のやり投げとの出会いから8年がたちました。
それは高校1年生のときの夏休み。
2007年大阪大会で出会ったやり投げ。
ピトカマキがこの決勝の舞台にいます。
新井涼平とピトカマキ、ともに男子やり投げの決勝の舞台に進んでまいりました。
男子やり投げの決勝、解説は日本大学教授、小山裕三さんでお送りしてまいります。
どうぞよろしくお願いしますいよいよ日本の新井涼平、予選で84m66を投げて決勝にやってきました。
≫すばらしい記録でしたね。
≫本人語るのは、決勝進出というのは最低条件だったんですと。
≫そういうことは誰もが関係者はわかってましたね。
決勝に入ってから、やはり一発が強いし、86m83という記録は伊達じゃないんですね。
本当に実力を持って投げた記録ですから期待してますよ。
≫昨年の長崎県の諫早で行われました国体におきまして、86m83という日本歴代2位の記録をつくりました。
この86m83というのは、日本記録である溝口さんの87m60に大きく迫っていくという記録です。
≫そう条件がよかったわけではないので相当これから期待できますね≫こちらスタンドからエールを送っているご両親です。
お父さんの範夫さんは朝から緊張してしまってタオルを1枚なくされたそうです。
一方、お母さんの悦子さんは、そわそわしたって仕方ない、あとは投げるだけと冷静に見守っています。
≫という今、お父さんは双眼鏡を手に新井選手、息子の表情、姿、それを確認しています。
このご両親がスタンドで見守っている北京の世界陸上、男子やり投げ決勝、始まります。
≫うわ〜、楽しみですね〜。
≫この後すぐに始まります。
≫世界にデビューですよ、衝撃を与えてくれ。
≫その前に東京からニュースをお伝えしてまいります。
≫投資で失敗した消費者につけこんで価値のない通貨や仮想通貨を売りつけていたとして東京・港区の貴金属販売会社に12カ月の業務停止命令が出された。
業務停止命令が出されたのは港区の貴金属販売会社、株式会社ゴールドスター。
消費者庁によると、ゴールドスターはコンテナ所有権に投資して失敗した消費者にうちのコインを買ってくれれば代わりにコンテナの所有権を買い取りますなどと言っておよそ1000人に価値のないコインや仮想通貨を売りつけ、合わせて6億5000万円ほどを投資させていたとのこと全国の消費生活センターには相談が相次ぎ被害者のほとんどは60歳以上の高齢者で中には数百万円を支払った人もいたとのこと。
タイで密輸された象牙を焼却処分する象牙供養が行われた。
供養されたのは、タイの空港や港で押収されたアフリカゾウの象牙2t分、およそ3億5000万円相当アフリカゾウの国際取引はワシントン条約で禁止されているが象牙の需要は中国などで増加タイの天然資源環境省は、年間3万頭が象牙目的に密猟されているとして当局が取り締まりを強化している。
≫男子やり投げ決勝の時間が近づいてきました。
≫彼は正面に見えているあのスタンドまでフィールド飛び越えて、やりを投げると言ってるのでそれは無理だと思うんですけれどもでも、そのつもりで今日も大投てき見れるんじゃないかな≫このサンライズレッドのユニフォームがとってもよく映えています。
そして今日は女子の棒高跳びもいよいよ決勝を迎えます。
新女王争いとなりますが候補はこちらになりました。
≫今、映っているのはおなじみのサーですね。
そしてこちら、シルバ選手にこの人誰って思いません?≫今映ってますのがシルバ、キューバの選手、世界ランキング1位。
≫そしてもう1人、ギリシャのこの人、キリアコプロウは、出てるんですけれども今までパッとしなかった。
ところが今季ダークホースなんじゃないかと注目されています。
≫この女子棒高跳びの模様も随時お伝えしていきます。
≫そして、何といっても今夜やり投げ。
ま〜、楽しみ。
≫全体の2位で堂々決勝に乗り込んできて、思い切り、悔いのない投てきをしてほしいですね。
≫でも初登場でいきなり予選とはいえ2位なんて選手がいましたか日本に。
≫初めての快挙ですよね。
≫さあ、いよいよ泣いても笑っても決勝です。
行ってこい、新井!≫サンライズレッドのユニフォームに身を包んだ新井涼平練習投てきをすべて終えまして、いよいよこれから競技が始まろうとしている北京のオリンピックスタジアム、大会は5日目、ちょうど中日になります。
決勝に駒を進めた12人、この12人の中にサンライズレッド、日本の新井涼平の姿があります。
北京オリンピックスタジアム胸に日の丸、新井涼平の大きな背中。
埼玉県の長瀞の出身です。
県立の皆野高校から入りました。
高校に入ったときには野球をやろうか、どうしようかと考えていたそうですが陸上競技とは全く無縁。
しかしながら夏休みに、たまたまテレビで見た世界陸上大阪大会のピトカマキの投てきに衝撃を受けて、当時、部活に入っていなかった新井涼平は陸上部の部室を訪ねたところそこに1本のやりがあったと言います。
あのとき部室にやりが転がっていなかったら、僕はこの道に進んでいなかったかもしれませんと新井涼平は言っていました。
そして、その皆野高校の陸上の福島先生が新井涼平の投てきに毎日毎日付き合ってくれたそうです。
週末になれば投てき練習会に熊谷まで連れていってくれたそれによって、毎日投げ込んで、そして、コツコツと記録を伸ばしてきました。
国士舘大学に進み、そして岡田雅次監督と出会いました。
記録を伸ばした新井涼平はついに日本のトップとなり、そして世界陸上の標準記録を打ち破り、日本歴代2位の記録をつくってこの世界陸上にやってきました。
予選では全体の2位の記録。
84m66を投げまして、新井涼平まさに堂々の世界のトップスロワーの仲間入りを果たして北京世界陸上、大会5日目、いよいよ決勝の舞台です。
男子やり投げの決勝、放送席の解説は日本大学教授小山裕三さんでお送りしてまいります。
世界の12人の中に新井がいます。
≫やはりここまできたら、今までやってきたことを信じて、一生懸命やってほしいですね。
≫投てきの指導を長くされている小山さん、そして、この新井の指導をずっとやっている岡田監督が同じことを言ってきました。
今までやってきたことをそのままやればいいと。
≫そのとおりです、必ず結果は出てくるはずです。
≫選手の紹介です。
こちらがディフェンディングチャンピオン、ベゼリー、チェコです。
前回モスクワのチャンピオンです。
アントレアス・ホフマンです。
≫トライアルも一番いい投げしてましたね。
こちらがケニア、今シーズン世界ランク第1位、ジュリウス・イエゴ。
≫地肩がナンバーワンですね≫91m39です。
≫いや〜、本当に肩が強い。
≫今年の世界ランク第1位です。
スウェーデンのキム・アムブ。
今年のベストは82m40ですが自己ベストは84m61。
≫やはりチャンスありますよメダルまでの。
≫さあそして日本の新井涼平です。
初めての世界陸上で決勝の12人に残りました。
≫ここまで来たら、何が何でもメダルは取ってほしいです≫去年のワールドランクは第6位でした、新井涼平。
≫ドイツのトーマス・ローラー。
今年89m27cm投げています。
≫すばらしい鋭いやりを投げるんですね。
今日のような無風には強いですよ。
≫フィンランド、アンティ・ルースカネン、投てき王国のフィンランドから来ました。
≫国技です、やはり技術は最高のものを持ってますね。
≫自己ベスト88m98、今年記録しています。
前回モスクワ大会、第5位。
エストニアから、リスト・マタス。
エストニアといえば、2005年ヘルシンキ大会でワルニクが金メダルを取っています。
≫やはり前回優勝したという経験、これを生かしてもらいたいですね。
≫ドイツのヨハネス・ベター。
ドイツ勢もこの決勝に3人が残ってますね。
≫やりが鋭いんですよ。
ですから可能性ありますね。
≫そして、こちらがフィンランド、2007年大阪大会の金メダリスト、テロ・ピトカマキです。
≫よく伸びてきましたね、戻りましたね。
期待したいですね。
≫ベテランです、これが6回目の世界陸上。
この落ち着き、この風格。
≫新井の見本ですからね、新井、頑張ってもらいたいですね。
≫エジプトからイハブアブデルラーマン・エルサエド。
昨年マークしました89m21cmは当時のアフリカ記録でした。
≫片鱗が見えるんですよね。
トライアルでいい投げしてました。
≫12人目はアルゼンチンです、ブライアン・トレドは21歳という若武者です。
≫まだ一番若い選手ですが、可能性を秘めてますよ。
≫3年前の世界ジュニアで第2位、銀メダルを取りました。
現在、放送席の寒暖計で気温は31度、湿度は43%、ほぼ上空無風の状態です、いかがでしょう?≫コンディションとしては、やり投げは空気力学的種目ですから向かい風がいいんですが、この状況でしたら申し分ない試合状況ですね。
≫グラウンドレベルの吹き流しが映りました。
若干、横に流れてますが。
≫若干ですね。
この風が上空に行って、どのような状況になっているか。
これが投げてる選手でわかってきますから、その都度、報告したいですね。
≫このように風が少ないときというのは、投てきはどうしたらいいですか?≫やはり、あまり高く上げない方がいいですね。
ちょっと低めに投げてる方が先に行って伸びてきます。
≫日本の男子やり投げ、2009年のベルリン大会で村上幸史選手が82m97cmを投げまして銅メダルを獲得しました。
世界陸上は1983年に始まりましたが、1987年に日本記録保持者である溝口和洋さんが第6位に入賞しています。
ですから溝口さんの入賞以来の村上選手が第3位というやり投げでの初めてのメダル獲得でした。
≫実力は村上以上のものがありますから、もっと上を狙えるチャンスがありますね。
≫いよいよ男子やり投げの決勝が始まります。
まず1人目の投てき者、ディフェンディングチャンピオンチェコのベゼリーが投げます80mのラインの手前でやりが落ちました。
≫一番安定した力のある男なんですが、やはり力みましたね。
やりを投げる瞬間に早くひじを引き過ぎました。
≫自己ベストは88m34cm、今年も88m18cmを投げています。
≫ちょっと吹き上がりましたね。
≫やり投げは3回を投げまして、3回でのトータル上位8名が4回目以降の投てきに進むことができます。
≫この3回目というのを、とりあえず82mぐらいのところを安全圏として見たらいいと思います。
≫予選で86m14を投げてトップです。
ノリにノッています、自己ベストを更新してまいりましたドイツの23歳、ホフマン、1m95cmの大きな体。
80mのラインの手前で落ちました。
≫先ほどのトライアルのように左足の乗り切り方が甘いですね。
ファウルをしないように、少し腰が引けたような投げになりましたね。
≫練習で85m以上投げてましたね。
≫あのときは見事に左足に乗ってましたが、今は乗り切れませんでしたね≫やはり練習で抜けていた力が、いざ競技が始まって、力みというものに変わってきたのか79m38cmです。
ただこのホフマンには注目ですよね。
≫必ず投げてくるはずです。
≫ジュリウス・イエゴです。
もともとやり投げの指導者がいなかったケニアにおいて動画サイトを見ながらピトカマキ、あるいはトルキルドセン、そしてゼレズニーらの投てきを見て独学でやりを学んできました。
現在はフィンランドのコーチに師事をしています。
ケニアの世界歴代第9位、91m39cmを投げているジュリウス・イエゴの1投目。
やり、伸びませんでした。
≫投げる前に完全に下を向いてかぶってしまいましたね。
≫自ら今、記録を消しました。
ファウルにしました、75mよりも手前でした。
≫あれだけ投げてきた選手がこの1投目で相当緊張してますね。
≫この次の次が日本の新井涼平です。
まずは、これだけの世界のトップスロワーでもやはり世界陸上の決勝の舞台様々な見えざる力が肩にかかっています。
この次がスウェーデンのアムブ、そして日本の新井涼平です。
84m61が自己ベスト、スウェーデンのキム・アムブの1投目。
≫今日はこのようなやりは飛びませんね。
≫まだここまで80m投げてる選手はいません。
小山さん、日本の新井、これから1投目です。
≫この1投目に最低82m、ここを投げてほしいですね。
≫1投で勝負が決まるということも過去の大会ではあります。
≫とりあえず82を投げてベスト8の安全圏に入ってもらいたいですね。
そこからが勝負になりますから。
≫北京世界陸上、男子やり投げの決勝。
やり投げは技術の種目。
ここまで培ってきた技術をそのまま出してもらいたい、岡田監督はそう言いました。
≫技術では世界で引けを取りませんから、冷静に、しっかり構えをつくって投げてもらいたいですね≫ここから先はどこまで行けるかですと、新井涼平は話しています。
2015年、新井涼平、北京オリンピックスタジアム。
≫80mを1投目初めて越えてきたのは新井涼平。
≫今の投げて80m行ってるってことはまだまだ可能性あります、今は決してうまく投げれませんでした。
ちょっと投げ急いで体が前に突っ込みましたからこれで80mを越えてるということは次から楽しみですよ。
≫1投目、結果が出ました。
80m81cmです。
ただ1人、ここまでで80mを越えてきました、新井です。
≫1投目、緊張した中で80m、楽しみですね、これからが。
≫ドイツのトーマス・ローラーです。
今年のベスト89m27cmは自己ベスト。
雨が降るといい記録を出すということでレインスロワーという異名を取るトーマス・ローラー。
伸びました、85mを大きく越えてきました。
≫トライアルそのままの投げをしましたね。
≫これは好調、トーマス・ローラー、トップに立った。
≫助走からクロス、投げまで非常に安定した投げでしたね≫前回は74m45cmで予選落ちをしました。
23歳となって、世界陸上に帰ってきましたトーマス・ローラー、会心の一投。
記録は86m68cm。
≫この場で、これだけリラックスして力が出せますかね。
≫ドイツ選手権の優勝者、トーマス・ローラーがトップに立ちました。
日本の新井は現在第2位です≫さあ、新井選手、1投目を投げ終わりました。
今は2位につけているということですね。
≫まだまだここからでしょう≫3投投げてベスト8に残って、それからということになります。
≫また3投ありますからまずは8人に集まる。
別にその前に出しちゃったっていいんですけどね。
≫もちろんそうですね。
≫そして、今日は女子200も予選が始まるんです。
≫もう選手たちが並んでいます。
≫注目はいっぱいい過ぎるんで、もう、解説にお願いしようかな。
でもね、1人だけ。
トンプソン、気になってます。
もちろん福島もです。
≫福島選手は100mでは日本記録に迫るいい走りを見せました。
準決勝進出していますので、今年は本当に好調です、200も勝ってほしい。
≫これ、シェリー−アンに勝っているキャンベル。
≫注目となりますが、女子200mいよいよスタートです予選の模様をご覧ください。
≫北京オリンピックスタジアム、いよいよトラックは女子200m予選がこれから始まります。
7組ありまして3組プラス3名が明日の準決勝に進出するその予選です。
解説、朝原宣治さんでお伝えをしていきます。
朝原さん、日本の福島が第5組に登場してきます。
≫2レーンということで、走りにくいかもしれませんが100が好調ですので200mも22秒台というのが見たいところですね。
≫まず第1組を迎えますが、この組の注目は誰でしょうか?≫やはり6レーンのマクグローン選手ですね。
≫全米2位でこの北京にやってきました。
≫ダイヤモンドリーグ、ヨーロッパの試合でもかなり好調を維持してますので、その好調のまま、この世界選手権に来ていると思いますので非常に期待できます。
≫マクグローンが6レーンを走ります。
7月17日、モナコのダイヤモンドリーグで22秒08をマークしています。
右側の選手です。
今シーズン世界ランキングは2位で北京にやってきました≫もうすぐ21秒台に突入する選手ですね。
≫女子200mはあのシェリー−アン・フレーザー−プライス、それから、アメリカのアリソン・フェリックスもこの種目を回避したということになりました。
大混戦が予想されています。
≫混戦ですね。
7レーンのカンブンジ選手もスイス記録で走ってますので注目です。
≫1着フィニッシュは22秒46、マクグローン。
向かい風0.9m。
予選からかなり力を出してきましたマクグローンです。
≫予選から22秒中盤というのは速いですね。
≫今シーズンは22秒08というタイムを持っていますが正式タイム22秒46と発表されています。
予選からこのタイムをマークしてきました。
予選ですが、明日準決勝、そして3日後に決勝という女子200mですが。
カーブを抜けたときには、朝原さん、かなりリードを奪っていました。
≫2mぐらい抜けてましたね≫正式タイム22秒45と発表されています。
それから2着にスイスのカンブンジ。
そして3着にジャブキナが入って22秒92、≫ウォームアップエリアでは男子200m準決勝に向けて選手たちが動き始めています最初に出てきたのは高瀬選手るしっかりと深呼吸をして、静かにアップを始めました。
そしてサニブラウン選手が出てくると同時にボルト選手も現れました。
ヘッドホン片手に歩くボルト選手の横をチューチュー飲み物を手に歩くサニブラウン。
100mの前より別人のように笑顔が多くなったボルト選手は、日本のカメラにガッツポーズをする余裕を見せました。
サニブラウンに驚きを見せたガトリン選手は既にスピードアップして走っています。
≫日本の新井は現在第4位です。
エジプトのエルサエド。
89mスローを去年記録しています。
これも大きい、伸びていきました。
86mを上回ってきました。
≫さすが、やはり名のある選手はいい投げしますね。
≫今年のベスト85m50ですから恐らくシーズンベストが出てるでしょう。
≫出ましたね。
≫1投目からやはり世界のトップの12人。
≫決して左足にうまく乗ったというやりではありませんからまだ投げれるチャンスはありますね。
≫記録が出ました86m7cm、シーズンベスト。
エジプトのエルサエド。
第2位に上がっています。
男子やり投げ決勝は2投目に入っています。
ケニアのイエゴの2回目の投てきです。
1回目はファウル。
80mのラインを越えてきました。
2投目で記録を伸ばしてきました。
≫ファウルをしないで記録を残すということ、82mを目標に投げるということ、この2つの条件は整いましたね。
≫まずは最初の3投でベスト8に入らないと4投目以降に進めません。
そして日本の新井涼平は1回目の投てきで80m81cmを投げまして現在第6位です。
≫今のイエゴの投げ方というのはベスト8に入るための投げ方ですね。
≫イエゴの記録が82m42cmで第5位ですから新井の1つ上に位置しているのがこのイエゴ、ですから、新井が記録を伸ばすためには、順位を上げるためには82m42cm以上ということになります。
スウェーデンのキム・アムブ。
これは頭が下がって失速してきました。
≫今のはまさしく頭が下がったためにあのようなやりになってしまったんです。
≫結局、やりも穂先が先に落ちてしまいましてキム・アムブのやりは失速しています。
≫やりを構えたときの方向も相当右へ向いてますよね。
≫このスウェーデンのキム・アムブの次が日本の新井涼平です。
現在、新井は第6位です。
1投目80m81cm。
さあ2回目の投てき。
ここから記録を伸ばして順位を上げていくことができるか現在第6位。
≫予選のように左足の上に真っすぐ乗り切っていけば必ず記録が出てきます。
≫練習の投てきではかなり力みが見られました。
しかし、1回目の投てきでしっかりと記録を残してきました。
80mスローを記録してきました。
新井涼平の2投目。
≫後ろに岡田コーチの姿があります。
集中している新井。
やりと出会って8年、たどり着いた世界の舞台。
80mのラインを越えてきた記録を伸ばしました。
≫今のやり投げは、いい投げでしたね。
≫これは順位を上げます。
≫ベスト8間違いなく、この記録ですと残りますからあと3投、続きますよ。
≫1投目でいろいろと修正するポイントがあったんでしょう、それを自ら修正してきました≫しかし、まだまだ本人としては納得いっていません。
十分ですよ、これで。
≫83m7cm、記録を伸ばしてきました、第5位に上がってきました。
イエゴを抜いて新井が第5位に上がった形になります。
≫100%、この記録でベスト8に入ります。
≫初出場の世界陸上、日本の新井涼平、現在第5位に入りました。
男子やり投げの決勝、12人が決勝に進んでいます。
4投目以降には上位8人しか進むことができません。
ドイツのトーマス・ローラー、現在トップに立っています。
1投目で86m68cmを投げています。
85mをオーバーしてきました。
≫鋭いですね。
クロスをしてからのやりの方向、位置、体の方向、視線ですね、完璧ですね。
≫1つハマると90mぐらい可能性がありますか?≫ありますね。
≫自己ベスト89m27cmという今シーズンマークしているローラーです。
のっているローラー、メダルの大きな有力候補ですね?≫有力候補ですね。
一番だと言っても過言ではないですね。
≫ドイツ勢は3人が決勝に進んでいます。
日本の新井涼平は現在第5位ローラーは2投目、86m83cm。
1投目の86m68cmで現在トップに立っています。
フィンランドのルースカネン世界陸上4大会連続出場。
ルースカネンの2回目の投てき、86mをオーバーした辺り、これは新井の記録まではどうやらいっていない模様。
ルースカネンは1投目を終えて11位。
ですからベスト8に入りたいという投てきです。
今の辺りがラインになりますか?≫ラインになりますね。
≫ルースカネンの記録が出ました、81m29cmです。
ルースカネンの順位が7位ですから、81m29。
≫まだこれでは危ないですね≫そのほかの選手が上回ってくる可能性があるということですね。
≫82というところ、この線を超えてほしいですね。
≫2投目が終わりました。
エストニアのリスト・マタス。
ちょっと本人、これは失敗。
投げた後で悔しがりました。
≫クロスしてきて体を後ろに残すことができませんでしたもういきなり左足の方にいってしまいましたからね、早いんですね、左足の着きが。
これでは投げれませんね。
≫これは失敗してしまいまして、やりも伸びませんでした。
新井のコーチである岡田雅次・国士舘大学監督ですけれども、やりは技術なんだと言っていますね。
≫まさしく技術ですね。
≫ですから順位を狙うとか、記録を狙うとかそういうことではなくて、今まで自分が積み上げてきた技術を発揮できるかどうかなんですという話をしていました。
≫室伏広治も一時、そのような話をよくしてましたね。
≫続いてドイツのヨハネス・ベター。
ベターも1投目で3位につけています。
ちょっと上がり過ぎましたか80mのラインをオーバーしたところです。
≫こういうやりを投げているうちは、記録が出ません。
≫1投目が83m79。
つまり今日は風があまりないので高く上がり過ぎると、あまりやりは伸びないと。
≫追い風は高い方がいい、向かい風はやや低めと言われています。
≫ベターの投てきは現在第3位。
日本の新井は現在第5位につけています。
ベスト8にまずは入って4投目以降を確定させたい新井涼平。
現在、新井涼平、2投目で第5位です。
≫予選の第2組は先ほど終わりました。
全米チャンピオンのパランディニが注目されましたが、朝原さん、8レーンを走ったコートジボワールのタロウが非常に後半伸びてきまして。
≫前半のダッシュもよかったんですが、パランディニがコーナーを抜けたときはトップだったんですね。
それがもう一度、タロウ選手が抜き返した形になりましたね。
ちょっとパランディニ選手、中盤から最後の50、かたいような気はします。
≫オレゴン大学の3年生。
全米学生選手権、今年は2位、それから全米選手権で勝ちましてこの北京にやってきました。
この後は予選第3組、そして日本の福島は第5組に登場します。
≫第3組いよいよオカグバレとターモーが出てきます。
≫そして新井選手、2投目も83m07ということで≫いい投てきでしたね。
これで8人に残れると言ったけど、いや、ホントに!?≫でもその次のトーマス・ローラーって選手が86mをどっちも越えていますから、みんな強いんで油断ならないですよ。
≫今のところ5位ということですが。
≫オカグバレ、決勝ですか?じゃあ、次はターモーですね。
≫今情報が入ってきまして、ナイジェリア、オカグバレが欠場ということが手元のコンピュータに表示されました。
朝原さん、残念ですね。
≫残念ですね、100では決勝に残りましたからね、ケガとかでなければいいんですけどね。
≫前回大会の銅メダリスト、ナイジェリアのオカグバレは残念ながら欠場となりましたただ、5レーンに前回大会ファイナリスト、5位に入ったジェネバ・ターモーが入ってきます。
≫今年は絶好調ということでいつもアリソン・フェリックスの練習パートナーとして一緒に練習しているんですがいつもアリソン・フェリックスの影に隠れると言いますかなかなかトップでというのは難しいんですが今回はメダルが狙えるんじゃないかと思います。
≫5レーンのターモーに注目です。
≫ターモー、もう流してますかね。
≫もうゆったりと走ってますね、余裕です。
≫予選第3組、1着フィニッシュ。
22秒80、風はありませんでした。
前回5位に入ったアメリカのジェネバ・ターモー。
順当に準決勝進出を決めています。
100mも自己ベスト10秒93というスピードを持っている選手です。
≫200も22秒23まで今年伸ばしてますので、かなり次の準決勝、決勝に向けてタイムを徐々に上げていくんじゃないかなと思います。
≫アメリカ、ジェネバ・ターモー、正式タイムは22秒79と発表されています。
2着にはイタリアのフーパーが入って22秒99、シーズンベストをマークしています。
それからカナダのハイアシントが入って23秒03、明日の準決勝に進出を決めています。
男子のやり投げ決勝は2投目に入っています。
≫さあ、こちらも注目のエジプトのローラーです。
26歳、世界陸上は前回のモスクワ大会で第7位に入賞しました。
昨年89mを投げています。
現在第2位につけているエルサエド。
90mラインの前まできた。
≫いや〜、すばらしい。
≫これは会心の投てき。
≫クロスしてきて、やりを真っすぐ引いてきましたね。
≫エジプトのエルサエド。
≫あの視線です、あの視線、これがいく視線なんですね。
≫新井涼平も思わずそちらに目をやりましたが、これはすさまじい投てきを見せつけられました。
≫この無風状態でですよ。
エジプトのエルサエド、すごい投てきでした。
≫大したもんですね、この状況で。
≫3回目の投てきに入っております、ドイツのホフマンの3投目。
大きな声が出ている、やりが伸びてきました。
ホフマンの伸ばしてきました85mの辺りまできました。
≫今のは非常にうまいやりを投げたというか、左足に完全に乗り切って、お尻が上がるような投げでしたね。
≫ホフマンは実は投げる前は9位だったんですね。
ですからベスト8を決めなくてはいけないという、この投てきでホフマンの記録は84m85cm、第4位に入りました。
この時点で日本の新井涼平は第7位です。
≫やはりここ一発というときに、必ず投げてくる、これが力ですね。
≫しかし、世界のトップスロワーたちがどんどん記録を伸ばしてきています。
≫新井もこの雰囲気に負けずに85m、次の投てきで投げてほしいですね。
≫91mスロワーのケニアのイエゴは現在、新井よりも下にいます。
ですから記録を伸ばしてくれば、また順位が入れ替わるということになります。
日本の新井は現在第7位。
ケニアのイエゴの3投目。
思い切って投げていく、伸びている。
90mスロー!≫何ですか、この投げは!イエゴ、大きな投てきは90mラインをはるかに越えていった。
≫いや〜、全部の体重がやり1つにかかりましたね。
≫第8位から、なんとトップに躍り出る。
イエゴのこの3投目!≫すばらしい投げ!≫これはまさに金メダルスローとなるのか。
≫世界陸上で初めてこれだけ投げた、これだけ投げたのは、なかなか見ませんね。
≫世界陸上記録は92m80cm、あのヤン・ゼレズニーですが、92m72cm、大会記録にあと8cm。
≫いや〜、すごい。
≫トップに立ちました。
そして新井涼平は第8位となります。
イエゴの自己ベストを大幅に更新する92m72cm。
≫ビックリしましたね。
私が技術を語れません、これは。
≫すさまじい世界のスロー。
そして、新井は現在ベスト8の8番目にいます。
スウェーデンのキム・アムブが投げます。
新井涼平がまざまざと今、目の当たりにしている、これが世界のトップのメダル争い。
≫ひじ引きましたね。
≫ちょっと力んできたアムブ新井の記録を上回りません。
80mの手前、キム・アムブはベスト8に入ることができませんでした。
第11位です。
≫気の毒ですよね。
≫ここから先、日本の新井よりも下の順位にいる選手は3人います。
その3人が新井を上回らなければ新井はベスト8に進めるということになります。
≫しかし、83mを投げて8番目にいるということはこれはすごいレベルの大会になりましたね。
≫風はありません、しかしハイレベル。
さあ、新井涼平、世界の中でさらに新井の心と体の中で眠っているものが、また呼び覚まされてくるのかそういったことがあるんじゃないでしょうか。
≫頑張ってほしいですね。
冷静に。
≫自分の人生で何か考えて始めて行ったことはやりと出会うまではなかったと言っています。
とにかくやり投げがおもしろかったんですと。
≫注意することは2つです。
まず、やりを引きを速くしないこと、左足に早くのること、この2点。
≫ファウルですね。
≫大きな投てきでしたが、残念ファウル。
≫止まり切れなかった。
≫大きな投てきでした。
≫いや〜、今のは会心の一投でしたがね。
≫勝負にいきましたね。
思い切って攻めました。
≫止まり切れなかったですねしかしながら、わずかに足が出てしまいまして、新井の3投目はファウル。
さあ新井は現在第8位。
≫もう3投チャンスをあげたいですね。
必ずいい記録がついてきますよ、新井には。
≫4投目以降に進めるかどうか。
このローラーは現在第3位、新井よりも上にいます。
1投目で86mを投げています。
2投目のやりも伸ばしてきました。
さらに記録を伸ばしてきました、トーマス・ローラー。
≫振りがすごいんですよ。
腕の振りが、いい振りしてますね。
≫エジプトの選手の投げで全体に火がつきましたね。
≫迷いのない振りになってきましたね≫空前のハイレベルな大会となってきました北京世界陸上ローラーは3位は変わりません。
86m77を投げて3位。
≫いや〜、高いレベル。
≫現在トップはイエゴの92m72cm、そして、2位がアブデルラーマン。
ルースカネンは現在第9位。
やりを遠くに投げる力があります。
新井を上回る可能性を持っている選手ですがルースカネンのこのやりはどうでしょうか。
やりが伸びてきました。
85mを上回ってきました。
新井涼平、第8位のその記録をルースカネンが上回りました≫どうですかね、今ちょっとかぶるのが早かった。
こういうところが見えましたけれども、先にいって随分やりが伸びましたね。
≫87m12cm、ルースカネンが第3位に上がりました。
この瞬間に日本の新井涼平、第9位。
≫いや、残念ですね。
≫世界と勝負した初めての舞台。
しかし、ベスト8に入ることはできませんでした。
≫トラックは女子200m予選の第5組です。
日本の福島が登場してきましたこの北京オリンピックスタジアムです。
この200mで準決勝進出なるか。
100mは見事に準決勝進出その舞台で戦いました福島。
日本記録更新はなりませんでしたが朝原さん、見事な100mのレースでした。
≫もう100mでは自己ベストに近い記録で走っていますので、この200mもかなりレベルが高いんですけれども、22秒台に近い記録で予選を通過してもらいたいですね。
≫先ほど第4組が終了しています。
ジャマイカのトンプソンが非常にいい走りを見せて22秒78、余裕の走りでしたね?≫これは優勝争いに絡んでくるような走りでしたね。
≫そのトンプソンが22秒78。
これから第7組あるうちの5組目、日本の福島が登場してきますこれが先ほど終わりました第4組のレースです。
ジャマイカのエライン・トンプソン、あの100m勝ちましたシェリー−アン・フレーザー−プライスと練習をしている選手ですが、そのシェリー−アン・フレーザー−プライスと同じようにひまわりの髪飾りをつけて登場してきました。
≫もうコーナー抜けたぐらいからかなり余裕で走って、最後は歩くようにしてゴールして22秒7台ですからね。
これは力がありますね。
≫優勝候補の一角と言えるかもしれません。
さて朝原さん、福島がこの200m予選、2レーンを走るということになりました。
100mは準決勝、ウォーミッグアップでよかった分欲が出て、スタートしてすぐ堅くなってしまったと本人は振り返っていました。
≫100mの予選の走りは本当に無心でリラックスして走れていたように見えたのでこの200mもあまりあれこれ考えずに自分の走りに集中して走ってほしいなと思いますね。
≫まずは3着を目指します。
そして、今のところプラス3名の3番目のタイムが23秒16。
ですから今シーズン23秒11をマークしてますから準決勝進出の可能性は十分にあります。
≫ただ、タイムで考えるともうちょっと上がる可能性もありますので3番を狙っていってほしいなというのありますね。
≫朝原さん、今日は特に男子200mに藤光、高瀬、サニブラウンが登場する。
日本勢としてまず福島に先陣を切ってもらう今日の夜になります。
≫福島さんにまず準決勝進出を決めてもらって男子への勢いをつけてもらいたいですね。
≫福島にとってこの北京オリンピックスタジアム、2008年、世界の舞台を果たした場所です。
そして、いい状態で戻ってくることができた、福島は縁を感じると話しています。
100mは準決勝進出、そしてこの200mはどうかというレースになります。
今シーズン好調、この8人の選手で争われる予選の第5組です。
まずは3着以内を目指すレースになりますが、やはり強敵は5レーンを走るベロニカ・キャンベルブラウンになりそうです。
≫何度も世界の1位になってますのでキャンベル・ブラウン選手は強いですね。
あとは6レーンのアデオエ選手、イギリスの選手です。
7レーンのハケット選手も今年、ナショナルレコードを出してますので絶好調ですね≫今8レーンのリョウ・ショウセイが紹介されています。
中国の18歳です。
昨年のユースオリンピックの100mのチャンピオンですそれから7レーンはトリニダード・ドバコのハケット、22秒51ねこの選手がイギリスのアデオエ。
22秒92という今シーズンのタイムですが、イギリスチャンピオンとしてこの舞台にやってきました。
そしてベロニカ・キャンベル・ブラウン、2011年のテグ大会の200mのチャンピオン。
100mは4位に入りました≫200mの方がタイトルが多いですね。
≫2011年はチャンピオンそれから2009年のベルリン大会は2位に入りました。
既に200mでメダルを3つ持っている選手です。
一番内側に日本の福島千里。
思いを持ったこの北京、世界のデビューを果たした7年前、そして2015年、100に続き準決勝進出なるか。
≫1つ外のエマニュエル選手がちょうどシーズンベストが22秒台なんですけど、22秒92と。
今回の100mも11秒33ということで、この選手についていくというか、競って走ればいいんじゃないかなと思いますね。
≫女子200m予選、第5組に日本の福島、登場しています。
100に続き準決勝なるか。
ベロニカ・キャンベルブラウンに続いて福島は5着か?ベロニカ・キャンベル・ブラウンのタイムが22秒79、そして日本の福島は5着。
あとはタイムを待つことになりました。
≫ちょっと後半、苦しかったですね。
≫カーブから直線に入るところは、朝原さん?≫コーナーの出口はよかったんですね。
そこから横一線に並んでましたので、そこから飛び抜けるのがちょっと難しかったですね。
≫ここでベロニカ・キャンベル・ブラウンに続いて大体2位争いで直線コースに入ってきました。
ただ、後半の伸びをやや欠いた福島になりました。
≫隣のエマニュエル選手がずっとピタッとついてたので、それも嫌な感じで走ってたと思うんですね。
≫日本の福島、5着で23秒30、残念ながら準決勝進出はなりませんでした。
ただ、北京の舞台、100は準決勝、200は23秒30、≫女子200mの福島選手に来ていただきました。
今のレース、いかがでしたでしょうか?≫うまく表現できないんですけど、やっぱり次のラウンドに進むことが目標だったのでそれがかなわないことは悔しい気持ちでいっぱいです。
≫福島選手にとってこの北京での世界陸上、いかがでしたか?≫いいところもあり、そしてまた、もちろん課題はもっともっとあるんですけど、ここを走ったからこそわかる課題も見えたので来年に向けてしっかりやっていきたいなという気持ちはあります。
≫ありがとうございました、お疲れさまでした。
≫いや〜、そうなんですよね。
女子リレーは日本はないから4継も出てこい、日本の。
本当にご苦労さまでした。
≫次の組にシパーズ選手が出てきますね。
≫この人が世界を驚かせますね。
しっかりと200を見てみましょう。
シパーズ選手です。
≫女子200m予選の第6組です。
オランダのシパーズ、100mの銀メダリストが登場してきます。
朝原さん、100mは予選、準決、決勝とタイムを上げてきました。
そして決勝で10秒81が自己ベスト。
≫81まで来ましたからね。
200でどれくらい出るのかなと思いますが。
≫特に後半の伸びが得意ですから、今シーズンは22秒09、自己ベストは22秒03。
100mの状態を見ますとやはり21秒台にすぐ行くのかなという印象があるんですが?≫100mで2番なので、この予選は本当に余裕な感じで走ると思うんですけれども流しても、多分22秒中盤くらいで来るんじゃないかなと思いますね。
≫前回大会は七種競技で銅メダルを獲得、そして今大会はスプリンターに転向して100は銀メダルを獲得しています。
あのシェリー−アン・フレーザー−プライスを最後追い詰めたあの伸びは見事でした。
≫もう貫祿すら感じますよね≫そのシパーズが7レーンを走ります。
それからそのほかの選手だとブラジルの5レーン、サントスは22秒77を今シーズンマークしている選手ですが、100mも準決勝に進出をしています。
≫この選手も非常に調子がいい選手ですね。
若い、17歳のときに北京オリンピックに出てますね。
≫4レーンにバハマのファーガソン、一番内側、ロシアのスミノワ。
さて7レーンのシパーズ。
この200でもし金を取ることになりますと朝原さん、ニューヒロインの誕生ということになりそうです。
≫オランダ人が女子の100mでチャンピオンになるというのはちょっと聞いたことがないんですけどね。
≫追い風0.2m。
朝原さん、最後の直線は力を入れていない印象でした。
≫全く入れてませんね。
コーナーも、まだまだ余裕です。
100mのスピードがあればもっと多分コーナーに出てきたところでリードを奪ってるはずなんですけど、まだまだ抑えて出てますね。
≫22秒58という正式タイム。
追い風0.2mでした。
2着にサントスが入って23秒01、それからトーマスが3着に入って23秒09というタイムでした。
この辺り、準決勝、決勝でどんな旋風を巻き起こすのか≫本当に体幹が強くて全く乱れないですよね、最後まで。
足の回転も落ちないですね。
≫女子200m予選の第6組オランダ、ダフニ・シパーズ、見事に1着で準決勝進出を決めています。
やり投げは4投目に入っています。
≫フィンランドのピトカマキです。
ピトカマキは3投目で85m8cmを投げていますやはり投げるごとに記録を伸ばしてきている辺りはさすがの金メダリスト。
前回のモスクワ大会でも銀メダルを取りました。
2008年、北京オリンピックで銅メダリスト。
やや高く上がったやりですが伸びていきます。
85mのラインをオーバーしてきました。
≫来ましたね、ピトカマキ。
≫ピトカマキのもともとやりは40度近いやりで投げているんですね。
出てきましたね、それに近い投げが。
≫現在3位の記録が87m12cmです。
この87m12を上回ってメダル圏内に来るかどうかというところ。
≫まだまだ力はありますね。
≫ベテランの32歳、ピトカマキ。
87m64cm、第3位に上がりました。
この2015年北京世界陸上の男子やり投げは、大変なハイレベルです。
銅メダルのラインが今、87m64cm。
≫無風状態でここまで上がるんですかね。
≫そして、これからケニアのイエゴが投げるところです。
その前のエジプトのエルサエドの記録はファウルでした日本の新井涼平もベスト8、もう少しで残れるかというところでもあったんですけれども。
≫83mで残れないというのは相当のいい条件の中でやった試合ぐらいしかないと思うんですね。
≫過去の世界陸上の記録を見ましてもベスト8に83mで入れなかったというケースは1回しかありません。
1999年のセビリア大会。
イエゴはパスをしてきましたね。
≫あれだけのビッグスローをすると、少し休憩ですね。
自分でもビックリしてるんですよね。
≫ケニアのイエゴが92m72というビッグスローを見せまして、トップに立っています。
≫トラックは続いて女子200mの第7組です。
朝原さん、この組の注目は誰でしょうか?≫やはり2レーンのアッシャースミス選手ですね。
≫19歳で北京の舞台です。
22秒30。
≫22秒61から22秒30まで記録を伸ばしてますので、この予選でも上位に食い込んでくると思います。
≫この選手が6レーンのジャマイカ、シンプソン。
非常にベテランの選手で31歳。
≫ずっと強い選手です。
なので、2レーンのアッシャースミス選手とシンプソン選手が並んでゴールするという展開になるんじゃないでしょうかね≫3レーンのイベット・ラロア−コリオも100mは準決勝へ進んできました。
≫最近、ヨーロッパ等々でもずっと活躍してきた選手なんですがここに来てまた一段と調子を上げてきていますので、200も結構いい走りをすると思いますね。
≫アッシャースミス紹介されています。
前回大会も4×100リレーのメンバーとして17歳でメダリスト。
≫イギリス人として初めて10秒99という、10秒台を出した選手ですね≫10代で10秒99をマークしているアッシャースミスが内側です。
シンプソンが紹介されています。
2011年のテグ大会はファイナリスト8位になりましたシェローン・シンプソンです。
アテネオリンピックでは銀メダルを取っている息の長い選手です。
≫100mのベストも10秒82ということでスピードのある選手ですね。
≫女子200m予選、この後、男子の準決勝も控えている世界陸上北京5日目。
≫19歳、この予選から自己ベストを更新してきました。
これは見事な走りでした。
≫2レーンということでかなり走りにくいと思うんですがこのタイムをたたき出してくるというのはかなり調子がいいんですね。
≫22秒22という正式タイム、自己ベスト更新。
追い風0.4m。
シンプソンが22秒52、さらにラロワ‐コリオが22秒54とシーズンベストをマークしてこの組は非常にレベルが高い組になりました。
女子200m予選の最終第7組、制したのはイギリス19歳、アッシャースミスです。
トラックはこの後、女子400mハードルの決勝、そして、朝原さん、男子200m準決勝。
≫いよいよですね、目が離せないですね。
≫日本時間の9時25分頃スタートです。
≫ウォームアップエリアですいよいよ迫る男子200m準決勝に向けてもはや世界の注目を集めるサニブラウン選手は今日も堂々とウォームアップぴったりと横につく山村先生の話にうなずきながら時折笑顔も見えました。
最後は再び走る9レーンをスタートからしっかりコーナーまで走ってアップを終えています。
山村コーチはいけるだけいけ着順でとってこいと最後に声をかけました。
7レーンにいるガトリンを意識して走れることはプラス、そのガトリン選手とともに間もなくメインスタジアムに向かいます。
≫男子やり投げの決勝は5回目の投てきです。
4投目で87m64を投げているフィンランドのピトカマキ、5回目の投てき。
これは85mラインの手前でした。
≫やりの引きで最後クロスで入ってきて、やりを引いたんですが、そこで失敗しましたね。
≫現在第3位につけています2007年大阪大会の金メダリスト。
このときは90m33cm、2投目の89m16cmで優勝を決めていた6投目で90mスロー、その1回の投てきに日本の新井涼平は魅了されました。
≫あのときはすごかったんですよね、スタンドの上の方を飛んでいって。
≫ピトカマキのやりに魅了されたという人は非常に多いんですよね。
ほかの選手でもピトカマキをずっと手本にしているという選手もいます。
そのピトカマキは6回目の世界陸上です。
昨年7月に息子が生まれました。
今年はドーハ大会ダイヤモンドリーグで88m62を投げています。
ドイツのトーマス・ローラーが5回目の投てき。
85mのラインの手前まで来ました。
ローラーは現在第4位、87m18を4投目で投げています。
≫わずかな差なんですよね。
左足は落ち着いて、そこにきちっと乗っていけるかどうか。
また、その前にもう少し右側に体重が残っていればまだまだ記録は伸びてきますね。
≫先ほどの4投目ではピトカマキと86mを連続して投げていきました。
この5回目の投てきは84mちょうどです。
前回は世界陸上予選落ち。
今回は決勝に残って、現在第4位につけているローラー。
そしてアンティ・ルースカネンです、31歳。
このルースカネンもベテランこれが4回目の世界陸上。
ルースカネン、85mの手前の辺りです。
現在87m12cm。
単純に数えましても87mまで投げている選手がトータルでここまで5人いますので。
当然、新井選手の自己ベストというのは日本歴代第2位ですけれども86m83cm。
ですから今回に関してはとにかくメダル争いをする部分では88m、89m投げないとということになりますね。
≫よくこの無風状態で、何度も言いますけれども、それだけの記録が出ますよね≫それはどうしてですか?≫やはり試合の雰囲気でしょうね。
≫お互いがお互いに刺激をし合っている。
何といってもエジプトのエルサエド、先ほどはファウル、5回目の投てき。
大きなスローを行っているエルサエドですがちょっと腰の辺りを先ほどから気にしているのが気がかり≫痛めたんですね、左の腰を。
≫投げた後で左の腰を触るしぐさが先ほど来見られています。
≫やはり88m99のビッグスローの後、ビッグスローの後、ちょっと腰を痛めたようですね。
≫ご覧のように2投目で85m99、しかしながら、その後は3回ファウルということになります。
ケニアのイエゴ、現在トップをいきます。
イエゴは92m72cm、このイエゴは4投、5投ともパスしてきました。
現在金メダル、その有力候補となっているのがイエゴです。
イエゴの3投目をご覧いただきます。
改めてこの投てき。
≫すごいですね。
≫90mオーバー、なかなか見られないんです。
≫見られないですね、全体重がかかりましたね。
≫今年実はイエゴが90mをオーバーしてきましたけれども、4年ぶりだそうですね。
2011年にトルキルドセンが投げて以来、4年ぶりの90m。
≫この前で見られるとはすごいですね。
≫ボルトの姿が今ウォームアップエリアに出てきました。
かなり顔が厳しくなってきました。
200m準決勝男子、この後9時25分頃から始まります1組目にヒューズ、2組目にガトリンとサニブラウン、3組目に高瀬選手、藤光選手とボルトが一緒に走ります。
≫またガトリンとサニブラウンは一緒なんですね。
しかもサニブラウン、また9レーンですか。
大きいサニブラウンとしては187cmありますから窮屈じゃなくていい。
≫今、リトル選手が映ってます。
≫いよいよ400mハードルの決勝ですね。
私たちが大注目のあのアメリカのリトル選手、実は彼女はあの奇抜な風貌だけじゃなく、今シーズン世界ランク1位なんですよ。
≫堂々たる成績を持ってました。
≫でも、まだ20歳で、見てください準決勝。
ちょっと危ういんです、予選から走りが。
あごは上がっちゃってるわ、大泣きして。
≫やっと自分が最後の最後に滑り込んだと告げられた瞬間の映像です。
≫何で今シーズン1位があんな2レーンなんて一番端っこに追いやられたか自分が招いたんです。
≫でも世界陸上は何があるのか本当にわかりません。
ヘイノバだってディフェンディングチャンピオン、狙ってますが。
≫足のテーピングが予選からずっと気になってるんだけどでも何かやりそうじゃないですか、わからないです。
一番先頭で入ってきました。
自分のレースをする、自分の世界に入り込んだ形で今スタートラインに立っていると思います。
≫8人のメンバーがそろいました。
谷川さん、どういったレース展開を予想されますか?≫やはりランキング1位のリトルが万全であればヘイノバと競り合うレースを期待したいんですけれども、準決勝まではよくないんですけれども、気持ちを切り替えて今、いい顔はしてると思います。
≫リトルは一番内側2レーンに入りました。
≫そしてヘイノバがレースを引っ張っていくと思うんですが、外側のテートとスペンサー、ヘイノバ、彼女たちがきちっとしたレースをすればヘイノバが1度失敗すると、やはり1台目以降はわかりません。
≫76.2cmのハードルを10台越えていきます。
いよいよ決勝を迎えました女子400mハードル決勝。
内側から2レーン、シャミア・リトル20歳。
今シーズン世界ランキングはトップ。
準決勝はプラスでタイムで拾われてこの決勝進出です。
≫落ち着いた顔してますね。
テーピングが1つ少なくなりました。
その分、自分の走りができてきたのではないでしょうか。
≫3レーンはイギリス、エイリド・チャイルド。
前回は5位に入りました。
≫力をつけてイギリスの白人の選手の中ではすばらしい技術を持っている選手ですから、メダル争いに絡みたいところですね。
≫準決勝はすばらしい走りを見せましたデンマーク、ペテルセンです。
≫10台目以降、自信を持って準決勝走ってきてますからそれまでの修正があれば絡めると思います。
≫史上初の連覇達成なるか、ズザナ・ヘイノバです、チェコ≫安全策で金メダルを取りに行くか、もしくは記録も狙っていくかということで、最初の出だしが注目ですね。
≫アメリカ、テートは全米2位でこの北京の舞台です。
≫力をつけてきました。
アメリカの中でリトルが注目されてきましたけれども、このテート、世界選手権に入って大きく飛躍してきましたね。
≫7レーンのジャマイカ、スペンサーは実は2009年も、2011年も4位でした。
いよいよメダル獲得なるか。
≫悲願のメダルです。
本来であれば彼女が52秒台で当然ヘイノバを脅かす存在なんですが、準決勝の走りからするともう一歩でしょうかね。
≫8レーンは南アフリカ初めてのメダルを目指します、アフリカチャンピオンのセロン。
そして一番外側に9レーン、ジャマイカのジャニーブ・ラッセルが入ります。
準決勝54秒78、シーズンベストをマークしてきました。
2012年の世界ジュニアのチャンピオンです。
このヘイノバが女子400mハードル、過去誰もなし遂げていない史上初の連覇達成なるか。
≫全く予選と準決勝のときの顔と違いますね。
これがいい形でいけばいいんですけれども、過緊張でストライドを変えたり、スピードを変えるとわかりません。
≫あるいはアメリカのリトル世界ランキングトップがこの決勝でまさにベールを脱ぐか。
予選、準決勝は自分の力を出すことはできませんでした。
足の状態も気になるところ。
ただ、リトルがこの決勝で大きな花を咲かせるか。
誰にも可能性がある女子400mハードル決勝。
≫恐らくリトルは1台目、2台目でメダルを狙いにいくと思います。
≫リトル、いいですよ。
≫女子400mハードル史上初の連覇達成、ヘイノバ、53秒50。
見事に史上初の連覇達成、ヘイノバ。
≫安全策でいきましたね。
前半飛ばしていくかと思ったんですが、やはり4台目、5台目から落ち着いたレース展開でしたね≫リトルも中盤までついていましたが?≫やはり予選、準決勝で、これぐらいのレースをしていれば、ヘイノバは勝てたかもしれません。
≫リトルは53秒94、自己ベストに迫るタイムをマークしてきました。
ヘイノバ史上初の連覇達成は今シーズン世界最高マーク。
そして、リトルは53秒94ですから、やはり決勝に内側のレーンで合わせてきました。
≫これからリトルとヘイノバの戦いが楽しみですね。
≫3着にはアメリカのテート54秒02。
谷川さん、ヘイノバの強さ。
≫混成競技のコーチに習って様々なトレーニングをしてきたと思うんですね。
どちらの足でも跳べる、そして今年は800mにもトライして10台目からの走りに自信を持ってますね。
≫女子400mハードル決勝は見事にヘイノバ、史上初の連覇達成です。
この後はウサイン・ボルト、ジャスティン・ガトリン、≫リトル選手が2位に入りましたね。
そしてヘイノバ強かった。
結構波乱のあるハードルじゃないですか。
やっときたと。
≫そろって全米の1位と2位が。
≫順当ですね。
≫銀メダル、銅メダルを獲得しました。
≫でも、このリトル選手って20歳なんですよ。
≫ドキドキしましたけど、決勝では堂々の走りっぷりでしたね。
≫今度はケガを治したときのリトルの走りがまた見たいですね。
≫ここから先、長い間私たちを楽しませてくれる選手になりそうです。
よくあれで走れますよね。
≫本人に聞いたんですよね。
でも、これで困ったことないのって答えが返ってきちゃったので、≫これが彼女のスタイルなんでしょうかね。
≫こだわってるみたいです。
そしてやり投げの決勝、イエゴ選手すごかったんですが。
最終投てきですね。
≫6投目ご覧ください。
≫2004年のアテネオリンピックから実に世界陸上とオリンピックを合わせまして9大会連続で世界大会に出場しております、フィンランドのピトカマキです。
自己ベストは91m。
85mラインをオーバーしました。
≫速い助走からよく構えをつくって投げれますね。
相当足に負担がかかるはずですけどね。
≫投げるごとに記録を伸ばしてきました。
今日は4投目で87m64cmを投げて現在第3位に入っています。
世界陸上で3つ目のメダルはなるかというフィンランドのピトカマキ。
記録は87m34、第3位は変わりません。
≫ドイツのトーマス・ローラーです。
最終6回目の投てき、逆転のメダルはなるか。
90mラインをあと2mという辺りまで伸ばしてきました≫ピトカマキ、逆転されましたかね。
≫ピトカマキの記録が87m64cm、ローラーは87m41cm、わずかにピトカマキの記録まで23cm届きませんでした。
第4位、変わりません。
フィンランドのルースカネンです。
ルースカネンがピトカマキを上回らなければピトカマキのメダルが決まります。
かなり低く抑えてやりを投げていきました。
≫投げ急ぎましたね。
≫最後はファウルにしましたアンティ・ルースカネン。
しかし、3投目までベスト8にいなかったルースカネンが4投目以降、逆転しましてそして第5位に入りました。
≫よく投げましたね。
≫アンティ・ルースカネン、世界陸上4大会連続出場。
今年北京では第5位、あとは金メダル争いです。
逆転で金メダルを取る可能性のあるエルサエド。
最終の6回目の投てき。
しかしここはもう力が入りませんでした。
エルサエドは銀メダルです。
この瞬間にイエゴ、世界陸上初めてのメダルはなんと黄金の、一番いい色のメダルとなりました。
金メダルをついに取りましたジュリウス・イエゴ。
ついに、ケニアのイエゴが金メダル。
そして投げるようですね。
≫地肩の強さ、世界一ですよね。
≫しかし、やり投げにあこがれて、そして見よう見まねで動画サイトを見ながら、ゼレズニー、ピトカマキ、トルキルドセンのやり投げを見て独学でやり投げを学んできたイエゴ。
そのイエゴがついに世界の一番高いところをとってしまいました。
≫長距離の国と私たちはずっと思っていましたが、これからはそうとは言えませんね。
刺激にされてまだこれから出てくるんじゃないでしょうかね。
身長は一番低いんですよ。
わずか175cmと言われていますよね。
日本の中でも低いくらいの選手ですよね。
胸の厚さがすごいですね。
肩周りの太さ。
≫ついに世界のトップをとりました、ケニアのイエゴ。
最後の6回目、金メダルスロー。
最後の投てきも伸びていったファウルですが、しかしケニア、イエゴここにあり。
世界陸上、ケニアに初めてのメダルをもたらしました。
≫しかしファウルでも90m越えましたからね、すごいですね。
≫なんとイエゴが北京の舞台で92m72cmというビッグスロー。
ケニアのイエゴ、金メダル。
見よう見まねで行って、そしてついに世界のトップ。
≫そういうことってあるんですかね。
≫初めてこの舞台に臨んだ日本の新井涼平は健闘しました、最後も攻めました。
しかし、新井涼平、第9位。
≫男子やり投げの新井選手に来ていただきました。
まずはお疲れさまでした。
≫ありがとうございます、いや〜負けてしまいました、落ちてしまいました。
≫もう1つ上のステージに、まずは8位以内に入りたかったですね?≫最後、しっかり残せれば、最後も手応えあったので、あれが残せれば残れたんですけど、まぁ、残らなかったのでそれは自分の力不足だと思います≫ご両親に向けて、今までいろいろサポートあったと思います。
≫とりあえず今、言いたいのは6投、投げれなくてすみませんってことですね。
≫大いに期待しております、ありがとうございました、お疲れさまでした。
≫いや〜、楽しみな選手が出てきましたね、25歳。
≫一番最初の世界陸上は9位という結果でした。
≫初出場でこんだけ興奮させてくれて本当にありがとう。
≫ピトカマキと一緒に決勝を戦ったわけですから。
≫彼はピトカマキの投てきを高1のときに見て始めたんです、世陸見て。
エルサエドもみんなピトカマキと同じコーチに習ってるんです。
だからピトカマキという人はすごい影響を与えた選手なんですね。
≫僕らもさんざん見てましたからね。
≫生ける伝説です。
そして男子200m。
≫いよいよですね、世界の24人になんと日本人が3人残ってます、楽しみです。
日本人は2組、3組に出てきます。
そして、1組目もえらい豪華なメンバーなんです。
早速見てみましょう、男子200mの準決勝です。
≫世界陸上北京大会、今回が15回目を迎えましたその15回の歴史の中で日本勢が男子200mに3人残ったのは史上初めてです。
サニブラウン、藤光、そして高瀬、その3人が準決勝の舞台に残ってきました。
ウサイン・ボルトがいます、ガトリンがいます。
その中に、世界24人の中に日本の3選手が残ってきました。
朝原さん、まさに歴史の扉を開いてほしい、そんな準決勝になります。
≫しかもレベルが高い中で日本人3選手が残ったのは、これは歴史的快挙ですね。
≫サニブラウン、そして藤光、高瀬。
サニブラウンは第2組に登場してきます。
藤光、高瀬はボルトと一緒に走ります。
まず第1組です。
朝原さん、第1組ですが、外側からルメートルが入りました。
それから、カナダのロドニーが8レーンです。
≫次の7レーンのヒューズ選手は若い選手で、ボルト選手に肉薄したんですよね。
そこから人が変わったようにめちゃくちゃ強くなってるんですよね。
≫20歳で将来のスーパースター候補。
≫この準決勝では何かやってくれるんじゃないかなと思います。
≫6レーンはギリシャのツァコナスです、25歳。
≫この選手も今季調子いいですね。
≫予選で20秒14をマークしてきました。
おなじみのチュランディ・マルティナ、前回は7位に入りました。
≫お馴染みの選手で、19秒台の選手ですね。
≫オランダの31歳です。
そして4レーンはジャマイカ前回の銀メダリスト、ウォーレン・ウィアーです。
≫前回の銀メダリストなんですが、今回はちょっとまだそこまでスピードが上がっていませんので準決勝でどれくらい上がってくるかが楽しみです。
≫若い選手が多い中で、南アフリカ、21歳のアカニ・シンビネ。
≫この選手も自己ベストを出すということで、かなり調子を上げてきました≫予選で20秒23の自己ベストをマークしています。
一番内側2レーンにニッケル・アシュミード。
全会は4位に入りました、ジャマイカです。
≫今大会前は調子よかったんですけれども、予選を見る限り、ちょっとイマイチなんですよね。
この準決勝で上げてくるかもしれないです。
≫日本勢が決勝進出となればあの2003年の末續慎吾さん以来ということになりますですから、朝原さん、この組の2着、そしてプラス2、タイムにも注目なんですね。
≫ここまで見ると、20秒1台とかじゃないと、着順では通らないんじゃないかな。
もしかしたら、もっと高いかもしれないですね。
私はライブで末續慎吾選手の決勝に進んで、決勝でメダルを取ったレースを見ていますのでもう一度その感動を味わいたいなと思いますね。
≫まず男子200m準決勝の第1組です。
内側からアシュミード。
タイムがどうかというところ≫これは混戦です。
≫フィニッシュタイマーが止まりませんでした。
正式タイムはどうか?準決勝第1組、ヒューズと一番内側、アシュミードが来ました。
≫アシュミードも上げてきましたね。
≫ヒューズのタイムが20秒14で1着と発表されています。
アシュミードが20秒19。
この2人が決勝進出を決めています。
3着がマルティナ、20秒20、4人目がツァコナスで20秒22、この20秒22がひとつポイントになります。
いよいよ朝原さん、この後第2組にガトリン、そして日本のサニブラウン16歳が登場です。
≫今見えてるのは、いよいよ、今大会最年少のあのサニ。
≫もうサニって呼ばれてるんですってね。
≫もうガトリンとかサニって呼んでくれるみたいですよ。
≫うれしいな〜。
先ほどはあこがれのボルトとも一緒の画に映ってました。
≫高橋尚子さんにリポートを入れていただきましょう。
≫昨日、各国すべての取材を断ったガトリン選手、唯一答えたのが、すごい16歳だとサニブラウン選手を褒めたたえたほどなんですよね。
非常にうれしそうなサニブラウン選手でした。
そして、トラックでトップ選手、初出場の選手が見える景色というのは同じでも、体に感じる感じ方というのは全く違うものなんですよね。
この瞬間の空気を思い、体に焼きつけてもらって、ぜひ世界の壁を破ってほしいです。
≫まずは世界ってどんなものなのか、この準決勝って、予選とはまた全然違いますよ。
すごいメンバーばっかりの中で、本当だったら、もうちょっと内側のレーンも体験させてあげたかったな、9レーンですよね。
≫大外の9レーンですね。
≫9レーンは見えないから、結果を求めるなら今の16歳にはいいと思うんだけど、結果よりも経験を積んでほしい。
≫さて古谷アナウンサーから情報が入っているようです。
≫陸上選手だったサニブラウン選手のお母様に話を聞きました。
私は緊張しいなタイプだったから、息子は誰に似たかわからないんですよと笑いながらも、こんな場所へ連れてきてもらえて本当に幸せですと言っていました。
普段、キームと呼んでいるそうで、今日も観客席から「キーム行け!」と叫びますと話していました。
≫なるほど新しい愛称がまた出てきましたね。
≫サニと呼ぶ人もいればキーム。
どっちを選びましょう。
≫頑張れ16歳!≫ここ北京オリンピックスタジアムは日本陸上界の、そして世界の陸上界の歴史を変える場所になるんでしょうか。
日本の16歳、サニブラウン・アブデル・ハキーム。
いよいよ男子200m準決勝に登場します。
予選も勝ち抜いてこの舞台に勝ち上がってきました。
2008年の北京オリンピック、あのウサイン・ボルトが駆け抜けたこの北京オリンピックスタジアムですが、当時、サニブラウンは小学4年生、まだ陸上を始めたばかりでした。
初めはいやいや走っていた少年は、7年の時がたって、世界の準決勝、そして、世界の24人の仲間入りを果たしました。
あこがれの存在は今はライバルとして準決勝を戦います。
朝原さん、この舞台にサニブラウンが立ちました。
≫何だか当たり前のように進んで、当たり前のように上位で走ってしまうんじゃないかなというぐらい堂々としていますよね。
≫お母さんの明子さんが見つめています。
何かこの舞台であっさりと大きなことをなし遂げる、そんな可能性も秘めています≫お母さんの方が緊張しているかもしれない。
≫サニブラウンは予選が終わってすぐに自分の課題を話しました。
≫普通の高校生でしたら、初のシニアの世界大会で頭が真っ白になりましたとかそういうインタビューではなくて、自分の走りを振り返って課題を挙げて準決勝でそれを直して走る、すばらしいですね。
≫もし、決勝進出ということになれば、ウサイン・ボルトの18歳の記録を破って16歳で決勝進出はまさに世界の陸上界の歴史を変える、そんな瞬間になります。
≫私は予選の20秒35でも驚いたんですが、山村コーチとハキーム選手の間ではもっと高いタイムを設定しているようですよ。
≫20秒20の辺りで行くんではないかという話を2人の間でしたそうですね。
≫いや〜、すごいです。
≫朝原さん、予選で9レーンは初めて走りました。
そしてまた9レーンを走ります。
≫そこまで何も気にしてないと思うんですよね。
もう自分の走りをしてほしいです。
≫世界の準決勝の舞台に立ちました、サニブラウン・アブデル・ハキームです。
16歳、高校2年生で戦う世界陸上の準決勝です。
≫リラックスしてますね、いい表情してます。
8レーンはドミニカ共和国のマルティネス。
今シーズン20秒22の自己ベスト。
そして100m銀メダリストジャスティン・ガトリンです。
≫まだまだ余裕で走るとは思うんですが、タイムもそこそこ上げてくると思うんですよね。
≫今シーズンは200m、世界ランキングトップ、19秒50をマークしています。
6レーンはカタールのオグノデ24歳です。
予選は20秒25、自己ベストは20秒06というタイムを持っている選手です。
≫この選手も強い選手ですねアジアのチャンピオンです。
≫100mのアジア記録保持者。
元ナイジェリア、現在はカタールに国籍変更していますオグノデ。
5レーンはジャマイカの22歳、ジュリアン・フォート。
今シーズン20秒04で走っています。
≫予選も20秒16ということで、かなり力を持っていますのでここまで来ると、みんな強いんですよね、基本。
なので本当にこの準決勝に合わせてきた選手が残りますね≫2009年のベルリン大会は19歳でメダルを取ったアロンソ・エドワード。
≫この選手は今年非常に安定してます、強いです。
決勝のレースでどう戦うかということを考えていると思いますね。
≫今年非常に状態を上げてきましたね。
3レーンはサモアのドッドソンです。
サモア史上初めてこの種目準決勝に進出してきました。
≫シーズンベストで走ってますね。
≫キューバの18歳、ライネル・メナ。
18歳で準決勝に進出をしてきました。
≫若い力が目立ちますよね、今大会は。
≫いよいよサニブラウンの北京の夏、準決勝が始まります。
一度、一度水を口に含んだサニブラウンです。
≫本当に予選のレースみたいにスタート、いいタイミングで出てくれたらいいですよね。
≫初めての世界陸上、16歳で迎えました。
高校2年生。
ただ、予選を突破して世界の24人、準決勝の舞台、ガトリンと同じ組に入りました。
一番外側9レーン、日本の、世界の陸上界の常識を変えるか。
サニブラウンの準決勝。
ガトリン1着、サニブラウンは5着か。
ガトリンのタイム19秒87サニブラウンは大体5着か6着か。
≫スタートはよかったんですけどね。
≫4着以内に入ることはできませんでした。
2着までが自動的に決勝進出プラス2名ですから、4着以内に入りませんと決勝進出はなりませんが、ただ、この準決勝の舞台よく戦いましたサニブラウン。
≫本当にすごいと思いますよタイムも3位までが05ですよ。
≫ガトリンが19秒87、エドワード20秒02、そしてオグノデ20秒05、サニブラウンは今5着と発表されました。
20秒47。
決勝進出は逃しましたが、ただこの準決勝で朝原さん5着、20秒47。
≫堂々と走ったと思います。
ガトリン選手も19秒8台ですね、準決勝で。
≫強いですね〜。
≫これを見てボルト選手はどれぐらいで走ってくるかですね。
≫それでは、サニブラウン選手のインタビューです。
≫いかがでしたか、この準決勝。
≫やっぱり強いなというのは改めて感じました。
≫16歳で臨んだ世界陸上の準決勝の舞台に立ったとき、いかがでしたか、緊張感はありましたか?≫昨日1本走ってるんでさほど緊張しなかったんですけど、やっぱり1本走った疲労感がいつもと違うので、ちょっと今日はきつかったです。
≫横にはガトリン選手もいました。
≫ちらちら見えてたんですけど、あまり気にせず、力まず行こうかなと思ったんですけど、やはり後半がバラバラになってしまったので、そこはちょっと痛かったです≫まだメンバーは発表されていませんが、サニブラウン選手にとってリレーも残ってるかもしれません。
≫選ばれたら、また頑張ろうかなと思います。
≫期待してます、ありがとうございました、お疲れさまでした。
≫リレーメンバー選ぶでしょう、サニブラウン。
≫後半ちょっとバラバラになっちゃったと反省の弁を語りました、サニブラウン選手。
≫最高の形で世界陸上デビューしましたね。
≫走ってみなければ、この舞台に立ってみなければわからないことを体いっぱいに感じて、そしてまたリレーで走るチャンスがあると思います。
≫画面に映らないときもいろんな刺激をここでも得られたと思うので≫続いてはボルト、藤光選手、高瀬選手が出てきます。
日本のエース2人、決勝行けるのか?≫高橋さんがボルトの情報を伝えてくれるようです。
≫昨日の予選を終えたボルト選手は疲れたと何度も口にし、100mの疲労がまだ残ってるようですね。
そして足にも痛みがあるようで不安があるということですが200mの方が技術的に得意なんだと期待ものぞかせていました。
不安要素があると普通の選手というのは引きずられてしまうものなのですが、精神的な強さを改めて感じます。
≫ボルトも楽しみなんですけど、ごめんなさいね、今、気持ちが藤光・高瀬に行っちゃってて。
≫そして、古谷アナウンサーに日本人選手の情報を伝えてもらいます。
≫高瀬選手のお母様に話を聞きました。
昨日、予選の結果を待つ間、高瀬選手の背中が応援席から見えていたんですが、怖くて前を向けなかったと。
ただ、今日は慧に陸上の神様がまたチャンスをくれたんだと思いますと祈るような様子で話していました。
≫タイムで残りました。
いつもひょうひょうとした顔の高瀬選手なんですけど、大分表情が締まってきましたね。
そしてキャプテン・藤光。
決勝行ってほしい!いよいよ勝負どころ、男子200m準決勝です。
頑張れ!≫男子200m準決勝は最終の第3組を迎えます。
ウサイン・ボルト、日本の藤光謙司、そして、高瀬慧。
2着までに入りますと自動的に決勝進出が決まります。
第3組に日本勢が2人登場してくる準決勝の舞台です。
朝原さん、今のところプラスの2人が20秒05と20秒20ですから。
≫すごいですね、レベル高いですね。
≫そのタイムをたたき出しませんと、3着4着でも難しいということになりますが。
≫先ほどやっていたように、高瀬選手、ルーティーンで集中力を高めて、2レーンなんですけど、気持ちは結構楽だと思うんですよね。
予選で自分はもうダメかなと思って、準決勝に進めたわけなんですけど。
なので、ここは本当に集中していけるんじゃないかと思います。
≫第3組を走る選手たちですまず9レーンからキューバのスカイヤーズです。
今シーズン20秒02で走っています。
8レーンのダニエル・タルボットはイギリスの24歳。
20秒30の自己ベストを今シーズンマークしています。
そして2冠に向かうウサイン・ボルトです。
≫ボルト選手も決勝に向けて体調を整えながら走ると思いますね。
≫ガトリンは19秒87をマークしています。
≫どういう仕上げ方をしてくるかですよね、決勝に向けて。
≫今大会に入る前に、この200で世界記録をマークするとボルトは話していました。
6レーンは南アフリカ、ジョボドワナ。
≫この選手が気になるんですよね。
ボルト選手の次に、この選手が来ると思いますのでこの選手を崩さないと藤光選手、高瀬選手は2位になれないと思います。
≫日本の藤光は5レーンを走ります。
≫昨日のは2レーンで今日は5レーンということでタイムを昨日よりも上げてくると決勝に行くチャンスは大きいと思います。
≫この選手が準決勝で自己ベスト20秒01のトルコのグリエフ。
さらに3レーンは20歳のフランシスが入ります。
この選手も今シーズン20秒05。
≫いつ19秒台に入ってもおかしくないという選手が並んでますね。
≫そして一番最後に日本の高瀬慧が紹介されています。
≫スタートからすごい自分の走り、ダッシュをしてほしいです。
≫2003年パリ大会、あの末續慎吾さんが準決勝を突破して決勝の舞台に残りました。
そして銅メダルを獲得しました。
ウサイン・ボルトと走る藤光謙司、そして高瀬慧。
≫このメンバーの中に日本人2人がいるというのは本当にすごいですよ。
≫12年ぶりに決勝進出なるか。
高瀬、そして藤光。
≫1着はボルト、19秒96、藤光と高瀬は遅れました。
決勝進出はなりませんでしたウサイン・ボルト、1着フィニッシュ。
2着に南アフリカ、ジョボドワナ。
藤光が最後の直線で遅れました。
≫ジョボドワナ選手とコーナー抜けてきたところで並んでたので、もしやと思ったんですが。
≫ウサイン・ボルト19秒95、ジョボドワナ、20秒01で2着。
そしてまだ日本の藤光、高瀬の結果が発表されませんが、藤光が7着、20秒34、そして高瀬が20秒64で8着ということになりました。
直線で遅れました。
ここが勝負と話していた藤光ですが。
≫惜しいな〜。
≫残念ながら決勝進出はなりません。
このカーブから直線ですが、朝原さん?≫やはりタイムだけを考えると、3番で10ということで難しいんですが、今、藤光君、高瀬君の調子からするともしやというのはあるんですが、やはりガチンコ勝負でこういう速い選手と一緒に走るとなるとやはり違ってくるんですよねタイムだけの問題だけではなくて、心の強さであったり、勝負強さであったり、レース勘であったりいろんなことが関係してくるんですよね。
悔しそうな顔してますね。
そりゃそうですよね。
≫ファイナルに手が届きそうで届きませんでした。
ただ、この準決勝を走ったという経験が来年のリオオリンピックに。
≫もう一段、レベルを上げるいい経験になったと思います≫第3組、1着はウサイン・ボルト、そして藤光・高瀬は決勝進出はなりませんでした。
トラックこの後は女子3000m障害の決勝、そして、最終種目、男子400m決勝と、決勝種目が続いていきます。
≫ウォームアップエリアです周囲のアスリートから次々と激励の握手を受けていた男子400m決勝に臨むグレナダの英雄キラニ・ジェームス選手。
ウォームアップエリアでは、ほとんどの選手がいなくなって静まりかえった後にゆっくりとランニングを始めました。
首や肩を回しても水泳選手並みにやわらかく、しなやかな走りの秘訣を垣間見た気がしました。
≫男子200mの藤光選手、そして高瀬選手に来てもらいました。
お疲れさまでした、いかがでしたか、今日のレースは?≫準決で終わってタイム的には自己ベストを出せば残れるような結果だったのでそこが出し切れなかったのがとても悔しいですね。
≫高瀬選手、いかがですか?≫やっぱり全然ファイナルに引っかからないような走りだったのでもっと自分の力をつけなきゃいけないのかなっていうレースでしたね。
≫お疲れさまでした、ありがとうございました。
これ、1人1人は準決勝まで行けて3人も行けたでしょう。
≫ホント、すごいこと、世界の24人の中に3人残ったんですよ。
≫しかも、リレーメンバーで大学生3人がまたいるんですよ。
≫その中の誰が選ばれるかわかりませんが4人登場してくるわけですよね。
≫そこに今はちょっとお休みしている桐生君も加わるわけです。
≫そして女子の棒高跳びもどんどんとレースが進んでおります。
現在、バーの高さは4m90まで上がってます。
残りは3人、ムレル、シルバ、そして、キリアコプロウというギリシャの選手気になります。
見てみることにしましょう。
≫女子棒高跳びは優勝が3人に絞られています。
このシルバが4m85を1回で成功し、いったんはトップに立ちましたが、このファビアナ・ムレルが1回で成功させ、それまでの失敗試技の少なさでムレルがトップに立っています。
キリアコプロウは4m85、1回目失敗、したがってその後、跳躍をしても順位を抜くことができませんので、残り2回の試技をパスをして、4m90にバーを上げて一発逆転にかけています。
放送の解説、日本女子体育大学教授、石塚浩さんです。
おもしろい勝負のあやが出てきた4m85ですね?≫そういう意味では4m85シルバ、触ってのクリアだったんですが。
それまでの失敗試技の多さから言うとこのシルバはトップに立っていませんでした。
これで一気にトップに立ちましたが同じく1回目、石塚さんがお話しになるように。
≫ムレルがバーに触りながらこのバーが、この優勝争いを左右している気がしますね。
≫バーは2人とも揺れ動きながら落ちなかったという。
シルバがいったん逆転、その後、ムレルが再逆転という現在の状況で金メダル、今一歩リードしてるのはムレル。
そしてキリアコプロウは851回失敗して、パスをして、4m90にバーを上げて一発逆転を狙うと。
ただキリアコプロウは自己ベストを上回る90を跳ばなければなりません。
≫ただ一方で、キリアコプロウの4m80の1回目はすばらしい跳躍でしたし、バーを大きくクリアしてましたので、ある部分では、もしかしたらできる、私にはクリアできるという感覚があるからこそ、している部分があると思います。
≫優勝候補の1人でありましたジェニファー・サーは4m80、3回失敗して姿を消しています。
この3人は既にメダルが決まっていますがあとは石塚さん、頂点に立つのは誰かですよね?≫そういう意味では、キリアコプロウ、今まで世界陸上では1回の入賞しかありません。
一方、シルバはメダルは取ってますけども、金メダルはない。
≫4m90に入るシルバ1回目、失敗。
≫4m91という自己記録を今シーズン打ち立てているシルバですので、自分の中ではほかの選手に比べれば安心している部分といいますか、心の余裕はあると思いますね≫4m90、1回目は失敗しました、ヤリスレイ・シルバです。
この後、トラックでは女子3000m障害決勝が行われます。
≫女子の棒高跳びも佳境に入っていますがトラックでは女子3000m障害があります。
注目していただきたいのはこの3選手ですね。
グリビはチュニジアの選手ですが。
≫強いですね。
この辺は増田さんに聞きましょうよ。
今日は増田さん、解説にいらっしゃいますから。
≫そしてアメリカのコバーンもアメリカが勝てば初めてということで、ほかにもジェプケモイなどが注目されますが。
それでは、あと少しで競技が始まります。
女子3000m障害お願いします、増田さん。
≫前回の世界陸上モスクワ大会では1位から6位までをケニア、エチオピアが占めました。
その中に割って入ってくるかチュニジアのグリビ。
そしてアメリカのエマ・コバーン。
ともに世界陸上で国として初めての金メダルを狙います。
金メダルも狙います。
放送席解説はスポーツジャーナリストの増田明美さんでお送りしていきます。
この3000m障害女子の注目はどういうところにありますか?≫今、織田さんと中井さんからもありましたがやっぱりチュニジアのお団子髪のグリビさんですね。
テグ、ロンドンの銀メダリストで今年も本当に調子がいいですよね。
≫今シーズンはレースにはわずかに1回しか出ていませんダイヤモンドリーグ・モナコで優勝しました。
ただ、あの1試合で自分に自信を得ることができたし何より世界陸上で金メダルを取るという道をあの1試合で固めさせてくれたと話しています。
かなりの自信を持っています≫また予選のときにも2組で1位ですからね、9分24という記録も、自信持ったんじゃないでしょうか≫もう1人はアメリカの全米選手権の覇者、エマ・コバーン、この人も注目ですね。
≫ロンドンでは9位でしたけど記録保持者ですし、1500mのシンプソン選手とは同じコロラド大学で親友なんですね、いいと思いますね。
≫1500m、シンプソンは11位でしたのでその分の思いもコバーンは背負っての3000m障害。
周りから脅威と思われているのはうれしいこと、その脅威をしっかりと今日は見せますよというふうに笑ってましたね。
≫ただアメリカはクイグリーさんもいますからチームプレーでメダルを取りにくるかもしれませんね。
≫気になるのはそのほか、今度はエチオピア、ケニア勢にもなりますね。
≫エチオピアのアヤレウさん予選よかったですね。
それからケニアのジェプケモイさんも予選、よかったですね。
≫ヌガンガという選手も非常におもしろい選手で、実は2013年、14年はダイヤモンドリーグでペースメーカーを務めていて今年も開幕でペースメーカーを務めたんですがなんとそのまま勝って優勝してしまい、あれよあれよとダイヤモンドリーグ3勝してここまで来たという選手です≫ペースメーカー時代がもったいなかったですね。
≫注目、世界ランキング4位のエチオピアのアヤレウです世界陸上モスクワ大会では4位、メダルにあと一歩届きませんでした。
今年こそはという思いが強いアヤレウです。
≫彼女はエチオピア商業銀行所属です。
≫世界ランキング1位、アビバ・グリビはチュニジア。
もし金メダルを取るならば、男女通じて世界陸上チュニジアでは初になります。
≫チュニジアの彼女は世界遺産のケルアンの出身なんですね、観光名所です。
≫そして一番内側にバーレーン。
ジェベト、いよいよ決勝の舞台。
≫入りが遅いですね、かなり遅いです。
やはり最後の一周に自信を持っているケニア、アフリカ勢が前に立ってしまうと、遅く走らせて最後のスパートにかけようと温存しますからね。
ここのペースを切り替えなければいけませんね。
≫残りは7周に入っていきます、3000m障害の女子決勝です。
障害はトラック1周の間に4つ、そして水濠が1つあります。
28の障害と7つの水濠を越えるという非常に過酷なレースになります。
女子のハードルの高さは76.2cmあります。
≫もともとスティープルチェイスっていうのは、スティープルというのは教会のとがった塔のことをスティープルって言いますよね。
この種目は昔、ヨーロッパの村で教会から隣の教会まで小川や柵を跳び越えて競走した、それをトラックに再現してるんです。
≫今、女子の3000m障害、ゆったりとしたペースで進んでいます。
≫女子棒高跳び、ファビアナ・ムレル、4m90、これが2回目の跳躍です。
これまで4m90成功した選手はいません。
右側に傾いていきました。
これで2回、失敗です。
≫ムレルも相当助走でスピードを上げた感じがありましたまだポールに対して自分の体をうまく預けられないので右側へどうしても流れてしまうと。
もともと、そういうタイプなんですけどあまりいい跳躍ではなかったですね。
≫4m90、2回目も失敗したムレルです。
≫女子の3000m障害の決勝です。
残り6周となったところで前に出てきましたのがインドのババルですね。
≫ババル選手は予選のときに自己ベストを更新しているんですね。
9分27秒86という、これがインドの新記録を樹立していますので今回はメダルを狙いに来ていますね。
≫この北京オリンピックスタジアムは水濠がご覧のように内側にあります1周390mで行われます。
深いところは水濠は70cmあります。
まずババル、インドからはこの種目、決勝に進んだのは初めてということで1人、前に出ていきまして注目の真ん中、チュニジアのグリビ、あるいはアメリカのエマ・コバーンは内側、その隣辺りに注目のケニアのヌガンガと強豪は横一線に中盤に見えてますね≫ジョギングしてる感じですよね、アフリカの選手は。
遅いですね、3分09秒06。
早狩実紀さんが日本記録を持っています。
9分33秒93、この日本記録と同じくらいの記録で進んでますね。
≫このまま同じペースでいけば9分30秒という格好になりますが、まずはインドのババルが先頭≫女子の3000m障害の決勝です。
残り3周となりまして、先頭はインドのババルがずっと引っぱっている状況です。
そして注目の女子3000m障害、チュニジアのグリビ、あるいはアメリカのコバーンケニアのジェプケモイがまだ中団辺りで控えているという状況。
勝負どころは果たしてどこになってくるのか。
≫これがすべての運命を分ける跳躍です。
石塚さん、これで跳べば、シルバ逆転の金メダルの可能性が見えてきます。
≫これでシルバが逆に失敗してしまいますとムレルの金メダルが決まることになってしまいます。
≫そのすべてを自分の跳躍で決めることができます。
ヤリスレイ・シルバ、オリンピック銀メダル、世界陸上銅メダルが最高。
自身初の金メダルは自らの跳躍にかかっています。
越えた!逆転の金に一歩近づいた!4m90、3回目にして成功!この失敗と成功、一気に変えられるのがヤリスレイ・シルバの持ち味です。
石塚さん、ビックリしました。
≫この首の皮一枚という表現がよくありますけれども、まあ、あそこで追い込まれた状況で見事にクリアしましたね。
≫逆転でトップに立ちました≫女子の3000m障害の決勝です。
2000mの通過が6分22秒と少し遅かったんですが、残りあと2周となったところでエマ・コバーン辺りが前に出てきましたね。
≫コバーンさんとグリビさんが飛ばしてますね。
≫この2人がやはりずっとお互いの動きを警戒していたでしょうか。
世界ランキング今シーズン1位、チュニジアのアビバ・グリビ、そして内側にはアメリカのコバーンがいましてその後ろにはドイツのフランシスがいる、その横にケニアのジェプケモイをつけています。
ケニアの同じくニャンブラ・ヌガンガの姿が見えていますがやはりこの2人に対して、この後、ケニア選手たちもどう出てくるかですね。
足が引っかかってしまいましたが、グリビ、大丈夫か。
今、一瞬接触があってひやっとしました。
そこにエマ・コバーンがついていく、ジェプケモイ、ヌガンガも出て行く。
このスパート、どうご覧になりますか?≫グリビさん、いいんですけど、コバーンさんがいい位置にいますね。
完全に狙ってますよね、逃げ切るかどうですね。
≫ジェプケモイは前回大会は6位。
そのジェプケモイは水濠の前に出ますか。
≫ジェプケモイさん、水濠の跳び方はあまりうまくないんですよね。
ここでロスしますね。
≫ジェプケモイが1着フィニッシュ、金メダル。
9分19秒11というタイム銀メダルにグリビ、そして銅メダルにはドイツのクラウスが入りました。
最後の競り合い、もう直線100mなかった部分でのこの競り合いでした。
≫グリビさんがもし金メダルを取ったらチュニジア初めての金メダルじゃないですか。
それをするためには、グリビさんもうちょっと早くにロングスパートとらないと、やっぱり最後は、ジェプケモイさんのスピードがありますからね。
23歳のジェプケモイが見事に金メダルに輝きました最後の直線に入るところでドイツのクラウスの位置取りもよかったですね。
≫やっぱり技術的にまだまだ課題が残りますのでね。
≫最後の障害を越えてからの3人の争いの中でジェプケモイが最後、伸びてチュニジアのグリビがチュニジア初の金メダルには届きませんでした。
最後ちょっと疲れましたね。
≫難しいですね、作戦というか展開が。
ケニアはモスクワ世界陸上に続いてもまた今回、金メダルがケニアでしたね。
≫やはり勢力図というのはこの3000m障害女子の世界も変わってきています。
見事に金メダルに輝きましたのはケニアのジェプケモイ。
そして、銀メダルがチュニジア、前回大会、11年のテグ大会に続きましてアビバ・グリビが銀メダル、そして銅メダルにはドイツのクラウスが初めてドイツ勢としてはこの種目、メダルを獲得しています。
≫ヤリスレイ・シルバ、5m1cmにバーを上げました。
4m90、3回目に成功。
ただ1人、4m90を跳んで金メダルを決めています。
5m1cmに挑戦です。
4m90、3回目で成功。
優勝を決めています。
ムレルは4m90、3回目、跳躍失敗。
4m90、3回目に成功し逆転の金メダル。
そして、あとはこの人ただ1人に時間が与えられています石塚さん、ポールを今また持ち替えて悩んでますね?≫今まで使ってきた4m90をクリアしたポールなのかそれともよりかたい、もしくは長いポールということになるのかもしれないですね。
≫5m1cmというのは史上3人目、エレーナ・イシンバエワ、ジェニファー・サーに次ぐ5mジャンパーになるということです。
1回目は失敗です。
4m90、3回目の跳躍で優勝を決めています。
ヤリスレイ・シルバ、あとはただ1人、この人に時間が与えられてこの人に注目、目が集まるという状況です。
≫そういう意味では、棒高跳び、特に高さを競う競技では非常に観衆の力を必要とする場面が来たと言えると思います。
≫5m1cm、3人目の5mジャンパーへの挑戦、シルバ、1回目失敗です。
≫この後はトラック最終種目男子400m決勝、キラニ・ジェームス、登場です≫カリブ海に浮かぶ人口わずか10万人の小さな島国・グレナダ。
ここに若き英雄がいる。
男子400m、キラニ・ジェームス。
4年前の世界陸上。
18歳で史上最年少優勝を果たすと、ロンドンオリンピックでも…グレナダにオリンピック初の金メダルをもたらし、小さな島国は1つになった。
母国の誇りを胸に10万人の希望をつなぐ。
≫キラニ選手のコーチによると非常に調子もよく、期待していいよということです。
そして母国グレナダでは、キラニ選手の決勝の日をナショナルカラーズデーと名づけ、国旗の色の服を着たり、また顔に色を塗って応援するそうです。
また町の至る所にパブリックビューイングが開かれて国民の大きな期待を背負ってキラニ選手が決勝に挑みます≫いよいよ今夜のメインディッシュ、男子400mの決勝なんですけども、注目はこの4人。
今ご紹介がありました超人BIG8、キラニ・ジェームス。
そして実はこのラショーン・メリット選手、この人、書き切れないぐらいメダル、いっぱいあるんです。
そして、おもしろいのはこの2人。
アフリカの2人なんですけれども、なんと彼が去年、マクワラ選手がアフリカ記録を出したと思ったら、今年になってバンニーキルクがその記録を抜き、その記録をたった一日でまたマクワラが抜いた。
そのマクワラの記録は、なんと100分の2秒差でこのキラニとメリットの、この2人同タイムなんですよ、この記録を100分の2秒だけマクワラが抜いたと、誰が勝つのと、わかんなくなっちゃった。
≫キラニ・ジェームス安泰とは全然言い切れないということですね。
≫超人なんですけれども、キラニもすごい。
実は史上9人しかいないユース、ジュニア、世陸の金メダリストなんですボルトとか本当に限られた人しかいないんです。
だから超人なんです。
でも、超人危うしといったところです。
さあ、どうなるんでしょうか。
いよいよ今夜の最終トラック種目です。
さあ男子400m決勝です。
≫1999年、マイケル・ジョンソンがセビリアでマークした43秒18の世界記録は今からちょうど16年前の8月26日でした。
あれから16年の月日が流れてこの北京の舞台に最高のメンバーがそろいました。
男子400m決勝です。
伊東浩司さんの解説でお伝えをしていきます。
伊東さん、予選からハイレベルな男子400m、いよいよ決勝を迎えます。
≫ここに残ったメンバーは全員43秒台で走ってもおかしくないほど調子のいい選手が残りましたね。
≫43秒台というのは、世界記録はマイケル・ジョンソンの43秒18ですが、今まで世界で14人しかいません。
そのうち5人が一緒に走るレースになります。
≫このようなハイレベルのレース、久しぶりですね。
≫今大会は予選から43秒台が出ました。
そして準決勝は大混戦でしたそして8人の選手たちが、伊東さん、この決勝の舞台に残ってきました。
≫残った選手は、ほぼ準決勝はお互いを牽制したようなレースが多かったので自分の持ち味を出してる選手が極めて少ないですね。
レース展開は非常に読みにくいんですが、実力者が真ん中のレーンにそろっています。
特にマクワラ選手、予選、準決勝のラウンド、すべて一番アウトのレーンしか走ってませんので真ん中、勝負ができるレーンに入ったとき彼がどういうレースをするかによって、レース展開が大きく変わってきますね。
≫やはり中心はグレナダ、キラニ・ジェームスとなると思いますがその内側を走るマクワラの走り。
≫インレーンに入って飛ばしていくのか、あわよくばキラニ・ジェームス選手についていくのか、その辺りも注目ですね。
≫この選手がアイザック・マクワラ、ボツワナです。
世界ランキング1位で北京に乗り込んできました。
実はアフリカ勢としては男子400m、まだメダルを取ったことがありません。
マクワラは準決勝が終わってアフリカのために勝ちたいと話していました。
≫今まではアメリカ中心の400mがここしばらく続いていました逆に今回はメリット選手1人ですのでメリット選手のレース展開も非常に大きな優勝争いを左右してくると思いますね。
≫8レーンも前回チャンピオン、ディフェンディングチャンピオンのラショーン・メリットが走ります。
この種目3つ目の金になるかというラショーン・メリット。
今までの400mのイメージはアメリカのイメージが強かったんですが、伊東さん、4レーンにボツワナのマクワラ、5レーンにグレナダのキラニ・ジェームス。
6レーンは同じ南アフリカ、バンニーキルクと。
≫準決勝のラウンドはそれぞれ1組、2組、3組、このレーンの人が1着を取ってきましたね。
7レーンのサントス選手、ここへ来て大きく自己記録を更新してきているいつも2番、3番の実力者ですから、彼のレース展開にも注目ですね。
≫世界でたった14人しかいない、その400mの43秒台。
そのうち5人がこのレースで走ります。
やはりその中心はカリブ海に浮かぶ人口10万人の英雄です、グレナダ、キラニ・ジェームス2011年のテグ大会で見事チャンピオンに輝きました。
当時18歳、そしてロンドンオリンピックも勝ちました。
ただ前回大会のモスクワ大会は7位に終わりました。
そこからさあ、伊東さん、復活の金なるかというレースです≫今のところ着実にラウンドを重ねてきていますので、やはりラスト80mで先頭に並んでいればぐいっぐいっと出てくる選手だと思います。
≫あの世界記録を持っているマイケル・ジョンソンが自分の世界記録を破るのはこのキラニ・ジェームスしかいない、そう認めた逸材です。
≫一歩一歩の歩幅が非常に広くてすごく推進力を得て前に前に出る選手ですので、彼の持ち味が遺憾なく発揮してラスト80mで抜け出すようなことがあれば記録も楽しみですね。
≫スタートのときが近づいています。
男子400m決勝。
史上最高レベルの男子400m決勝、この舞台を迎えました北京オリンピックスタジアムです。
大会5日目、いよいよフィナーレ。
この日、最後の種目を迎えました、男子400m決勝です。
キラニ・ジェームスが伝説をつくるのか、あるいはアフリカ勢、4レーンのマクワラ、6レーンのバンニーキルク、アフリカに栄光をもたらすかあるいはラショーン・メリットがディフェンディングチャンピオン、その王座を守るのか。
ラショーン・メリットは8レーンを走ります。
さあ、これから8人の選手たちが紹介されていきます。
まず内側から2レーンです。
トリニダード、セデニオ、世界ジュニアの昨年のチャンピオンです。
≫レース展開は大きく崩れない選手ですので混戦になったらチャンスが出てきますね。
≫ダイヤモンドリーグはストックホルム大会で勝ちましたイギリスのラバ・ユスフが3レーンに入ります。
≫ここへ来るまで、45秒台がベストだったんですが準決勝で0.5秒縮めてきました。
400mの走りのツボが入ればもっと記録が出ると思います≫世界ランキング1位、アイザック・マクワラ。
アフリカに栄光をもたらすか≫今までは大外のアウトレーンだけでした。
このインレーンで力を発揮してくると思われますね。
≫モスクワで逃した金メダル取り戻すか、キラニ・ジェームス。
≫優勝パターンにはまるか、大きな走りに注目ですね。
≫この中央5レーンを走ります、グレナダ、キラニ・ジェームス人口10万人の国民の英雄です。
そして6レーンはバンニーキルク、南アフリカ。
≫絶好調です、19台のスピードを遺憾なく発揮してレース展開を持っていきたいですね。
≫今シーズン絶好調、43秒96をマークしています。
そして準決勝で自己ベスト更新、その準決勝も抑えたレースでした、サントスです。
≫今まで44秒5台前後しか記録が出なかったんですが、ここへ来て、一気に44秒2まで来ました。
43秒の可能性も秘めてます≫8レーンに前回大会のチャンピオン、アメリカ、ラショーン・メリット。
≫後半が強い選手です。
320mで先頭にいれば、彼に優勝の芽も出てきますね≫連覇達成なるかというラショーン・メリットです。
2本の指にキスをして天にかざします。
16年前に亡くなったお兄さんに、力をかしてくれとメリットは祈ります。
そして一番外側、9レーンはサウジアラビア、マスラヒです。
≫予選ラウンドで43秒台で走りました。
彼の場合はこの9レーンが一番合っているかもしれませんね。
前半から積極的にいってラスト20m踏ん張れば大外で優勝できる可能性もありますね。
≫どの選手にも優勝の可能性がある。
それだけ高いレベルの男子400m決勝。
キラニ・ジェームスが再び栄光の道を歩み始めるのか、あるいはアフリカ勢が初めてのメダルを取るのか。
ラショーン・メリットが連覇達成なるか。
このトラックを1周した後にその結末、どんな結末が待っているのか≫バンニーキルク!43秒47。
アフリカに初めての金メダルをもたらしました。
43秒47!≫すごい!すごい記録ですよ、これは。
≫見事にアフリカに初めてのメダルをもたらしました。
バンニーキルクのタイム、43秒48。
これは世界歴代4位の記録です。
≫やっぱり19秒台のスピードを生かしましたね。
メリット選手が飛ばしたというのでこのレースが速くなりましたね。
≫8レーンのメリットが飛ばしたからこのレースになった?≫やはり19秒台の2人が行くとレースは速いですね。
メリット選手も43秒6台とベストが出ていますから、やはりこの種目は200mのスピードが重要だなと認識させられるレースでしたね。
≫世界陸上で、この男子400m、初めてアフリカ勢が金メダルを獲得しました。
メリット43秒65、キラニ・ジェームス、43秒78。
やはり最高レベルの決勝になりました。
≫バンニーキルク選手はいきましたね。
≫非常に序盤から飛ばして、最後も逃げ切りました。
≫このポジションでこの距離っていうのは縮まりそうで縮まらないんですね。
メリット選手も非常に飛ばしていって後半伸ばしたんですが、最後、やっぱりこの貯金が大きかったですね。
≫アフリカ勢は世界陸上では初めて、オリンピックを含めると伊東さん、1920年にデビル・ラット選手、南アフリカ、金メダルを取っていますが、それ以来の金メダル。
ですから世界陸上、オリンピックを含めると95年ぶりの金です、アフリカ勢。
≫この種目というとアメリカというイメージがあったんですが、でもいずれにしてもメリット選手も自己ベスト、積極的なレース、やっぱりアメリカの威信を守りましたね≫ただ、伊東さん、このままこの選手たちが争っていけば、マイケル・ジョンソンの世界記録更新はもしかしたらあるかもしれません。
≫バンニーキルク選手も正面から見ますと電光掲示板を見ながら走っていましたのでまだ余力があると思いますね≫男子400m決勝、もう1度ご覧いただきましょう。
≫バンニーキルク!43秒47。
アフリカに初めての金メダルをもたらしました。
43秒47!≫すごい!すごい記録ですよ、これは。
≫見事にアフリカに初めてのメダルをもたらしました。
≫5m1cm、最後の挑戦です。
バーの高さは史上3人目の5mジャンパー誕生を告げています。
エレーナ・イシンバエワ、ジェニファー・サー、それに次ぐヤリスレイ・シルバ、5mジャンパー仲間入りか。
大会記録に並ぶ優勝記録なるか。
5mジャンプはなりませんでした。
ただ石塚さん、優勝を決めた後の気持ちを切らさずに記録に向かっていきました。
≫その辺は立派ですね。
ただ単に勝つことだけを考えていたわけではないことがはっきりしましたね。
≫4m90の3回目の跳躍でこのシルバ、自身初の金メダルを取りました。
それがこの優勝ジャンプです3回目、見事に越えましたね。
≫バーに触ったんですけどね全くそれに動じない、うまいクリアランスをしましたね。
≫これで再逆転で4m90、3回目にして成功したのがこのシルバ。
そして残されていたムレルがこの後超えるかどうか、それにかかっていたんですがムレルが4m85は1回目で成功しました。
しかし、これは4m90、3回とも失敗しました。
≫ムレルにしても、自分の思ったことは大分出せたんではないでしょうかね。
≫シルバ、自身初の金メダル。
このムレルが銀メダル、キリアコプロウも自身初のメダル獲得、銅メダルになった女子棒高跳び決勝でした。
優勝はキューバ、ヤリスレイ・シルバ、初優勝です。
≫アフリカ記録はあの2人の間で行ったり来たり、行ったり来たりしているわけですね。
≫すごいですよね、バンニーキルクどうかなと思ったけど意地の金。
鳥肌もんの、本当にいい勝負だったと思います。
そして、今、僕気持ちは、ごめんなさい、明日にいっちゃった。
≫明日、何があるかというと、女子400mなんですね。
≫そうなんです、いよいよアリソンが初めての金メダルを取れるかどうかなんです。
というのは彼女は400に挑戦したのは4年前だったんですけれどもそのとき惜しくも銀だったんです。
で、前回は皆さんご存じのようにケガで200が出られなくて200は彼女、今回実は出れるんですよ。
何でかというと去年のシーズンでナンバーワンだったから。
でもその200、出れば勝てる200を蹴って、400、1本に絞った。
どんなスタートリストかと思ったら、えらいことになってるんです≫後ほど、時間をとってお伝えしたいと思いますが、今日、男子200m準決勝が行われました。
もう1回振り返ってみることにしましょう。
日本の3選手の健闘をぜひ見ていただきたいと思います。
≫明日はいよいよ男子200が決勝ですからね。
≫ではもう1回ご覧ください男子200m準決勝です。
≫世界の準決勝の舞台に立ちました、サニブラウン・アブデル・ハキームです。
16歳、高校2年生で戦う世界陸上の準決勝です。
≫リラックスしてますね。
≫いい表情してましたね。
8レーンはドミニカ共和国のマルティネス23歳。
今シーズン20秒22の自己ベスト。
そして、100m銀メダリスト、ジャスティン・ガトリンです。
≫まだまだ余裕で走るとは思うんですが、タイムもそこそこ上げてくると思うんですよね。
≫今シーズンはこの200m世界ランキングトップ、19秒57をマークしています。
6レーンはカタールのオグノデ、24歳です。
予選は20秒25、自己ベストは20秒06というタイムを持っている選手です。
≫この選手も強い選手ですねアジアのチャンピオンです。
≫100mのアジア記録保持者。
元ナイジェリア、現在はカタールに国籍変更しています、オグノデ。
5レーンはジャマイカの22歳、ジュリアン・フォート。
今シーズン20秒04で走ってます。
≫予選も20秒16ということで、かなり力を持っていますのでここまで来るとみんな強いですよね、基本ね。
なので本当にこの準決勝に合わせてきた選手が勝ちますね≫2009年のベルリン大会は19歳でメダルを取ったアロンソ・エドワード。
≫この選手は今年非常に安定してます、強いですね。
決勝のレースでどう戦うかを考えているかもしれません。
≫今年非常に状態上げてきましたね。
3レーンはサモアのドッドソンです。
サモア史上初めてこの種目、準決勝に出ました。
≫シーズンベストで走ってますね。
≫それからキューバの18歳メナ。
18歳で準決勝に進出をしてきました。
≫今大会は若い力が目立ちますね。
≫朝原さん、いよいよサニブラウンの北京の夏、準決勝が始まります。
一度水を口に含んだサニブラウンです。
≫本当に予選のレースみたいにスタート、いいタイミングで出てくれたらいいですよね。
≫初めての世界陸上、16歳で迎えました。
高校2年生、ただ、予選も突破して世界の24人、準決勝の舞台、ガトリンと同じ組に入りました。
日本の、世界の陸上界の常識を変えるか。
サニブラウンの準決勝。
≫サニブラウンは5着か?ガトリンのタイム、19秒87。
サニブラウンは大体5着から6着か。
≫スタートはよかったんですけどね。
≫4着以内に入ることはできませんでした。
2着までが自動的に決勝進出ですから、プラス2名ですから4着以内に入りませんと決勝進出はなりませんが、ただ、この準決勝の舞台、よく戦いました、サニブラウン。
≫ホントにすごいと思いますよ。
タイムも3位までが05ですよ。
≫ガトリンが19秒87、エドワード20秒02、そしてオグノデ20秒05、サニブラウンは今、5着と発表されました。
20秒47。
決勝進出は逃しましたが、ただこの準決勝で5着、20秒47。
≫堂々と走ったと思います。
≫第3組を走る選手たちですまず9レーンからキューバのスカイヤーズ23歳。
今シーズン20秒02で走っています。
8レーンのダニエル・タルボットはイギリスの24歳。
20秒30の自己ベストを今シーズンマークしています。
そして2冠に向かうウサイン・ボルトです。
≫ボルト選手も決勝に向けて体調を整えながら走ると思いますね。
≫ガトリンは19秒87をマークしてきました。
≫どういう仕上げ方をしてくるかですよね、決勝に向けて。
≫今大会に入る前にこの200で世界記録をマークした、そうウサイン・ボルトは話していました。
≫6レーンは南アフリカ、ジョボドワナ。
≫この選手がやはり気になるんですよね。
ボルト選手の次にこの選手が来ると思います。
この選手を崩さないと藤光選手、高瀬選手は2位になれないと思います。
≫日本の藤光は5レーンを走ります。
≫昨日は2レーンで、今日は5レーンということで、タイムを昨日よりも上げてくると決勝に行くチャンスは大きいと思います。
≫この選手が準決勝自己ベスト20秒01のトルコのグリエフ。
さらに3レーンは20歳のフランシスが入ります。
この選手も今シーズン20秒05。
≫もういつ19秒台に入ってもおかしくないという選手が並んでますね。
≫そして、一番最後に日本の高瀬慧が紹介されています。
≫スタートからすごい自分の走りというんですか、ダッシュをしてほしいです。
≫2003年パリ大会、あの末續慎吾さんが、準決勝を突破して決勝の舞台に残りました。
そして銅メダルを獲得しました。
ウサイン・ボルトと走る藤光謙司、そして高瀬慧。
≫このメンバーの中に日本人2人がいるっていうのは本当にすごいですよ。
≫12年ぶりに決勝進出なるか。
高瀬、そして藤光。
≫藤光と高瀬は遅れました。
決勝進出はなりませんでしたウサイン・ボルト1着フィニッシュ、2着に南アフリカ、ジョボドワナ。
藤光は最後の直線で遅れました。
≫ジョボドワナ選手とコーナーを抜けてきたところで並んでたので、もしやと思ったんですが。
≫ウサイン・ボルト、19秒95、ジョボドワナ、20秒01で2着。
そしてまだ日本の藤光、高瀬の記録が発表されませんが、藤光が7着20秒34、そして高瀬が20秒64で8着ということになりました。
このカーブからの直線ですが朝原さん?≫やはりタイムだけを考えると、3番で10ということで難しいんですけど、今の藤光君、高瀬君の調子から見るともしやっていうのはあるんですが、やはりガチンコ勝負でこういう速い選手と一緒に走るとなるとやはり違ってくるんですよねタイムだけの問題ではなくて心の強さであったり、勝負強さであったり、レース勘であったり、いろんなことが関係してくるんですね。
≫男子200mの準決勝を走った選手たちの談話が届いているようですので、聞いてみたいと思います。
≫まず、ウサイン・ボルト選手に話を聞きました。
ボルト選手は、疲れが少しとれてきたよと言っていました準決勝でこのレベルで行けたら決勝は間違いなくすべてを出し切ることができると話していました。
そしてもう1人、気になるのはガトリンですよね。
ガトリンは今日、20mしか本気を出していませんと。
その後はコントロールをして力を出さずにして走り切りましたと言っていましたからもう2人ともフルパワーで決勝は来ます。
≫もう状態はガトリンは全く問題ないですよね。
そしてボルトなんだけど、変な汗のかき方してるなって。
≫疲れが取れてきたという石井さんの談話がありますから≫でも、そう言ってダメかなって言ったボルトが100で見せてくれた。
また彼は何か伝説をつくってくれますよ。
≫そして古谷さんにも何か情報が入ってきているようです≫試合の後、サニブラウン選手のお母様に話を聞きました十分、本当に十分ですと、ゴール後、何度もうなずいていました。
近くにいたアメリカの応援団からまだ16歳なら、あと15年、いや、ガトリンの年までやれるわねと言われたので、私も仕事を頑張って世界中、応援して回らなきゃと笑顔で話していました。
≫ガトリンの半分以下なんですよ、16歳って。
楽しみですね〜。
≫織田さん、中井さん、こちら新井選手のご両親なんですけれどもやり投げを始めるきっかけとなった世界陸上に出場し、本人にとってもいい勉強になったと思う、来年のオリンピックに向けてまずは体を休めてほしいと語っていましたよ。
≫たっぷり休んで、また世界が待ってますから。
≫英気を養って。
また世界に。
≫みんな覚えましたよ。
日本には、やり投げの新井がいるって。
≫明日ですけれども?≫何といっても女子の400m決勝、アリソン選手、そして男子200mの決勝があります。
2015/08/26(水) 17:45〜22:54
MBS毎日放送
世界陸上北京[字][デ]☆200準決勝ボルト、サニブラウン、高瀬、藤光、やり投決勝 新井

「男子200m 準決勝」ボルト、ガトリン、サニブラウン、藤光、高瀬「男子やり投げ 決勝」新井涼平「男子400m 決勝」キラニ・ジェームス、メリット ほか

詳細情報
番組内容
5:45頃〜
女子ハンマー投げ  男子5000m  男子三段跳び  女子800m  男子110mハードル

8:00頃〜 女子棒高跳び 決勝

8:00頃〜 男子やり投げ 決勝
アジア大会銀メダル新井涼平が世界に挑む!

8:10頃〜 女子200m
福島千里 オカグバレ
番組内容2
9:00頃〜 女子400mハードル 決勝

9:20頃〜 男子200m 準決勝
サニブラウン&藤光謙司&高瀬慧が末續以来の決勝進出なるか!
ボルト、ガトリン

10:00頃〜 女子3000m障害 決勝

10:20頃〜 男子400m 決勝
小国の英雄キラニvs前回王者メリットvsアフリカの新星 激戦を制するのは!
出演者
【メインキャスター】
織田裕二
中井美穂

【アスリートコメンテーター】
高橋尚子
小谷実可子
室伏由佳
千葉真子

【リポーター】
石井大裕(TBS)
小林由未子(TBS)
古谷有美(TBS)
番組公式HP
サイバーアスレチックス
http://www.tbs.co.jp/seriku/

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▽データ放送では常に最新の番組内容をお知らせします。放送競技や、OA予定時間、みどころ、そして終了した競技結果を発表。番組ガイドとして活用して下さい。競技の合間は「世陸カードゲーム」で遊ぼう!
テーマソング
TBS系列「世界陸上北京」テーマソング
織田裕二「All my treasures」
大会概要
【大会名】 第15回世界陸上選手権大会
【期間】 8月22日(土)〜8月30日(日) 
【場所】 中華人民共和国・北京市
【メイン会場】 北京国家体育場(通称 鳥の巣)
来週の放送は…
来週のこの時間は、『トコトン掘り下げ隊! 生き物にサンキュー!!』9月2日水曜よる7:00から放送です!
来週の放送は…2
来週のこの時間は、『ナイナイのお見合い大作戦!』9月2日水曜よる7:58から放送です!
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる可能性があります。

ジャンル :
スポーツ – マラソン・陸上・水泳
スポーツ – オリンピック・国際大会
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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