世界陸上北京【決戦再び!!男子200m決勝ボルトvsガトリン】 2015.08.27


アメリカのガトリンが出場する男子200メートルの決勝です。
100メートルの金メダリスト・ボルトが得意の200メートルで、世界陸上4連覇を成し遂げるのか?それともガトリンが100メートルの雪辱を果たすのか?≫男子200m、ボルト×ガトリン。
いよいよ個人での戦いは、今夜決着します。
100mはボルトが100分の1秒差でガトリンに勝利しましたが、200mは果たしてどちらが勝つんでしょうか。
今夜、決着します。
そして、アリソン・フェリックス選手、いよいよ初めて400m金メダルに挑みます。
彼女は4年前に銀メタルを取ったんですけれども、2年前は、残念なことにケガで泣きました。
ここで、彼女が金メダルを取ればボルトと並び9個と金メダル争いも気になります今夜も負けられない戦いが続きます!≫ボルト×ガトリン、運命の第2ラウンド、男子200m。
いよいよ今夜、決着!20年間破られていない不滅の三段跳びの記録に2人の18mジャンパーが挑む。
ロンドンオリンピック金メダリスト、クリスチャン・テイラー。
今シーズン18m08で世界ランク1位、ペドロ・パブロ・ピカルド。
今夜、世界記録を跳び越えろ!前回の世界陸上、アリソン・フェリックスを悲劇が襲う。
そんなとき、そばにいてくれたのが兄だった。
いつも支えてくれる兄へ思いをつなぐ。
女王、アリソン・フェリックス今夜、復活の金メダルを。
≫皆さん、こんにちは織田裕二です。
≫こんにちは、中井美穂です。
≫世界陸上いよいよ後半戦に入ってきました。
≫6日目になりました。
≫昨日は暑かったですけど、今日も暑いですね。
≫この時間がなぜか一番蒸し暑い気がしますね。
≫昨日はこの機械も途中壊れてドキッとするくらい暑かったんですけど、≫夏バテ君だったんですけど今日は元気に復活しています≫早速見てみましょう!≫これはもう行われた競技です。
≫注目してほしいのは、女子5000mですかね。
≫ディババ選手はもちろんなんですが、日本の3選手。
≫あの小出監督の秘蔵っ子の19歳。
≫鈴木、鷲見に注目していただきたいと思います。
≫そしてヴォダルチク選手はもしここで自己新を出せば世界記録ですからね。
≫世界記録が今回かかってますのでね。
≫楽しみですね〜。
トラック、フィールドを今まで見てると、この会場はいい感じじゃないですか?自己新、シーズンベストとか結構出ているんで、もしかしたらって期待しちゃいます。
≫そして、オリバーたちが出てきて。
≫世界記録があるといえば、男子三段跳びも注目してほしいですね。
≫そして女子200の準決勝これは、おもしろいな〜。
≫選手が書き切れないぐらいですよね。
≫白人の100mで銀を取ったシパーズ選手はもちろんなんですけど、トンプソンというジャマイカの選手、初出場なんですよ。
でも、彼女実はシェリー−アン・フレーザー−プライスとかベロニカ・キャンベルブラウンに勝ってジャマイカ選手権で、それで出てきたんですよ。
顔もまだわからないんです、走りしか。
≫今回、準決勝できっちりご覧いただきたいと思います。
ご覧のようなメニューなっていますが、最後はボルトとガトリンの直接対決が見られるようになっています。
まず今日は、これから行われます競技の前に、午前中に行われました予選の模様をご覧いただきますがまず女子5000m、この選手に注目してください。
≫長距離王国エチオピアが生んだ最強のディババ姉妹。
エジャガエフ・ディババはオリンピック銀メダリスト。
ティルネシュ・ディババは、5000m世界記録保持者。
そして今、最も熱いのが妹のゲンゼベ・ディババ。
22年ぶりに1500mの世界記録を更新。
今大会は1500mと5000mで2冠を狙います。
そして迎えた1500m決勝余裕のゴールで、まずは1冠。
そして今日、2冠に向け、5000mのスタートラインへ。
≫楽しみなディババ選手。
≫お姉さんが世界記録保持者ですからね。
≫すごい姉妹ですよね〜。
≫今、お姉さんは産休中です。
また戻ってきますよ、多分。
姉妹で走るのを見たい。
≫世界記録まで、あと少しですよね、この2人。
≫お姉さんの記録を抜けるかっていうのがもう1つあるかもしれないけど、ちょっと5000はさすがに今回、きついんじゃないかなと思うんですが、何があるかわからないのが世界陸上ですから。
≫いいライバルがいるので、ライバルと競い合っているうちに気づいたら世界記録っていう展開がいいですね。
≫記録よりもむしろ争いで、そういう意味では同じエチオピアのアヤナ選手がいいアシストって言うと変ですけど、戦いになるといいなと。
≫切磋琢磨していってほしいそして日本代表の3選手です尾西美咲選手、初の世界陸上、28歳のときに…≫もう前も出てますね。
≫ごめんなさい、2回目ですね。
≫鈴木選手と鷲見選手が初出場となっています。
≫中でも鈴木選手も楽しみだし、どうなったんだろう、19歳。
小出さんが、僕はこの子と最後引退するって言うくらい。
小出監督がね。
≫ぜひ注目していただきたい選手です。
≫まだ19歳だから、これからなんでしょうけど。
≫フィールドでは、まず女子走り高跳びの予選が行われています。
注目選手をご覧いただきましょう。
これもいっぱいいるんですよね。
≫ブラシッチ、ちょっと懐かしい感じがしますね。
≫身長見ると、この2人193とか、やたらでかいんです、190以上。
実はチチェロワ、強いんですけど彼女は180cmで、この5人の中では一番身長が低いです。
背の高い美しいお姉さんたちが、いっぱい出てきます。
≫その女子の走り高跳び、女子5000mと併せてご覧ください。
≫トラックの上空は日差しが強くなりつつあります。
北京オリンピックスタジアムです。
世界陸上北京大会、女子の5000mの予選が間もなく始まります。
やはりこの選手がこの5000mも軸になるのでしょう。
1500m、見事に金の輝きをまずゲットしましたゲンゼベ・ディババ、エチオピアです。
解説はスポーツジャーナリストの増田明美さんでお送りいたします。
≫よろしくお願いします。
≫日本選手、予選、両組で3人出ますので、期待したいですね。
≫この種目、世界の壁は厚いですけども、積極的なレースで決勝に向かってほしいですね。
≫第1組に尾西美咲、前回の大会に続いての登場です。
≫椎野さん、こちらスタンドにはモスクワ大会後、引退も考えた尾西選手を支えてきた福井先生が応援に駆けつけています前回大会、悔しい思いをした、だからこそ、今回日本記録を更新するくらい思いっきりやったれと力強いエールを送っています。
≫尾西はそれからの2年間、その2年間を本当に無駄にしないためにもまず今日なんだということですね。
≫尾西さんって本当に普段、自分に厳しくて、物静かな大和撫子ですけれども、前回、モスクワのときには予選で1周が90秒という、すごく遅いレースに惑わされて全然自分のレースができなかったということで、目にいっぱい涙をためてレース後、泣いてましたね。
≫同じ組に、何といってもエチオピアのゲンゼベ・ディババ、ようやくオリンピック、世界陸上を通じて、金メダルのタイトルを1500で取りましたからね≫ディババ選手、一昨日の1500mでラスト800mが1分56秒と、800mの日本記録よりも速かったですね。
≫そのディババ、余裕の表情でトラックに入ってきています。
日本の尾西美咲、世界陸上、前回モスクワ大会に続いて2度目の登場ですが、ディババ、そして尾西、今年15分16秒82とベストタイムを更新して、日本選手権はトップでモスクワから2年、北京の世界陸上に乗り込んでまいりました。
12人で始まりましたレース上位5着までに入れば自動的に決勝進出は決められます。
≫尾西さん、いいですね、トップに来ました。
こうしなければ、ケニアのディババ選手なんか最後の1周にかけますので、これができる勇気がすごいですね。
≫尾西が所属する積水化学の野口監督も、まず前に行けと授けたそうですけどね。
≫気持ちはあっても、なかなかこの観衆の中でできないんですよね。
見事ですね、尾西さん。
≫上位5着までに入れば自動的に決勝進出を決められます。
5着に入れなかった場合、6着以降から1組、2組から合わせて5人の選手がよいもの順に、6着以降の選手が拾われていきます。
ペース自体はそれほど速くはありませんがとにかくサンライズレッドのやまとなでしこ、尾西美咲、先頭をとって今、レースの主導権を、とにかく主導権を握るような流れにしたいですよね。
≫疲れさせなきゃいけないですね、ほかの選手をここで。
72秒、いいですね。
72秒といいましたら、自己ベストの15分16よりも速い、このペースでいきましたら15分ジャストのペースを刻んでいます。
≫しかしさすがに5000のタイトルをも狙いますゲンゼベ・ディババ、最初の1周はまさに様子でも見ようかしらというような感じで、ゆったりと後方から模様眺めの走りをしています。
≫確かにディババ選手は飛び跳ねているようなジョグをしているような感じで備えていますね。
≫尾西のすぐ後ろに11人の選手を従えましてトラック、あと11周いたします。
12周半しますこの女子の5000m。
この中でアフリカ勢といいますと、9番が見えて558番、ケニアのチェプタイ、これもベストタイム14分50秒台の選手ですね。
≫ケニア国内の選考会でもすばらしい記録を出しましたね≫淡々とした表情。
尾西もまずは2年前の苦い経験がありますので、まずは平常心という感じでしょうか?≫リラックスしながらこのペースを刻んでますので今日、調子がいいですよ、尾西さん。
≫2年前はとにかく最初の1周、90秒という、がんじがらめのスパイラルに、ガチガチになってしまった感がありますが。
≫今の1周も73秒ですから速いペースを刻んでいますねペースがあがったときにスッと対応するためには、本当はもう少し、75秒とか76秒ぐらいで行っていったん先頭を走った方が対応しやすいんですがこのペースを刻むということは、相当強気です。
≫間もなく女子5000mは1000mを通過しようというところ。
日本の尾西、先頭です。
フィールドでは女子走り高跳びの予選です。
≫女子走り高跳びの予選。
決勝進出の条件は11m94を越えるか、上位12名に残ること。
最初の高さは1m80から始まっていますが優勝候補のチチェロワ、ブラシッチを含めて5人がパスをしています。
それ以外の選手たちの2回目の跳躍に1m80、入ってきました。
解説は東京学芸大学教授の繁田進さんです。
こちらはブラシッチ、そしてチチェロワは、1m80はパスしていますね。
≫85から行くと思いますね≫気温26度、今日も快晴の北京オリンピックスタジアムです。
このチチェロワとブラシッチはAピット、Bピットに分かれているんですが、同じ組、同じA組で連続して跳躍を行っていきます。
1回目、1m80を落としています。
17〜41歳まで30人が出場しています。
2回目もバーを落としました≫ちょっと踏み切りが弱かったですね。
助走から踏み切り、空中動作いくんですけれども、ちょっと弱かったですね。
体が浮かなかったですね。
アンナ・チチェロワ、優勝候補のブラシッチとの一騎打ち。
予選から連続してジャンプを続けていきます。
トラックでは女子5000mの予選。
第1組にエチオピアのディババ、そして日本代表、尾西美咲が登場です。
≫尾西がレースの固まり、先頭で今、1600mを通過いたしまして依然として12人の予選の第1組、先頭を走っております。
流れとして、尾西も自分のペースを、自分の本当にいい流れで、ペースでいっているようですね≫あとは、ここから多分3000mぐらいで予選通過ギリギリの選手がペースを上げると思うんですよそのときに、トップを走っている尾西選手が対応できたらすばらしいですね。
今のペースはすごく速くて、自分の自己ベストよりも速いペースで進んでいますので、あとは対応力です。
≫サンライズレッドのコスチュームに身をまといました。
164cm、しなやかなストライドの尾西。
2年前は極端なスローペースで本当に苦い思い、その苦い思いから精神的な落ち込みは、一時は進退をどうしようかというところまで非常に落ち込んだ尾西。
今日はその尾西の背中を押しお前の走りで喜びを感じてくれる人が大勢いるという背中を押された中学時代の恩師、福井先生も三重県からこの北京へ尾西の応援に駆けつけています。
その思いは、はっきりと序盤の走りに表れています。
尾西が今、先頭で固まりは12人、2000mを通過いたしました。
6分10秒台ですね。
≫見事ですね、自己ベストが尾西さん、15分16秒なんですけれども、それよりも速いペースで進んでいるという。
この大舞台でこれができるというのは、椎野さん言われた福井先生も応援に来ていますし、また積水の野口さんなんかもシフトチェンジ、シフトアップがどうやら始まったようです。
≫イギリスのトウェル選手が出てきましたね。
≫日本・尾西が第2位、有力者の1人、ケニアのチェプタイがそのすぐ後ろ、ゲンゼベ・ディババ、第一人者は相変わらず後方待機ですが、ちょっとずつペースが上がっているようです。
ちょっとずつ上げようとする動きがあったんですけどね。
9分20秒で3000は出ましたが。
≫でも、このぐらいの方が楽ですよ。
ずっとトップを走っていましたが、あとはトウェル選手に任せてね。
懸命なレースをしています。
≫とにかく5着までに入れば自動的に決勝進出が決まります。
女子5000mの予選の第1組。
日本の尾西美咲、前から2人目です。
とにかく着順での決勝進出を確実なものにしたい、レースの主導権を序盤は握りました、尾西。
≫だけど、2年前悔しかったからといっても、こんなに失敗を糧にして、別人のような走りができる尾西さんのこの2年間の苦悩というんですか、乗り越えてきた人ならではの強さがありますね。
≫28歳、世界陸上初登場は遅咲きでした尾西ですが、30歳になりました今年、とにかく準備不足だった前回を払拭したい、そんな思いは今日の走りでも十分に気持ちとして表れています。
サンライズレッドの尾西美咲実業団は積水化学所属。
現在2番目を走っておりまして、レースもいよいよ終盤に入ってまいります。
まだ全体のペースが目立って上がったという感じではありませんが、先頭を行きますイギリスのトウェル、そして、尾西のすぐ後ろにケニアのチェプタイ、ベストタイム14分50秒台の選手、何といっても今年、世界歴代4位の14分15秒41をマークしましたエチオピアのディババはまだ最後方ですね。
≫最後1周58とか59秒で来る力がありますから、もうためてますね。
≫グループの先頭争い、事実上の先頭争いは8人ですが、その最後方、固まりの中で余裕の表情で前方を見ております1500mのチャンピオンになりましたエチオピアのディババが少しずつ前をとろうという流れかおもしろいもので、いったん縦長になっていたんですが、何かためるような動きで、今度は逆に出てまいりました腰番号7番はケニアのチェロノ。
ディババがスーッとアウトサイドからあっという間に第2位にポジショニングいたしました。
日本の尾西、ポジショニングは少し下がりました。
≫ついてますね、しっかりね。
≫モスクワ世界選手権では5000m銀メダリストですもんね。
ここで尾西さん、ついてほしいですね。
≫4000mを通過して、日本の尾西は現在6番目。
とにかく着順で5着以内に入れば文句なしですが、6着以降の選手はタイムが肝心ですので、少しでも詰めたいですよね。
≫前半ペースが速かったので詰めれば拾われる可能性十分です。
≫本当の勝負は、4000mを通過して、これからの勝負が尾西、第6位。
もう1人尾西が抜かれそうですけれども、ここは何とか踏ん張れ、ここはとにかく少しでも1秒でも前に詰めることが肝心です、日本の尾西。
≫トウェル選手について、2人で上げていけばいいですね≫先頭争い5人おりますけれども、現在、その中の6位、7位といったところで今、尾西が走っております。
残りが2周になりました。
尾西は現在7番目です。
≫そんなに先頭集団からの差は開いていないので、いい感じで行ってますよ。
≫ご覧のように、先頭から大体30〜40m、もう少し差があるでしょうか差をつけられましたが、現在7番目、5着までに入れば自動的に決勝進出が決まります。
それ以外、6着以降の選手からはタイムでよい者順に5人が拾われます。
今4400mを通過します。
先頭は既に残り500m近辺までやってまいりました。
この差を少しでも詰めていきたい。
とにかくタイムが肝心です。
予選の1組目、腰番号7番、ケニアのチェロノ、そしてエチオピアの今大会1500mのチャンピオンになりましたディババ、その外側からケニア勢のもう1人、チェプタイ。
この5人は、着順ではこの圏内にいれば十分予選通過は確実なんですが。
鐘が鳴りました、ラスト1周です。
4600mを先頭グループが通過。
そして、尾西もここはスピードを上げたい、少しでもスピードを上げていきたい。
尾西もファイナルラップに入りました。
女子5000mの予選1組目スピードが上がりまして、ケニア勢の2人、チェプタイとチェロノとワン・ツー。
その後ろにエチオピアのディババ。
さらには6番、バーレーンの、こちらもエチオピア出身のベレテ。
さらには1番はオランダのクイケン。
この5人は現在決勝進出圏内の着順5位以内。
そして日本の尾西、歯を食いしばって頑張ります。
これはとにかくタイム争いということでいいますと、1人でも抜いておきたい。
≫尾西さんのスピードも上がっています。
≫1人でも抜いて1秒でも優位に持っていきたい日本の尾西。
予選の着順争いは、ここでディババが出ました。
エチオピアのディババ、1500mのチャンピオン、5000とのダブルタイトルを目指しまして、予選もこの5000、さっそうとした走り。
ディババが1着でフィニッシュ。
尾西が今、順位を上げて6番目、タイムはどうか。
日本の尾西、2度目の世界陸上、15分33秒ぐらいで6着でフィニッシュいたしました。
15分33秒ぐらいですから自己ベストには及びませんがちょっと離されかかったところをこの6着というタイムがね。
≫だけど、尾西さん、今できる最善を尽くしましたよ。
15分33秒の中身がすばらしい。
最後の方も遅れても、1周を75秒でいっているんですよ前半は自己ベストよりも速いペースでいって、遅れてもそのペースで、これ以上のレースは、今はできないと思います。
≫ベテランの尾西の挑戦は、予選の第1組、アフリカ勢の強豪、14分台のランナーに交じりまして尾西、6位。
15分33秒84というタイム。
これが目安になります。
次の組には日本勢2人、鈴木亜由子と鷲見梓沙が走りますが、目安になります。
こちらがディババ、チェロノ、チェプタイという非常に決勝でも軸になりそうな選手が順当に決勝進出を決めています。
≫それでは予選を走り終えた尾西美咲選手です。
お疲れさまでした。
2年ぶりの世界陸上、いかがでしたか?≫やっぱり力の差は感じたんですけど、2年前できなかったことが、少しでもできたかなと思います。
≫尾西選手のこと、自分にとって宝物だと話す福井先生も今日は応援に来ています。
どんな言葉を伝えたいですか?≫大舞台でこういう姿を見てもらうことができて本当にすごいうれしいです。
≫2年前と一番変わったところはどんなところでしょう?≫2年前は本当にスローで、出る勇気もなかったんですけどそれがあったおかげで、今回はいくことができました。
≫こちらウォームアップエリアには男子三段跳びで最も世界記録に近い男、キューバのピカルド選手が到着しています。
若者らしく海外選手でゲンコツでウィッスと挨拶をしていました。
そして前回、幻のモスクワオリンピック代表のお母さんの目の前で、見事にモスクワオリンピックで金メダルを取った男子110mハードルのオリバー選手も到着しています。
いかつい風貌からは想像もつかないほど、丁寧に緻密に足首、アキレス腱とストレッチを始めています。
間もなく動き出すと思います≫今、オリバー選手、映っていますけど、110mハードルだから、本当に緻密ですよね。
ちょっとしたミスがそのまま結果にドーンと出ちゃうんで≫難しい、1台目のハードルですべてが決まると言っても過言ではないですもんね。
≫挽回できませんもんね、ミスしたら。
≫今夜8時頃から、男子110mハードル、そして男子三段跳びなどもお伝えしてまいります。
尾西選手、1組目で走りましたが、2組目の結果次第で決勝進出が決まるということになります。
≫今のところ6位ですね。
≫積極的なレース展開でしたよね。
≫でも相変わらずキレイですね。
≫日本チャンピオン、キレイでうれしいです。
続いて女子5000m予選の2組目なんですが、世界記録まであと3秒のエチオピアのアヤナ選手、そして日本からは若い選手が登場します。
タイムにも注目しながら見ていただきたいと思います。
≫頑張れ鷲見!≫女子5000m予選2組目が間もなくスタートという世界陸上北京大会です。
2組目には日本から鈴木亜由子、そして鷲見梓沙と2人の初出場組が登場です。
1組目、尾西が6着でフィニッシュいたしましたが、走りが積極的だっただけに、増田さん、乗っていきたい、続いていきたいですね?≫鈴木さんにとっても鷲見さんにとっても、尾西さんの走りは力になったでしょうね。
≫この組には、何といってもエチオピアのアヤナがおりましてこれも軸になりますが、鷲見、そして鈴木、546番が鷲見、画面の左側が547番が鈴木という、世界陸上ともに初登場組。
サンライズレッドの2人の大和なでしこが決勝進出へ向けての走りとなります。
特に鷲見はいわゆるかなり世界陸上、時期が近くなってからの追加招集で世界陸上初登場の切符を手にしました。
≫19歳ですけども、小出義雄さんのところに将来、金メダルを取りたいと言って入ってき選手ですからね。
≫日本の鷲見、早速できましたね。
フロントランナータイプの選手ですけれども、これは増田さん、頼もしいですよ。
≫2年前の新谷仁美さんを彷彿させるような積極性ですね鈴木亜由子さんも位置取りとして前の方でいい感じですね。
≫決勝進出条件は上位5着ならば文句なく入ります。
そして、6着以降の選手から5人タイムでピックアップされます。
鷲見が、普段の鷲見らしさというのがどのくらい表現できるかと見られていましたが、出していますね。
≫クロスカントリーなんかでも常にトップを走って優勝するというのが彼女の走り方ですね。
≫椎野さん、こちらスタンドですが、こちらには鷲見選手を指導する小出代表が見守っています小出代表は、鷲見は話し方や骨格がQちゃんに似ている。
だから必ずすごい選手になるよと話していて、今日は萎縮せずに、のびのびと走ってこいと伝えたそうです。
≫その走りをまさにスタートから表現しております。
鷲見はオリンピックや世界陸上、国際大会をテレビで見ていたときの鮮烈な陸上へのきっかけの印象は高橋尚子さんと言ってましたからね。
≫Qちゃんのように、金メダルをオリンピックで取りたいということが目標ですね。
ただ、今の1周は遅いんですよ。
78秒ですから、1組目と比べたら随分スローな展開になってますね。
≫鷲見1人だけポーンと前に出まして、その後ろに有力なアフリカ勢が後方待機。
≫亜由子さんが迷っていましたが出ましたね、彼女は才女で彼女は大変な才女で、今は日本郵政の小金井郵便局の総務部で頑張っていますね。
≫大学時代、日本インカレ、あるいはユニバーシアードでの実績を経まして、実業団入りいたしました鈴木亜由子。
日の丸へのあこがれは高校時代からということだったんですが、鈴木と鷲見が並ぶように前へ出ました。
固まりの前へ出まして、鈴木亜由子が鷲見に代わりまして先頭に出ました。
≫今日は亜由子さんのご両親も応援に来ています。
亜由子さんのおうちは豊橋でお米屋さんなんですが、おじいちゃんとおばあちゃんとも一緒に暮らして、本当に炊きたてのご飯みたいに温かい家族の中で育ってきました。
≫そして負けじと今度は、鷲見が先頭を奪い返しまして800mを通過いたしました2分38秒というタイムで現在5000m予選の2組目は日本勢2人がトップ。
アフリカ勢は余裕の体勢で後方待機ですが今、日本勢2人が前をとって、レースのペースが少しずつ上がっていくかもしれませんね。
≫でも、こういうふうにやっていかないと、最後のスピードはアフリカ勢に圧倒的にかないませんので少しでもペースを上げていった方が決勝に進む可能性は高いですね。
≫また鈴木が先頭を奪い返しまして、日本勢、ワンツーで最初の1000mを通過いたします。
鈴木亜由子は先頭で通過。
1000mは3分16秒。
≫さっきの1組目と比べたら10秒遅いですからこれ、後半上げていかなければなりません。
≫日本の鈴木、同じく日本の鷲見、2人が先頭で行きます。
鈴木亜由子は先頭に出ました鈴木は国際舞台へのあこがれを描いた先輩の1人に新谷仁美さんの名前を挙げました。
もし、日本女子がこの5000mで世界陸上決勝進出なるといたしますと、新谷仁美以来ということになります。
鷲見梓沙も並ぶようにして予選の1200mを通過いたしました。
≫73秒にペースが上がりました、いいですね。
≫ペースを上げている2人が日本勢です。
大和撫子、サンライズレッドの2人が競うようにしまして、1・2位争い。
予選、とにかく着順での決勝進出、5位以内ならば自動的です。
エチオピア勢が、さすがに虎視眈々と上げてまいりましたアルマズ・アヤナ、今年、14分14秒32というすさまじい自己ベスト更新がありましたあるいはエチオピア勢ではテフェリでしょうか。
鈴木亜由子は先頭ですが、鷲見が現在4番目。
腰番号1のケニアのキビウォットは世界陸上2年前のモスクワ大会では4位入賞という実績があります。
やや縦に集団がなりつつあります。
ペース変動ということでしょうか?≫いいですね、亜由子さん精いっぱいやっていますね。
≫とにかく意識の高さ、突っ込んでいくときの対応力は日本郵政陸上部の高橋監督も評価しておりました。
フィールドでは女子走り高跳びの予選が行われておりますバーの高さは1m89に上がりました。
≫この1m89を超えているのは現在7人です。
これからチチェロワ、ブラシッチの跳躍。
チチェロワ、ブラシッチ、ともに1m80はパスしてそして、徐々に高さが上がってくる中で登場してきています。
繁田さん、今日のチチェロワはいかがですか?≫練習を見てたら非常によかったんですけど、先ほどの85の跳躍は、あまりよくなかったので修正すると思いますね。
≫4cm上がった、1m89。
≫すばらしい跳躍ですね、今のは。
≫先ほど1m85は、すれすれでしたが、ただ踏み切り、ほとんど力を入れずに行った感じ。
ここでまた、少しギアを1つ上げたようですか?≫2mぐらいは体が浮いてましたね、すばらしい跳躍です。
≫今シーズン世界ランキング1位、2m3cmを跳んでいるチチェロワ、1m89を余裕のクリアですそして、ライバルのクロアチア、ブラシッチ。
ブラシッチは1m85、余裕がありました。
≫空中動作が非常にきれいな選手ですね。
≫この競技が始まる前も、ずっと逆立ちで体のバランスを整えたりするような動きもありました。
空中動作が魅力のブラシッチ≫いいですね、調子いいですね。
≫1m89、ブラシッチも1回目でクリア。
世界陸上は2001年大阪、2009年ベルリンと連覇しています。
やはりブラシッチ、チチェロワがこの決勝での金メダル争いになってくるのか。
次の高さは1m92cmです女子5000m予選第2組、エチオピアのアヤナ、そして日本の鈴木亜由子、今、レースを引っ張っています。
≫2200mを通過いたしまして、依然として日本の鈴木亜由子がアフリカ勢を従えまして先頭で第2コーナーに差しかかっております。
≫女子の5000mの予選は3000m通過しました。
予選の2組目、いよいよ何か振るい落としが始まったかのような、まずふるい落としの第1幕と言うべきか、日本の鈴木亜由子、食らいついて現在第2位。
増田さん、アフリカ勢を従えて走っていましたが、アフリカ勢のスイッチも入りましたね、これは。
≫鈴木亜由子さんが1000〜2000mトップで走って3分ジャストで行ったんですね。
引っぱって、すごく賢明なレースをしました。
ここでのあとは、亜由子さんの対応力ですね。
≫鈴木は現在4番目ですが。
いいところにつけています。
とにかく着順で5番目以内に入れば自動的に決勝が決まります。
先頭から日本の鷲見梓沙が大分離されました。
先頭から150〜160mは離されておりますがここは初めての国際舞台、自分の持てるものは全部出し尽くしてほしいですね。
≫最初引っ張りましたからね今日も、ゆかりさんとさやかさん、お母さんとお姉さんが応援にきてらっしゃいますが、2人は応援するときに、アズボーンっていうニックネームがあるんですがアズボーン、アズボーンと声をかけると言っていましたねこの中で精一杯、自分に納得のいくレースをしてほしいです。
≫女子5000m予選2組目今、先頭はさすがにここで、今年14分14秒32というすさまじい自己ベスト更新のエチオピアのアヤナが出てまいりました。
3600mを通過しました。
そして腰番号1が見えています、ケニアのキビウォット。
ここで、鈴木の前を走っているランナーはいずれもベストタイムが14分台という、とにかくそうそうたるメンバーに割って入るかのように日本の鈴木、顔の表情が険しくなりつつあるかもしれません。
これは本当に増田さん、鈴木自体が未体験ゾーンのレースの展開ですが、それでも食らいついている。
それは本当にチャレンジャー精神を大きく評価したいところ。
3番目に上がりました、日本の鈴木。
≫彼女の座右の銘が失意泰然得意端然といいまして悪いときにも落ち込まない、よいときにも、マグノリアというところで、標高2500mのところでこつこつ積み上げてきて、高橋監督いわく今までで最高コンディションで来ているということですので、今こそ頑張ってほしいと思います。
≫日本選手権のときにはコンディションが万全でなくさすがに8月の世界陸上北京大会、本番に仕上げてまいりました鈴木が今現在、4000mを通過しまして、また3番目に上がりました。
抜かれかかって、また抜き返す辺りが増田さん、頼もしいじゃないですか。
≫この辺の粘り強さというのもすばらしいですね。
最初から先頭に走りながら、これができるということが鈴木亜由子さんの強さだと思います。
≫4000mを過ぎまして着順で決勝進出の範囲内に堂々と頑張って走っております鷲見が現在14位と離れておりますが日本の鈴木亜由子、着順で決勝への切符を取るべく顔の表情もさすがに険しくなってきましたがここは頑張りどころでもあります。
残りが日本の鈴木亜由子、2周となりました、頑張れ!≫ペースは速いですから、プラスにも選ばれそうですので着順もそうですけれどもこのままいったら可能性は高いです。
≫先頭はさすがにエチオピアのアルマズ・アヤナ。
今大会の優勝候補の大きな一角でもありますが、悠然と前を走りまして、その後に同じくエチオピアのテフェリ、それからケニアのキビウォットが続いています。
日本の鈴木亜由子がアフリカ勢に交じりまして現在4位というところ。
4400を通過いたしまして残りはあと1周半。
日本の鈴木、世界陸上初出場で決勝進出の切符を確実なものに上げていきたい残りは500m少々。
≫今の1周も71秒で来ていますから、ペースは落ちてないですよ、いいですね。
≫日本の鈴木が現在第4位。
ファイナルラップの鐘が鳴りました。
先頭はエチオピアのアヤナ、テフェリ、キビウォット、そして日本の鈴木。
日本の鈴木は第4位。
このままの着順を守れば、鈴木自身、世界陸上初の決勝進出が決まりますが1人転倒、トラブルが起きたようです。
≫オランダのコスター選手が倒れました。
≫日本の鈴木亜由子、依然として現在4番目、前とちょっと離されつつありますけれども、もうとにかく問題は着順です5着以内なら自動的に決勝進出が決まります。
ラスト200m少々、日本の鈴木亜由子。
先頭は悠々とエチオピアのアルマズ・アヤナ。
そして同じくエチオピアのテフェリ、さらにはケニアのキビウォット。
それに続きまして今、第2カーブに入っております日本の鈴木です。
≫亜由子さん自身が自己ベストに近い記録でゴールしそうですね。
15分14秒96が亜由子さんの自己ベスト。
≫まずはエチオピアのアルマズ・アヤナ、先頭でフィニッシュです。
15分9秒台、余裕のフィニッシュ。
そして、テフェリ、エチオピアのキビウォットが入りましたケニアのキビウォットが入りました。
日本の鈴木、1人抜かれた、残念ながらもう1人抜かれた、現在6番目だ、日本の鈴木、ラストスパートですが、日本の鈴木亜由子、予選の第2組、6着でフィニッシュ。
15分28秒台かと思われます。
≫記録がいいから大丈夫です≫何とか、険しい表情、苦しい表情で走り抜けました。
日本の尾西美咲は15分33秒で1組目で6着でした。
鈴木亜由子は、そのタイムを上回る15分30秒を切ってのタイム。
≫そして鷲見さんも最後ペースを上げてますね。
≫何とか1秒でも、1人でも抜いて前に出ようという世界陸上初出場の鷲見、19歳の、世界陸上に選ばれましたシンデレラガール。
時計は16分を回っております。
今、11位でフィニッシュいたしました。
16分12〜13秒といったところでしょうか。
これは本当にお疲れさま、世界陸上初挑戦。
≫最初ペースつくりましたしあまりレース前には言わなかったんですけども、ちょっと足もしばらく疲労骨折もしていまして、ベストコンディションではなかったんですよ。
その中で今日はよくこの記録で走りきりました、鷲見さん。
≫エチオピアのアヤナがこの組は先頭1着フィニッシュ。
鈴木は予選の2組目、6着でフィニッシュいたしました。
そして、尾西と鈴木が決勝進出が決まりました。
≫女子5000m、見事決勝進出を決めました鈴木選手です、おめでとうございます。
≫ありがとうございました。
≫初めての世界陸上とは思えない立派な走りでした。
≫今回は初代表なので思い切った走りをしようと思って臨みました。
≫尾西選手とともに決勝ですが、次に向けての目標を教えてください。
≫もう1本、またチャンスがあるので今度はラストの競り合いをもう少し海外勢と拮抗できるように頑張りたいと思います。
≫本当におめでとうございました。
≫ありがとうございました。
≫やりましたね。
≫いい試合でしたね。
≫尾西選手、鈴木選手2選手が決勝に進出しました。
≫鈴木選手、すごくないですか?≫すごいですね。
≫抜きつ抜かれつで、ケニア、エチオピア勢を抜くなんて。
抜かれたら、そのまま終わっちゃうじゃないですか。
最後のあの表情、もう限界。
だってほかの選手なんて、え〜、暑くてやってらんないよ〜みたいな。
≫やっぱり天才少女、そして手術を越えて頑張って頑張って、この世界陸上にやってきた選手。
≫根性に惚れました。
≫わかります、根性が違うなという感じがしますね。
≫そして鷲見選手、惜しかったですけどね、19歳。
まだまだ先はありますから、ゆっくり休んで治してください。
≫女子5000m決勝は最終日の30日となっています。
ディババ選手、世界新なのか、アヤナも調子いいですし、日本の2選手も期待したいところです。
ウォームアップエリアはいろいろな選手たちが登場しているようです。
≫2人の18mジャンパーたち、動き始めています。
この高いレベルの争いで今回、18m29の世界記録更新の期待がかかる男子三段跳びですが、最もそれに近いキューバのピカルド選手、かなり長い時間、背中を小さく丸めて集中モードでしたが、5分ほど前に動き始めました。
一方、アメリカのテイラー選手は到着早々、マッサージをした後、すぐに走り始めました。
さすがに跳躍の選手らしく、上下にピョンピョン跳ねながら、ウィンドブレーカーを着込んで、しっかり汗をかいています。
≫あ、テイラーが風貌が変わった。
まじめな大学生っぽいアメリカの大学生っぽかったんですが、ヒゲはやして、ワイルドになりましたね。
そしてその前のピカルドの後ろにあったキャラクター、僕、フクロウだと思ってたんですけど、あれツバメだそうです。
≫ずっとフクロウだと思ってました。
男子の三段跳び決勝は今夜8時ぐらいにお伝えしたいと思います。
そして、女子の走り幅跳びも予選が行われますが、この種目、最強女王が登場してまいります。
≫出た。
≫アメリカが生んだ走り幅跳びの最強女王。
ブリトニー・リース選手。
前回のモスクワ大会…7m越えのビッグジャンプを決め世界陸上3連覇を達成。
しかし、今年の全米選手権。
女王を破るジャンパーが現れました。
今季世界最高記録で全米ナンバーワンに輝いたティアナ・バートレッタ選手。
10年前の世界陸上銀メダリストが、ついに復活。
アメリカが誇る2人の女王が激突します。
≫さあ、楽しみな人がまた出てきました。
僕、大好きなんです、このリースという選手。
ザ・ビーストってあだ名されてますけれども、まあ、前回大会はハラハラしましたよね。
覚えてます?≫予選も最下位でやっと通ってくれたんですよね。
≫ギリギリで通って、5跳躍目までダメでダメで、とうとう女王陥落かと思ったら最後の1回で大逆転。
≫何をやるのかわからない、安定性はないんですけど、ハマったら怖いという感じですね。
≫そう思うんだけど、でも実は実績だけ見ると、もう3連覇してるんですよ。
≫ということは安定性はないけど勝負強い。
≫結果だけ見れば、まったく揺るぎないんです。
そして今、ご紹介がありましたバートレッタがいて、前ね、モデルのこのきれいなクリシナちゃん。
僕、この人、トンプソン選手がすごく気になってる。
≫これ、どこかで見たなという方、昨日も見てくださった方ですね。
≫お母さんが、あのムーランルージュのプロダンサーだという。
お母さんが、あんたもプロダンサーになりなさいって言ったのに嫌だ、私、と言って陸上にきちゃったと。
でもなぜか、お母さんと違い猫背。
≫ちょっと姿勢があまりよくない。
でも七種競技のときに、得意の走り幅跳びで3本ともダメで0点ダッタンデスヨネ。
≫一か八かを狙って、大丈夫かなと。
≫疲れもあったのかもしれないですよね。
≫多分、一か八かにかけたんだと思う。
≫今日の走り幅跳びで雪辱を期してほしいと思うんだけど注目選手の多い女子走り幅跳びです。
予選をご覧ください。
≫女子走り幅跳びの予選ですアメリカのリースの4連覇はなるのか、そうはさせじと各国の選手たちがこの打倒リースを目指します世界陸上北京大会、女子走り幅跳びの予選です。
放送席解説は日本女子体育大学教授、石塚浩さんでお送りしていきます、よろしくお願いします。
決勝進出条件をまずお伝えしていきましょう。
6m75をクリアすれば1回で決勝進出が決まりますもしくは、その記録も含めて上位12名に入れば決勝進出になります。
注目のティアナ・バートレッタということになりますね?≫彼女は10年前に世界チャンピオンになって、その後、一時、幅跳びではなかなか結果を残せなかったですからね。
≫本人も話していましたが金メダルを獲得したことで、あのときは19歳。
勘違いもして、人間関係の崩れが成績不振につながって悩んでしまったという話をしていました。
それを立ち直らせてくれたのが、現在の旦那さんということになります。
対抗するのが、世界陸上の3連覇中という同じくアメリカのリース。
さあ、バートレッタ、今シーズン世界ランキング1位の選手1回目で6m75、この緑のラインを越えてきたか。
白旗が揚がっています。
助走スピードから、かなり低い体勢で跳んできましたね?≫彼女の場合、100mが10秒85、スプリンターとしても世界のトップクラス。
アメリカのリレーのチームの代表にも選ばれて、世界記録まで持ってますからね。
助走のスピードに関してはピカイチですね。
≫6m71。
75の一発通過のラインは越えられませんでしたが、ほぼその近いところまでは、もってきましたバートレッタです。
≫出場30人中、20人が1m89の高さを越えてバーの高さは1m91cmに上がっています。
ロシアのアンナ・チチェロワ、1回目です。
1m85はギリギリ、1m89は余裕を出してのクリア。
この1m92です。
≫一番浮いていましたね、2m近くは体、上がってましたのでこれも余裕で跳べると思います。
≫ロンドンオリンピックの金メダリスト、チチェロワ。
長い滞空時間。
≫いいですね。
今年2m3跳んでますからねまだまだ余裕がありますよね≫世界陸上は2007年、2009年と銀メダル、そして2011年、金メダル。
2013年、銅メダルと、メダルコレクター、アンナ・チチェロワ、1m92を越えました。
クロアチアの31歳、ブラシッチ。
≫ブラシッチもケガが心配されたんですが、全然大丈夫そうですね。
非常に安定した助走。
身長が190cmありますからね、大きなストライドで空中動作が非常にきれいです。
≫1m92、越えました。
自分の中での跳躍、どうでしょう?≫いいと思いますよ。
≫決勝に向けて、チチェロワ、ブラシッチ、いずれも金メダル候補が順調にここまで1m92、いずれも1回目で越えています。
≫すいません、思わず拍手しちゃいましたけど。
≫わかります。
≫ブラシッチ、今シーズン、さっき紹介した5人の中で唯一、2mを跳べてない。
調子悪いのかなと思ったけど何か、よさそう、うれしい。
≫予選の様子を見ている感じでは大丈夫そう。
トラックは男子の1500mの予選がありますが、1500m、厳しい、激しい競技ですよね。
≫格闘技って言われてますからこれだけ強いと言われている人たちも何が起こるかわかりません。
≫男子1500m予選1組目からご覧いただきましょう。
≫第1組は14人走ります。
14人走って上位6着ならば自動的に準決勝進出が決まります。
軸になりそうな腰番号10番をつけましたアルジェリアのタウフィク・マクルフィ27歳。
スタートをいたしました。
男子の1500mの予選第1組、最初、まず位置取りです。
バックストレート。
≫アルジェリアのマクルフィ選手がいい感じが入ってきましたね。
≫ケニアのマナンゴイ選手ですね。
≫この選手はあまり実績はないんですが、ケニア選手権、選考レースで優勝してますからね。
≫ケニアですから相当な力があるんじゃないですかね。
≫位置取りの後は、少しペースがゆったりしました。
そして赤いランニングが見えますが13番はアメリカのセントロウィッツ25歳。
大阪と同じオレゴンプロジェクトに所属しているランナーですね。
お父さんも5000mのランナー、そして妹も中距離ランナーという25歳。
今、14人の固まりが間もなく最初の1周を迎えます。
≫ちょっとスローペースになっていますね。
≫予選6着ですから、力のある選手にとっては難なく小手調べのような感じで走れますので。
≫最初の1周が65秒ですから。
≫5000mか、1万メートルの途中みたいなタイムですね。
≫ちょっとスピードを上げるでしょうか。
外から背の高い選手はスペインのアデル・ミチャールが出てまいりました。
徐々にスピードが上がっていくか。
グループが縦に長くなりつつありますが、またここでいったん、スピードが緩められるかのような。
今度は変わってジプチのヒスバチル、非常に鮮やかなユニフォームですが、まだまだ、また固まりになりました。
≫軽い揺さぶりがありましたね。
≫軽いジャブの後、残り2周というところになりました。
上位6着以内ならば、自動的に決勝に進出という予選の第1組。
800mは2分8秒。
まだまだペースが上がるでしょう。
≫今、少し上がったとはいえ63秒ですから、まだ1500mにしては、遅いですね。
≫腰番号7番はケニアのマナンゴイ。
そして、この組の第一人者とも言うべき、アルジェリアのマクルフィが出てまいりました。
そしてケニアのマナンゴイ、並ぶようにして、固まりを引っ張ります。
その後ろにジプチのヒスバチル。
ライトグリーンとスカイブルーの鮮やかなユニフォーム。
そして赤を基調にしてスペインという国も中距離は非常に強いですよね。
鐘が鳴りまして、スピードが上がります。
ケニアのマナンゴイ、アルジェリアのマクルフィ、わずかに前に出ました。
そして、しなやかなストライドで1200mを通過してさらにスピードが上がりますマクルフィとマナンゴイ、さらには13番、アメリカのセントロウィッツ。
≫エチオピアのウォルデ選手も粘ってますね。
≫ラスト200を切りました熾烈な着順争い。
6着以内が一つの目安。
先頭1着、マナンゴイ、フィニッシュ。
3着以降はすさまじい順位争いです。
フィールドでは女子走り高跳び予選が行われています。
≫1m92、スペインのルース・ベイティア、36歳の1回目。
ここまで1m92は9人が成功しています。
上位12名に残るか、次の1m94を越えれば決勝です。
ベイティアも残ってきましたこれで1m92cmは10人が成功しています。
繁田さん、若手選手もいますが、この年齢を経た選手が、しっかり残ってきますね。
≫ベテランも頑張ってますね≫それだけ技術的に難しい女子走り高跳び予選、決勝に向けてベテラン勢がきっちりと上位に入っていますこちらは、ロシアのクチナ。
1m92、ロシアの22歳、クチナ1回目。
≫いいですね、浮いてましたね。
≫これで11人目。
繁田さん、上位12名というラインがあるんですが、12人以上、この92を越えてきそうですね。
≫そうすると94跳ばないと決勝に行けませんので。
≫22歳のロシアのクチナも1m92を越えました。
≫ミハンボ、B組の跳躍になります、ドイツ。
お父さんがタンザニア、お母さんがドイツの方というマライカ・ミハンボ、21歳です。
注目の若手。
大きく伸びてきた、余裕があります、6m75を1回でクリアしました。
≫体を起こした非常にすばらしい助走をしてこの体の起こしができているから、踏み切りもよくなってますね≫ドンピシャで踏み切りも合わせていきましてドイツのマライカ・ミハンボ21歳。
打倒リースに向けて名乗りを挙げてきました。
予選1回目で6m75をクリア、決勝進出です。
≫男子の1500m予選の第1組。
ラストの100mの走りですケニアのマナンゴイ、あるいはマクルフィは金さん、順当な流れですか?≫その後のセントロウィッツ選手も余裕でしたが6着は最後、熾烈でしたね。
≫なだれ込むようにして入りまして、6着までが自動的に準決勝ラウンド進出という。
男子の1500mの予選はこれから2組目がスタート間近です。
既に各選手が並んでおりますこの組には金さん、何といってもケニアのキプロプ登場ですね。
≫世界陸上2回連続勝っていますから3連覇なるかというところですね。
3連覇というと金さん、エルゲルージとかモルセリという懐かしい名前ばかりですよ。
≫この1500mではそうそうたる名前に、このキプロプ選手が並ぶかというところですね。
≫いわゆる世界陸上の歴史をつくってきた存在に、レジェンドとしての存在に並ぶかどうかという。
これが今大会の男子の1500mの軸。
そしてスレイマンも今年いいですね、好調で。
≫今年3分30秒17という記録出していますが800mも1分42秒台で走るスピードを持っていますので、スレイマン選手も楽しみです≫ジブチの22歳はジュニア時代、世界ジュニアで銀メダルの経験がありました。
ケニアのキプロプがとにかく3分26秒69という、エルゲルージが3分22秒00なんですが、≫あと0秒69ですね、世界記録まで。
世界歴代3位ではあるんですけれども、本当に可能性が出てきましたね。
≫この選手もパーソナルベストは3分29秒91ということで3分30秒を切っています。
おととしの世界陸上は準決勝止まりでした。
そして、こちらのスレイマンが今年はダイヤモンドリーグ、オスロで優勝しています。
≫今年のダイヤモンドリーグは女子のディババ選手が世界記録を出した大会なんですけれども、男子が、モナコでキプロプ選手が世界歴代3位の記録を出してるんですね。
そのとき3分30秒、6人も切ったんですよね。
そのファラーでさえ4位でしたから、非常にレベルが高かったです≫したがって今日は予選の段階ですがこれから準決勝、決勝と進むにつれて非常にスピード感の、まさにハイレベルな究極なレベルを満喫できる、そんな期待も合わせまして余裕の表情で今、ケニアのキプロプが紹介されました。
キプロプはとにかく7年前の北京オリンピックでこのトラックで、オリンピックの金メダルをとりましたからね。
≫ロンドンは調子悪かったんですが北京は金とってますので、相性のいいトラックと言えるんじゃないでしょうか≫そんな思い出のトラックでケニアのキプロプ、世界陸上3連覇という偉業へのまず発進の予選の第2組、スタートです。
≫キプロプは控えめに後ろへ出ました。
≫ひときわ背が高い、191cmですからストライドが大き過ぎて、ほかの選手とリズムが合わないので多分、接触を避けて少し離れてるんだと思います。
≫位置取りというほどのスタートダッシュはありませんで大変穏やかな最初の200mを迎えます。
非常にゆったりとしたストライドで内側はウガンダのムサガラ、22歳。
黄色いユニフォーム。
そして上が緑、下が赤というエチオピアのナショナルカラー。
アマン・ウォテ、31歳のベテランが大変軽やかなストライドで残りが3周です。
まずカーブへ差し掛かりますキプロプは金さん、ほとんどジョギングですね?≫ジョギングのように見えますが、60秒ちょっとでは来てるんですが、本当に大きな走りですよね。
≫見た目には、400mを通過して1分かかりました。
もう本来ならば、こんなペースではありませんが最後方につけているキプロプそれから並ぶようにして、今、スレイマンが少しポジショニングを…≫アウトから前の方に上がってきました。
それからキプロプが今、この位置。
≫まだ予選ですから、決勝は先の話なんですがこの男子1500mもケニアのキプロプ選手が金メダルの最有力になっていますが今、今日時点で金メダル一番たくさん取っているのはケニアなんですよね。
アメリカではなくケニアということで。
やり投げとか400mハードルまで取りましたから、本当に陸上王国、ホントすごいですよね。
≫いわゆるお家芸の中距離、長距離だけではない躍進をしている前半戦の世界陸上のケニア勢です。
今、エチオピアのウォテが先頭に出ました。
これから徐々にペースがさらに上がってきようとしています。
エチオピアのウォテ、それからフランスのアムドゥニ。
まだ13人走っております、予選の第2組、キプロプは後ろです。
≫最後尾ですよね。
≫まだ模様眺めです。
先頭争いはエチオピアのウォテ、フランスのアムドゥニ。
それからベルギーのユニフォームが見えましたが、長身のハネス。
あっと、スレイマンが足を引きずっている。
これは上位争いの1人と思われていた、決勝へ向けてファイナリストを期待されていたスレイマンよもやのトラブル。
残りは鐘が鳴って1周となりました。
よもやのトラブルの中で、どうやらスレイマンはリタイアしそうです。
先頭争いは、また固まりになりましてスーッとケニアのキプロプが外側、上がってきました。
ここで長身のキプロプ、191cmのストライドが満を持して先頭に出ました。
バックストレート、残りは200。
≫キプロプ、緩めて1着でフィニッシュ。
ここも楽々とでしたね。
≫6着までの争いはさすがに熾烈ですが、なんと倒れ込んでしまいましたのが、スレイマン。
ジブチの22歳。
≫肉離れだと思いますね。
≫これは完全に上位争い…≫接触ではなくて自らの、肉離れですね。
≫ラスト1周に入る直前だったんですが、完全に止まってしまいましたアクシデントがスレイマンを襲いまして、これはもう完全に、決勝はまず残っていくだろうという存在の1人がここで1人消えました。
一方、余裕の表情ですね、キプロプは。
≫まだ全力じゃないんですけど、それでもラスト1周54秒ですから、ゆったり走ってように見えても相当なスピードなんですね。
≫北京オリンピックのチャンピオン、世界陸上3連覇を目指してキプロプ、順当な発進です。
それではフィールドでは女子走り高跳び予選です。
≫ウズベキスタンのラドジヒル、1m92、これが3回目です。
越えて13人目の成功者となれるか。
越えた!13人目。
1m92、上位12名が残るという決勝進出の中、繁田さん、非常にハイレベルです。
≫13人も跳んでくるとはね今、踏み切りはよかったですね、非常にね。
≫28歳、ラドジヒルも残りました。
イギリスのプーリーです。
笑顔でプーリーがイメージを自分の頭の中で描きました。
22歳、今年のイギリスチャンピオン、決勝に残れるか?落としてしまいました。
プーリー、決勝に残ることはできませんでした。
これで1m92は13人が越えました。
ベテラン勢がしっかり1m92を越えてそしてメダル争い、白熱しそうな女子走り高跳び、22歳のプーリーは残ることができませんでした。
女子走り高跳びの予選です。
繁田さん、1m92を13人が越えました。
≫レベル高いですね。
≫この13人で決勝ということになりそうですね。
≫でも優勝候補は、全員残っていますね。
≫ブラシッチ、そしてチチェロワ、スペインのベテラン、ルース・ベイティアも残りました。
白熱の美女ジャンパーたちの競演、果たして決勝、金メダルをつかむのはチチェロワか、ブラシッチか、それとも新たなチャンピオンが誕生することになるか。
女子走り高跳び予選、13人が1m92を越えました。
≫フィールドでは女子走り幅跳びの予選です。
≫セビリア、25歳のスパノビッチです。
今シーズンは6m98という自己ベストを持っています。
ヨーロッパ室内でたたき出した記録、このときは金メダルも取っているスパノビッチです。
これが初めての大きな舞台でのタイトルでした。
今度はこの世界陸上で狙います。
大きく6m75を超えてきました。
これはビッグジャンプになりましたね。
≫今のは踏み切りのタイミングもほとんどピッタリでしたから空中の時間も長くなりましたよね。
≫前回大会、モスクワのメダリストです、このイバナ・スパノビッチ。
ビッグジャンプはないんですが、確実にメダルは数々取ってきてるんですよね。
≫そういう意味では、いろんな試合で助走が安定しているからこそファウルもしない、いい記録も残せるんですね。
≫ナショナルレコード、6m91が出ました。
打倒リースに向けてスパノビッチ、予選で名乗りを上げる彼女たちの目の前で金以外のメダルをかけるわけにはいかない、世界記録にも挑戦したいけれどもそのためには心を燃やさないと。
彼の心はいつ点火されるのでしょうか。
まだ静かな表情で、間もなく招集所に向かいます。
≫楽しみですね。
≫スレイマンが大丈夫だったんでしょうかね?≫何か医務室に直行してしまって、インタビューエリアに現れなかったそうなんですが、あのスレイマン選手って、先ほど紹介したディババ選手と普段一緒に練習しているみたいですね。
≫女子とは練習しないレベルってことですよね、ディババ。
≫それはわかってたんですけど、スレイマンってかなり上の選手なんで、それに追いつけちゃうの?ディババって、ちょっとまた楽しみになってきちゃったんですけど。
≫続いては男子1500m予選の3組目です。
キプロプ最大のライバル、キプラガトが登場してきます。
ご覧ください。
≫予選の第3組、間もなくスタートです。
≫上位6着は自動的に準決勝進出を決めます。
7着以降の選手は3つの国から合わせて6人がタイムでいい者順に拾われます。
今、トルコのオズビレンが位置取りの前を取ってきましたオズビレンも生まれはケニアですからね。
≫トルコの市民権を4年前に取得をいたしまして、このオズビレンが世界陸上北京大会、2度目の登場のオズビレンですけど、キプラガトもゆったりとした走りでグループの前を走っていますチェルヨトの姿が見えております。
ケニアの19歳で世界陸上初登場。
静かな走りですね。
≫プラスが6というタイムがありますので、ギリギリで狙っている選手はある程度のスピードで来ないと、6着入れない場合のプラスで拾われませんからね≫今7着以降の、2組行われた中で言いますと3分43秒66というのが拾われるボーダーのタイムなんですね≫そうすると、1周60秒そこそこで走らないと、そのタイム、超えないですね。
≫キプラガトがその中で、しっかりと確実な位置取り、2番目で走っております。
今年はダイヤモンドリーグは上海、ユージーン、パリと3大会、勝っています。
高校までは本格的な陸上競技経験なしという中で。
それでも26歳の今年にシーズンベスト、3分30で走る、3分27台を持っている、≫キプラガト選手、もしモナコに出ていたら恐らく28秒ぐらいで走ってるんじゃないかと思います。
≫そういったポテンシャルはこの予選の走りは非常にゆったりとした中で800mを通過しました。
2分、かかってますね、800m。
≫2分、それぞれ1組、2組も同じぐらいですからあとは最後にどこまで上げられるかですね。
≫この組は14人走っております。
その中で今、トルコのオズビレンが前に出ていましてその後ろにケニア勢の2人、キプラガト26歳。
今年はシーズンベストが3分30秒12ですがとにかく本格的な陸上競技歴の短いながら、この世界陸上、あるいはオリンピックでの入賞歴、今年はさらにメダルを狙うという。
≫アウトコースからイグイデル選手が上がってきましたよモロッコのイグイデルも上がってきましてこの辺はラスト1周で着順争い。
6着まで入れば自動的に準決勝進出が決まるわけですが、今、イグイデル、腰番号4番が見えます。
上が赤、黒いパンツ。
そのすぐ脇を走っています腰番号2番がケニアのキプラガト。
同じケニア勢のチェルイヨト19歳の若手も今、上位争い、着順争い、あるいはイギリスのオヘアも食らいついて走っています。
まだ6着、わかりませんね。
≫アウトからニュージーランドのウィリス選手も上がってきました。
≫着順争いに割って入ります≫インサイドからキプラガトイグイデル、相次いでフィニッシュ。
固まりの中でフィニッシュしまして、トップのタイムが3分31秒14、バタバタと、この組も従って上位6着が皆40秒を切っている感じですね。
≫100分の1秒差ですね、プラスの争いは。
≫ここはホームストレートに入るところでオズビレンが前へ出ていたんですが、スッと内側からキプラガトが上がってきました。
キプラガト、そしてイグイデルがスーッと前に出ましてキプラガトが1着で余裕でフィニッシュいたしました。
3分38秒13。
イグイデルも3分38秒14≫女子走り幅跳びの予選です34人の選手がエントリーして上位12m、もしくは6m75を越えた選手が決勝に進みます。
注目七種競技の選手、イギリスのカタリナ・ジョンソントンプソンです。
七種では得意の走り幅跳びが記録なしに終わり28位でした。
単独の走り幅跳びの種目の出てきて、雪辱を期するジョンソントンプソン。
現在の順位は11位。
6m54cmというのが1回目の記録です。
6m75を越えた。
踏み切りにもまだ余裕がありましたね?≫ありましたね。
1回目は本当に足を合わせにいったんですけれども、6m54、2回目はきちっとした助走をしましたね。
≫しっかりと今度は助走を合わせてきまして、6m75をはるかに越えて余裕を持っての決勝進出ですリースが4連覇を狙う大会になりますが、6m75を越えまして6m79、決勝、一発で進出。
現段階で一発で決勝進出を決めているのは、セルビアのスパノビッチ、そしてドイツのミハンボ、七種競技、去年の世界ランク1位、カタリナ・ジョンソントンプソンです。
普段は気さくで優しい選手なんですが、試合となると一変しまして、ついたニックネームが「ザ・ビーズ」と。
野獣と言われています、このリースです。
故郷ミシシッピに捧げる金メダルを。
これは伸びません。
助走に何か少し悩みが見えたようにも見えましたが、石塚さん?≫スピードがどうも上がらないんですよね。
上がらない分、彼女独特の踏み切り準備の動作が大きくなり過ぎて、踏み切りがブレーキになってしまっていますね。
リース、苦しんでいますね。
やはり予選というのは、リースにとって鬼門になっていますね。
≫1回目が6m39で20位2回目がどうか。
6m23、さらに記録を落としてしまいました。
世界陸上3連覇中のアメリカブリトニー・リース。
追い込まれた中で3回目の試技を迎えます。
ベラルーシのナスタシア・ミロンチクです。
1回目に6m71を跳びましてこの2回目。
2011年テグ大会で走り幅跳びは4位。
6m75を越えました。
これは助走からかなり勢いがありまして、ガッツポーズを見せています≫やはり走り幅跳び6m75をクリアするためには助走がうまく走れてスピードがないとなかなか難しいですね。
≫6m75を見事に越えてきました。
これで一発決勝に進んだのは4人目。
ベラルーシのミロンチクです見事6m76。
こちらのハードルを使っての練習はまだ始めていません。
また3分ほど前に、2つ目の金メダルを狙うボルト選手、到着しました。
今日からボルト・ナンバーワンと書かれた垂れ幕のテントに直行。
しばらくはリラックスタイムだと思われます。
≫そのテントも見たいですね≫ボルト、こうやって見ると、リラックスしていつもと変わらないように見えますけど、≫ですけど、今日でいよいよ決着ですよ。
個人種目としては今日でね。
本職だって言っている200ですから、100勝ったことで、精神的にちょっと落ち着いたんで、本来の走りが見れるかなと。
でも、ガトリンが予選を見ているといいキレしていたんで、やっぱりいい勝負になるのかなって。
≫ボルトとガトリンの直接対決なんて、次いつ見られるかわからないですからね。
≫それともう1人、出してくださっていますけど、20歳のヒューズ、ネクスト・ボルトと言われててこのヒューズが実は3人、同じレーンですから。
ガトリン、ヒューズ、ボルトという並びになっているので、これ、本当に楽しみ。
≫そして楽しみと言えば女子の100mハードル。
こちらも注目選手、まず何といってもアメリカが強いんですね。
今大会、4人の選手が出ています。
≫もし勝ったらだけど、アメリカが1、2、3を取っちゃうかも。
でも、わかんないですよ。
ただ、そのぐらい実績があって、ローリンズ選手は世界記録まであとコンマ5秒まで迫ってる≫WRは世界記録かと。
≫ワールドレコードですけどね。
そしてネルビスも今季絶好調だし、ハーパーはこの間の全米で勝ってるし北京オリンピックも勝ってます。
そして、ケンドラ・ハリソンもいると。
若手もちゃんといるし、ベテランもいる、バランスがとれているんですよね。
≫そこにちょっと対抗馬ということでイギリスの2人、挙げてみました。
これ、姉妹なんですね。
≫ちょっとおもしろいなと思って。
実はお姉さんは前回、銅を取ってるんですけど妹さんが出てきたんですよ。
シンディ・オフィリ、名字が違うので、一瞬違うかと思うんですが、実の姉妹。
≫お姉さんは結婚して名前が変わりました。
6歳差なんですけど、お姉さんが何か妹思いで、メイクまでしてあげる。
≫姉が妹のメイクをする。
妹さんの方が強そうな感じに写真では見えますけど。
≫そうなんです、強そうなんです、そのとおり。
お姉さんは闘争心が強くて、「どう猛なんです、うちの妹は」と言ってる。
≫まあ、姉妹といえどもライバルですからね。
≫いや…、そう言っていたんで。
≫イギリスの姉妹2人が登場してきます。
最強のアメリカ勢か、それともイギリスの姉妹か。
それともどこか。
≫どうなんですしょう、女子100mハードルの予選の模様です。
≫大会6日目の北京オリンピックスタジアムです。
今日も北京の空は朝から晴れ上がってます。
女子100mハードルの予選がこれから行われます。
解説は、男子110mハードルの日本記録保持者、谷川聡さんでお送りしてまいります。
よろしくお願いします。
大会を通しまして、空が晴れ上がっています。
工場を止めたり、車の台数を制限していたりするそうですけど。
≫予想以上に空気がすっきり晴れているので、選手たちも安心してウォーミングアップ、さらには競技に取り組んでいますね。
≫女子100mハードルですが、今年はサリー・ピアソン、あるいはストワーズ、この北京に来ることができませんでした。
≫サリー・ピアソンはダイヤモンドリーグで転んでしまって、上腕を骨折するという大ケガをしました≫ストワーズは全米選手権で5着に敗れまして落選。
まずこの第1組ですが、アメリカのケンドラ・ハリソン、今年ランク第4位です。
≫私、アメリカにいまして、4月の半ばのゲイズビルに試合に行きましたら何人もアメリカには強い選手いるんですけど、アレン・ジョンソンに会ったんですね。
彼がハリソンをコーチしているということです。
≫男子110mハードル世界陸上、金メダル4つのアレン・ジョンソンがコーチをしているという全米学生選手権のチャンピオンです。
4着プラス4名が準決勝に進みます。
ウィリアムズが1着でフィニッシュしました。
速報タイムで12秒77。
北京世界陸上には姉妹で出場しております、ジャマイカのダニエル・ウィリアムズ。
妹の方ですがユニバーシアードのチャンピオン、22歳のジャマイカ、ダニエル・ウィリアムズが1着でこのレースを制しました。
≫今年のっていますよね、ハリソンは1台目の入りが近くてストップしていまいました。
もう一回、中間からリズムを上げたんですがウィリアムズ、好調の走りを見せましたね。
≫ダニエル・ウィリアムズが1着でフィニッシュしまして12秒77、そしてアメリカのケンドラ・ハリソンが12秒90で第2位。
3着がノルウェーのペデルセン、4着にロシアのガリツカヤが入りまして、ここまでが準決勝進出を決めています。
フィールドでは女子走り幅跳びの予選が行われています。
≫イギリスのウゲンは現在13位。
12位に入るためには、6m64を越えなければなりません。
3回目、すべてをかけて6m75を越えた!12位に入るなんて、そんなことは考えていないわと、75を越えれば文句はないでしょうという跳躍でした、石塚さん。
≫今のは助走、踏み切り、本当にピタリと合いましたね。
≫高さもありましたね。
≫自分の自己記録にも迫るいい跳躍でしたね。
≫自己記録が6m92、今シーズン、ダイヤモンドリーグ、ドーハで出しています。
6m87、自己記録に迫る格好で予選通過しました。
一発で通過したのはこれで5人目です。
現在、予選6位のバートレッタです。
この3回目はどう考えますか?≫助走をうまく走ることだけだと思います。
≫着地した後に勢いよく弾んで前に飛んでいきましたが、今の跳躍はどうですか?≫やはりスプリンターが幅跳びをやると、こういうパターンに陥りやすいんですね。
どうしても前傾が空中でも強くて、着地してから、またさらに前へ飛び出すことになりますね本来だったらもう少し後傾しておいた方が跳躍は空中時間も大きくなりますからいいものになりますよね。
≫今シーズン、7m12cmを全米選手権でたたき出して世界ランキング1位。
6m71、3回目も1回目と同じ形、現在6位です。
女子100mハードルの予選第2組です。
上位4着プラスでタイム4名が明日行われます準決勝に進出いたします。
準決勝が明日の日本時間20時25分、決勝が同じく明日、日本時間の22時35分に行われます女子100mハードル、今年はアメリカ勢が非常に好調ですよね?≫ここ数年はサリー・ピアソンが中心になって世界を引っ張ったんですけどようやくまた、1980年代から90年代のアメリカの時代が来ましたね。
≫その中で注目は7レーンのシェリカ・ネルビス。
全米選手権で12秒34の自己ベストをマークしてきました。
ボトルの水を今、口に含みました。
シェリカ・ネルビスは非常に大変な少女時代を送ってきました。
6歳のときにお父さんが自殺をしてしまいました。
そして7歳のときには、お母さんも亡くなってしまいました。
このシェリカ・ネルビスを含みます4人の兄弟は母方のおばさんに引き取られましたが、そのおばあさんも体調を崩してしまったと。
ただ、このシェリカ・ネルビスは自分の人生について、こう語っています。
私が今まで経験したことのすべてが、私を形づくっているんですと両親はいなかったけれども、自分を形づくるのは両親だと知っている、自分が今、国際試合で走れているのは、過酷な運命にギブアップしなかったからなんですと言っています。
≫いろんな経験が、大きな大会で、自分がなぜ競技をやっているかをもう1回考えさせる、そしてこれから、どうやって活躍して、自分自身が、どうやって人生をつくっていくかということでこの世界選手権は彼女にとっては本当に大切な大会になりますね。
≫女子100mハードルの予選第2組です。
4着プラス4名が明日行われる準決勝に進出します。
3レーンがスイスのズバレン今シーズンの世界ランクは第11位、12秒71で走っています。
≫21歳ですね、まだまだ若い選手ですヨーロッパ系のパワフルなハードリングをします。
≫4レーンはロシアのニーナ・モロゾワ。
世界陸上は初登場。
≫ユニバーシアード2位でした。
≫そして7レーンが今シーズンの世界ランク第1位、12秒34という自己ベストはアメリカ、ネルビス。
≫この予選で12秒6、もしくは5台を出せば優勝にかなり近づけると思いますね≫8レーンにドイツのロールダー、9レーンにバハマのブラウン7レーン、ダイヤモンドリーグ、今シーズン3勝しています。
≫アメリカの全米学生で昨年優勝して、そこからスプリント能力も上がって11秒27という100mですから、福島さんぐらいのスピードですね。
さらに178cmの身長ですからね、スピードに対して、いかに細かく自分のリズムをつくるかです≫ロールダーが逆転して1着でフィニッシュしました速報タイム11秒27。
≫体が中間から少し前傾し過ぎて自分の体の下に力を支えられなくなりましたね。
そこから減速してしまったというレースでしたね。
1台目まで7歩です。
身長がありますので、この7歩もスムーズに入ったんですけれども、やはり中間から後半にかけて前傾でバランスを崩してしまいました。
≫最後ハードルを越えた後でドイツのロールダーに逆転を許しました。
アメリカのシェリカ・ネルビスです。
1着がロールダーで12秒86、シーズンベストをマークしました。
12秒93でした。
フィールドでは女子走り幅跳びの予選が行われています。
≫カナダのネッティーです。
スピードもあります、カナダの実力者。
6m75を越えてきました。
予選クリアです。
今の跳躍どうですか?≫助走の最後のところで足の回転が非常に速い。
彼女162cmですから、こういう部分がうまくできないとこういう背の低い選手にとっては苦しいですね。
≫決勝に向けても非常に楽しみなネッティー。
新しい世代としても名乗りを挙げているネッティーが6m79で予選通過しています。
≫1回目に6m71cmを残して現在8位というクリシナ。
今6m75を越えている選手は5人います。
6m71にはアメリカのバートレッタ、スウェーデンのサニアもいますが、さらに上に来ることができるかどうか、クリシナ。
今シーズンはダイヤモンドリーグ、ローマでも勝利を収めています。
6m75ラインは越えられません。
そして赤旗です。
≫助走が本当に最後のところまとめ切れていない。
まとめ切れていないというのはリズムアップができていないという表現にもなるんですがここがうまく足が回転しながら、タタタタッていけると、空中での時間も大きくなり、7m近くの跳躍になるんですけどね、もったいないですね。
≫結局1回目の6m71で、現在第9位。
3回目の試技を終えて、後の結果待ちとなります。
アメリカのブリトニー・リース。
世界陸上4連覇を狙うリースが追い込まれています。
現段階でリースは6m39。
12人に入るには6m68を越えなければなりません。
ただ、あのモスクワも3回目でしたよね。
≫勝負師ですから、まとめてほしいですね。
しかし、伸びなかった。
白旗は揚がるが、6mをわずかに越えたところで、砂に跡がついてしまった。
リースがここで姿を消してしまう。
緑の予選一発通過の6m75cmにははるかに及ばずです。
≫助走のスピードそのものが全く7m越えたときの勢いがなかったですね。
≫ついにリース伝説がここで終わりました。
2009年からの世界大会、6つの金メダル。
ここで終了、アメリカ、ブリトニー・リース残念ながらこの世界陸上北京大会、予選で姿を消すことになりました。
≫ウォームアップエリアです間もなくメインスタジアムに向かう男子110mハードル前回覇者のオリバー選手。
最後はしっかりハードルの3台目まで走り抜けました。
力強い足音と同じぐらい、フッフッと呼吸音が響き、数多く走る選手の中でも抜群の存在感。
世界陸上2連覇に、また一歩近づくためにしっかりと汗を光らせて、いよいよ招集へ向かいます。
≫堂々たる姿が今、映っていますね。
≫いや〜、ビックリ、ショック≫それは女子走り幅跳び?≫はい、まさかのリースが予選落ち!?≫3連覇中の絶対女王と思っていたんですけどね。
≫だってオリンピックも勝って、世陸、なんだかんだいって3連覇で4連覇がかかってて、予選落ち!?どこにもテーピングも貼らずあのアメリカでもトップに、調子悪いようには見えなかった。
≫踏み切りも全く合ってなかったですからね。
≫全然合わないと、こうなっちゃうんですね。
≫バートレッタ、クリシナは七種競技で注目されていたトンプソン、見事に決勝に。
≫ムーラン・ルージュのトンプソンで覚えてください。
≫決勝は明日の夜です、新女王が誕生するということになりました。
それでは、女子100mハードルの予選に戻りましょう。
2レースに注目のイギリスの姉妹が登場します。
4組目に妹、5組目に姉ということで同レースにも注目です。
≫ここまで3レースはいずれも向かい風の中でのレースとなっています。
女子100mハードルの予選続いて第4組です。
この予選の第4組には前回モスクワ大会の金メダリスト、アメリカのブライアナ・ローリンズが登場します。
谷川さん、実はここまで、今日は大会6日目となるんですがアメリカ勢は金メダルは男子砲丸投げでただ1つだけなんですね。
≫短距離を席巻した時代はジャマイカに持っていかれて、昨日の400mでもラショーン・メリット、ディフェンディングチャンピオンですね、自己ベストで2位だったんですけれども、記者会見のときに、アメリカはどうなっているのかということを聞かれていましたね。
≫女子100mハードル予選の第4組ですが6レーンのブライアナ・ローリンズ。
ひときわ細身の体ですよね。
≫大学4年生のときにグッと力がついて、大学1年から3年は、かなりケガが多かったと話していました。
4年生になって、記録を出してそのままの勢いでモスクワ世界陸上でした。
その後、2014年はプロになっていろんな国を旅するのが楽しみだと話していましたけれども、2年目になって、ようやく世界選手権に間に合ったという状況ですね。
≫2013年の全米選手権でマークした12秒26というタイムは、現役選手の中での最速記録となっています。
≫短いハードリングが特徴の選手です。
≫ローリンズ1着でフィニッシュ、12秒68。
≫いいですよ。
やはりモスクワで優勝したときは、もう一段階ハードリングが速かったんですね。
リード足を出してから抜き足のタイミングがどの選手よりも速くて、サリー・ピアソンが圧勝するかと言われていたんですけれども、彼女のハードリングは、すばらしいですよね。
≫正式タイムで12秒67です。
≫ティファニー・ポーターの妹のシンディ・オフィリが第4位で準決勝進出を果たしました。
最終の第5組になります。
女子100mハードルの予選この第5組には、イギリスのティファニー・ポーター、そしてアジア大会のチャンピオン、中国のゴ・スイキョウが登場します。
まずこちらのティファニー・ポーターですが、谷川さん、今年の世界ランクは第6位です。
≫しかし大きな大会で確実に力を発揮する選手ですので、イギリスのハードラー、姉妹で活躍してほしいですね。
≫この前の第4組でシンディ・オフィリ、21歳の妹、世界陸上初出場で準決勝進出を果たしました。
≫それも力になって、いい走りを期待したいですね。
≫この女子100mハードルの予選にはジャマイカのウィリアムズ姉妹とそしてイギリスのオフィリ姉妹。
このティファニー・ポーターは、旧姓オフィリです。
ティファニー・オフィリ・ポーターです。
ジェフ・ポーターと結婚したんですね。
≫お父さんがナイジェリアの方で、お母さんがイギリスの方、アメリカで生まれました。
ポーターが先頭、1着でフィニッシュ。
最後は軽く流しまして12秒73、向かい風1.1mのレース。
イギリスのポーター、こちらもさすがの走りを見せています。
≫いいですね、中国、アジアの代表としてゴ・スイキョウが走りましたが日本の木村さん、紫村さんがこれまで大会に出ています。
彼女たちがライバルにしている選手ですね。
彼女も準決勝に残ったんじゃないでしょうか?≫ゴ・スイキョウも去年のアジア大会でマークしたタイムが12秒72という。
≫パワフルなハードリングをします。
小さな選手は、やはりこれぐらい関節の力をつける、パワフルな力をつけないと、高いレベルにはなりません。
女子100mハードル予選第5組の結果です。
モスクワ大会銅メダリスト、イギリスのティファニー・ポーターが12秒73で1着。
2着がカナダのホルダー、3着がベラルーシのタライ、ボルト選手、まだ居心地よさそうにリラックスしています≫何かこれを見出すといよいよ始まるんだなと。
≫そして、競技場では女子ハンマー投げの決勝も行われます。
世界記録保持者、ヴォダルチクも映っていますがその前に報道フロアからニュースです。
来年1月から運用が始まるマイナンバー制度について、銀行の預金口座や医療分野に利用を広げるとした改正法案が修正の上、参議院内閣委員会で可決した。
今国会で成立する見通し。
マイナンバー制度は、国内に住民票がある国民1人1人に12桁の番号を割り振って、年金などの社会保障や納税の情報を一元的に管理する仕組みで今年10月から番号が通知され、来年1月から運用が始まる。
今日、参議院内閣委員会で可決したマイナンバー法の改正案は利用範囲を金融機関の預金口座やメタボ健診などの医療分野に広げるもの。
年金情報の流出問題を受け、安全対策を求める声が強まっているが日本年金機構がマイナンバーを扱う時期については当初、予定していた来年1月から延期する修正を盛り込んだ。
扱う時期は年金機構の情報管理の状況を見て判断するとしている。
改正案は今国会で成立する見通し。
≫世界陸上もいよいよ後半戦です。
≫熱い戦いの最初、今日いきなり、ちょっとぜいたくじゃないですか?アリソンもあれば、ボルト×ガトリン。
これが個人としては最終決戦ですからね。
≫その後はリレーだけですからね。
今、映っていますけれども、世界記録保持者のポーランドのヴォダルチク、女子ハンマー投げの女王ですが、彼女には特別な思いがあったのです。
≫ポーランドが誇るハンマー投げの女王。
アニタ・ヴォダルチク。
彼女には、あこがれの存在がいる。
それは、3歳年上のカミラ・スコリモフスカ。
17歳にして金メダルを獲得した、ポーランド伝説のヒロインだ誰よりも強く、優しい彼女をヴォダルチクは姉のように慕っていた。
だが、突然訪れた別れ。
彼女の思いをつなぐため、ヴォダルチクは戦い続ける。
カミラとの別れから3年、オリンピックで初のメダルをつかんだ彼女が誇らしげに掲げたのは、カミラのグローブだった。
亡き親友への思いをつなぐ。
友情のビッグスローを天に捧げる。
≫この北京オリンピックスタジアムは、ヴォダルチクにとって特別な場所です。
自身初めてオリンピックに出場した場所であり、親友のスコリモフスカとともに出場した最初で最後のオリンピックの場所です。
解説はアスリートコメンテーター、室伏由佳さんです。
室伏さんもスコリモフスカのことはよくご存じだそうですが?≫私も一緒に戦いました。
そして、とてもユニークで陽気で明るい、そして強いパフォーマンスをしていました。
この思いを乗せていくんじゃないでしょうかね。
≫ヴォダルチクは今年8月、そのカミラの冠がついた母国の競技会で世界新記録81m8cmをマークしました。
北京世界陸上で金メダルと世界新記録を狙います。
≫再び80mを超えるビッグスローが見られるでしょうか?≫見られるといいですね。
≫カミラと一緒に臨む今日のヴォダルチクです。
≫もうすぐですね、5分後に始まりますね。
≫あっという間に始まりますが、その前に今夜のメニューを再びご紹介します。
≫男子110mハードル、オリバー、メリットとあるのはこれ後で詳しく。
男子三段跳びの決勝、ジャンパーそろっています。
女子の200m準決勝、これを特に見たい人、多いんじゃないでしょうか。
女子200、女子400、いよいよアリソン初、金メダリストになれるのか、わかんないな。
そして男子200mの決勝、ボルト×ガトリンと。
まあ贅沢なラインナップです今夜も。
≫男子110mハードル、注目選手を今3人挙げてみました。
≫メリット選手は世界記録保持者として有名です。
そして、マクリオド、ジャマイカの選手がハードルを倒さない男として有名なんですね。
有名というか、初出場なのでまだあれですけど、若いんですけど。
ハードルなぎ倒し男はいましたけどね、倒さない美学があるらしいです。
≫今日はどうなるんでしょうか。
こちらにあるTシャツ、ご覧いただきたいんですけど、オリバーが岩手県湾岸の被災地に贈ったTシャツなんです学校の陸上部に届けたんですが、自分にとって初の世界大会が2007年の世界陸上大阪大会だったんですね。
日本はとても思い出深い場所自分が何か元気づけられることがあれば光栄だということで、遠く離れていても応援していますということで、このTシャツ、たくさん送ってくれたんです。
あと、タイツも。
≫東日本大震災のとき、僕ら本当に大変でしたけどこうやってオリバー選手も思いやってくれたのはうれしいですね。
≫こういう優しい心を持つオリバー選手、応援したくなりますね。
男子110mハードル準決勝そして女子ハンマー投げの決勝と併せてご覧ください。
≫北京オリンピックスタジアム、夕空が迫ってきました。
女子ハンマー投げの決勝です予選を通過した12人で争います。
世界記録保持者、ポーランドのヴォダルチクは世界新記録はなるでしょうか解説はアスリートコメンテーター、室伏由佳さんです。
室伏さん、この予選は72m50の決勝進出条件を越えたのが4人、うちヴォダルチクがトップの75m1cmをマークしています。
状態をどう見ていますか?≫サークルを囲うネットはせり出していまして、選手の視界を妨害する非常に不利な状況にあるんですけれども、ヴォダルチク選手は上手にこのサークルをうまく自分のバランスをとって投げています。
調子がとてもよさそうですね≫先ほどの練習投てきでも75m台をマークしていましたこれまでの世界陸上の優勝記録、前回大会78m80が大会記録ですが、その記録更新の可能性、かなり高いんじゃないでしょうか?≫チャンスは大きいと思います。
そして、ヴォダルチク選手の回転のバランス、黄金比があるんですね。
これが出てくると80mという記録を超えてくるような気がしますね。
≫亡き友のスコリモフスカのグローブをつけて女子ハンマー投げの決勝に臨むヴォダルチク。
そして、元世界記録保持者、ドイツのハイドラーもこの世界陸上で金メダルを狙います。
果たして誰がその黄金に輝くメダルを首から下げることになるでしょうか。
ドイツのハイドラーも来年のリオデジャネイロオリンピックを最後に第一線から退くと表明しています。
さらに、中国のチョウ・ブンシュウ、オウもこの決勝には残っています。
室伏さん、中国勢のメダル、金メダル、銅メダル、あり得ますね?≫もう母国開催、祖国開催ですから、アジアでは最強の2人、メダルにくい込みたいというところですね。
≫女子ハンマー投げの決勝が始まります。
3回目までの投てきのうち上位8名が4回目以降の試技に向かいます。
最初の投てき者、アメリカのアンバー・キャンベル34歳。
4回の世界陸上です。
70mラインを越えるような投てきですが、ラインの外か。
室伏さん、選手たちを囲っているサークルも赤い支柱、黒いネット、ちょっと視覚的にも厳しいものがあるそうですね?≫やはり視角条件というのは選手にとって回転をするに当たってのバランスに影響しますね。
やはりちょっとキャンベル選手も左側に重心を乗せられなかった印象がありますから、この辺を修正しないといけないですね。
≫重さ4kgのハンマーを女子の選手として史上初めて80m以上投げた世界記録保持者、ヴォダルチク、1投目の投てきが間もなくです。
ほかの選手たちにとっても、金メダルを狙う意味ではこのヴォダルチクの1投目、注目しているでしょうね。
≫まず1投目、メダルを狙うそして8番に入るということがまず条件になりますから、75〜76m以上は投げたいところですね。
≫それが出れば世界新記録の可能性も?≫つながってくるものがあると思います。
≫2008年北京オリンピックに出場して7年たって帰ってきたオリンピックスタジアムでの1投目中央に飛び出した、1投目、70m越えて75に迫ってきました。
≫まず記録を残してきた、これが大事なところなんですね決勝というのは、やはり緊張しますから、どんなチャンピオンでも緊張します。
まず1投目、記録をうまく残しましたね。
≫表情などをご覧になって、いかがでしょうか?≫やはり少し緊張した雰囲気ありますけど、これで次の投てきを狙うことができるのではないでしょうか。
≫まずまずというジェスチャーを見せたヴォダルチク、1投目、74m40cmです。
トラックは男子110mハードル準決勝が始まります。
≫大会6日目のトラックがこれから始まります。
男子110mハードルの準決勝です。
この男子110mハードルは決勝が明日、日本時間の22時20分に行われます。
各組上位2名プラス、タイムの上位2名が明日の決勝に駒を進めます。
解説はも男子110mハードルの日本記録保持者、谷川聡さんでお送りしてまいります。
まず1組目なんですが、谷川さんの注目はいかがですか?≫12秒台の記録を持つパーチメントですね。
予選でも1着で通りました。
そして前回大会3位のシュベンコフ。
この2名が中心だと思いますけれども今年、好調のフランスのダリエンが4レーンを走ります。
≫フランスのダリエンは、今年のフランス選手権のチャンピオンですが、ローマのダイヤモンドリーグでは13秒23のタイムで第2位に入っております。
ジャマイカのハンスル・パーチメント、世界ランク第6位、ジャマイカ選手権で13秒08というタイムを記録しました。
≫体の大きな196cmの選手ですから、1台目の7歩スムーズに入れます。
しかし、2台目、3台目でうまくスピードにのれないとダリエンが前半、先行すると思うんですがこれについていけば、パーチメントのレースになるかなと思います。
≫2014年、史上16人目の13秒を切るサブ13となりました。
ジャマイカのパーチメント。
シュベンコフが1着でフィニッシュしました。
13秒09。
≫いい記録です。
≫風はありませんでした。
≫すばらしい記録ですね。
ジャマイカのパーチメントは2着でした。
≫パーチメント、ダリエンに先行されてやや3台目、4台目でもたついた感がありましたね。
しかしシュベンコフ、ほぼ自己記録で走ってきました。
風もない中で走ってますんで決勝では12秒台の争いに絡んできますね。
≫自己ベストは今年パリのダイヤモンドリーグでマークした13秒06、ですからその13秒06に迫る記録を出しまして、正式タイムで13秒09でしょうか。
ロシアのシュベンコフが1着でフィニッシュ。
ジャマイカのパーチメントが第2位、決勝進出を決めています。
フィールドでは男子三段跳びの決勝、2人のジャンパーが1995年、ジョナサン・エドワーズが打ち立てた不滅の大記録に挑みます。
≫今から20年前の世界陸上不滅の大記録は生まれた。
18m29。
その伝説に迫る2人のジャンパーが、世界陸上、オリンピックで金メダル、アメリカのクリスチャン・テイラー25歳。
今シーズン人類4人目となる18mジャンプを達成。
自信に満ちあふれた男は、恐るべき言葉を口にした。
≫そしてもう1人が、キューバのペドロ・パブロ・ピカルド22歳。
突如現れたカリブの新星は、18mの壁をも飛び越え、今シーズン世界最高をマークわずか3歩で歴史は変わる。
20年の沈黙を破れ。
≫男子三段跳びも楽しみになってきましたね。
≫今映っているのが、俺は18m50だと言ったアメリカのテイラーなんですけれども。
なんと今、あの懐かしの映像で見たエドワーズが着ているみたいですね。
≫今、解説者としてね。
これだけ見ると、元アスリートって感じしないんですけど≫BBCですかね、隣にもいましたよね。
≫実は隣のブースに彼は来てるんですよね。
こちらがキューバのピカルド細身ですよね。
全身バネみたいな感じ。
≫この人は本当に怖いですねやっぱりキューバって。
でも、テイラーが18m29の世界記録を越えて、50出すって、随分大きなことを言ったなと思うんですけど。
≫しかも世界記録保持者の前で達成できたらこれはまたすごいことです。
男子三段跳びの決勝、いよいよ始まります。
≫今シーズン18mを越えたアメリカのテイラー、キューバのピカルド、その視線の先には当然18m29、ジョナサン・エドワーズが打ち立てた世界記録が見えています。
金メダルへ、しのぎを削る2人の関係がこの世界記録を必ず、今日は近くするはずです。
男子三段跳びの決勝、日本女子体育大学教授、石塚浩さんの解説でお伝えしていきます、よろしくお願いします。
いよいよ決勝が始まりますが改めて今日のポイントはどういうところになりますか?≫まずこういう大きな世界的な大会では1回目の跳躍というのが勝負を決する場合がありますので見逃せない1回目の跳躍、18mを越えるようなジャンプが出てくると世界記録が1回で済まない可能性もあると思っています。
≫この北京オリンピックスタジアムでそんなシーンが見られるのを本当に楽しみに待ちたいと思います。
1回目から、この2人の跳躍は注目です。
≫新タさん、アメリカのクリスチャン・テイラー選手、試合前のコメントなんですが今は精神的に強くなっていて僕は負けるのが本当に嫌いな競技者でもあり、心の中はライオンだと。
そしてピカルドはいつも自分をプッシュしてくれるライバル、彼との勝負は18mライン、条件が合えば、僕の世界記録にも期待してほしいと話していました。
≫やはりテイラーもピカルドをライバル視して、世界記録を出すためには必要な存在と認めています。
古谷有美アナウンサーのリポートです。
石塚さん、ピカルド本人も、この人はリュックに大きなドンキー・コングのキーホルダーをつけてるんですけど、彼はジャングルの王者だろ、僕も三段跳びの王者になるためにこれをつけているんだよという話をしていますから、お互いに動物に例えながらチャンピオンを狙っていますね。
≫そういう意味では、ピカルド、テイラー、お互いに何回か試合をしていますので、そういう意味ではお互いの手の内は知っていると。
正々堂々、今日も第2番目の超役者がピカルド、第4番目の跳躍者がテイラーと、この2人が非常に近い跳躍順序であるというのがまた非常に興味をそそられるところですね。
≫男子三段跳びの決勝、12人で行われます。
最初の3回の跳躍で、4回目以降に進める8人が決まります。
いよいよ始まります、男子三段跳びの決勝。
南アフリカのモコエナです。
世界陸上は今大会6回目の出場になります。
三段跳びでは初出場。
16m50cm辺りのところまずは1回目、記録を残します。
まず1回目の跳躍としては、いかがですか?≫少し助走で力が入った加減は感じましたね。
ですので、それぞれの踏み切りのときに腕をこうやって振り込んでいくんですけど、そのタイミングがうまく合わなくて思ったような跳躍にはならなかったという感じがします。
≫まず1回目の記録16m50cm、南アフリカのモコエナです。
いよいよ注目のキューバ、ピカルドが準備を行います。
僕は過去の3人の18mジャンパーのいいとこどりなんだと。
世界記録のジョナサン・エドワーズのスピード、そしてケニー・ハリソンの技、さらにはタヌゴのバネ、それらをミックスしたような選手だと話します。
今シーズンはダイヤモンドリーグ、ドーハ、開幕戦でピカルドとテイラーが18mを越えるという幕開けでした。
世界陸上北京大会、注目のピカルド、1回目の跳躍。
17mを大きく越えてきました。
まず1回目は、17m50近辺というところです。
この表情を見てても、当然納得はしていないという感じですが?≫1回目の跳躍から大ジャンプを期待したんですが、彼の試合の運びとしては、トップ8に残る記録をまず残すという助走でしたね。
≫勝負は後半戦と見ているのか。
世界記録に近い男、ピカルド。
1回目の跳躍結果が出ます、17m52です。
トラックは男子110mハードル準決勝第2組、世界記録保持者、アメリカのメリットが登場です。
≫5レーンに風格を漂わせます世界記録保持者のアリエス・メリットの姿があります。
男子110mハードルの準決勝の第2組です。
4レーンがフランスのラガルド、5レーンにアメリカのアリエス・メリット、6レーンにジャマイカのマクリオドという注目の選手が3人並んでいます。
≫マクリオドは全米の学生で1位、このときは断トツの1位でした。
2レーンのカブラルが2位ですから、この差がある中での13秒00、さらにはジャマイカでの12秒台ですね。
ラガルドとメリットが並んだときの走りがどうなるかですね。
≫2012年ロンドンオリンピックのチャンピオン、その年に世界記録をつくりました。
≫もう1人、シャ・ブンシュンも注目ですね。
伝統的にリュウ・ショウからの流れですね、決勝に残れるかというところ≫中国のシャ・ブンシュンは7レーンです。
≫中国中が注目していると思います。
メリット、1着でフィニッシュしました、13秒29。
向かい風0.2m。
最後は胸を突き出してのフィニッシュ。
アメリカのメリット、世界記録保持者。
世界陸上での初めてのメダルに向けて準決勝、この第2組1着で走りました。
≫シーズンベストの走りですね。
12秒台を思い出させるような走りです。
まだまだ本調子ではありませんけれども、決勝では12秒台の走りを期待したいですね。
≫メリットの後ろを追いかけましたジャマイカのマクリオドと、フランスのラガルド、どうでしょう?≫マクリオド、これで決勝でメダル争いに絡める走りになると思います≫女子ハンマー投げ、ヴォダルチク、2投目に入ります。
2009年世界陸上ベルリン大会では世界新記録で金メダルを取りました。
それから6年たって、今年81mという女子史上初の80mスロワーになりました。
室伏さん、80mというのは、女子ハンマー投げ選手にとってどんな世界なんでしょうか?≫男子の100mで言うところの9秒台に突入したというイメージを持ちますね。
≫現在トップ74m40を投げているヴォダルチク。
女子ハンマー投げの新たな歴史の扉を開いたヴォダルチクの2投目。
投げました、真ん中、大きな声が上がった。
≫いいところに来ましたね。
≫今のは、いい投てきをしました。
まだ余力ありますよ。
≫表情にも1投目とは違うゆとりが出てきました。
≫2投目でここまで持ってくるのはさすがですね。
最後のこの投げ出す瞬間に左足にもう少し乗っていくといいですね。
≫ベルリン大会の世界記録は77m96でした。
ヴォダルチク、それから6年たって78m52、ベルリンの記録を上回る記録です。
≫いよいよアメリカのクリスチャン・テイラーの1回目。
2011年、テグの金メダリスト、ロンドンの金メダリストでもあります。
史上5人目の18mジャンパー。
今シーズンは2試合のうち3度、18mを記録しています。
18m6cmは世界歴代4位の記録。
1回目から持ってくるか。
見せ場をつくりたい、エンターテイナーのように、そう話したテイラー。
17mには満たないジャンプになりました。
17mの少し手前。
かなり踏み切りが開いていましたね。
≫1回目から大記録を期待したんですが、ちょっと2人とも、まずは記録を残すことを先に考えたトップ8残りの記録狙いという跳躍になっていますね。
≫お互い、その辺りも駆け引きはあるんでしょう。
≫これから男子110mハードル準決勝の第3組が行われます。
今日は女子の200mの準決勝、そして女子800mの準決勝女子400m決勝、そして男子200mの決勝がこのトラックで行われます。
4レーンにアメリカ、デービッド・オリバー、ディフェンディングチャンピオン。
2013年前回のモスクワ世界陸上の金メダリストです。
≫帰ってきましたね、モスクワで悲願の金メダルでした。
昨年は、上海のダイヤモンドリーグに出た後、10月の1週目、私もフロリダにいてずっと彼らと一緒にトレーニングを見ていたんですが10月の1週目まで休養しました。
しかし、ふくらはぎのケガが少し残って、ようやく年明けぐらいから、しっかりとした練習ができてきてこの世界選手権、万全の状態で迎えています。
≫5レーンがドイツのビューラーで今紹介を受けていましたのがのフランスのバスク、6レーンです。
7レーンはジャマイカのアンドリュー・リレー。
前回は第8位と決勝進出を果たしました。
≫ジャマイカは先ほど、マクリオドも決勝に残りましたからアメリカ×ジャマイカ、100mを彷彿とさせる対決ですね。
≫実はまだ大会を通しましてアメリカの金メダルは女子の砲丸投げ1つしかないんですね。
≫400mでも期待されたんですけど、43秒台の争いの中で銀メダルでした。
当然、オリバーは33歳、ベテランの中で、チームのリーダーとして金メダルを取らなければなりません。
≫8レーンがスペインのコントレラス、9レーンがハンガリーのバジです。
やはり注目は、このオリバー。
そのオリバーの隣がドイツのビューラー、フランスのバスク、あるいはジャマイカのリレーといますが、オリバーがどういう走りを見せてくるか。
≫予選では圧倒的な力でした中盤から後半まで自分のペースがまだまだつくれていない今シーズンの前半でしたけれどもこの世界選手権ではすばらしい走りを見せています。
≫7月4日、パリのダイヤモンドリーグで12秒98をマークしています。
バスクわずかに前に出ていった模様か。
オリバーとバスクの争いになりました。
速報タイムで13秒17。
≫いい記録ですね。
バスクは前半型の選手なんですけど、中盤、後半、パーフェクトな走りを見せたと思いますね。
自己記録に当たると思います≫あくまでもオリバーに追いすがっていきましたね。
≫オリバーはここで13秒0から12秒台を出したかったので前半、かなり飛ばしてきたんですね。
1台目、2台目、3台目、ぶつけるオリバーは珍しいですね。
≫世界記録保持者のメリットいわく、このオリバーは最後の5台のハードルにやや難があるとも言っているんですが、どうですか?≫今年、やや難があるんですけれども前回大会優勝したときは5台目からゴールまで、彼のモデルとしては、5台目からおりてから、5秒、4台でいきたいと。
これで12秒9の前半を目標としています。
≫今回の恐らく5秒5〜6かかっていると思います。
≫1着フランスのバスクで13秒16、そしてデービッド・オリバーは第2位でした。
13秒17、バスクとオリバーの2人が決勝進出を決めています。
3着がドイツのビューラーで13秒34でした。
フィールド男子三段跳びの決勝、ピカルドの2回目の跳躍が近づいてきました。
≫三段跳びの決勝は1回目の跳躍の最後の選手、ナイジェリアのトシン・オケが登場しています。
この後2回目の跳躍、2番目にピカルドが、4番目にテイラーが登場してきます2人の18mジャンパーが世界新記録をかけてこの世界陸上北京大会に挑んでいます。
こちらがピカルド、ここまでトップ。
17m52。
ナイジェリアのオケ、これが4大会目の世界陸上。
初めて決勝の舞台に進みました。
ナイジェリアとしては、三段跳びでの決勝進出は初めてです。
≫17mまでは届きません。
少し力も入っていたように見えました。
≫どうしても力が入ると、バネっていうのは生まれにくくなりますからね。
力を入れずに前へ抜けてタイミングよく腕と足が地面につくときに振り込んであげると、フワリと浮くジャンプになりますね≫ちょっと左に、左に流れるような跳躍になりましたトシン・オケです。
1回目の跳躍は16m77で現在第7位。
1回目の跳躍が終わった三段跳びの決勝、トップはキューバのピカルドで17m52cm。
そしてテイラーは現在第6位16m85という1回目の跳躍です。
2回目に入ります。
ゴドフレーコソ・モコエナです、南アフリカの選手。
長身190cm。
17mまではいきません。
2014年からこの人は、三段跳びを7年ぶりに再開させてまだそこから2年という選手です。
≫幅跳びでも8m50の自己ベスト。
それからたしか、走り高跳びでも2m15くらい跳ぶ選手なんですね。
そういう意味では、バネの固まりということですからうまくタイミングを合せてくれば17m50近くまで記録を出せる選手だと思います。
≫一発逆転もありますこのモコエナですが、2回目の跳躍は16m76です。
ペドロ・パブロ・ピカルドの2回目の跳躍が近づいてきました。
現在トップです。
18mジャンプというのは、石塚さん、ここまで史上5人しか達成していない記録なんですよね。
≫ですから逆に言うと、18mが見られるということだけでもすごいことだと。
さらに世界記録となると、これは何回見られるものかなというぐらい数少ないものですよね。
≫ピカルドとアメリカのテイラーが、同じダイヤモンドリーグ・ドーハで18mを出しましたので実は18mが出た公式の試合の回数はわずかに人類史上8試合しかないということになっています。
今日はその瞬間、さらには世界新記録を見せるか。
ペドロ・パブロ・ピカルド。
特に3つ目、最後のジャンプの伸びにこの人は注目です。
17mの後半ですが、黄色いラインが現在トップ、ピカルドの17m52のラインを表していますがちょっと踏み切りが合いませんでしたね?≫助走でも硬さが目立って、今のホップの踏み切りに入るところも上体をかがめるような形ですごいオーバーアクションになっていますよね。
こういう動きですと、彼本来の18m越えの跳躍っていうのは、なかなか難しいですよね。
≫17m44、ピカルドの1位は変わりません。
女子ハンマー投げ決勝では、世界記録保持者、ヴォダルチクが3回目の投てきです。
≫1投目で74m40、2投目で78m52を記録している世界記録保持者、ヴォダルチク。
自身、この世界陸上で3大会ぶりの金メダルを狙っています。
室伏さん、今シーズンの記録、トップ5がこのすべてヴォダルチクですし、ヴォダルチクが金メダル候補筆頭なのはもちろんですが、それ以上に世界新の期待ですね?≫80mという記録を、この目で見てみたいというところですね。
やはり新時代を開いたヴォダルチク、この記録というのは、男子の記録は現在、86mというのが世界記録ですが女子もいずれこうした男子の記録に追いついてくる時代が来るとまだ伸びていっている競技なんですね。
≫この北京大会では、男子ハンマー投げでは同じポーランドのファイデクが金メダルを取っています。
男女のアベック優勝、世界陸上で初めてそれが果たされることになるか。
ヴォダルチクの3投目です。
金メダルと世界新記録へ向けて、3投目、高く上がった。
見事な投てき。
コーチもガッツポーズ!≫今の投てきは、本当にヴォダルチクの気持ちと技とすべて合わさった、すばらしい投てきしましたね。
≫亡き戦友のスコリモフスカのグローブを手につけて、3大会目の金を目指す世界陸上。
ヴォダルチク、80m27!見事な記録をマークした、大会新記録!≫すごい投てきをしましたね≫3投目でヴォダルチクが大会新記録の80m台に乗せてきた。
今シーズン2度目の80mを投げたヴォダルチクです。
世界新への期待が高まるヴォダルチク、残す投てきは3回あります。
≫大投てきでしたね。
≫いや〜、きましたね。
いよいよこれでタチアナ・リセンコ選手が持っていた大会記録を破った。
となるともうあとちょっと1m?≫自分の持っている世界記録を更新かということで、今もやったかもということで。
あれだけの大投てきでもまだまだと。
僕、生で見ちゃった。
≫このスタジアムのすぐそばでやってます。
≫細かいところはやっぱりテレビの方がよく見えるね。
≫テレビをご覧の皆さん、安心してください、たくさん見られます。
そして女子の200mなんですがアリソン選手が出ませんので今回は新しい女王たちに注目していただきたいと。
≫アリソンはそうなんです、今日かぶっちゃってるんです200と400と決勝とね。
実はここに挙げた選手、皆さん年齢を見てください、若いんです。
≫19歳もいますね。
≫そうなんですよ、だからシェリー−アンさんもアリソンもベテラン勢はもしかしたら、ちょっと嫌がったかなと。
≫それで出なかった?≫アウレもオカグバレもみんな、ちょっとね、若い力がものすごい上がってきてるんで逃げたかなという感じ…。
そしてこれが、謎の女。
≫注目のジャマイカの22歳トンプソン。
≫ジャマイカ選手権でシェリー−アンとベロニカ・キャンベルを破った選手ですね、大注目です。
≫女子の200m準決勝ですお願いします。
≫新しいヒロインの誕生が大変楽しみな女子200m準決勝です。
3組ありまして、2着プラス2名が決勝に進む条件です。
解説は朝原宣治さんでお伝えしていきます。
朝原さん、女子200m準決勝、新しいヒロインの誕生が大変楽しみですが?≫トンプソン、これまで一番余裕を感じましたね。
≫この選手です、ジャマイカの23歳、エライン・トンプソン、22秒10を今シーズンマークしていますがジャマイカ選手権のチャンピオンです。
≫23秒23から22秒10まで伸ばしているという、驚異的です。
≫あのシェリー−アン・フレーザー−プライスと一緒にトレーニングをしているトンプソンです。
3レーンはスロベニアのミハリネッチです。
今シーズン、23秒13から23秒05と予選で自己ベストを更新してきました。
それから一番内側のトリニダード・トバゴのトーマスです。
この選手は22秒82という自己ベストを今シーズンはマークしています。
そして外側ですが朝原さん、5レーンはスイスのカンブンジ。
それから6レーンにアメリカの世界ランキング2位のマクグローンが入りますね。
≫この選手も強いですね。
ヨーロッパのモナコのダイヤモンドリーグで1位になってますね。
≫今シーズン世界ランキング2位、22秒08をマークしているこの女性が、マクグローンです。
そのほか、7レーンにイギリスのビアンカ・ウィリアムズ、8レーンにカザフスタンのジャブキナ。
一番外側の9レーンにベテランのブルガリア、イベット・ラロア−コリオです≫この選手も自己ベストに近い記録を予選で出してますね。
≫女子200m準決勝第1組です。
4レーン、トンプソン。
6レーンにアメリカ、マクグローンです。
≫朝原さん、するするっという形で伸びてきます。
≫これは最後まで走っていたら21秒台に近い記録を出していましたので、かなり調子がいいですね。
≫トンプソンは22秒10が自己ベストですから今の走りで自己ベストに100分の3秒と迫りました。
≫最後の10mは、止まるようにゴールしましたので、駆け抜けると、もうかなりいい記録が出ますね。
≫この準決勝、見事な形、ジャマイカのエライン・トンプソン。
予選も好調でした。
この準決勝も1着フィニッシュ。
見事に1着フィニッシュを決めています。
女子ハンマー投げはハイドラーの3投目です。
≫2投目で72m56を投げているハイドラーです。
現在、ハイドラーは7位。
元世界記録保持者と現世界記録保持者のハンマー投げの決勝の舞台です。
真ん中へ飛び出して、70mを越えてきました。
ハイドラーの今日の3投をご覧になって、どうでしょうか?≫やはり足元がとられてしまうような、スピードがとても速い投てきをするハイドラーの特徴がありますが、もう少し、出だしのところ、タイミングをとってからこのスピードをつけていくことが大切になると思います。
≫現在ハイドラーは7位。
≫アメリカのクリスチャン・テイラー、18m50を出すと宣言しています。
それこそまさに世界新記録の更新を意味します。
ライバルのピカルドが今、トップ。
まずは、そこを越えるか。
≫17m50のライン近辺まできました。
やはり石塚さん、ピカルド、そしてこのテイラーですね。
まだこれだけの余裕があります。
≫今ので大体、17m50前後くらいまでいってますから今、踏み切り板乗ってないですからね。
17m70〜80。
助走も少し抑え気味に走っていますので、この先、18m越えることは十分可能だと思います。
≫17m49cm、ピカルドに3cm差に迫る≫女子200m準決勝第2組にはオランダのダフニ・シパーズが登場してきます。
100mの銀メダリストです朝原さん、このシパーズが200mでどんな走りを見せるか。
≫100で10秒81というナショナルレコードを打ち立てましたので200mもかなり21秒に近い記録で走ってくると思いますね。
≫10秒81という100mの自己ベストを更新してきました。
ですから200mも一気に更新してくる可能性を秘めています。
そのほかですが、8レーンにパランディニ、7レーンにコートジボワールのタロウが入ります。
≫100mも11秒04という記録ですので200m自己ベストは間違いないんじゃないかなと思います。
≫タロウは100m準決勝進出。
そしてこの選手がオランダのシパーズです。
100mの銀メダリスト。
オランダ勢としては1948年のロンドンオリンピック、オリンピックで金を4つ獲得したファニーブランカス・クンフジン。
日本でクン夫人の愛称で親しまれた、そのスプリンター以来のオランダ勢のこの金メダリストになるんだというね。
≫実力だけじゃなくて、競り勝つというか、勝負強いですよね。
≫そしてジャマイカのシェローン・シンプソンはベテラン。
アテネオリンピックの銀メダリスト。
そして4レーンにトリニダード・トバゴのハケット26歳。
この選手も100m準決勝進出です。
≫この選手も200m、今シーズン自己ベスト出している選手です。
≫そして内側3レーンにポーランド、キエルバシスカ。
2011年のテグ大会は予選落ちでしたが、この準決勝に残ってきました今シーズン22秒94をマークしています。
それから2レーンにイギリスマーガレット・アデオエ。
朝原さん、前回大会はマイルリレーで銅メダルを取っています。
≫22秒台が出るかどうかという選手ですね。
≫6レーンにシパーズ、7レーンにタロウ、8レーンにパランディニと入りますが、朝原さん、この準決勝第2組は?≫パランディニ選手が全米選手権で勝ってるんですけれども予選を見るかぎりちょっとキレがないという感じですので、準決勝でどれぐらい上げてくるかで、シパーズの走りを追って、どれぐらい一緒に争い合えるかという感じですね。
≫このシパーズは前回大会は七種競技で銅メダル、今大会からスプリンターに転向して、100で銀を取りました。
後半の伸びに注目です。
≫タロウ選手は前半速いと思いますね。
オランダのシパーズ、1着フィニッシュ。
タイマーが出ていませんが、22秒37、向かい風0.1m。
これは強い!≫これはコーナーを抜けたぐらいからもう力を抜いてますよね。
相手を見ながらゆっくりラスト70mぐらいは余裕で走っているんですよね≫ここで横を見ました。
22秒36と正式タイムが発表されています。
≫これは強いです。
≫朝原さん、21秒台は確実に出そうな?≫確実に出そうですね。
≫1着、オランダのシパーズ、見事に決勝進出を決めて22秒36。
ジャマイカのシンプソンが入って22秒53、3着にはコートジボワールのタロウが入っています。
この後、女子200m準決勝は第3組。
アリソン・フェリックス登場の女子400m決勝、さらにボルト2冠へ、男子200mの決勝も近づいてきました。
≫招集まで15分を切った400mに登場する注目のアリソン選手が出てきています。
両腕を左右に振り、さあ行くぞとばかりに飛び出しかつては子鹿のように若く、軽かったアリソンも今は風格をまとってのランニングです。
1人で何かをつぶやきながら自らのビルドアップに努めています。
また200mで2つ目の金メダルを狙うボルト選手、しっかりとマッサージした後は、仲間たちとガッツポーズ≫準決勝第3組を迎えます。
この組にも朝原さん、5レーンを走るイギリス、アッシャースミス≫若い選手が出てきましたね≫非常に注目の選手、19歳。
そしてアメリカのターモーというところで、アッシャースミスは19歳。
今日が19歳と265日。
もし明日メダルを取ることになりますとアリソン・フェリックスの最年少の記録、19歳267日を1日抜くということになります。
≫すばらしいですね。
10代の選手がメダルを取るって、すごいですね。
≫ですから、アリソン・フェリックスを超える可能性があるというアッシャースミスです。
そして、6レーンはアメリカ、ジェネバ・ターモー。
前回5位に入りました。
≫なかなか主役になりきれない選手ですので、今回はホントにメダルを狙ってるんじゃないかなと思います。
≫新しいヒロインは誰でしょうか。
9レーンはブラジル、ロサンジェラ・サントスです。
今シーズン22秒77という自己ベストをマークしています。
100も準決勝まで行きました。
≫スピードのある選手ですね≫そして8レーンはカナダ、キンバリー・ハイアシント、26歳の選手です。
100mは11秒54で残念ながら予選落ちでしたがこの200mは準決勝まで進んできました。
2013年のユニバーシアードのチャンピオンです。
イタリア勢として決勝進出なるか、グロリア・フーパー。
イタリア勢が決勝進出となれば初めてということになります予選でシーズンベスト22秒99。
そしてジェネバ・ターモー、前回5位の選手です。
≫この選手はアリソン・フェリックス選手と一緒に練習しているんですがなかなかアリソン・フェリックス選手の影に隠れているというか。
なので今回は、トップの方で走ってほしいですね。
≫新しいヒロインの誕生か。
その筆頭、19歳、ディナ・アッシャースミス、イギリス。
≫予選では非常にいい走りをしました。
結構、全力に近かったと思うのでこのタイムから今、22秒22なんですが、どれぐらい伸ばせるかですよね。
≫ベテラン、33歳のジャマイカ、ベロニカ・キャンベルブラウンです。
この種目、オリンピック金2つ、世界陸上で金1つ、銀2つです。
≫勝負強いですしね、数多くの金メダル取ってますから実力は間違いないですね。
≫今大会、この短距離で南アフリカ勢がかなり旋風を巻き起こしていますが。
≫400も強かったですもんね。
≫パルフラマンが3レーンを走ります。
21歳。
そして2レーンはギリシャ、ベリンパサキ。
24歳です。
23秒12という今シーズン記録をマークしています。
自己ベストも23秒12です朝原さん、どんな展開を予想されますか?≫やはり若いアッシャースミス選手が飛び出るとは思うんですが。
これはキャンベルブラウン選手もいるしターモー選手もいるので、4、5、6レーンがばたばたっとゴールするんじゃないかと思いますね。
≫5レーンのアッシャースミスは17歳で前回大会は4×100mリレー、メダリストに輝きました。
そして今大会はこの個人種目で19歳、準決勝の舞台です。
アッシャースミス、ターモーが決勝進出を決めた。
22秒13。
≫とばしてきました、また。
≫向かい風0.1m。
また記録を更新した。
自己ベスト更新で決勝進出です。
今大会に来るまで23秒30予選で22秒22、そして正式タイム22秒12まできました。
≫ホントに10代の選手の走りじゃないですよね。
準決勝で自己ベスト出してくる、決勝でどんな走りをするのか非常に楽しみですね。
≫走りのよさの特徴は、どういうところがありますか?≫もうスタートから飛び出してましたよね。
100mが10秒99、10秒台ですのでほかの選手と比べてもスピードがある選手です。
最後までやはり、スピードが落ちませんので21秒台で走る力を持った選手ですね。
≫正式タイム22秒12は自己ベスト、アメリカのターモーが2着で22秒38、ベロニカ・キャンベルブラウンが22秒47、シーズンベストでタイムで拾われて決勝進出を決めました第1組のラロワ‐コリオも22秒32自己ベストで、決勝進出を決めたということになりました。
ベロニカ・キャンベルも残ってきました。
女子200mは明日、決勝が行われます。
この後、女子800m準決勝、そしてフィールドは女子ハンマー投げ4投目に入っています。
≫今年15回目を迎えた世界陸上。
2年に一度の世界陸上でこの北京大会、世界記録保持者が登場するのは11人。
その中で最も世界新記録の可能性が高いのが室伏さん、このヴォダルチクと言っていいでしょうね?≫近づく投てきをしましたが4投目になりましたら、また違うフレッシュな気持ちで投てきが始まります。
少し間があきましたから、どのような集中を持ってこの4投目に向かうのか。
≫自らの頬をたたいた、ポーランドの世界記録保持者ヴォダルチク。
大会新をマークして4投目、勝負の1投。
80mを越えてきた。
自身の記録をまた上回ってきた。
ヴォダルチク、世界新記録は81m8cmですが。
≫大きな投てきをしましたね≫自身の世界記録を上回る投てきを4投目以降で見せてくるか。
≫安定してますね。
びっくりする投てきを、本人も喜んでいますけれども。
≫金メダルは確実。
世界記録保持者、ヴォダルチク、記録をさらに伸ばした、80m85cm、大会新記録、2投で更新してみせました。
フィールドではもう1つの決勝種目、男子三段跳び決勝が行われています。
≫3回目の跳躍に入ります。
史上4人目の18mジャンパー、ピカルド。
そして5人目のテイラー、この2人の争い、現在トップはピカルド。
記録を残しにいった後の、ここからの勝負。
金メダルを超えた2人の世界新記録をかけた戦いにもなるはずです。
前回大会は銀メダル、それを超えるのがまず目標と話しているピカルド。
弾んできた、記録をさらに伸ばす。
白旗が上がる。
18mのラインも見えてきたと思いますが、石塚さん?≫今の踏み切りは、特にホップの入り方ですけれども、前のように、ちょっとかがみ加減なのが解消されました。
ですから、ホップの踏み切りも、前にスポーンと抜けていきましたね。
≫記録はまた、17m52から伸びそうです。
17m60cm、トップ、記録を伸ばしたキューバのピカルドです。
≫クリスチャン・テイラーです。
ケガの影響もあってから、踏み切り足を逆にしたんですよね、この人は。
≫それでも三段跳びがうまく成立すると、そういう面では、三段跳びに関する技術、ホッピングとかバウンディングとか、すごく優れているんだと思います。
≫世界陸上モスクワは故障の影響で4位でした。
自分の技術を変えることを決心して、長年踏み切り足は左足にしていたんですが、2010年から右足に変更してきました。
それが開花して今シーズン18m越え。
17mの後半。
ピカルドと同じような感じできていますね。
≫同じ距離をお互いに跳び続けるとなるとピカルドがこれから4回目になると跳躍順番が変わりますから、テイラーの記録によってですけれども、跳躍順番がテイラーの方が先になる可能性があります。
≫17m60が今、ピカルドの記録です。
テイラーがこれを抜けば当然…並びました、17m60cm!ただセカンドベストはピカルドの方が上ですのでそのままピカルドが最後の跳躍と、このままいくとなりますね。
しかし、並んできました。
記録上では17m60。
並んだ2人の18mジャンパー、テイラーとピカルドです。
3回目の跳躍まで終わりましてベスト8が決まりました。
現在トップはキューバのピカルド、2位にアメリカのテイラーがつけています。
石塚さん、この2人、前半はまず記録を残しに行くという話でしたが?≫もう少し高い記録で勝負が始まるかなと思ったんですが意外と、それぞれ自分の跳躍を確かめるようなパターンが多かったですね。
≫この2人の直接対決は今シーズン3度ありますが2勝1敗とテイラーが1つ星をリードしております。
そして、前半・後半での記録というと、どちらに分があるんでしょうか?≫跳躍順番がテイラーが先になってその後にピカルドが跳ぶことになりますので、そういう意味ではピカルドの方が相手を見て勝負できると思います。
≫さあピカルド、テイラー、18mを超えた今シーズンのこの2人。
目指す世界記録18m29、その記録を超えて、金メダルを取ることができるんでしょうか。
≫今、ピカルドが映ってます。
22歳。
≫ちょっと期待していただけに、18mのジャンパー2人、子どもに戻っちゃいましたかね?≫同じ成績でベスト8に残ってここからあと3回跳躍が待っていると。
≫でも、いきなりパーンって、19歳、走るたびに自己新で、22秒13っていうのはあの1組目のトンプソンって僕、一番気になっているんですけれども、≫お花がいっぱいついてる。
≫シェリー−アンからもらった花束をつけて、ジャマイカの選手。
あの選手も実は22秒13だったので。
でも彼女は流してましたよね相当。
≫でもいい勝負になりましたね。
≫トンプソン、シパーズ、それから若いアッシャースミス。
≫シパーズ速かったな。
≫これは金銀銅になったらうれしいな。
≫今、200mの決勝進出者が出ていますけれども、ベロニカ・キャンベル・ブラウンが入っていますね。
よかったですね、ベテランも入りました。
そして女子の800も準決勝が行われます。
注目していただきたいのは、この3選手なんですが。
≫すごいのは、前回王者のサム選手は何とベビーシッターから金メダリストになったという変わり種。
≫そういうシンデレラストーリーがあるんですね。
≫今季ダイヤモンドリーグでも全勝と絶好調。
そしてアルマンザ選手も、ランクは2位なんですけど、今年の7月、自己ベストを2度も更新、絶好調。
≫今、ノリにノッているときですね。
≫そしてハッサン、あれっ、見たよねって思わないですか?1500mで今大会銅メダルに輝いたハッサン選手なんですけれども、多分僕は、800では遅いと思うんですけど、もしかして1500の練習じゃないんですけど、スピードアップのために出てるのかなって気になって入れちゃったんですけれども。
≫ディババ選手とハッサン選手はいいライバル同士でしたけれども、今回は1500mはディババが金になりました。
≫まくりのハッサン、これでスピードアップを狙っているのかと。
どういうレース展開になるのか、2周で終わっちゃうんじゃ、あっという間なんで。
≫注目していただきたいと思います。
≫すごい戦いですよ。
間もなく女子の800m準決勝、女子ハンマー投げ、世界新記録も出るかもしれません。
≫女子ハンマー投げの決勝です。
トップ8が決まって、先ほどヴォダルチクが大会新記録を2度更新しました。
前回大会優勝のリセンコがマークした78m80を2度更新しています。
まずはサークルの中に、現在第2位の中国のチョウ・ブンシュウです。
室伏さん、このチョウ・ブンシュウはアジア大会3連覇、そしてこの世界陸上では3つの銅メダルを持っていますがそれ以上は、ないんですね?≫私もこの選手と一緒にアジア大会を戦ったんですけどスケールの大きな投てきをするんですね。
何といっても、ピークを合わせるこの力を持っていると。
シーズン記録は、あまりよくなかったんですけれどもぴったりとこの試合に予選から、そして決勝、着々と迫っていく。
あわよくば自己記録を更新して、メダルをキープしたいところですね。
≫現在トップはヴォダルチク80m85。
チョウ・ブンシュウは80mというところは自分の記録では望めませんから、この銀メダルを死守するというところでしょうね?≫自己記録をまず狙って。
チャンスというものはなかなか来るものではありませんから、77、78mをこの会場で投げたい思いはあると思いますよ。
≫現在第2位のチョウ・ブンシュウ、自己記録は去年の77m33です。
ビックスローなるか。
ネットにかかってしまいました、距離は出ません。
70mのラインの上に落ちています。
室伏さん、画面でもご覧いただきましたが、ワールドレコードの赤いラインがバーチャルで、新たに引き直されました。
これはやはりこの後のヴォダルチクの可能性を受けての措置ですね≫越えていく力を、可能性を無限に感じる、この大会ですね。
待ち望んでいたと見えるぐらい、この81mを越えていく投てき、本人も待っているように見えますね。
≫今年15回目を迎えました世界陸上。
2年に一度の世界陸上、1983年に第1回大会が始まりましたが以来これまで26個の世界新記録が誕生してきました。
個人の種目では、前回大会はありません。
その前のベルリンでもマークされた、このヴォダルチクの世界新記録がありました。
≫前回世界記録を出したときの投てきの直後に、記憶にある方もあるかもしれませんが、喜びのあまり、スキップをしてねんざをしてしまったというその後の投てきはすべてパスをしてメダルは取ったものの、そこでケガをしてしまったことがありましたから、今回は慎重に、記録更新をまず狙っていってほしいなと思いますね。
≫2009年ベルリン世界陸上、世界新記録による金メダルから6年がたちました。
立場は変わったヴォダルチクですね。
≫このレベルアップした、スケールの大きくなったヴォダルチク。
≫今日初めて、北京オリンピックスタジアムに手拍子を求めました。
≫珍しいですよ、投てき選手、ハンマーの選手が手拍子というのは、なかなかないことです。
≫2008年、自身初のオリンピックに出場した北京の地で、亡き戦友とともに。
赤のワールドレコードラインにも近づいてきているヴォダルチクです。
≫若干、力みというものも、この局面に来ますと出てきます。
やっぱり狙っていくという中では、力みというものとの戦いが出てきますね。
≫亡き戦友のスコリモフスカのグローブとともに北京世界陸上、世界記録をかけて最後の投てきです。
男子三段跳びの決勝も行われています。
ポルトガル、17m29が必要です。
17m29をアダムスが越えてまずメダル圏内に入ってくるでしょうか。
お父さんがナイジェリア人、お母さんがロシア人というアダムス、長身です。
ちょっと足がばらけたか、赤旗です。
ステップのところで、かなり距離を稼いだように見えましたが?≫ちょっとバランスを欠いて右半身が前に出ていってしまいましたね。
でも、跳躍はだんだんよくなっていますから、この後、記録更新してくれると思います。
≫17m28、3回目の記録が生きて現在第4位です。
ベスト8が決まっています。
その中において、現在トップにいるのがキューバ、ピカルド。
そしてアメリカのテイラー、さらには第3位にポルトガルのエボラがつけています。
何といっても注目は、ピカルド、テイラーがどこまで記録を伸ばして、金メダルを取るのかというところ。
その中に、このポルトガルのエボラも割って入るかどうか北京オリンピックのこの種目金メダリスト。
ポルトガルの陸上のフィールド競技では初めてのメダルをもたらしたエボラです。
相性のいい、このスタジアム。
7年後の今夜もつながるか。
ちょっと踏み切り位置を確認するように後ろを振り向いてしまいました。
なかなか、いいジャンプは続けていたんですけどね。
≫もったいなかったですね。
でも、エボラ特有の非常に滞空時間の長い、タイミングのいい踏み切りというのは、最初の3回でできていますので、この後、記録に挑戦してほしいと思います。
≫この後は注目の2人、ピカルド、テイラーが出てきます。
ご覧の順位。
そしてこの北京オリンピックスタジアムには世界記録保持者、イギリスのジョナサン・エドワーズの姿もあります。
そのエドワーズの前で世界記録の18m29を塗り替えることができるか。
テイラーが先に出るというのは、どう見ますか?≫ピカルドにとって本当に有利な試合展開になりましたね≫表情が少し変わりました、クリスチャン・テイラー。
場内を沸かせていきます。
≫大きくトップのラインを越えてきました。
白旗、さあ、ピカルドにここでプレッシャーをかける。
しかし、この競争ですね、必要なのは。
≫きっとこの後、テイラーの記録を見てピカルドが、さらに集中力高めるでしょうから、そうなると、記録を出したら記録を抜くというシーソーゲームが展開されるかもしれません。
≫おもしろい後半戦になりそうです。
ライバルの存在が自分の記録を伸ばすと話しているテイラー。
順位が入れ替わりました。
17m68、テイラーがトップに立ちます。
これで当然、石塚さん、ピカルドの心に火はつくでしょう。
≫はい。
≫やはり金メダルへの争い、そのしのぎの削り合いが、世界記録をどんどん近くしていきます。
テイラーが今日初めてピカルドの前に立ちました。
そしてピカルドはどうか。
今シーズン世界ランキング1位、18m8cm、世界歴代3位の記録を持っています。
世界記録まではあと21cm17mを少し越えたところです。
今の跳躍は、どうだったんでしょうか?≫助走の最後のリズムアップがちょっとストライドが伸びてこういうふうに乗らないと。
今ひとつでしたね。
≫世界陸上モスクワでは三段跳び史上最年少のメダリストに輝いた前回大会金メダリストのピカルド。
もう1つ自分のはねるような弾むような跳躍が見られません。
17m60、現在2位。
逆転して今、アメリカ、テイラーがトップに立っています。
この後は女子800m予選第2組です。
≫女子800m準決勝は、先ほど第1組が終了しましたスポーツジャーナリスト、増田明美さんの解説でお送りしていきますが、増田さん、最後の直線はこの大混戦でした。
≫モロッコのアラフィさんがね。
≫最後、一気に抜いていって1分58秒55。
この選手がキューバのアルマンザです。
≫キューバはアメリカと国交を正常化して、棒高跳びでもシルバさんが優勝しましたよね。
これからキューバの活躍、目立つと思います。
≫今季急成長のアルマンザ。
世界ランキング2位の選手が準決勝の第2組に登場しています。
今年のユニバーシアードチャンピオン、ニュージーランド、ペティーが6レーン。
それからアメリカ、モリー・ベックウィズ−ルドロウが7レーンを走ります。
今シーズン自己ベストをマークしています。
ダイヤモンドリーグを転戦していますベックウィズ・ルドロウ。
ドイツの長身の選手、ヘリングはまだ20歳の若いランナーです。
1分59秒54は今シーズンマークしました。
ドイツ選手権のチャンピオンです。
そして一番外側、9レーンにウクライナのリャコワが入ります。
≫リャコワ選手は自己ベスト52秒27という400も速い選手ですね。
≫8人の選手がそろいました女子800m準決勝、2着プラス2名が決勝に進出です。
≫第1組は4人が2分の壁を切ってきました。
非常に速いペースを予想されています。
≫アルマンザさんが積極的ですね。
≫先頭に立ったのはフランスの21歳、ラモットです。
ラモット、アルマンザがつけました。
少しスローペースで入った準決勝の第2組です。
フランスのラモットが先頭。
一番外側からキューバのアルマンザが来ましたね?≫位置取りがいいですね。
≫最初の1周目です。
フランスのラモット、アメリカのベックウィズ−ルドロウ、注目は画面の左、アルマンザが今ちょうど3番目につけて、増田さんの注目の1周目、58秒台で来ました。
1組目と同じタイムです。
≫58秒55で1周目を通過しています。
注目世界ランキング2位のアルマンザは今3位につけているという状況です。
いい位置につけていますね。
≫しかも足が絡まらないように、位置取りがいいと思いますね≫ほとんどの選手が自己ベストが同じくらいの選手がそろいました、準決勝の第2組です。
アルマンザが2位に上がってきた。
≫ただフランスのラモットがずっとトップを守り続けています。
ドイツのヘリングも外側から追い上げてアルマンザに並びかけている先頭はフランスのラモット、21歳。
それからドイツの20歳、ヘリング。
若い選手たちが1位、2位。
アルマンザは遅れた、現在6位。
1分58秒66。
第2組を制したのはラモットか。
最後、アルマンザは遅れました。
女子800m準決勝第2組、波乱があった、アルマンザは決勝進出を逃しています。
≫女子ハンマー投げ決勝。
最終6回目の投てき、残すは2人です。
中国のチョウ・ブンシュウ、世界陸上は2001年、エドモントン大会から8大会連続8回目。
過去3つの銅メダルがありますが、現時点で銀メダルを決めています。
≫もうこれは自分との闘いと言っていいと思いますね。
≫自己記録77m33cmへの挑戦。
チョウ・ブンシュウの最後の投てき、歓声の中、ハンマーが飛んでいきましたが、記録は伸びませんでした。
この瞬間、チョウ・ブンシュウ銀メダル。
そして、ヴォダルチクが2009年のベルリン大会以来の金メダルを決めました。
そしてヴォダルチク、この後最後の6回目の投てきで、世界新記録をかけることになります。
まず室伏さん、このチョウ・ブンシュウの投てきは?≫銀メダルを決めたということ、これは彼女にとってこの回数を何度も世界選手権で出続けて、10代から、そして、ようやくたどり着いたと。
そして自分の祖国でメダルを取ったということは本当にうれしいと思いますね≫北京オリンピックスタジアム、場内の視線がヴォダルチクに注がれています。
このハンマー投げは男子もポーランドのファイデクが金メダルを取っています。
ですから世界陸上史上初めてこの種目でのアベック優勝が決まりました。
≫この女子のハンマー投げというのはオリンピックの正式種目としては2000年、男子から遅れること100年になるんですね。
ですから伸び盛りの競技であること、いずれは男子の記録に近づくそうした種目であると。
その皮切りをしたのが、このヴォダルチク選手ですね。
本当にすばらしいです。
≫その2000年のシドニーオリンピックで初めて金メダリストになったのが、亡き戦友のカミラ・スコリモフスカ選手でした。
その戦友のグローブを手に、世界陸上北京、最終6回目、世界新記録81m8cmへの挑戦です。
70mを越えましたが、世界新はなりませんでした。
しかしヴォダルチク、世界陸上で2009年以来、6年ぶりの金メダルを大会新記録で勝ち取りました。
見事な投てきをヴォダルチクが見せてくれました。
≫最後は、狙っていたかもしれませんが、やはり80mを立て続けに投げたということで、自身としては満足していると思いますよ。
スコリモフスカもきっと喜んでくれている。
一緒に戦った、そうした気持ちではないでしょうか。
≫ジョナサン・エドワーズの18m29という不滅の記録を塗り替えることはできるのか。
場内が何か1つになったような感。
大きな手拍子に包まれます。
この瞬間、歴史は動くか。
17mを越えたところです。
少し苦笑いも見えました。
≫意識し過ぎましたね。
もっと最後のホップの入りを足をストライドを短めにして手をコンパクトに振ってあげるとホップが本当に彼独特の滑るような跳躍になるんですよねそれがちょっと、最後の一歩が大きかったですね。
≫世界歴代4位の18m6cmを出したダイヤモンドリーグローザンヌでは6回目でたたき出していますその6回目に何かを起こすはずです、クリスチャン・テイラー、アメリカ。
そして、現在1位のアメリカのクリスチャン・テイラー、4回目で順位が入れ替わりまして、ピカルドが現在第2位という記録ですけれども、ピカルドがここ、どう5回目はくるかですね。
≫予選のときにピカルドが17mのラインが予選通過ラインだと、そこに合わせて跳躍練習をするような形で跳んできましたので、ちょっとタイミングさえ合えば18mに近づいていく、これは確実だと思います。
≫テイラーの17m68は抜けていないか。
現在トップはアメリカのテイラー。
跳躍は5回まで終わっています。
ギリギリのところで踏み越えていきました、キューバのピカルド。
もうひと伸び、いつものようにないのは?≫やはり力が入っている感はありますね。
≫現在2位のキューバのピカルド。
17m52、順位は変わりません。
6回目の跳躍で歴史は動くでしょうか。
この後は女子800m準決勝第3組です。
≫前回大会のチャンピオン、金メダリスト、ケニアのユニス・サムが登場してくる準決勝の3組です。
増田さん、このサムが準決勝でどういう走りをするのか注目ですね?≫楽しみですね、優勝候補ナンバーワンですものね。
モスクワでも金メダルを取っていますね。
≫そして、その外側もオランダのハッサン、1500mの銅メダリストが走るという準決勝の第3組。
ユニス・サムは前回大会のチャンピオンです。
ハッサンが1500mの銅メダリスト、非常にラストのキレを持っている選手です。
≫強かったですね、ラストがホントに。
≫前回チャンピオンのユニス・サムは、6年前まで一定の職業がなくて、ケニアのママさんランナーのベビーシッターをしていました。
競技を始めて2年で2011年のテグ大会に出場そして2013年のモスクワでチャンピオンに輝きました既に2008年に長女を出産しているママさんランナーでもあります。
そして、このオランダのハッサンが1500mに続いてメダルなるかという女子800mです。
すごいですね、圧倒的にサムさんが積極的にいきましたね≫一気にいきました。
≫準決勝の舞台です。
明日1日空けて、増田さん、決勝はあさってですから。
≫あと、イギリスのシャープさんも積極的ですね。
≫今のところ、オランダのハッサンは5位につけて先頭集団、速いペースで最初の1周を回ってきました。
やはりユニス・サムが来ました。
この準決勝から積極的にレースを進めています、ユニス・サムです、連覇を目指している先頭のケニア。
今シーズン、この大会は非常にケニア勢が旋風を巻き起こしています。
その中でユニス・サムは連覇達成なるか。
まず1周目、57秒31です。
3組の中で一番速いペースで1周目を通過していきました2014年9月5日から1年間負けなしというユニス・サムです。
今シーズンはダイヤモンドリーグ・上海、ユージーン、バーミンガム、パリ、ロンドンすべての試合で勝っていますそのユニス・サムがトップを譲りません。
イギリスのシャープさんもいい走りで、この方のお母さんも800mの選手だったんですね。
長身175cmで、すばらしい遺伝子ですよ。
≫昨年のヨーロッパ選手権2位に入った選手です。
それからベラルーシのアルザマサワもいい走り。
昨年のヨーロッパ選手権のチャンピオン。
並んでフィニッシュだ!1分57秒51、3人がなだれ込んでフィニッシュしました。
ユニス・サムは3着に入ったかどうか。
これは大接戦になりました。
ユニス・サムに襲いかかった1分57秒51というすばらしいタイムを準決勝でたたき出した3人です。
1着フィニッシュはカナダのビショップ。
1分57秒52、ナショナルレコードをマークしてきました。
そしてベラルーシのアルザマサワ、そしてケニアのユニス・サムが3人並んでフィニッシュをする。
2着にはベラルーシのアルザマサワ、1分57秒54、自己ベストをマーク。
ユニス・サムは増田さん、3着1分57秒56、タイムで拾われた、決勝進出を決めました。
前回チャンピオンは着順ではなくて、増田さん、タイムでした。
≫でも決勝に行けてよかったですね。
本当にカナダの選手は意外な選手が入ってきましたね。
≫これは大混戦になりそうです。
この後はアリソン・フェリックス登場、≫最終跳躍者、5人目の跳躍になります。
ロシアのアダムスです。
メダル圏内は17m37を越えなければなりません。
6回目の跳躍は17mを越えて、37cmを越えてきているかどうかというところです。
≫この後ですね、ジャンプの踏み切りをしてから空中でどうしても体が前屈みになりますんで着地動作が速くなってしまいます。
もったいない跳躍なんですよね。
≫17m23、メダルには届きませんでした。
これでテイラーとピカルドのメダルは決まりましたね。
あとはこの2人がラストの跳躍でどう出るか。
エボラの結果いかんによってクレドックのメダルも確定します。
残りはあと3人の跳躍。
エボラ、テイラー、ピカルドの3人です。
北京オリンピックの金メダリストどうだ。
ラストの跳躍で持ってきた、白旗、逆転がある!確実に17m37は越えてきたでしょう。
どうだと、俺がエボラだと見せています。
結果を見ない、このクレドック。
しかし今、健闘をたたえるように拍手をエボラに送りました。
いや〜、最後の最後にもってきた、17m52、シーズンベスト。
銅メダル獲得!北京オリンピックの金メダリスト、ポルトガルのエボラ、7年の時を経て再びオリンピックスタジアムこの北京でメダルです。
さあ、あとはこの2人、メダルの色は金か、銀か。
そして、世界新記録は。
アメリカのクリスチャン・テイラー。
最後の跳躍。
18mを越えた!どうだ、旗は白旗か、赤旗か!?ワールドレコードの近辺まで持ってきた!ジョナサン・エドワーズも笑っている。
白旗だ!あとは記録だ!すさまじいビッグジャンプ。
歴史は動くか!ラストにすべてをかけた、アメリカのクリスチャン・テイラー。
18m29cmは抜いたのか18m21!世界記録には届きませんでした。
わずか8cm、しかし現在トップ。
これが世界歴代2位の記録になりますね。
見事なビッグジャンプ。
≫でも、この後ピカルドがいますからね〜。
≫まだわからない、まだキューバのピカルドがいます。
再びこの2人の対決は18mを越える頂上決戦か。
今度は静かにというふうに求めたピカルド。
18mは届きませんでした。
最後の跳躍の、最後の熱き戦い。
いつものような弾みがありませんでしたね。
≫やはりピカルドからすると前回のモスクワで銀メダルはもらっていますから、残るは金メダルと、そこへ意識が行ったんでしょうね。
≫雌雄は決しました。
勝負はありました!17m73、記録は伸ばしましたが、ピカルド、2位。
世界記録まであと8cmと迫った、世界歴代2位の記録を打ち立てましたアメリカのクリスチャン・テイラーです。
≫さあ、お待たせしました、いよいよアリソン・フェリックス選手、今大会初めての決勝です。
いや〜、待ってましたね〜。
今ちらっと横に映っていたのはショウナ・ミラーでしょうか。
どうなんだろう、初めて400mで金を取れば、本当に初めてなんですよね。
もう大ベテランなんですけど400に関しては、銀を前々大会に取って、それだけなんです。
≫挑戦者なんですね。
≫そして、ちょっとライバルたちをご紹介したいんですがショウナ・ミラー、ジャクソンという若者、そして、オールグーが前回強かったんですね。
自己記録だけ見ても、やっぱりオールグー選手の方がアリソンより速いんです。
それが2年前出していて、ノブレーン・ウィリアムズ−ミルズはちょっと最近落ちてきたかなという感じなんですけど、この2人はやはり速くて。
≫勝ち方をわかっている感じですよね。
≫ちょっとわからないんですけど、この2人の若者のうち特に怖いのはショウナ・ミラーかなと。
≫185cmもあるんですよね、ショウナ・ミラーって。
≫でもね、200は若い選手の時代になったと。
アリソンもシェリー−アンもベテランは逃げたんじゃないかと言われるけども、そんなことはないんだと。
アリソンはここでショウナ・ミラーにガツンと、私がアリソンよと、一躍スーパースターの仲間入りを果たしました。
しかし、2013年モスクワの悲劇が待っていました。
兄とともに歩んだ2年間、いよいよアリソン・フェリックスの新しい挑戦が始まろうとしています。
伊東浩司さんの解説でお伝えしていきます。
女子400m決勝。
伊東さん、この舞台が来ました。
≫このメンバーの中にジャマイカの選手が4名いるんですが、それを挟むような形でミラー選手、アリソン・フェリックス選手という配置になりましたね。
≫2レーンからノブレーン・ウィリアムズ−ミルズ。
アメリカのフランシスが3レーン。
そして、4レーンにジャマイカのシェリカ・ジャクソン。
≫ラウンドごとにタイムを上げてきています。
前が混戦になると彼女、後半、上がってきますね≫ジャマイカの21歳、そして5レーンにバハマの21歳、前回19歳で200m4位に入りました、ショウナ・ミラーです。
≫200mを棄権して、この種目に来ています。
コーナリングで若干難はあるんですけど、大きなストライドで前半からいってもらいたいですね。
≫1m85cmの長身です。
そして、6回目の世界陸上、史上最多9個目の金になるかアリソン・フェリックスです。
≫準決勝は自分のスピードがあり過ぎることで、いったん緩めて、最後上げるというちょっと苦しい展開になりましたのでスピードの持ち味を存分に生かしたレースをしてほしいですね。
≫もし金メダルを取りますとあのウサイン・ボルトと並びます。
そして、7レーンは前回大会を勝ちましたディフェンディングチャンピオン、オールグー。
オリンピックチャンピオン、そして世界陸上の金も持っています。
≫ミラー選手とアリソン選手が競るような展開になるとスピードが落ちてきます。
そうすると最後抜けた抜け出すのはオールグー選手の可能性もありますね。
≫後半が非常に強い選手です≫レースが非常に得意な選手ですね。
≫外側にジャマイカ勢が入ります。
まず8レーンにジャマイカの28歳、クリスティーン・デイです。
≫4名、ジャマイカの選手残ってるんですがすべての選手、4名とも粘りがありますね。
≫一番外側9レーンにステファニー・アン・マクファーソンです。
49秒92という自己ベストを持っています。
≫予選ラウンド、準決勝ラウンドともに50秒3と安定した走りをしています。
アウトレーンですから、男子同様、やはりとばさないといけないですね。
≫いよいよ迎えた女子400m決勝。
アリソン・フェリックス、2年前、モスクワ・ルジニキスタジアムの女子200m決勝、トラックに倒れ込んだアリソン・フェリックスです。
兄ウェスさんとともに、この2年間を歩んできました6回目の世界陸上。
アリソン・フェリックスにとって、この400mは新しい挑戦で金なるか。
金メダルを取ることになりますと、ウサイン・ボルトと並んで世界陸上史上最多、9個目の金メダルです。
アリソン・フェリックス、伝説をつくるか。
アリソン・フェリックス、新しい挑戦、金メダル獲得!復活の金メダルは史上最多9個目のゴールドメダル!ウサイン・ボルトに並びました!49秒28、好タイムをマークしてこの世界陸上北京大会、見事に史上最多9個目の金メダル獲得。
粘り切りました。
≫迷わなかったですね。
.持ち味のスピードで、最初の200mで圧倒的な差をつけましたね。
あれだけの差を最初につけられますと、もう追うしかないので、ほかの選手もレースパターンが乱れてしまいましたね。
≫この序盤のスタート。
一気に最初の100mで外側のオールグーとクリスティーン・デイを抜いていきました。
≫この場合、後ろのミラー選手はちょっと戸惑ったと思いますね。
≫これだけ離されてしまったということで。
≫このスピードについていっていいかどうか、非常に迷った選択でレースの乱れがありましたね。
≫ただ、ショウナ・ミラーも後半追い上げて、そして迫ってきましたが、アリソン・フェリックス、新しい挑戦で見事に伊東さん、金を取りました。
≫これしか勝てないというパターンに持ち込みましたね。
前回は後半追い上げて追いつかなかったということがありましたので、ようやく400の走り方を覚えてきたぞというような内容でしたね。
≫史上最多9個目の金ということになりました。
伊東さん、女子のスプリンターのまさに伝説をつくりました。
≫この大会はアメリカ勢が非常に不調に終わっていましたので、やはりアメリカのスプリントも強いぞと、ジャマイカは4名残っていましたから見せつけるような形になりましたね。
≫アメリカ勢としてこのトラックで初めての金メダリストがアリソン・フェリックスです。
充実の表情があります。
それだけお兄さんとともに歩んだ2年間でした。
2年前はあのルジニキスタジアムのトラックに倒れ込んだ、思いのこもった世界陸上でした。
その世界陸上でアリソン・フェリックス、伝説をつくりました。
さて、この後は男子200m決勝。
ウサイン・ボルト×ジャスティン・ガトリン、いよいよそのスタートが近づいてきました。
≫やはり400という競技はきついですよね。
究極の無酸素運動なんて。
≫でもうれしいですね。
≫ねっ!≫見事400mで初の金メダル。
そしてベテラン勢の中で29歳、意地を見せました。
ほかの30代のオールグーがビリだったんですね。
驚いたのが、やっぱり若い2人が2位、3位と。
ミラーがやっぱり2位でしたね。
3位のジャクソン選手から34、5、6位と全員ジャマイカ選手です。
≫4選手出ていて、それだけの好成績と。
≫そのままマイルリレーのメンバーじゃないですか?なんて、うらやましい国なんだ。
≫そして、男子200、選手が入ってきますね。
≫全世界が、あの興奮に再び包まれる。
対決の舞台は、200mへ。
≫あいつにだけは、負けられねえ。
昨日の準決勝、リベンジに燃えるガトリンは準決勝最速、19秒87。
2冠に突き進むボルト、最後は流して、今シーズン自己ベスト。
その差は…男子200mファイナル、2冠達成か、リベンジか。
≫今、選手たちがスタジアムに入ってくる。
今、表彰式が行われていまして、待っている状況になっています。
≫いや〜、とうとうこの戦いですね。
本当に100mは夢のようなすばらしい戦いでした。
≫本当にちょっとの差で勝利を分けた感じになりました。
≫ただし、ガトリンは33歳で進化してる、100m、200mともに今シーズンに入って自己新。
でも、よくよくもう1回冷静に考えると、そろそろ引退の2文字の年齢なんですね。
最後の戦いなのかな。
一番いい時かもしれないですね、2人の。
≫スペシャルキャスターの高橋尚子さんに会場の様子を聞いてみましょう。
≫男子200mを前に会場は声援がこだまをしてすっごい盛り上がりですね。
これは選手、普通テンション上がるんですけど、この一戦だけは違います。
というのも、会場の視線が全部ボルト選手に集中して、ボルト選手が会場を支配し、また操る、これもボルト選手の強さですね。
ガトリン選手のお母さんは、もう祈るだけだと言っていましたがガトリン選手はこの空気を破ることができるんでしょうか≫ガトリン、燃えてますよ。
さっきのインタビュー、おもろしかったですね。
≫バチバチですね、それはそうですよね。
男と男の意地とプライドをかけ戦い。
≫勝って1勝1敗になってリレーに持ち越しか、それとも、ボルトがやはりボルトなのか。
世界中が注目してます。
いよいよ今夜の最後の競技です。
男子200m決勝です。
≫今から19年前の1996年、アトランタオリンピックにおいて打ち立てられました19秒32というマイケル・ジョンソンの当時、不滅の記録と言われたその記録をこのトラックで2008年、北京オリンピック、ウサイン・ボルトが19秒30と塗り替えて、新しい世界記録をつくりました。
ボルト伝説始まりの地、北京。
時は7年たちまして2015年、再びここ北京に世界陸上、その舞台がやってまいりましたウサイン・ボルトは、2009年ベルリンの世界陸上で19秒19という現在の世界記録をつくり上げています。
この世界記録は破る者は現れるのか、あるいは本人がそれを破る日がやってくるのか。
アトランタ、北京、そしてベルリン、すべては8月の出来事です。
2015年、この8月、今年は何か新しいことが起こるのでしょうか。
男子200m決勝、スタートの時間が迫ってまいりました解説は、男子100m日本記録保持者、伊東浩司さん、そして、北京オリンピック男子4×100mリレーの銅メダリスト、朝原宣治さん、日本を代表する2人のスプリンターに解説をお願いいたします、よろしくお願いいたします。
まず、現在の率直なお二人のお気持ちを聞こうと思いますけれども、朝原さん?≫壮絶な戦いというか、技術とか云々じゃなくて、魂のぶつかり合いっていうかそういうレースになると思います。
≫魂のぶつかり合いという朝原さんですが、さて、伊東さん?≫私は、ガトリン選手のコーナリングですね、ガトリン選手はコーナーをどのような順番で抜けてくるかボルト選手と並んで少し前に出てくるとガトリン選手、逃げ切る可能性が出てきますね。
≫準決勝の走り、ガトリンは19秒87でした。
≫この200mになりますと準決勝と決勝、ここに残ってくる選手はみんな動きが変わってきますから、あまり参考にはならないかなと思いますね。
そういう意味で、ガトリン選手の今大会絶好調のスピードと、ボルト選手の専門性、キャリアですね、200mで息を吹き返してきていますからね。
≫こちらが9レーンのパナマのエドワードです。
今シーズンの世界ランク第4位、ベルリン大会では銀メダルを取りました。
8レーンはジャマイカのアシュミードです。
≫予選ラウンドは少しレースを流しているような感じでしたけど、ラウンドごとにしっかりと実力者、調子を上げてきています。
≫7レーンは南アフリカのジョボドワナです。
≫この選手も準決勝でボルト選手にぴったりついている選手ですので、決勝で落ち着いて走れば上位に入ってくる選手だと思います。
≫準決勝で20秒01の自己ベストをマークしていました≫19秒台目前です。
≫6レーンにウサイン・ボルトです。
≫予選の動きがすごくよかったので、この雰囲気で、気持ちが盛り上がっていくとなにせコーナー、ガトリン選手より前にいればボルト選手の勝ちかなと思います。
≫100mで勝ったボルト。
≫今回は200ということで自分にも有利な気持ちが働いていると思います。
≫5レーンは、今シーズンダイヤモンドリーグで2勝しています、イギリスのザーネル・ヒューズです。
≫予選、準決勝、ともにボルト選手、ガトリン選手に目が行きがちなんですが彼は非常に余裕を持って準決勝まで戦っていますので、彼にも注目してほしいですね≫そして4レーン、100mではボルトに100分の1秒差敗れましたジャスティン・ガトリンです。
≫低い飛び出しでコーナーをどれぐらいの位置で出てくるかが勝負の分かれ目かなと思います。
≫表情がいいですから、やはりコーナリングだと思いますね。
≫そのガトリンの1つ内側を行きます。
アゼルバイジャン出身、トルコに国籍を変更しましたラミル・グリエフです。
今大会でナショナルレコードを出していますので、あとは決勝で全力で走るだけですよね。
期待しましょう。
≫2レーンはカタールのオグノデ。
≫レーン的には、スピードを殺さないといけないので、非常に難しいんですが、走るたびに20秒0台いっていますので、アジア初の19秒台の期待がかかってきますね。
≫再び世界が最速の男たちによる勝負に酔いしれるその瞬間がやってまいりました。
ボルトとガトリンの200mでの対決は、2005年のヘルシンキ世界陸上で、ガトリンが金メダル、ボルトにとって初めての世界陸上、ボルトは一番内側の1レーンで8位と敗れました。
しかも足を痛めました。
世界一のスピードを競う8人の男たち。
北京世界陸上、男子200m決勝。
≫勝ったのはボルトです。
金メダル、ウサイン・ボルト!19秒56!向かい風0.1m。
逃げ切りました、ウサイン・ボルト、金メダル。
100mに続いて200mでもゴールドメダル。
そして、世界陸上通算で10個目の金メダルを獲得しました。
≫伊東さんが言ったように、ボルト選手がコーナー出たときにはもう勝負ありという感じでしたね。
≫あの位置でボルト選手が出ていくと、後半強いガトリン選手でも勝負にはならないですね。
ガトリン選手の戦術、気持ちは伝わってきたんですが、やはり追い切れませんでしたね。
≫それだけスタートからの前半の部分のボルトの走り。
≫ガトリン選手も100mのようなものすごい低い姿勢で飛び出したんですけれども、やはりコーナー出てくるところで、もう加速、すごかったですね、ボルト選手は。
≫昨年、2014年はたくさん大会に出ることはなく、いわゆる故障明けのシーズンとなったボルトです。
≫やはりこの種目には絶対の自信を持っていますね。
ガトリン選手の気持ちから言うと、完敗、やることはすべてやったけど追いつかなかったというような気持ちじゃないですかね。
≫でも、この大会までに19秒台すら出していなかったボルトが、この大会で19秒55まで持ってくるというのが本当にすごいなと思いますね≫今シーズン世界最高のタイムになりました。
記録は19秒55、ウサイン・ボルト金メダル。
銀メダルがジャスティン・ガトリンで19秒74です。
ボルト、ガトリン、さらに3位、銅メダルのジョボドワナが19秒87。
そして4位のパナマのエドワードも19秒87と、4人が19秒台をマークしました。
≫ボルト選手、ガトリン選手に目が行きがちだったんですが、後ろもやはり19秒台、これがレースを引き締めた内容だと思いますね。
≫しかもジョボドワナ選手は初めての19秒台が87まで出ましたからね。
≫準決勝で20秒01というのが自己ベストでしたから、大幅にそれを更新してきました。
そして、ウサイン・ボルトはこの世界陸上で4連覇を達成しました。
200mの金メダルはウサイン・ボルト、そして、銀メダルはジャスティン・ガトリン、銅メダルは南アフリカのジョボドワナでした。
≫今、ガトリンがやってきましたね。
≫握手しましたね。
≫笑顔で話してます、わ〜。
何話しているんだろう…。
≫「お前、強いな」って言ってるんですかね。
≫でも、ガトリンの方からやってきた感じでしたね。
≫前回も100mの後もガトリンの方からボルトに歩み寄ってハグしていましたけど。
そのまんま仲良し会で終わらないのがさっきの会見で、ちゃんともう一回ガトリンがボルトをあおっていいライバル関係ですね。
ボルトはそういう意味では、いろんなライバルに出会いましたね。
≫そして王者であり続けること、やっぱり大舞台で必ず勝っていくというボルトの強さは本当にすばらしいですね。
≫これこそ超人ですね。
うれしそうですね、何か人間ボルトだなという感じが最近すごく見えてきて。
≫一時期の、本当に野獣のような?≫一時期は超人を飛び越えて宇宙人なんじゃないかというあの世界記録のとき。
何だ、この人はという。
そこから何か、年を経て、20代最後の年になって、何か人間くさい面がいっぱい出てきて、必死感が伝わってきて、今回も、最初の紹介をされたときに、何もポーズ考えてこなかったんだなっていうのが。
それだけ必死なんだなと、走ることに集中してたんだなというのが伝わってきたし、ガトリンは多分、オリの中での自分を解き放つポーズをしたんでしょうが、今回ちょっと国際映像が見れなかったですね、観客が映っちゃったんで。
≫カメラマンたちが、ボルトが動くたびに、アリさんのようにウワ〜っとくっついて。
上から見ていると、勝った者というのはこうやって常にマスコミに追いかけられて、取り上げられて、この中で競技を続けていくんだなって、ある種、孤独なところもあるんだろうなと思いました。
≫ただ、これだけの大舞台でこういうのって、ボルトだってあと何回って考えると、あと、たった2回しかないんですよね。
≫ボルトが金メダル、そしてガトリンが銀、南アフリカのジョボドワナが銅メダルをナショナルレコードで獲得しました。
23歳の南アフリカが銅メダルと。
≫あ、ヒューズはどうしたのかな。
≫ネクスト・ボルトと言われていたヒューズですけれども…≫ヒューズは5位ですね。
PBですよ、20歳のヒューズ。
≫すばらしいですね。
≫すごいですね、この2人に囲まれて、20歳はちゃんと自分の仕事をしてたんですね。
そうなると、サニブラウンもしっかり5位で、いや〜、今大会若い力がすごい楽しみだし、ベテランの、今、ビッグスターでいる彼らが本当にいい試合を見せてくれて、こんないい大会、ないですね。
≫本当にいいバランスで来ていると思いますが、もう一度、男子200m決勝の模様を振り返ってみましょう。
≫6レーンにウサイン・ボルトです。
≫予選の動きはすごくよかったので、この雰囲気で気持ちが盛り上がっていくと何せコーナー、ガトリン選手より前にいればボルト選手の勝ちかなと思いますね。
≫100mで勝ったボルト。
≫今回は200ということで自分にも有利な気持ちが働いているんじゃないかなと思いますね。
≫5レーン、今シーズンダイヤモンドリーグで2勝していますイギリスのザーネル・ヒューズです。
≫予選、準決勝、ともにボルト選手、ガトリン選手に目が行きがちなんですけど、彼は非常に余裕を持って準決勝戦っていますので、彼にも注目してほしいですね≫そして、4レーン、100mではボルトに100分の1秒差、敗れましたジャスティン・ガトリンです。
≫低い飛び出しでコーナーどれくらいの位置で出てくるかが勝負の分かれ目かなと思います。
≫表情がいいですからね、やはりコーナリングだと思いますね。
≫そのガトリンの1つ内側をいきますアゼルバイジャン出身、トルコに国籍を変更しましたラミル・グリエフです。
≫今大会でナショナルレコード、自己ベスト出してるのであとは決勝で全力で走るだけですよね。
期待しましょう。
≫一番内側の2レーンをいきますカタールのオグノデ。
≫レーン的にはスピードを殺さないといけないので非常に難しいんですが、走るたびに20秒の0台をいっていますのでアジア初の19秒台の期待がかかってきますね。
≫再び世界が最速の男たちによる勝負に酔いしれる、その瞬間がやってまいりました。
ボルトとガトリンの200mでの対決は、2005年のあのヘルシンキ世界陸上でガトリンが金メダル。
ボルトにとって初めての世界陸上、ボルトは一番内側の1レーンで8位と敗れました。
しかも足を痛めました。
世界一のスピードを競う8人の男たち。
北京世界陸上、男子200m決勝。
≫金メダル、ウサイン・ボルト!ウサイン・ボルト、19秒56向かい風0.1m。
逃げ切りましたウサイン・ボルト、金メダル。
100mに続いて、200mでもゴールドメダル。
そして、世界陸上通算で10個目の金メダルを獲得しました。
≫今、ボルトがとんでもないことに。
≫ちょっと前にカメラが激突してましたね。
≫カメラマンとちょっと接触して、足のかかとをちょっとボルトが気にするところがありました≫ふくらはぎというか、左のね。
大丈夫ですね。
≫こうやって1周回ってファンの間に入ってはサインしたり、写真撮ったり、積極的にしてますね、ボルトは。
≫ちょっと足が気になりますこの後リレーもあるので。
大丈夫そうですね。
≫ボルト200m金メダルということですが。
まずはジャマイカのところに行こうとしてるんですね。
ジャマイカ放送へ。
普通はホスト局、BBCとかABCとか順番があるんですけど、ぶっ飛ばしましたね。
これ、ありなんだ?なかなかない、レアな。
≫最初に自分のところのテレビ局に行くというのは好感が持てる感じがしますけど。
≫でも本当だったらば、地元の世界放送へ行ってから順番があるんですけどね、飛ばしましたね。
≫もう行きました、行きました。
さっきはファンの人の自撮り棒で撮ろうとしてましたけど≫うれしいでしょうね。
そういう意味ではもう1人、今日、あの陸上王国アメリカと言われていたのに、この人で金メダル3個目ですか?≫元気ないですよね、特にトラック元気ないですね。
≫そういう感じは受けないんです、やっぱりアメリカって強いなって、スタートリストを見ていても思うんですけれども、あれって、考えてみると。
≫今、アリソンが。
≫そうなんです、この人…ていうのも変なんですけどアリソン選手は今まで200mで大活躍していましたけれども100にも出てまして、そしてリレーは、なんと100と400のダブルエントリーができる。
ちょっと信じられない超人なんですけれども。
その400の一本に今回絞ってきて、今までまだ勝ってないですね2回目の挑戦と言った方がいいんでしょうかね。
前々大会では銀、前回大会は400は自動的に出れなかった。
さあ、いよいよといったときの今日の400mの決勝、ちょっと振り返って見てみましょう。
≫6回目の世界陸上、史上最多、9個目の金になるか、アリソン・フェリックスです。
≫準決勝は自分のスピードがあり過ぎることでいったん緩めて、最後上げるというちょっと苦しい展開になりましたのでスピードの持ち味を存分に生かしたレースをしてほしいですね。
≫もし金メダルを取りますとあのウサイン・ボルトと並びます。
そして、7レーンは前回大会を勝ちましたディフェンディングチャンピオン、オールグー。
オリンピックチャンピオン、そして世界陸上の金も持ってます。
≫ミラー選手とアリソン選手が競るような展開になりますとスピードが落ちてきます。
そうすると最後、抜け出すのはオールグー選手の可能性がありますね。
≫後半が非常に強い選手です≫そうですね、レースが非常に得意な選手ですね。
≫そして、外側にジャマイカ勢が入ります。
まず8レーンにジャマイカの28歳、クリスティーン・デイです。
≫この4名、ジャマイカ選手は残っているんですが、すべての選手、4名とも粘りがありますね。
≫一番外側の9レーンにステファニーアン・マクファーソンです。
26歳、49秒92という自己ベストを持っています。
≫予選ラウンド、準決勝ラウンド、ともに50秒3と安定した走りをしています。
アウトレーンですから男子同様、やはり飛ばさないといけないですね。
≫いよいよ迎えた女子400m決勝。
アリソン・フェリックス、2年前、モスクワ、ルジニキスタジアムの女子200m決勝、トラックに倒れ込んだアリソン・フェリックスです。
兄・ウェスさんとともにこの2年間を歩んできました6回目の世界陸上。
アリソン・フェリックスにとって400m、新しい挑戦で金なるか。
金メダルを取ることになりますとウサイン・ボルトと並んで世界陸上史上最多、9個目の金メダルです。
アリソン・フェリックス、伝説をつくるか。
≫アリソン・フェリックス、新しい挑戦、金メダル獲得。
復活の金メダルは、史上最多9個目のゴールドメダル!ウサイン・ボルトに並びました。
49秒28。
好タイムをマークして、この世界陸上北京大会、見事に史上最多9個目の金メダル獲得。
粘り切りました。
≫レースが迷わなかったですね。
持ち味のスピードで、最初の200mで圧倒的な差をつけましたね。
あれだけの差を最初につけられますともう追うしかないのでほかの選手もレースパターンが乱れてしまいましたね。
≫この序盤のスタート、伊東さん、一気に最初の100mで外側のオールグーとクリスティーン・デイを抜いていきました。
≫この場合、後ろのミラー選手はちょっととまどったと思いますね。
≫これだけ離されてしまったということで?≫このスピードについていっていいのかどうかを非常に迷った選択で、レースの乱れがありましたね。
≫ただショウナ・ミラーも後半追い上げて、迫ってきましたが、アリソン・フェリックス、この新しい挑戦で見事に伊東さん、金を取りました。
≫これしか勝てないというパターンに持ち込みましたね。
前回は後半追い上げて、追いつかなかったというようなことがありましたのでようやく400の走り方を覚えてきたぞというような内容でしたね。
≫史上最多9個目の金ということになりました。
伊東さん、女子のスプリンターのまさに伝説をつくりました。
≫この大会はアメリカ勢が非常に不調に終わっていたのでアメリカのスプリントも強いぞと。
ジャマイカは4名残っていましたから見せつけるような形になりましたね。
≫アメリカ勢として、このトラックで初めての金メダリストがこのアリソン・フェリックスです。
充実の表情があります。
それだけ、お兄さんとともに歩んだ2年間でした。
2年前は、あのルジニキスタジアムのトラックに倒れ込んだ思いのこもった世界陸上でした。
その世界陸上で見事にアリソン・フェリックス、伝説をつくりました。
≫女子400mで見事金メダルを獲得しましたアリソン・フェリックス選手です。
アリソン・フェリックス選手です。
喜びを爆発させるような笑顔でした。
そして、9つ目の世界陸上の金メダルになりましたがそれについても非常にうれしいという話をしていました。
そして家族についてもですがとにかく心から感謝をしています。
そして、その家族たちにまずは会って話をしたいということも言っていました。
≫おめでとうございます。
やっぱり強かったですね。
≫最初、とばし過ぎかなって。
≫ドキッとしましたよね。
でもちゃんと今の、何度も見てるとだけど、後ろの直線、うわっ、速過ぎるだけなんで、顔はひょうひょうとしてましたね。
無理してないんです。
そして最後のコーナーをちゃんとためて、見事に引っかけていたんですね。
≫レース巧者なんですね。
作戦が見事に当たったという形なんでしょうか。
≫賢いですね。
先生を目指しているぐらいだから。
そして、最後にはもうベテラン勢は息が切れてて、若者たちは強かった。
21歳はしぶとく追いかけてたけどあごが上がっていましたね、ジャクソン。
勝負は最初に決まったんですかね。
≫いい笑顔ですね、アリソン・フェリックス。
そしてこちら、ボルト。
≫あれ、これは元選手の方ですかね、聞いているのは。
ちょっとわからないんですけれども。
≫この次が私たちの放送のブースだと言っていますので、インタビューとれ次第、お伝えできればと思いますが。
さっきのカメラが当たったのを聞かれていますね、足、大丈夫かい?って今、興奮しているから痛くないでしょうけれども、だんだんこの後、結構、心配するなら、氷ぐらい出してあげればいいのに。
何か冷やすもの渡してあげればって、ねえ。
誰だろう、この人は…?≫何か見ながら。
≫これ、レースの模様などを見ながら振り返ってもらったりしてるんですかね。
≫自分のレースを見て。
ボルト、見事世界陸上4連覇、メダルを増やしましたね。
これで彼は10個と、2桁にいきましたよ。
≫きました、きました。
≫ウサイン・ボルト選手に来ていただきました。
≫今日のレースですが、非常に自分の中ではいいレースができたと言っています。
≫レースが終わった後に、ガトリン選手と話をしていたということですがそのときに2人とも疲れたねということを話し合ったそうです。
そしてちょっと笑ったよとも言っていますが。
この後は4×100mリレーもあるということですが、これもすべての力を出し切りたいんだと言っています。
≫先ほどカメラマンさんとぶつかってしまったということで、ちょっと血が出ているんですけど、そこは問題ないという話もありました。
4×100mも気合い入れてやるということです。
ウサイン・ボルト選手でしたが、最後もこの感謝の心を表すように手を見せてくれました。
そして、足のカメラマンとぶつかったところがあったんですがそこは問題ないということですから、安心していいと思います。
これからもう1レースありますから、ここからボルト選手がどういった走りを見せてくれるか非常に注目です。
≫とはいえ血が出てましたね血が出るから、まだいいかもしれないですけど、何か処置してからもう1回インタビューに。
≫その後もずっとファンサービスしてましたから。
今、映ってますね、こんな感じだったんですよ。
これはちょっとひやっとしましたね。
≫本当に危ないですよね。
≫地元・中国のカメラマンの方、こけてしまったんですね。
気をつけてほしいです〜。
≫まさか、前にボルトがいたとはね…。
≫いや〜、どちらというか、カメラマンさんが悪いわけでもないんですけど、でも気をつけて。
代えがききませんから。
≫ではもう一回、ボルト×ガトリン、そしてみんなのレースを見てみることにしましょう、男子200mの決勝です。
≫世界一のスピードを競う8人の男たち。
北京世界陸上、男子200m決勝。
勝ったのはボルトです、金メダル、ウサイン・ボルト!ウサイン・ボルト、19秒56向かい風0.1m。
逃げ切りました、ウサイン・ボルト、金メダル。
100mに続いて、200mでもゴールドメダル!そして、世界陸上通算で10個目の金メダルを獲得しました。
≫伊東さんが言ったように、ボルト選手はコーナー出たときにはもう勝負ありっていう感じでしたね。
≫あの位置でボルト選手が出ていくと後半強いガトリン選手でも、もう勝負にはならないですねガトリン選手の戦術、気持ちは伝わってきたんですがやはり追い切れませんでしたね。
≫それだけスタートからの前半の部分のボルトの走り。
≫ガトリン選手も100mのような、ものすごい低い姿勢で飛び出したんですけれども、やはりコーナー出てくるところでもう加速、すごかったですね、ボルト選手は。
≫昨年、2014年はたくさん大会に出ることはなく、いわゆる故障明けのシーズンとなったボルトです。
≫この種目には絶対の自信を持っていますね。
ガトリン選手の気持ちから言うと完敗、≫レースを終えたガトリン選手に話を伺いました。
100mが終わったときよりは、この200mが終わった後、少しすっきりしたような表情をしていました。
そして、今回のこの銀メダルにも納得しているとガトリン選手、話をしてくれました。
≫このスリーショットもすごいな。
真ん中走ってるのは20歳ですよ。
≫若者もいい感じになってきました。
そして明日は大会7日目になります。
≫いよいよキング、陸上の王様を決める十種競技。
イートン選手が出てきます。
日本からも2選手登場します≫そしてK・J・トンプソンが出てくる。
≫決勝です、走り幅跳び。
2015/08/27(木) 17:45〜22:30
MBS毎日放送
世界陸上北京[字][デ]【決戦再び!!男子200m決勝ボルトvsガトリン】

「男子200m 決勝」ボルトvsガトリン「400m決勝」アリソン・フェリックス

詳細情報
番組内容
5:45頃〜
女子走り高跳び  女子5000m  女子走り幅跳び  男子1500m  女子100mハードル

8:00頃〜 女子ハンマー投げ 決勝

8:00頃〜 男子110mハードル 準決勝
オリバー メリット

8:10頃〜 男子三段跳び 決勝
ピカルド テイラー

8:30頃〜 女子200m 準決勝
シパーズ トンプソン
番組内容2
9:00頃〜 女子800m 準決勝
モンタノ

9:30頃〜 女子400m 決勝
アリソン・フェリックス

9:45頃〜 男子200m 決勝
ボルトvsガトリン
ボルト4連覇か!ガトリン リベンジか!
出演者
【メインキャスター】
織田裕二
中井美穂

【アスリートコメンテーター】
高橋尚子
小谷実可子
室伏由佳
千葉真子

【リポーター】
石井大裕(TBS)
小林由未子(TBS)
古谷有美(TBS)
番組公式HP
サイバーアスレチックス
http://www.tbs.co.jp/seriku/

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▽データ放送では常に最新の番組内容をお知らせします。放送競技や、OA予定時間、みどころ、そして終了した競技結果を発表。番組ガイドとして活用して下さい。競技の合間は「世陸カードゲーム」で遊ぼう!
テーマソング
TBS系列「世界陸上北京」テーマソング
織田裕二「All my treasures」
大会概要
【大会名】 第15回世界陸上選手権大会
【期間】 8月22日(土)〜8月30日(日) 
【場所】 中華人民共和国・北京市
【メイン会場】 北京国家体育場(通称 鳥の巣)
来週の放送は…
来週のこの時間は、『プレバト!!SP』9月3日木曜 よる7:00から放送です!
来週の放送は…2
来週のこの時間は、木曜ドラマ劇場『37.5℃の涙』9月3日木曜 よる9:00より放送です!
来週の放送は…3
来週のこの時間は、『櫻井有吉アブナイ夜会』9月3日木曜 よる10:00から放送です!
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる可能性があります。

ジャンル :
スポーツ – マラソン・陸上・水泳
スポーツ – オリンピック・国際大会
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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