Nスタ ニューズアイ 2015.08.27


ケーブルから炎が上がる一枚の写真。
今日午後1時過ぎ、JR恵比寿駅とJR目黒駅の間の線路脇のケーブルで乗客から、電車の線路上の電線から火が出ていると通報があった。
東京消防庁のポンプ車など5台が出動し、火はおよそ40分後に消し止められたが、山手線の内回りと外回りの全線と湘南新宿ラインと埼京線の一部区間で一時、運転を見合わせるなど、乗客5万1000人に影響が出た。
山手線や埼京線の一部区間で3本の電車が足止めとなり、乗客が一時閉じ込められたが近くの恵比寿駅まで動いてホーム上に降りたとのこと。
火事が起きたのはこちらの反対側にある線路側のケーブルです。
白い消火剤がまかれているのがわかります。
そしてその右側なんですけれども、こちらにはピンクの消火剤があって、少なくとも2カ所で消火剤が使われたことがわかります。
火事があったケーブルなんですけれども、カバーが変形していて、高熱で溶けたように見受けられます。
警視庁によると、ケーブルは線路脇に3本走っていて、焼けたのは2カ所だったとのこと。
今月22日には、JR中央快速線の中野駅近くで線路脇のケーブルが出火。
今月18日にもJR中央線の立川駅近くで電気ケーブルが燃えた。
JR東日本で相次ぐケーブル火災。
警視庁や東京消防庁は出火の原因を調べている。
まずは、何度も繰り返されているJRのトラブルについてお伝えしました。
次は日本の裏社会の勢力図が大きく変わりそうです。
日本最大の暴力団、山口組に分裂の動きが出ています。
この6代目組長に反発する組織が新団体結成の動きを見せていて、警察は抗争に発展する可能性があると見て警戒しています。
今、山口組の組員らが総本部に入っていきました。
今日午前、神戸市灘区にある山口組総本部では幹部らによる会合が開かれた。
ところが警察によると司忍こと篠田建市6代目組長に反発しているとされるグループの参加は確認できなかったとのこと。
関係者によると、山口組では篠田組長が就任して以降名古屋に本拠を置く出身母体の弘道会の影響力が強まっていて、反発する複数のグループが今月中にも新しい団体を立ち上げ、正式に分裂する可能性があるとのこと。
山口組の分裂をめぐっては1980年代に組から分裂した一和会との間での山一抗争が勃発、市街地での銃撃戦など市民生活にも影響が出ていて警察は今回も大規模な抗争に発展するおそれがあるとして警戒を強めている。
東京・中野区のマンションで25歳の女性が全裸の状態で死亡しているのが見つかった事件でおとといに女性の部屋から男と言い争う声が聞こえていたことがわかりました。
現場から中継です。
現場の部屋は私の後ろに見えるマンションの2階で亡くなった女性はワンルームの部屋でひとり暮らしをしていたということです。
この事件は昨日午後8時過ぎ、中野区のマンションの一室でアルバイト従業員で元劇団員の加賀谷理沙さん25歳が玄関で全裸の状態であおむけに倒れ、死亡しているのが見つかったもの。
調べによりますと加賀谷さんの首には左右、幅1〜2cmほどの圧迫されたような跡があったとのこと。
ほかに目立った外傷はなかったとのことで警視庁は司法解剖を行い、詳しい死因を調べている。
また、同じマンションの住人によると、おととい加賀谷さんの部屋から男と言い争う声が聞こえたとのこと。
加賀谷さんがおととい夜、アルバイトをしている新宿の飲食店に出勤しなかったことから店長の男性と加賀谷さんの知人がマンションを訪れ、事件が発覚したとのこと。
警視庁によりますと、これまでに加賀谷さんからトラブルについて相談などはなかったとのこと。
警視庁は殺人事件として特別捜査本部を設置し加賀谷さんの交友関係を中心に詳しく調べている。
維新の党の二枚看板といえば、橋下大阪市長と松井大阪府知事ですが、この二枚看板が内紛を理由に離党を表明し、党内には深刻な亀裂が残りました。
一方、自民党では党内のすべての派閥が来月の総裁選挙での安倍総裁再選支持を表明しまして無投票での再選の流れが一段と強まりました。
維新の党とは対照的な静けさの裏の思惑です。
維新の党顧問の松井知事は今朝、離党を表明。
党の生みの親、最高顧問の橋下大阪市長も…党を引っ張ってきた二枚看板の離党。
山形市長選挙で特定の候補者を応援した柿沢幹事長の引責辞任を求めたものの松野代表ら執行部が結論を出さなかったというのがその理由。
松野代表は午後の会合で、柿沢さんは辞任しない、党を割らない、松井と橋下は関西政治に専念するなどと書かれた橋下氏からのメールを読み上げた上で橋下氏の意向を尊重したいと柿沢幹事長の続投を表明した。
ただこのてん末に橋下氏に近い大阪系の議員からは反発が噴き出している。
橋下氏が党を分裂させないよう大阪系の議員に指示しているため直ちに分裂する事態には発展しないものの党内には深刻な亀裂が残りそう。
ゴタゴタの維新とは対照的に来月に総裁選を控えた自民党内では…総裁選の出馬を待望する声もあった石原前環境大臣がここに来て安倍総裁の再選支持を表明。
また安倍総理と一定の距離を置くハト派の宏池会会長、岸田外務大臣も、安倍政権をしっかり支えていかないといけないと明言したほか山東派も安倍再選支持を明らかに。
これで党内に7つある派閥のすべてが安倍総裁の再選支持に回ることになり、無投票での再選という流れが強まった。
あるベテラン議員は、こう解説する一方、前回の総裁選に出馬した石破地方創生担当大臣。
今回は出馬への消極的な姿勢を崩していないが周辺には、まだ火は消えていないと期待する声も聞かれる。
無投票再選の流れに、こう待ったをかけたのは野田聖子氏。
自身の出馬については明言を避けているが出馬に必要となる推薦人20人の確保に意欲もにじませている。
様々な思惑が交錯する中、総裁選は9月8日酷似、20日投開票の方向続いてはこちら、アメリカの情報番組の映像。
女性記者が生放送でインタビューをしています。
まさにこの直後、この女性記者とカメラマンが銃撃されて死亡しました。
犯人は、かつて同僚だった元記者で黒人差別が原因だと主張。
事件後、自殺しました。
これは事件の瞬間、生放送されていた映像。
女性記者とカメラマンが地元商工会の女性にインタビューをしていたところ男が記者とカメラマンに向け銃を発砲。
横倒しになったカメラには男が銃を構えている様子が確認できる。
女性記者と男性カメラマンは死亡。
インタビューを受けていた女性はケガをした。
男はベスター・フラナガン容疑者で事件後、現場から逃走。
警察に追い詰められ、銃で自殺したフラナガン容疑者はこのテレビ局で1年ほど勤務していたが、2年前に解雇。
テレビ局の幹部は事件後、解雇の理由を次のように話した。
容疑者の元同僚は、行動などで予測できないときが時々あったと話している。
一方、フラナガン容疑者は至近距離から銃撃する様子を自ら撮影しインターネット上に掲載。
2人が人種差別発言を行ったと非難していた。
ニューヨークのテレビ局には23ページにもわたるFAXを送り、6月にサウスカロライナ州で起きた白人による黒人射殺事件について言及。
女性記者の婚約者によると女性記者はフラナガン容疑者と一緒に取材に出たこともあったとのこと。
銃社会のアメリカで再び起きた銃の悲劇。
生中継中の事件だったこともあり、大きな衝撃を持って受け止められている。
アメリカではこちらご覧いただくようにこの1年だけで、こんなにも人種差別が背景にある、そして問題になる事件というのが起きているんですよね。
このうち赤い部分、フラナガン容疑者は自殺直前にこの教会での乱射事件に触発されたと話しているんです。
15年前に勤務していたフロリダのテレビ局では人種差別を受けたと言って訴訟を起こしています。
差別被害を訴えた挙げ句に今回の事件に至ったと言えそうなんです。
これはある種のヘイトクライムといえそうです。
確かに南部に行きますと私たち日本人を含む有色人種に対する差別は根強いんですね。
しかし、この憎しみをぶつける凶行というのは新たな差別を生むだけだと思います。
続いては、大阪の中学1年の男女2人が遺体で見つかった事件です。
逮捕された男は事件前、なぜ東京の秋葉原にいたのか。
一緒にいた同僚が証言しました。
大阪府寝屋川市の契約社員、山田浩二容疑者。
今月13日に高槻市の駐車場で平田奈津美さんの遺体を遺棄した疑いが持たれている。
捜査関係者によると山田容疑者は事件直前、ガソリンスタンドの防犯カメラに黒っぽい服を着た姿で映っていたが、当日の別の防犯カメラには違う服装で映っていたことから犯行後に服を着替えた可能性があると見られている。
また山田容疑者は事件2日前の今月11日に東京・秋葉原に車でいたところ警察官に職務質問されていた。
なぜ秋葉原に。
一緒にいた同僚の男性が当時の様子を語った。
そして山田容疑者の車からはスタンガン、手錠、注射器などが見つかったが薬物反応が出なかったことなどからおよそ3時間後に帰されたとのこと。
また事件後、福島に戻った山田容疑者は事件を報じるニュースを見てこんな反応も見せていたと言う。
山田容疑者は取り調べに対し、スピードの出しすぎが原因とみられている。
今日未明、奈良県明日香村の村道で乗用車が横転する事故があり、車に乗っていた奈良県橿原市内に住む大学1年生、内炭卓也さんら5人が死亡した。
通りがかった警察官が横転したまま橋の欄干に衝突している車を発見したとのことで内炭さんら5人は車外へ投げ出された状態だったとのこと。
現場は緩やかなカーブで街灯が少なく、夜間は非常に暗くなるということで、警察は車がスピードを出しすぎていた可能性もあるとみて事故の原因を調べている。
今日の東京株式市場は前日のニューヨーク市場での大幅な値上がりなどを受け東京オリンピックは様々な問題が浮上していますが1年後に迫ったリオオリンピックも同様です。
会場建設の遅れに海の汚染と問題は様々。
陽気なことで知られるリオの市民からももう間に合わないという声も上がってきているんです。
2500億円を超える多額の建設費に批判が集まり白紙となった新国立競技場。
さらに、エンブレムの盗用疑惑が持ち上がるなどゴタゴタ続きの2020年東京オリンピック。
そんな中、日本の裏側、ブラジルではリオデジャネイロオリンピック開幕まで1年を切った。
リオのカーニバルに代表されるようにお祭り好きのブラジル国民。
地元は早くも心待ちにしているが、課題は山積み。
こちらはリオオリンピックのメイン会場となるバッハ地区の上空です。
ご覧のように巨大なスタジアムの姿がわかるところまで工事が進んでいます。
真っ先に挙げられている課題が競技施設の工事の遅れ。
中には去年6月にようやく工事が始まった施設もあり、突貫工事が進められている。
また、鉄道や高速道路など交通インフラの整備も遅々として進んでいない。
陽気なリオっ子からもあきらめの声が。
工事の遅れの背景にあると指摘されているのがこのところのブラジル経済の冷え込み。
国民の政府への不満がオリンピックにも飛び火している。
オリンピックの主役となるアスリート。
リオでは本番前のテスト大会が屋外競技を中心に次々と行われている。
東京オリンピックでは猛暑対策が課題となっているが、リオでは海の汚染が問題視されている。
特にセーリングの会場となるグアナバラ湾は先月、大量のウイルスが検出されたと報道があった。
組織委員会は水質汚染対策を進めており、日本の関係者もひとまず胸をなで下ろしている。
一方、オリンピック後を見据えた動きは活発。
こちらはオリンピックの選手村です。
工事はまだ完成していないんですが、オリンピックの後、こちらは分譲マンションになります。
85平方メートル、2LDKのスイートルーム。
選手村はオリンピック終了後、分譲マンションとして販売される。
価格は日本円でおよそ3000〜7000万円。
万全の態勢で本番を迎えることができるのか。
2015/08/27(木) 16:50〜17:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]

取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。

詳細情報
番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
出演者
【Nスタ ニューズアイ】
竹内明(TBS報道局)
佐古忠彦(TBS報道局)
加藤シルビア(TBSアナウンサー)
制作
▽番組HP
http://www.tbs.co.jp/n−st/

▽Facebook
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ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
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福祉 – 文字(字幕)

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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