≫揺れると思うんですよね車って。
微妙に揺れると思うんですよ。
そういうふうに第三者が
(中丸)どうするんですか!?やっかい者がいなくなってやっと我が学苑も平和になったと思ったらこの始末ですよ。
保護者からも問い合わせが来てんですよ。
うちの子は学校に行かないって言ってるけど一体どういうことなんだって。
(内山田)ちょっと黙っててください中丸先生。
(中丸)じゃあどうすればいいんですか!?
(勅使川原)あの教頭藤堂さんがいらっしゃいました。
えっ。
えっ…知りませんよ私は。
(藤堂)あっ内山田先生。
生徒が1人も学校に来ていないそうですね。
はあ…それはまあちょっとした手違いがございまして。
でもご安心ください。
すぐに生徒を説得しまして学校へ連れてまいります。
いやその必要はありません。
えっ?
(藤堂)こちらが新しい理事長として私が推薦する神南学園の理事長神村さんです。
(神村)どうぞよろしく。
(内山田)あのこれは一体どういうことなんでしょうか。
この武蔵野聖林学苑は神南学園の傘下に入っていただきます。
(内山田)そんなぁ!
(神村)ご安心ください。
生徒はすべて1週間後9月22日までに神南学園に編入される旨保護者には連絡をしておきますから。
(宏子)あのじゃあ私たちは?
(藤堂)皆さんには私が紹介状を書いておきますから残務整理が済み次第新しい職場をお探しください。
(中丸)ちょっと待ってください。
じゃあ私たちクビってことですか?
(神村)我が神南学園には優秀な教師が大勢おります。
皆さんがそのレベルについていくのは難しいかと思います。
(袴田)じゃあここの校舎はどうなるんですか!?1週間後に取り壊し運動部の専用グラウンドにするつもりです。
えっ…ちょっと待ってくださいよ。
藤堂さんこれじゃ話が違うじゃないですか…。
あぁ〜失礼。
(内山田)えっちょっと待ってください。
ちょっと…。
藤堂さん藤堂さ〜ん!
(藤富)どこ行ったんですか…鬼塚先生。
(機内アナウンス)ポン
(呼び出し音)
(冬月あずさ)MayIhelpyou,sir?
(英会話)Excuseme.
(英会話)だめだめ。
わからないときはお客さんにちゃんとおわびして代わりの者が来ることを伝えなきゃ。
すいませんでした。
しかしこのぐらいわからなくてどうすんだろう。
君は英語の教師だったんだろ?すいませんでした。
はぁ〜。
(鬼塚英吉)は〜〜いいらっしゃ〜いいらっしゃ〜い。
はいいらっしゃいいらっしゃい。
そこの彼女たこ焼き食べない?君と一緒で食べごろだよなんちゃって。
あっ。
生徒からトラックの運転手やってるって聞いたけど。
ちょっとお金がいるもんでここでもバイトやってたんです。
食べます?結構です。
あっそうおいしいのに。
熱っ。
学校が大変なの知ってるんですか?みたいですね。
みたいですねって…。
だったらこんなことしてる場合じゃないでしょ。
大体何で連絡くれないんですか?さんざん捜したんですよこっちは。
それとも私なんか頼りにならないってわけ?私のことなんかどうでもいいってわけ?何とか言いなさいよ!そっちこそ何で教えないんですか学校辞めたこと。
えっ…。
ほら言ってたじゃないですか。
学校のほうは私に任してくださいって。
だから安心してたんですよ。
あっそういえばほらスッチー受かったみたいっすね。
研修やってます今。
良かったじゃないですか夢がかなって。
そっちこそどうするんですか?もう学校には戻らないんですか?このまま聖林学苑がどうなってもいいんですか!?関係ないでしょ!もう教師じゃないんだから。
・すいませ〜ん。
いらっしゃい。
(子供)2つ下さ〜い。
あいよ!わかりました。
それじゃあお元気で。
一生やってればいいじゃない。
・はいお嬢ちゃん350円。
400円だよ。
1個おまけしといたから。
(子供)ありがとう!・うんじゃあね〜。
・ありがとうございます。
それじゃあ始めてください。
はい。
ププププーッ!
(クラクションの音)
(神村)何やってんだ。
・いや…。
まさか…。
いらっしゃいませ。
はいいらっしゃい。
(藤富)あの〜これだけですか?
(宏子)な〜んか寂しいお別れ会ですね〜。
(袴田)あれ?教頭も来てないんじゃないですか。
いいんですよ無責任な人は来なくて。
きっとほかの人が就職決まって焦ってんじゃないですか。
この年になって再就職はきついですよ私たちの場合。
ねぇ藤富先生。
ええまあ。
(勅使川原)ねえもうやめませんか何か暗くなるから。
(中丸)あんたは気軽な立場だからそんなこと言えるんだよ。
(勅使川原)何言ってるんですか…。
・今日午前11時ごろ吉祥寺の聖林学苑で…。
(藤富)大変…皆さん!うちの学校が。
(一同)えっ!警察の事情聴取を逃れるため病院を逃走し教え子を扇動して自分がクビになった学苑に立てこもったのです。
現在中の様子をうかがうことは全くできません。
人質になっております生徒さんたちの安否がとても気遣われます。
はいテラダさんご苦労さまです。
相沢先生のお子様もいらっしゃるそうですねあの中に。
(麗子)ええ。
とにかく子供のことが心配できっとあの男に脅迫されたに決まってるんです。
(神村)ご覧のように契約書もちゃんとあり当方にやましいところはこれっぽっちもないんですが。
とにかくこれは不法侵入不法占拠という犯罪以外の何ものでもありません。
でこれからどう対処なされるおつもりなんですか。
何しろ相手は全く話を聞こうとしない状態で。
・パン!あぁ〜!あっ…ど…どうした?パン!ヒュー!パン!ヒュー!・うわ〜!・きゃ〜!ふぅ〜!おぉ〜〜〜!イェ〜イ!ドン!ドン!はぁ〜悪ぃな冴島。
(冴島)謝るんならこっちに謝れよ。
えっ?みんな元気なんですか?ええ。
これからどうする気?まさか危ないこと考えてないでしょうね。
はっ…。
心配しなくても大丈夫ですよ。
ず〜っと考えてたんですか?こうすること。
さあ?あなたいつもそう何にも教えてくれないんだから。
はぁ〜。
私がスチュワーデスの試験受けるかどうか迷ってたときあなた言ったでしょ。
おれが決めたらそのとおりにするのかって。
もしあのとき私がそうするって言ったら何て言ってたんですか?一体私のことどう思ってるんですか?そのぐらい教えてくれたっていいでしょ。
教えて。
これじゃだめですか。
私もそっちに行きたい。
かぁ〜。
・
(冴島)お楽しみ中申し訳ないけど。
こら。
勝手に入ってきちゃだめだろ。
何にもないからはい帰った帰った。
んんっあっあぁ〜。
あっ。
入り口をふさいでいるバリケードが見えてきました。
しかしこれ以外校舎の中はべつに変わったところはないようです。
(藤富)大変です皆さん!起きてください。
ねえ起きてください。
・
(女)きゃ〜やめて!・
(男)おれの言うこと聞かないとこうなんだ。
・
(女)お願い殺さないで!
(勅使川原)鬼塚のやつついに生徒を…。
・
(拍手)一体中でどんな恐ろしいことが行なわれているんでしょう。
皆さんの…皆さんのその目で確かめてください。
(男)だめだもっと怖がらないと。
(女)お願い殺さないで。
(男)お前が僕を裏切ったんだ!う〜んっ。
やだ;&さないで;&さないで!*地獄に落ちろ〜!きゃあ〜〜!パチン!
(ディレクター)だめ!本気で怖がらないと。
(朋子)みんな855$!)
(一同)イェ〜イ!我々のカメラ教室の中に突入します。
ご覧いただけますか。
これが今実際に教室の中の画です。
独占のスクープ映像です。
(リポーター)でも様子が違います。
(リポーター)皆カメラに向かってVサインを送ってます。
私も頑張ってるからね。
(生徒たち)イェ〜イ!おいおい…どいたどいた…。
おれが映らないじゃないかお前ら。
しゃべらせないと殺すぞこの野郎。
問題の教師が出てきました。
まさか身代金を要求するんじゃないでしょうね。
(リポーター)あの一体何をやってたんですか?いやほらこの前までうちのクラスにいた子がねビデオレター送ってくれたんでそれをみんなで見てたんですよ。
えっ?なぁ。
これ全国ネットですか?
(リポーター)ええそうですよ。
全国の皆さん野村朋子は日本一のアイドル目指してるんで是非応援してやってください。
ちなみに育ての親は私鬼塚英吉25歳。
職業教師。
血液型O型。
星座はおひつじ座。
好きなタイプはえぇ〜広末と松たか子で…。
えぇ〜ポリシーは生涯一教師です。
(中丸)一体何考えてんですか鬼塚は。
(袴田)相変わらずめちゃくちゃですよねこんなときにビデオ見てるなんて。
(宏子)でもすっかり見違えちゃいましたよね野村さん。
彼女を変えたのは鬼塚先生なんです。
先生に会えたから野村さんは自分の才能を見つけることができたんです。
人の人生は出会った人で決まるんじゃないでしょうか。
事実私が皆さんにいびられようが無視されようが学校へ行こう頑張ろうっていう気になれたのも鬼塚先生に会えたお陰で。
それだけじゃない私はいい年して夢を持つことさえできました。
私の夢は鬼塚先生と同じ生涯一教師です。
皆さんに聞きたいことがあります。
皆さんは何で教師になろうと思ったんですか?私はいつか野村さんに聞かれたとき押さえで受けたのがたまたま受かったなんてとても言えませんでした。
嫌々教師やってたなんて恥ずかしくて言えませんでした。
でも鬼塚さんと出会ってからそんな気持ちがどんどん変わっていったんです。
最初はなんてむちゃくちゃな人なんだろうって思ったけど。
でも鬼塚先生と一緒にいるうちに教師である喜びに目覚めてきました。
教師ってなんてすばらしい仕事なんだろうって思うようになりました。
この仕事には無限の可能性があるってこともわかりました。
でも…私はもう教師じゃありません。
皆さんと違って教師じゃないんです。
あの〜僕ね前からちょっと思ってたことがあるんですけど。
ちょっといいですか。
(勅使川原)鬼塚の鬼っていう字に云うっていう字をくっつけると魂っていう字になるんですよね。
僕は魂なんて入れて仕事したこと今まで一度もないかな。
僕もですよ。
教師になったころは真っ白な気持ちでいたいって思ってたのにね。
ええまあねいつからこんなになっちゃったんでしょうね私たち。
(藤富)何やってんですか皆さん!私たちもグレートティーチャーになりましょうよ!今まではグレーティーチャーでしたもんね私たち。
もう灰色教師卒業しないとね。
ははははっ。
(袴田)鬼塚先生と戦いましょう!中丸先生!
(中丸)私もね前からそう思ってたんですよ。
(一同)ははははっ!私たちの手で聖林学苑を元に戻しますか。
(拍手)
(事務員)あぁこれ年齢制限があるんですよねぇ。
(内山田)そこを何とか。
う〜ん内山田さん何か資格か何かお持ちだといいんですがねぇ。
あっあります。
あぁ何です?教員生活30年で培った気力と体力です。
あぁ…気力と体力とかそういうものじゃなくて何か例えばコ…コンピューター関係とあのソフト関係の資格が…。
コンピューターですか…。
ええ。
・
(良子)あなた。
(内山田)おぉ。
あっ…安心しなさい。
粘ってねぇやっとこれだけ紹介してもらった。
(好子)何これスーパーの店員?こんなのパパにできるわけないじゃない。
(良子)パパの顔見たらお客さんみんな逃げちゃうわよ。
(好子)あぁ〜。
(内山田)おいおい何すんだよ。
人がせっかく…。
(好子)パパがやりたいのはこんな仕事じゃないでしょ。
どうせ教師しかできないくせに。
お前たち…。
(良子)あんたもさ遊んでばっかりいないでバイトぐらいしなさいよ。
(好子)何言ってんのよ。
へそくりしてんの知ってんだからね。
(良子)そうだ。
金持ちの男見つけてさ玉の輿っていうのもいいわよね。
どうせ英吉さんには振られたんでしょうふふふっ。
(好子)うるさいわねぇ。
(袴田)頑張りましょう。
(教師たち)おうっ!
(神村)藤堂さんどうしましょうか。
このままでは手の打ちようがなくて。
(藤堂)何を焦ってるんですか神村さん。
法的に正しいのはこちらなんですよ。
署名や座り込みをしたってそれが何だっていうんです。
そんなもの彼らの自己満足にすぎんのですよ。
それはわかってますが…。
契約書では明日23日をもって聖林学苑の土地はすべて神南学園のものになるんですよ。
・何を迷うことがあるんですか。
(勅使川原)あぁ…あの…。
(神村)本日をもってこの土地はすべて神南学園のものになりました。
ただ今より強制執行します。
何人たりともこの土地に侵入することは許しません。
速やかに退去すること。
これが最後通告です。
(中丸)どうしましょう。
(勅使川原)何か本気みたいですね。
・やめろ入っちゃいかん。
・下がって下がって。
やれるもんならやってみろ!教頭先生。
(袴田)教頭先生。
構わん突っ込め。
すぐに逃げるに決まってる。
でもよ。
いいから突っ込め!
(袴田)教頭先生危ないですよ。
(宏子)死んじゃいますよ早く逃げて。
この学苑をつぶそうとするやつは絶対に許さん!私の生きる道は教師しかない。
家族もそれを認めてくれた。
だからこの学苑は私が守る!教頭先生!先生!あっちょっとちょっとあなた…。
入らないでください。
先生!・先生!
(藤富)あぁ!ウーーン
(エンジンの停止音)・先生!先生!ちょっとちょっと。
・きゃ〜放してよ。
・離れなさい。
ガシャン!藤堂さん。
(藤堂)何をやってるんです!早くあの男たちを排除したらどうですか。
いやしかし…。
ここはもう聖林学苑じゃないんですよ。
彼らはもうこことは何のかかわりもない人間なんです。
わかりました。
(神村)やれ。
はい。
(神村)責任はおれが取る。
やれ。
へぇ〜い。
(中丸)やめろ。
暴力はやめなさい。
(勅使川原)やめ…。
・ちょっと下がってくださいよ。
先生!放して…。
放してよ!先生!先生!パンパンパン!
(宏子)逃げなさい早く。
小谷先生。
あなたが守るのよ鬼塚先生を。
何やってんの早く!はい。
君はうちに雇われる人間だろう。
こんなことをして済むと…。
バシ!
(勅使川原)お前の学校なんか行くかよ。
・こっち来いおらっ!
(内山田)聞いてください。
(リポーター)何ですか教頭先生。
(内山田)私たちの世代は一生懸命働いて豊かな日本豊かな社会を作ってきたと思ってたんですよ。
それは勘違いだったんです。
今の日本は豊かさなんてこれっぽっちもない。
非常に貧しい社会なんです。
(良子)あなた…。
頑張って。
かっこいいよパパ。
いくら…いくら自分が作ったとはいえ悪い法律も習慣もぶっ壊さなきゃだめなんですよ!はぁ〜。
先生!つかまって!ドン!ドン!ドドン!
(花火の音)ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ヒューー…ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!
(一同)おぉ〜〜!ようこそ聖林学苑の学園祭に。
皆さ〜ん中へどうぞ。
・きゃ〜先生!先生!
(冴島)ほら行け!ほらっ!早く!ようこそ。
(宏子)理事長。
(あきら)忘れてましたよ。
今日が学園祭だってこと。
(生徒)小谷先生行きましょうよ。
(宏子)あぁ…えっえっ?
(生徒)教頭先生。
(内山田)あぁ〜よしよし。
藤堂さん…。
マイクテスト〜。
先生〜!は〜いいらっしゃいいらっしゃ〜い!たこ焼き屋に恐怖の館と占い館と何でもあるよ。
かわいい君にはミスルーズソックスコンテスト。
そして我が学苑アイドル野村朋子オンステージあるからね〜!もちろんグッズショップもあるよ。
すぐソールドアウトだから急いでね。
(ケンジ)どうぞ〜。
(ナナコ)先生先生!ラーメンラーメン。
(えりか)先生はい。
(えりか・知佳子)残さず食べてね!
(生徒)先生いくよ〜だっちゅ〜の。
お前ちゃんとかっこよく写ったかよ。
(生徒)任してってば鬼ッチ。
はい次次。
もうちょい待ってろよ。
(生徒たち)おぃ〜〜!あなたがやりたかったのってこれだったんですね。
あっいやほらおれ学生んとき一度もほら学園祭出たことなくて。
だからこれがおれにとって初めての学園祭ってわけで。
じゃあ働いてたのも資金稼ぎってわけ?はぁ〜。
もう!ふっ。
よ〜しもういっちょいくか!みやびごめんね。
ママねテレビ出るのもうやめる。
どうして?どうしても。
グレートだぜ。
よっしゃ!
(一同)イェ〜イ!
(藤堂)全く何てざまだ!これは。
(神村)全く何と言っていいのか弁解の余地もありません。
やっほ〜!
(藤堂)君は何もわかってないようだね。
こんな騒ぎを起こしたって無駄な抵抗にすぎんのだよしょせんは。
(神村)ここにもあるようになすべてこの土地は我々のもんなんだ!そっちが何と言おうと壊そうが何をしようがこっちの自由だ。
あぁもううるせぇじじいたちだなほんとに。
好きにすれば?何ならほら手伝いましょうかこれ。
何だと!?校舎がなくなってもな武蔵野聖林学苑はなくなりゃしねぇんだよ。
どういう意味だ?青空の下だろうが何だろうがなどこ行っても授業なんかできんだろ。
教師と生徒さえいれば。
そういうのをな教育っつうんじゃねぇのか?わかった?
(藤堂)お前ここで何してるんだ?誰かほかのやつ頼んでくれよ。
おれにはここつぶすことなんかできねぇからよ。
・
(サイレンの音)東京地検です。
藤堂さん。
息子さんからこんなものが送られてきたんですがね。
お2人にお話を伺いたいんですが。
一応事情聴取あるんで。
この前の傷害罪とか今度の建造物不法侵入とか器物破損罪とか。
ふっ大丈夫っすよ。
すぐ帰ってきます。
鬼塚先生。
初めてですよ。
教頭先生にそう呼ばれんの。
鬼塚先生。
私は…。
私はこんな楽しい学園祭初めてですよ。
(生徒たち)おぉ〜!イェ〜イ!
(ナナコ)鬼ッチ!
(マサル)鬼塚〜!
(ケンジ)早く戻ってこいよ!
(生徒たち)先生!帰ってこいよ!
(マサル)よしっもう1回学園祭始めんぞ〜!
(生徒たち)おぉ〜!
(内山田)えぇ〜間もなく中間試験ですがあの事件以来3年生までが浮かれており来年の受験が思いやられるばかりです。
先生方もここはひとつふんどしを締め直していただき…。
前に戻ってませんか。
(袴田)相変わらず話長いし。
(宏子)人はそんなに変わりませんよ。
我が学苑の生徒は皆優秀であり必ずやいい大学に合格できると信じております。
なぜならば我が学苑にはくずは1人もいないからです。
(あきら)よろしくお願いしますよ。
校長先生。
はい。
えっ?あの理事長…今何とおっしゃいましたか?はい。
これからもよろしくお願いいたします。
内山田校長。
あははっ。
(拍手)
(あきら)で教頭には中丸先生お願いいたします。
誠に失礼ですが辞退させていただきます。
えっうそでしょ?私よりふさわしい人がいます。
えっ!?わ…私ですか?いや…それはまずいですよ。
あの勘弁してくれませんか皆さん。
ほんと…。
すいませんはもうなしですよ。
すいません。
あっ。
(内山田)あはははっ!
(拍手)
(機内アナウンス)皆様お待たせいたしました。
当機は間もなく離陸いたします。
もう少しきつく締めましょうね。
はい。
ありがとう。
はぁ〜。
(みゆき)あれから全然連絡ないんだって?白馬の王子様から。
もう一体どこ行っちゃったの。
さっ仕事仕事。
(内線呼び出し音)はいL4の冬月です。
はい。
(機長)何とかしてよあれ。
・「POISON」君が降りるまでどかないって言ってるんだけど。
・いつまでも信じていたい・最後まで思い続けたい・自分は生きる意味があるはずと・冷めた目で笑いかけてる・魂を侵された奴・涙を流す痛みはあるのかい?じゃよろしくお願いしますよ。
鬼塚君。
任してください理事長。
頼むわよ〜。
ふふっ。
えぇ〜今日からてめぇらの担任になる冬月あずさだ。
何か文句あるか?
(ナナコ)先生似合わないからやめたら?やっぱり?
(生徒)ははっかわいい。
はいじゃあ今日も元気に頑張りましょう。
(生徒たち)はぁ〜い!人間ってのはよほんとは今をもっと大切に生きなきゃまずいんじゃないのか?だから人生にリハーサルなんかねぇんだよ。
ばかなまねはやめてください!
(のぼる)先生〜!
(朋子)先生私どうしたらいいの?いいじゃねぇかよお前はお前で。
愛はな品定めじゃねぇんだよ!あっおぉ〜!あぁ〜〜〜〜〜!!きゃあ〜〜〜〜!自分のしてることがわかってんのか鬼塚。
クビだぞ。
こんなことしたら即刻クビだ!ど〜だ〜?気持ちいいだろ?おめぇたちよグレートだよ。
おぉ〜みやび〜どこだ〜?姫おけがはございませんか?本当に桜井理事長の紹介なんですか?もちろん!あっお2人共おれのことテレビで見ませんでした?あのこの履歴書に間違いはないんですか?あっ!1個だけ訂正が。
何ですか?
(小声で)もう初体験済ませました。
そんなのはべつに結構ですから。
あっそうですか。
あぁ〜あ。
おれにとっては人生で最も最大の出来事だったんだけどなぁ。
ひひっいやぁ〜ふふっ。
鬼塚先生は何で本校を志望されたんですか?えっ?いやそれは…。
教師になりたかったからです。
2015/08/27(木) 14:55〜15:50
関西テレビ1
[終]GTO #12[再][字]【鬼塚の伝説はここから始まった!反町隆史 松嶋菜々子】
「グレートなティーチャーです」
詳細情報
番組内容
聖林学苑は神南学園に吸収合併されることになり、教師は内山田教頭(中尾彬)をはじめ全員解雇された。鬼塚(反町隆史)はトラック運転手として、あずさ(松嶋菜々子)はスチュワーデスの研修を受けて、新しい人生を歩き出していた。
しかし聖林学苑の取り壊しが始まった日、事件は起こった。鬼塚が2年4組の教え子たちと共に校舎に立てこもったのだ。
出演者
反町隆史
○
松嶋菜々子
○
近藤芳正
円城寺あや
小林正寛
井田州彦
沼田爆
○
希良梨
池内博之
山崎裕太
徳山秀典
中村愛美
窪塚洋介
白川みなみ
林知花
黒田美樹
小栗旬
○
篠井英介
原田篤
北見敏之
田島令子
○
藤木直人
立石凉子
馬渕英里何
○
中尾彬
○
白川由美
原作・脚本
【原作】
『GTO』藤沢とおる
【脚本】
遊川和彦
監督・演出
【企画】
山崎一彦
濱星彦
【プロデューサー】
安藤和久
柴崎正
【演出】
赤羽博
音楽
【主題歌】
『POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』反町隆史
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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