エアレース世界選手権2015「第4戦 in ブダペスト」 2015.08.28


時速370kmで大空を駆け抜ける。
世界最高レベルの操縦テクニックが求められる。
パイロットに課せられるのは最大10Gに達する重力に耐えながら最高のパフォーマンスを発揮する事。
ほかのどんな空のスポーツも足元にも及ばない。
僅かなミスが勝敗を分けるエアレース。
世界最速の男たちだけに飛ぶ事が許された空。
この空を制するのは誰だ!
()エアレース世界選手権2015第4戦を迎えました。
ハンガリーのブダペストからお届けしてまいります。
実況は私よしなりそして解説には能勢雄一さんにお越し頂いております。
どうぞよろしくお願い致します。
(能勢)よろしくお願いします。
いやきれいな町並みですね。
きれいな所ですね最高ですね。
6年ぶりにオーストリアと共にエアレース発祥の地でもありますここハンガリーのブダペストにエアレース世界選手権帰ってまいりました。
帰ってきましたね。
もう町がものすごい盛り上がりで。
ヒートアップしている。
気温もかなり高いですね。
高いですね。
これはメカニック泣かせなレースになりそうですね。
ドナウ川の真珠とも呼ばれておりますこの美しい町ハンガリーの首都でもありますがこの町並みは世界遺産にもなってるんですね。
その中心でエアレースができるってすばらしい事ですね。
すばらしいですね。
本当にすばらしいですね。
前回2009年以来6年ぶりの開催という事で何と言ってもあのエアレースのゴッドファーザーベゼネイの…。
母国ですね。
母国でございます!いや〜もうたくさんのファンが。
いや〜ものすごいファンが集まってますね。
熱狂的なこの雰囲気を最後までじっくりと皆様お楽しみ頂きたいと思います。
今回が第4戦目という事なんですがこれまで3戦が行われたエアレース。
UAEのアブダビそして日本の千葉クロアチアのロビニという事になりますけども。
開幕戦UAEのアブダビでした。
初戦を勝利で飾ったのがポール・ボノム選手。
強いですね。
強かったですね。
そして日本。
この千葉でした。
幕張のこの会場。
室屋選手はですねコースレコードを出しましたですね。
速かったですねこのレコードタイムは。
本当に速かったですね。
しかし優勝に絡む事はできませんでした。
第2戦もボノム選手が連覇を果たしました。
これもやっぱり強かった。
強かったですね。
涼しい目の奥にアイ・オブ・ザ・タイガー持っています。
このまま独走かと思われました第3戦のクロアチア・ロビニでは若手のホープともいえるアルヒ選手が勝利致しました。
そうですね。
ここでまた実力を戻してきた感じがしますね。
年間ポイントの順位をおさらいしておきましょう。
トップに立つのは25ポイントでボノム選手。
そしてマット・ホール選手がですねなんと3戦全ての表彰台に立っております。
まだ優勝はしていないんですがボノム選手と25ポイントで並んでいるというこういう状況非常に面白いですね。
さあそして室屋選手なんですけども4ポイントながらまだ5戦ありますから。
そうですね。
まだまだ半分終わってないですから。
粘って頑張って頂きたいと思います。
エアポートに強豪の顔ぶれが出そろいました。
まずはミスターエアレースボノム。
いや格好いいですね。
いつも余裕がありますよね。
そして絶好調のマット・ホールであります。
本当今回は絶好調です。
絶好調。
絶好調ですね。
こちらは連覇を狙うハンネス・アルヒ選手。
いい顔してますよ。
いい顔してますね。
さあハンガリーの英雄地元に戻ってまいりましたベゼネイ。
新しい機体です。
そうなんですよ。
ここに向けて新機体投入でチーム全体も盛り上がってますね。
ちょっと目の色が違いますね。
そして我らが室屋選手であります。
かなり暑そうですね。
暑いんですよね。
それではまず室屋選手の予選のフライトをご覧頂きましょう。
大注目でありますよ。
さあここで入っていきます。
この予選のタイムアタック。
室屋選手が見せてくれました。
そうですね。
新しい機体にもだいぶ慣れてここから始まるのがブダペストの象徴ですね。
チェーンブリッジの下をくぐってここからスタート。
97で入っていくという。
いいスタートですね。
度胸がいりますよね〜。
ものすごい視野が狭いと思うんですよ。
そして今回は非常に安定してトラックを進んでます。
反対側のターニング・マニューバはフラットめにそして2回目のターニング・マニューバなんですけどもそこへのエントリーも非常にいいですね。
ここでセットアップしてそして機体を戻す。
…でバーチカル気味のターニング・マニューバになると。
ご覧下さい。
CGでどのぐらい上空まで上がってんだってのが分かるようになっております。
この時点でカービー・チャンブリス選手がトップだったんですけども半分終わったところで約0.57秒。
1秒近い差がついてくるというところですね。
これもう抜群のフライトを見せてくれました。
本当に今回はコントロールが非常にうまくいってます。
熱対策なんですけどその部分もかなりうまくいっているようなのでここからどんどん機体のスピードが落ちずに進んでいきますね。
そしてここでフィニッシュする訳なんでありますがなんと59秒011というこのタイムがですねず〜っとトップを行くんですよね。
そうなんですよ。
ず〜っとトップで行くんですよ。
「君が暫定1位だ」。
いい響きですよね。
いいですね〜。
リプレーです。
今回シケインがないんですけどもその分コース自体がず〜っと曲がりくねってます。
なのでストレートの部分がないので機体のコントロールが非常に難しいんですけど室屋選手微調が入らずにそのままゲートにスタッと飛び込んでる。
このコントロールのすばらしさは今回本当にいいコンディションだと思いますよ。
今回のブダペストのコースセッティングは3回のターニング・マニューバがあるじゃないですか。
ここによってだいぶ差がついてくるんじゃないかなっていうそんなうわさも聞いております。
そこは面白みの一つですね。
これは室屋選手のすばらしいフライトが予選トップかと思いきやさにあらずオーストラリアのマット・ホール選手の予選フライトご覧頂きましょう。
これが来る!スピード上げてきましたよ。
低く低く…。
このスピードでよくあの10メートルの高さしかない所に行きますよね。
194で入りましたね。
ゆっくりめのスタートなんですけどもやはり速度を合わせるのが非常に難しいんですよね。
チェーンブリッジの下をくぐってくるので。
ここから室屋選手とのタイム差が表示されます。
この時点で0.1秒。
室屋さんが勝ってるんですけどね。
ここからですね。
はい。
得意のウイングレット。
もう安定してますよね。
マット・ホール選手も非常にスムーズなフライトです。
ここで縦めのターニング・マニューバですね。
まさにこのバーチカルに…。
縦の回転…回りました。
今回は川の上でですので幅が少し狭いのとあと周りに建物があるのでものすごくエンジン音が回るんですよね。
ここで逆転です。
ここで逆転されちゃうんですよね。
どこでどう逆転したのか分かりづらかったですけれども…。
ターニング・マニューバがやはりタイムを詰めるところになってます。
なのでオーバーGがない所ギリギリを選手は狙ってきますね。
という事で室屋選手を破った…。
あ〜っと室屋選手もちょっとがっかりしている。
ここで58秒台。
1人だけ飛び抜けた58秒台です。
非常に安定したフライトでマット・ホール選手行ってますね。
トレーニングから抜群に速いです。
そしてこの暑いブダペストで非常に冷却システムがうまくいってるみたいですね。
なんとあの2位の室屋選手から7人が59秒台にひしめくという。
この3位が前回優勝のアルヒ選手なんですね。
しかしそのほかにも速い選手たちがトップを狙って大変な戦いになりそうでしたね。
これでハンネス・アルヒ選手が室屋選手よりも遅かったので3番手。
あっ2番手ですね。
現状2番手ですね。
そして最近乗れてるマルティン・ションカ選手です。
このションカ選手がかなり好調だってうわさですね。
そうですね。
クロアチア戦で2位が非常に自分の自信にもなってると思いますね。
これまでの最高位ですもんね。
そしてポール。
そしてボノム。
やはりミスターエアレース。
今回ちょっとでもボノムが8位にとどまったというところがですね気になるところなんですけれども。
そうなんですよね。
この予選結果を見て頂くと分かるんですけどまさか7人の中にポール・ボノム選手がいないと。
…で室屋選手が2位と。
そうですね。
8位がボノム。
そうですね。
今回母国グランプリのピーター・ベゼネイ選手は10位の予選という事になりましたね。
とにかく抜群にずばぬけてマット・ホール選手が速いです。
そして室屋選手が2位という!これがもうすばらしい!それではここでエアレースの基本ルールを確認しておきましょう。
まずゲートを通過する時のルールから。
スタートゲートは201ノット。
時速372キロ未満で通過しなければなりません。
201ノットを超えると1秒のペナルティ。
202ノットを超えると失格です。
2本のパイロンが並ぶエアゲートを通過する時には主翼を水平にして通過しなくてはなりません。
上下10度ずつの角度を超えて通過すると2秒のペナルティです。
パイロットにとって主翼を水平にして通過する事は大変厳しいものです。
特にコーナーを曲がりながらパイロンに近づく時は機体そのものがパイロンを隠す事になります。
ですからコーナーから主翼を水平にして外側のパイロンに接触しないようにする事はとても難しいのです。
進行方向にも水平に入らなくてはいけません。
傾いて入ってはいけないんです。
通過して戻ってくるのでできるだけ速く上昇したいんですがゲートをパイロットの頭が通過するまで縦のターンでも待たなくてはなりません。
ターンの時…そういったレギュレーションの中世界至る所で行われ8戦が行われる訳なんですけれども第4戦を迎えましたここブダペスト。
このブダペストのですね正面の大きな建物ご覧頂きたいと思います。
国会議事堂です。
このネオゴシックの建物ももちろん世界遺産に登録されております。
すばらしく美しいですよね。
こういった遺産を大事にしますね。
そうですね。
何と言っても驚きなのはこの橋。
セーチェーニ・チェーンブリッジというんですがこの世界遺産の橋をですね閉鎖しております。
というのも全選手がこの下をくぐってレースが始まるという。
そうなんですよ。
ふだんは上から機体が入ってくるんですけど下から機体を持ち上げてスタートするんですよね。
この高さが大体水面から10メートルぐらいと聞いておりますけどもね。
そこまでさせてくれるんだという…。
すばらしいですね。
本当にウェルカムムードです。
それでは今回のコースレイアウトを2005年2007年と2度年間チャンピオンに輝いたマイク・マンゴールドさんのフライトで見てまいりましょう。
チェーンブリッジをくぐり抜けてからのスタートゴールのゲートをくぐるんですがとにかく低空から機体を持ち上げてスタートになりますのでスピードのコントロールが非常に難しいです。
そしてターニング・マニューバ3回あります。
最初のこのターニング・マニューバ非常にフラットに行きます。
このフラットな時にGがかかりやすくなるのでそのオーバーGを気を付けてパイロットは飛んで頂きたいなと思います。
今回シケインがないんですよね。
シケインがないのでず〜っと右に左にず〜っと右に左にと直線の部分が非常に少なくテクニカルなコースになっています。
そしてここで2回目のターニング・マニューバですね。
垂直方向に上がってくターニング・マニューバになっています。
それを2回繰り返すと。
2周するという事ですね。
非常にシンプルに見えるんですがしかしテクニカルなコースだという事が言えますよね。
それではエアレースの対戦方式まずはラウンドオブ14についておさらいしてみましょう。
ご覧下さい。
最初のレースはラウンドオブ14。
組み合わせは予選のタイム順に7位対8位1位対14位へと進められる。
1対1の対戦ヒートを7組行う。
この勝者7選手に加えて敗者の中で最も速かった1選手合わせて8選手が次のレースへと進む事ができる。
予選の結果で組み合わせが決まるラウンドオブ14。
その対戦カードはこのようになりました。
予選2位の室屋選手ドイツの気鋭マティアス・ドルダラー同期対決。
そうなんですよ同期対決。
多いですね同期対決が。
千葉で表彰台上りましたからね。
まさに侮れない相手であります。
ほかにもいかがでしょう?そうですね。
ポール・ボノム選手とマルティン・ションカ選手この組み合わせ。
非常にマルティン・ションカ選手調子がいいのでポール・ボノム選手もなかなか油断できないと思いますね。
そして今回絶好調マット・ホール選手。
どれぐらいのスピードでこのラウンドオブ14上がってくるのか。
非常に楽しみですね。
そして母国ピーター・ベゼネイ選手。
この戦いも見逃せない。
盛り上がると思います。
2人とも年間チャンピオンになってますからね。
意地がありますよね。
はい。
さあコースの準備も整ったようでございます。
ラウンドオブ14。
ほとんど風はないですか。
そうですね。
微風です。
レースにはいい環境です。
最初の対戦からまいりましょう。
地元ハンガリーの英雄が登場であります。
ベゼネイ対チャンブリス!ピーター・ベゼネイ。
ハンガリー。
エアレーススタートの年2003年に年間チャンピオンに輝き今日のエアレースがあるのも彼の功績によるところが大きい。
このレースの歴史を作ってきた男は人呼んでエアレースの…さあハンガー近くエリアなんですがこれがベゼネイ選手の新しい機体ですね。
そうですね。
かっこいいですね!かっこいいですね。
斬新なデザインだと思います。
ウイングレットも装備しそして非常にキャノピーも小さくまとまり速そうですね。
本当に速そうな機体ですね。
大胆なこのデザインカラーリングそして59歳にして勝ちに来た!この姿勢がすばらしいじゃないですか。
あっこれ奧さんですね。
おっ!フェースペイントかわいい。
はい。
奧さんはもうとにかく安全にレースが行われてほしいと願ってましたね。
ドナウもセーチェーニ・チェーンブリッジもそして国会議事堂もベゼネイの庭であります。
美しき青きドナウ。
軽やかなワルツを奏でる事ができるでありましょうか。
さあベゼネイハンガリーのヒーローくぐってきた!そして今スタート!入りました!どうでしょう?安定したスタートですよ。
さあここでセットアップして…。
この角度いいんじゃないですか?いいですよ。
さあターニング・マニューバ。
最初のターニング・マニューバ。
少し上空からそして突き刺す感じであります。
ちょっと大回りな気もしますけどもここはとりあえず最初のファーストラップなのでトレースしてライン取りをきちっとしていきたいですね。
新しい機体そしてこの独特のターニング・マニューバ!高い!250エリアからそして突っ込んでくる!やはり見せるそういうフライトをピーター・ベゼネイ選手は心がけてますよね。
レースの中に見せるところも見せると。
この機体はまだぶっつけ投入という事でまさに調整もなかなかできなかった。
しかしここまで乗り切れるんですね。
セッティングは確かにまだ出てない感じはするんですけどもそこは持ち前のテクニックでカバーしてるフライトになりますね。
大挙して訪れた地元ファンを喜ばす事ができるでありましょうか!どうだ!?1分1秒070であります。
(拍手)拍手が起こっておりますよ。
奧さんと娘さんも一緒に見てますね。
はい。
さあこのハンガリーの英雄が…。
チームメンバーも…。
あっこれは!「ハリー・ポッター」のほうきが!ありましたね。
ありました!ピーター・ベゼネイ選手です。
初めての機体でレースに向かっています。
少しコントロールがしづらいのかなというようなターニング・マニューバを見せてますが非常に大きくてやはり見せる楽しみもエアレースはあるんだよというところを見せてくれてる選手のフライトのしかただと思いますね。
そしてこの美しい町並みにこの機体が非常に映えますよね。
すばらしいですね。
いや〜奧さんも無事にフライトを終えてすごい喜んでますね。
それではここでレース中に出る画面表示を確認しておきましょう。
能勢チェックです。
画面の右下にご注目頂きたいと思います。
タイマー表示なるものがあるんですがこれにはさまざまな情報が盛り込まれてるんですよね。
はい。
197ノットと出てるところがこれがスタートの進入時の速度になります。
これが201ノットを超えるとペナルティになります。
上に出てる青いのがフライト時の速度になります。
これはキロメートル表示になります。
じゃ現在は330ぐらい。
そうですね。
…で右側に出てる黄色から赤に来る。
これがGメーターになってます。
これが10Gを超えるとその時点で失格になります。
なるほど。
真ん中の大きな数字がラップタイムになります。
はい。
対する選手が飛行してる場合っていうのはいろいろ赤とか緑が出てきますよね。
セクターごとに赤と青の表示が出るんですけども赤い場合は前の選手よりも遅い場合。
速い場合は緑の表示になるというふうになってますね。
じゃ今現在どちらがリードしてるかって事が2番目の選手の時に分かるという事ですね。
そうですね。
ファイナル4の時には一番速い選手からのタイムが全て表記されます。
これは楽しくなりますよ。
対するは総合優勝2回ベテランカービー・チャンブリス。
スカイダイビングをもこよなく愛する究極のアドレナリンジャンキーであります。
総合優勝2回の実力者。
予選は5位というなかなかのタイムでさあベゼネイにぶつかってまいりますが。
ここのところかなり調子が上がってきてますよね。
さあ195194。
そしてこのチェーンブリッジをくぐって上がってきます。
さあスタート切りました!194ノット。
少しタイムが合ってない…。
抑え気味ですね。
そうですね抑え気味という感じですね。
正確でクリーンなフライトをしたいとも語っておりますこのチャンブリス。
ここは結構皆クイックに曲がってきますね。
クイックなターニング・マニューバなんでオーバーGさえ出なければという感じがしますね。
はいGターン気を付けなければいけません。
はい。
ちょっと上下動がありますね。
そうですね。
少し上下動があるのと少しだけ大回りですね。
う〜ん。
さあ2回目のターニング・マニューバ。
垂直気味ですね。
すばらしい切り返しであります。
まだ遅れているベゼネイに0.21。
まだまだ追い返せますよ。
ここから3回目のターニング・マニューバに。
おっここで…。
来ましたね来ましたね。
速いです。
ベゼネイを上回った!そしていいターニング・マニューバでしたね。
このまま速度が乗ってくると逆転する可能性がありますね。
さあどうでしょう!あ〜!総合2回の優勝を誇ります男チャンブリス!あ〜今ゴール前の1個のゲートのとこ少し動きが…。
おおっアンダーレビューだ!ベゼネイにタイム的には後れを取ってしまいましたがこのままアンダーレビューはどうなるんでしょうか?もう早くもベゼネイ陣営は喜んでおりますが。
さあチャンブリスどうなりましたでしょう?おっとここで何だ!?あ〜ペナルティですね。
インコレクトレベルか?あ〜怒ってます。
怒ってますね。
かなり自分に怒っていますチャンブリス。
ちょっとインコレクトレベルにしては判断が遅く…。
ここですか?あここですね。
クライミング側のインコレクトレベルですね。
どうも通過する時に機体を水平に置いてるのはそれは前後も左右もなので。
下から上に上昇するような感じでエアゲートをくぐってしまったという事で。
というペナルティになります。
さあそれでは新しい機体に乗り換えてのこのベゼネイのフライトをまた見てみましょう。
まだまだ改良する場所があるというところなんでやはり機体が新しいので慣れも必要かなというところがありますが。
いや〜もう絶好調の笑顔ですね。
いいですね〜。
いや〜新しい機体でここで自分の母国で勝利をあげる。
非常にうれしいと思います。
さあ続いては今年参戦のルーキーフランソワ・ル・ヴォ。
それに対しましてピート・マクロード。
史上最年少のエアレースパイロットです。
フランソワ・ル・ヴォ。
フランス。
さあ45歳にして遅れてきた天才ルーキー。
今年からの参戦であります。
さあ今回のル・ヴォはどうだ!?トレーニングで何度かこのチェーンブリッジの下をくぐる練習をしてたところから始まってますね。
なるほど。
さあここからであります。
197で入りました!いいですね!いいスタートですね。
ハッ。
おっと「ハッハッ」とか聞こえますが。
これはオンボードマイク。
パイロットの息遣いが分かるという事ですね。
(ル・ヴォ)ハッ!さあ!お〜こういううめき声を出すのがもしかすると体にいいんですか?呼吸なので声を出さないと入らないんですよね。
なるほど。
Gがかかる時に血液の中の酸素を使うのでとにかく空気を入れて。
このあともハイGターンです。
おっと!ちょっとふらついたか。
さあ苦しい状況の中でも頑張る。
いいですねこのパイロットの声が聞こえるのは。
本当に臨場感あふれますよね。
そうですね。
ノーミスのトップガン教官。
美しさにメルシー!ターニング・マニューバにトレビアン!この男どうでしょうか?2回目のターニング・マニューバは低めに来ましたね。
かなり低めで来ましたね。
(フランス語)あっ何か言ってる。
フランス語なんですかね。
ええ。
さあ若干自信をなくしていたル・ヴォでありましたけれどもノーミスでいきました。
1分5秒976。
ちょっとタイム的には…。
タイムは伸びないですね。
満足はしていないでしょう。
やはり少し機体のチューニングに時間がかかってる感じがしますね。
フライト自体は非常にいつも安定しています。
機体の方がどうしても暑さに弱いところの対策がまだできてないですね。
その部分で全体的なスピードが出ないと。
いや〜すごい息遣いですね。
冷却装置がまだ追いついていないのかというところもありますけどもね。
非常に暑いので。
さあピート・マクロードです。
ピート・マクロード。
カナダ。
エアレース世界選手権14人のパイロットの中で最年少。
まだ31歳の若さです。
2014年第7戦のラスベガスでついに初優勝!頂点に立ちました。
2015年の開幕戦でいきなり3位となり表彰台に立ちます。
しかし続く千葉ではパイロンヒットで12位に沈みました。
果敢な飛行スタイルですがペナルティの多さも目立ちます。
速さに加えて求められるのはもう一段階上の正確さです。
室屋と同じ2009年デビュー。
四天王の一人ピート・マクロード。
さあまだちょっと波がある感じがするんですけども。
さあ今回はいい方か悪い方か?194で入りました。
ここはフランソワよりも速ければいいだけなのでとにかくセーフティーに安全にフライトをするというところが一番の目標になると思います。
ペナルティを受けない乗りこなしこれが大事になってまいりますね。
この1回目のターニング・マニューバも今回大きく回ってるんですけどもここでオーバーGを出してしまうとフランソワ・ル・ヴォ選手に勝てないという事になってしまいますので。
小さく回り過ぎるとオーバーGの可能性があります。
そうしますと結局失格というか無効になってしまうんですね。
さあここも大きく。
大きくあえて回っているようでありますねピート・マクロード。
持ちタイムはかなりな差がありますのでここは本当に。
もう次のラウンドに向けてのいろいろなトレーニングも引き込みながらという感じがしますよね。
そういった余裕もあるのか。
ここで2秒差ですもんね。
うわ〜…。
やはり圧勝が見えてきましたね。
ただこの黒い機体の熱の吸収のしかたが一体どうなるのかも。
そうですね。
このあとまたどんどんどんどん気温が上がっていくにつれ心配ですよね。
そうですね。
さあ出ました!1分2秒866。
余裕しゃくしゃくの勝利です。
彼女は?奥さんですね。
おきれいな方ですね。
お父さんももちろん一番右にいらっしゃいます。
やはりレースが終わったあとも余裕がありますよね。
そうですね。
このあとにどうまた対策を練るのかという事になりますね。
リプレーです。
非常に安定しているフライトでしたね。
ターニング・マニューバなんですけどもきつく操縦桿を使い過ぎるとかなりのGがかかってしまいますのでその部分を気を付けてのフライトだったと思います。
そして抜けがやはりきれいですね。
ランドオブ14。
ヒート3はイワノフ対ラム。
ニコラ・イワノフ。
フランス。
さあイワノフのいでたちであります。
速いですよ。
来ましたね。
196で入りました。
いいスタート!スタートですね。
ここのところ少し調子が上がってきてない感じがするんですけども…。
やはりラムにですね前回の前年度チャンピオンですからある程度のプレッシャーをかけなければいけないというそういう気持ちの面ではかなり緊迫している部分があると思います。
ここはプッシュしていきたいとこだと思います。
さあイワノフどこまでのタイムを出すか?お〜っとオーバーGペナルティ!最初のターニング・マニューバで早くもオーバーGですか。
いや〜プッシュし過ぎですか。
ディドノットフィニッシュ。
イワノフ残念!いやこれは残念ですね。
こうなりますとナイジェル・ラムにとっても楽な戦いしか待っておりません。
そうですね。
いや〜陣営がっかりですね。
陣営がっかりですよ。
いや〜そうですか。
ナイジェル・ラム。
グレートブリテン。
2014年の世界選手権を制したナイジェル・ラム選手は58歳。
それはエアレース参戦7シーズン目にして初めてつかんだ栄光でした。
今シーズンも正確なフライトで年間チャンピオン連覇を狙うラム選手。
2015年初戦アブダビから3戦続けて5位という成績。
敗者復活でラウンドオブ14を通過するという粘り強さを見せたものの年間ポイントでは4位に甘んじています。
王者の座を円熟の技で再び取りにいくと誓うラム選手です。
去年のディフェンディングチャンピオンであります。
今シーズンまだ結果が出ておりませんのでねちょっと焦りがなければいいんですけども。
そうですね。
しかし相手はディドノットフィニッシュですからこれもう楽な気持ちで乗れると思います。
まあ新しく採用したエレベーターの調子のその自分との兼ね合いがまだ少し出てない感じがするフライトではあるんですけども。
197でスタートしました。
ここはもう安定して。
ロビニ戦ではラウンドオブ14マット・ホールには勝ったんですがアルヒに負け。
はい。
結局今シーズンラウンドオブ8止まりなんですよね。
そうなんですよ。
確実にポイントは取れてはいるんですけどね。
まあフライトは安定していますね。
さあここで次のターニング・マニューバですね。
これが縦に上がる。
お〜っと!オーバーGペナルティ!?何で!?何でまた!?いや〜…。
なにプッシュしてるんですか?ラムさん。
ここでオーバーGですか。
相手がオーバーGだから楽に行けるんじゃないですか。
ちょっとこれ…ディドノットフィニッシュ対ディドノットフィニッシュですから困っちゃってますね。
ディレクターメンバーも困ってますね。
いや我々も困りますよね。
これは基本予選順位が上の方が進むはずですけどね。
予選順位をですねかなり優先順位のトップに持ってきてますんでそういう意味ではラムが上に上がっていくとは思うんですけれども。
これ陣営も驚きですね。
驚きですね。
まさかっていう顔つきですね。
予選後の談話でトレーニングの3本目でアグレッシブに行ったらミスが重なってそのため予選はあまりプッシュできなかった。
だからといってこの本ちゃんにここまでやる必要はないですよね。
今情報が入りましてナイジェル・ラム選手が規定によりラウンドオブ8に進出という事であります。
さあ早くもホアン・ベラルデ選手が空の人です。
対するはハンネス・アルヒ。
最速最強パイロット。
前回に続いて2連勝できるかどうかです。
ホアン・ベラルデ。
スペイン。
ブダペスト戦このラウンドオブ14アルヒを向こうに回しての初戦となりました。
名前にプレッシャーかなり感じてるかもしれませんね。
そうですね。
まあペナルティがなければチャンスはありますんで。
行けルーキー!4戦目197で入りました。
ここのところフライトも非常に安定してきました。
マスタークラスにだいぶ慣れてきましたよね。
自信も持ってるようですよね。
さあこの角度どうですか?ギリギリのこの斜め!いいじゃないですかベラルデ!もういくしかないでしょう。
そうですね。
お〜っとインコレクトレベル!ゲート2で。
ゲート2ですか。
あらららら〜。
あららららら〜まあここは頑張って頑張ってプッシュして少しでもタイムをよくしたいですね。
ご覧のように250以上上空から下りてまいります。
やはりすごく大きく回ってしまうのはテクニックというよりは少し機体の差の方が大きいかもしれないですね。
そうかもしれません。
さあここで3回目のターニング・マニューバ。
インコレクトレベル2秒のペナルティを科せられてしまっております。
そうですねこのままノーペナルティで進んで…。
さあ最後集中力を切らさずに行く事ができるか!?ホアン・ベラルデ闘牛士の心はそのままにしかし1分6秒072というタイムであります。
そうですね〜。
これはアルヒ楽ですね。
いやここでのペナルティはかなり痛いですね。
しかし何が起こるか分かりませんよ。
そうですね。
あのアルヒだって分かりませんから。
そうですねオーバーGまさかの2回出てますからね。
はいリプレーです。
非常にフライト自体は安定してるんですけど今みたいに止まりきれないで傾きが残ってしまってるインコレクトレベルというのは残念ですね。
ですがだいぶマスタークラスの方に参戦して慣れてきてるところもありますのでペナルティがなければそのままラウンドオブ8に出ていくチャンスがまだまだこれからもあると思います。
あとは機体の改良がこれからどんどん進んでいくと思いますので。
存在がアドベンチャーハンネス・アルヒ登場。
2008年エアレース参戦僅か2年目にして年間チャンピオンとなった気鋭のパイロットアルヒ選手。
これまで10勝をあげています。
アルヒのもう一つの顔は登山家でもあり崖からパラシュートを背負い飛ぶベースジャンパーとして数々の冒険もこなしてきた事です。
そこに彼が果敢な攻めのフライトができる秘密があるのかもしれません。
2015年開幕戦のアブダビではファイナル4に進みながら表彰台を逃すという悔しい結果に終わりました。
その後の千葉では11位に後退してしまいます。
どこかフライトのリズムを崩し不調のまま臨んだロビニで逆転優勝を果たします。
何か吹っ切れたかのような新境地でブダペストで連覇を狙います。
余裕の表情を見せておりましたけれどもね。
現代のチャールズ・リンドバーグ。
1927年リンドバーグはプロペラ機で初めてニューヨークパリ間を飛んだ冒険家であります。
現代のリンドバーグはさあどういった戦いを見せてくれるんでしょうか。
気持ちは楽ですよねベラルデ…。
タイム的にも。
そうですねだいぶタイム差がありますしここのところ本当にフライトが安定してきました。
強さがあるハンネス・アルヒ選手に戻ってきつつありますね。
精神的にもかなりいいんじゃないでしょうか。
195で入りました。
ここは余裕のスタートで。
とにかくペナルティを出さない。
安定したフライトで。
もうリハーサルのつもりで飛んでもらうぐらいでいいんではないでしょうかね。
ピタッピタッとホリゾンタルレベルきれいに水平になっています。
すごいですね。
この時点で2秒27違いますからね。
きれいな機体であります。
そしてスムース。
そしてかなりクリーンな飛びを実現しておりますアルヒ。
インコレクトレベルをとられやすい選手だったんですけどもそのタイミングのとり方が非常に不安定だったんですよね。
このシーズン始まってからも。
きれいな弧を描きますね!いいですね〜。
タイミングが合ってきて非常にフライトが安定してきました。
本当に強いハンネス・アルヒ選手が戻ってきた感じがしますね。
怖さ知らずの冒険家そこにですね丁寧な正確さが加わってまいりました。
エキサイティングアンドステディー。
さあこのハンネス・アルヒ。
これは気持ちよくラウンドオブ14を勝利で飾ってそしてラウンドオブ8そしてファイナル4と進む事は間違いないようでありますが…。
おっとアンダーレビュー。
アンダーレビュー入りましたけれども。
1分2秒497。
まあタイム的にはですねかなり気持ちよく飛んだという感じですね。
ノープレッシャーという感じで。
そうですね。
少し気になるんですけども1分を切ってくる選手がちょっといないんで現状レースの進み方が今回面白いんであれなんですけども。
しかし暑いんじゃないんですか?エンジンにかなりの負担がかかってるんじゃないですか?かかってるのかもしれないですね。
ハンネス・アルヒ選手非常にポジション取りがよくなりました。
タイミングが非常に合ってきましたね。
余裕ですね。
ガッツポーズを見せてくれました。
機体の安定感も非常に出てますのでこのままいくと今回もなかなかいい成績にいくんじゃないかというところは何となく機体からオーラが出てる感じがするんですよね。
ミスターエアレース空の申し子ポール・ボノムの機体が見えてまいりました。
対するはチェコから。
ミスターターニング・マニューバマルティン・ションカであります。
ポール・ボノム。
グレートブリテン。
これまでの成績は前人未到の17勝。
過去2回年間チャンピオンに輝いた実力者です。
柔らかい表情で語る英国紳士ですが時にその皮肉たっぷり歯にきぬ着せぬ語り口が対抗するパイロットたちの闘争心に火をつけてしまう事も。
それでいて多くのファンの心もつかみライバルたちが一目置く存在です。
絶好調のまま飛来した日本でも優勝して年間ダービーのトップに躍り出ました。
しかし続くロビニではオーバーGによるDNF失格となりポイントでホール選手に並ばれてしまいました。
年間チャンピオンを取ると明言しているボノム選手にとって鍵となりそうな今大会です。
もちろん楽しませて頂きます。
開幕2連勝のあとまさかのロビニ戦ディドノットフィニッシュ。
10Gオーバーでございましたボノムがニュートンに負けた日と私記憶しておりますけれども…。
さあスモークオンから入ってまいります。
チェーンブリッジをくぐり抜けてさあボノムが来た!ションカにどれだけのプレッシャーを与える事ができるか!?198で入りました!プッシュしてますね。
プッシュしてます。
そうですね。
マルティン・ションカ選手がかなり調子がいいのでここポール・ボノム選手が先に飛んでるんですけども。
そうなんですね。
ボノムが先に飛ぶ!なかなかないですからね。
なかなかないですね。
ここはプッシュしてプッシュして相手にプレッシャーを与えたいとこだと思います。
最初のターニング・マニューバきれいでした。
はい。
さあここから…。
この中盤ですね。
この辺りでどこまでタイムを稼げるか。
さあ見てみましょう。
このきれいな弧!いいターンですねすばらしいですね。
このまま水平に戻していきます。
今回得意なシケインがないんですけども全体的にテクニカルでスピードが乗りづらいコースになってるんでポール・ボノム選手非常に向いてるコースになってると思います。
ションカと激突。
この辺りもひとつボノムの中にもプレッシャーはあるかと思いますが…?ペナルティを出さずにどこまでプッシュできるかが鍵になりますね。
いいフライトですね。
さああとはフィニッシュゲートをくぐるだけ!やはりセットアップが非常に速い。
1分1秒028。
いや〜そうですか。
どうでしょう?少しタイムが伸びてない感じがしますね。
このタイムはどうなんでしょうか?なんとなく陣営もちょっと不満ありそうな…。
エンジンのパワーが出てない感じが少ししますね。
ポール・ボノム選手です。
とにかく安定したフライトをするのがポール・ボノム選手の売りというかうまさですよね。
ここハンガリーでも非常に安定したフライトをしています。
予選の時には若干ペナルティがあったんですけどもその分もテストをして予選もあえてプッシュしないで何かいろいろなテストをしているような感じがしましたね。
いや〜美しいですよね。
それだけに予選は8位というその状況の中でションカとぶつかりますね。
ここでどれだけマルティン・ションカ選手をプッシュできたかですよね。
何かこう納得した感じがちょっとしませんね。
あっ!こちらは?マルティン・ションカ選手の奥さんとお子さんですね。
うわ〜こちらもおきれいな方でいらっしゃいますよ。
さあションカどう行く?マルティン・ションカ。
チェク・リパブリック。
エアレースに参戦して3シーズン目となるマルティン・ションカ選手。
2011年にはワールドフリースタイル選手権で年間準優勝の成績を収めています。
エアレースでは年齢的にも実力的にも室屋選手と比べられる事も多くタイムで決まる対戦カードでもなぜかぶつかる事が多いションカ選手。
開幕戦千葉と立て続けに室屋選手に敗れどちらも10位でした。
しかし第3戦ロビニでは自身の最高成績2位となり表彰台に立ちました。
次の目標は頂点です。
12年間の器械体操経験空中G難度連発。
しかも縦Gの達人でありますこのションカ。
さあやってまいりましたよ。
ボノムとの一戦。
安定感がどこまでボノムに通用するかですね。
スレスレ行きますね!よく怖くないですね!さあスピードは197で入りました!すばらしいスタートですね。
ここはどんどんプッシュしてポール・ボノム選手を超えていきたいところですよね。
ラウンドオブ14からですねかなり緊迫した雰囲気の中ボノムとションカのマッチアップ。
さあ最初のターニング・マニューバきれいに回っていきますが早くも抜いてる!上回っております!行けますね。
このままプッシュしていけばポール・ボノム選手に勝つチャンスがどんどん出てきますよね。
見るものをワクワクさせる極上テクニック持ち合わせておりますこのマルティン・ションカ。
さあ2回目のこの縦Gであります!ミスターターニング・マニューバ!さあいいターンでしたよ。
ここの遅れを取り戻せるぐらいのターニング・マニューバですね。
ちょっと遅れましたがね。
さあ空中平衡感覚は職人技。
さりげなくそして際どくこのターニング・マニューバ!どうですかこの風景!我々が体験した事のないこの映像です!本当に独特のブダペストのよさが伝わってきますよね。
0.03!100分の3秒遅れている!さあ上回るか!さあギリギリですよギリギリですよ!ションカ。
ボノムを破るか?どうだ?あ〜っと!100分の6秒下回った!1分1秒088であります!残念だな〜。
まさに惜しいフライトでした。
そうですね。
でもションカはここまで来ているという事ですね。
そうですね。
プッシュできてますよね。
まあこの時点で敗者側のファステストなのでまだまだですね。
まだ分かりませんね。
奥さんと…あっカービー・チャンブリスの娘さんですね。
いや〜チェコからも大勢のファンが…。
近いですもんね。
マルティン・ションカ選手です。
フライト自体は非常に安定してます。
タイミングも非常にいいと思います。
少しだけなんですけどもコーナリングが大きいかなっていう感じがする部分が本当に0.06秒遅れた原因なのかどうかっていうぐらいの…。
あえて言うとしたらという…。
そうですね。
フライト自体は非常によかったと思います。
いやもう本当に勝ててもおかしくないタイムだったと思いますね。
あとやっぱり暑いのがちょっと問題になってきてると思います。
少し離れておりますレースエアポートから室屋選手のインタビューが入ってまいりました。
お聞き下さい。
(取材者)予選2位おめでとうございます。
ありがとうございます。
(取材者)どうですか今回ハンガリー。
結構早く入って機体を準備してきてまだ機体は調整中なんですけれどもだいぶよくなってきてると思います。
気温も上がってきて夏のレースになってきてかなりオーバーヒート気味だった問題も半分解決されてるんでだいぶいいレースができると思います。
(取材者)予選2位なんですけども…大体…こういう事になるんですけどまあどちらにしてもファイナルに行くにはどっちにしてもあたるんで先にあたるかあとにあたるかの話なのであんまり問題ないと思います。
いい表情とお見受け致しましたが。
いい表情ですね。
自信はありますねかなり。
ありますね。
今回本当にフライトも安定してますし機体もだいぶ進んできてるんで。
予選がなんと2位で通過しておりますから。
同期のドルダラーには負ける訳にはいきません!さあ行け行けサムライパイロット!室屋選手のフライトは後半でお届けしてまいります。

()エアレース世界選手権第4戦ハンガリー・ブダペストのもようをお届けしております。
実況は私よしなりそして解説には能勢雄一さんで引き続きよろしくお願い致します。
本当にきれいな町世界遺産のこのブダペストその中心部じゃないですか。
あふれ返ってますよね人がね。
(能勢)そうですね。
どうなんでしょう?この大会エアレースを皆さんどんなように受け止めていらっしゃるんですかね?町全体がエアレースになってしまっている盛り上がりで。
しかも各国からかなりの応援団が来てますんで。
こちらに住まれてる日本人の方々もお子さん連れでみんな応援に来てますね。
「ヨシ・ムロヤゴー!」みたいなね。
いいですね。
さあラウンドオブ14も佳境に入ってまいりました。
ここまでの結果ご覧になっていかがですか?全体的にタイムが予選に比べて伸びてこない。
やはり気温の上昇が非常にマシンに与えてるなという感じがしますね。
エンジンにかなりの負担を与えているという事ですね。
さあ今回の特徴なんですがスタート前からですねすごい映像をお届けしております。
既に10人の選手が世界遺産のこのチェーンブリッジの下をくぐり抜けていくという。
そうですよね。
この事に関して我らが室屋選手に聞いております。
お聞き下さい。
世界遺産の橋をくぐるんですけど高さは10メーターなんで我々は手前の橋を飛び越してから高度を下げて水面まで降りてから今度は200ノットの制限がありますので橋をくぐりながらスタートスピードを合わせながら橋をくぐったらすぐゲートが2秒ぐらいに来るのでちょっと上昇しますのでその分の速度調整をしながら行くので結構難しいスタートの勝負になると思いますね。
ブダペストはですねシケインがないコースなんですけれども意外とシンプルに見えるコースなんですがコースのライン取りによって意外とタイム差が出るという事が今分かっています。
微妙なターンが続くコースであって直線部分がほぼないコースレイアウトになってるのでうちの機体は意外と有利な展開になるんじゃないかという事は予想しているので。
結構面白い結果になってくると思います。
予選は13位に甘んじましたドイツ流英才教育を受けているマティアス・ドルダラー。
さあ2009年デビューの2人同期対決。
負ける訳にはいきません!マティアス・ドルダラー。
ジャーマニー。
体に染みついている勝負勘。
44歳ドイツから参戦でありますマティアス・ドルダラー。
ぐんぐんぐんぐん調子を上げてきております。
そうですね。
日本戦でも表彰台に乗ってますしね。
まずはどう仕掛けていくのかドルダラーであります。
間もなくスタート!ここで入りました!この辺りシケインはありませんけれどもね一つのこのパイロンをうまくくぐり抜けた。
そして次に向かう。
このライン取りがやはりとっておきなんですね。
わ〜フラットですね〜!フラットです。
水面かなり近くに飛んでいきますドルダラー。
それだけ風の影響は受けないという事が…。
そうですね。
非常にクイックなターンをしてきますね。
どうですか?ここまで見て。
ここまで来てかなりいいタイムが出るのかなと思いますよ。
斜めに昇っていく!そしてここで切り返していく!あ〜見事でありますドルダラー!実はペナルティがなければ持ちタイムそんなに悪くない選手なので。
そうですよね。
予選13位というのは何かの間違いだったという感じもしますね。
そうですねペナルティあってのですので。
いや〜フラットですね。
すばらしい!だいぶ予選トレーニングと違うフライトをしてきてますね。
ウイングフェンスが効いているんでしょうか。
さあ頑張ってほしいんですがあんまりいいタイムが出るのも…。
あまりいいタイムが出るのも困るんだ〜!う〜んどうだ!?1分2秒072。
このタイムいかがでしょう?意外と伸びなかったですね。
やはりちょっと気温が上がり過ぎてるせいかエンジンパワーがちょっと出てる感じが…。
やっぱりハンガーメンバーも納得してないですもんね少し。
マティアス・ドルダラー選手です。
今季本当にフライトが安定してきています。
ここに来て暑さに対策がどれぐらい機体がうまくいってるかというところもポイントになると思います。
ターニング・マニューバもクイックなフラットなターンで非常に面白いフライトだと思います。
男は黙ってエアレース。
禅の魂を宿す男。
自問自答そして己を知る寡黙なサムライパイロットが旅立っていきました。
ヨシヒデ・ムロヤ。
ジャパン。
日本の室屋義秀選手は2009年アジア人として初めてエアレースに参戦しました。
2014年4月のロビニ戦で3位に入り表彰台に立つ快挙を成し遂げました。
今シーズンの開幕戦アブダビでは6位入賞。
第2戦千葉では新たな機体を投入。
空気抵抗を最小限に抑えた独自の設計でキャノピー風防の低さにもこだわりました。
サポーターの大声援を受けて飛んだ千葉の空。
ラウンドオブ14でコースレコードをたたき出してライバルのションカ選手を下しました。
続いてのラウンドオブ8。
最速のタイムで最終コーナーに入りましたがなんとオーバーGによるペナルティ。
8位にとどまるという結果。
続く第3戦ロビニでは風にあおられてパイロンヒット。
ペナルティ3秒を科せられて敗退しました。
新機体での3戦目だいぶセッティングも煮詰まってきてパイロットもだいぶ慣れてきたのでこのレースも楽しんでいけると思います。
ベストリザルトを目指して頑張ります。
地球最速の鳥はまさにハヤブサ。
ハヤブサ室屋。
世界を取るか!?サムライパイロット!男室屋の心意気を存分に見せてもらいたいですね。
そうですね。
ここは本当に頑張ってもらいたいですね。
ふくしまスカイパークを根城にしております。
福島のみんなも全員で応援してる事でありましょう。
さあ1分2秒072を上回る事ができるか!?室屋!200から199。
そしてここで今スタートを切った!198から9!すばらしいスタートですね。
すばらしいスタート!さあここでプッシュプッシュで行ってもらいたいですね。
さあ行け行け!ピタッピタッと止まってますよ。
そうですよ。
いいですよ。
おっと!あ〜現在ちょっと後れを取っている。
少し遅れましたね。
ドルダラーはやはり速かったか。
ある程度速かったか。
気合い入ってますね〜。
気合い入っている!さあ室屋!さあここのセクターで。
う〜ん100分の6秒遅れています。
まだまだですね。
さあ室屋行けるか!?お〜気合い入れてますね!気合い入ってますよ。
何か居合のようなあるいは空手のような日本独特のこの声を出して…。
さあ気持ちよく行けるか室屋!さあサムライ!並びましたよ。
並んだ!全く並んだ完璧に!行ける行ける!さあここで!さあここからだ!勝負!ペナルティなく。
ペナルティなく行けるか!?さあここで!さあ最後!どうだ!?アンダーレビューに入ったか!?あっと!1分2秒279!アンダーレビューではありますがドルダラーに敗れ去ってしまったのか!?室屋残念無念!うわ〜残念だな〜。
一旦は並んだんですが…。
いや〜。
あ〜リザルト出ました。
これはあまりにも悔しいですね。
そうですね…。
(ドルダラーの鼻歌)うわ〜…。
(室屋)あ〜っ!今の声は室屋選手の自分に対する怒りですかね?そうですね。
一方は・「ヨロレイホ〜」というドルダラー選手の声。
これには参りましたね。
最後並んだんですがね。
フライト自体が少しパワーが出てない感じがするというか。
何ですかね何か一つ足りてない安定感がない感じがしますね。
ターニング・マニューバももう少し攻めた感じが欲しかったような気がします。
自分の気持ちほどエンジンがいってくれなかったという可能性もありますね。
そうですね。
対戦相手もかなりタイムが伸びてないですからね。
さあ続いては絶好調マット・ホールに実力者グーリアンがぶつかってまいります。
マイケル・グーリアン。
ユナイテッド・ステーツ。
予選が14位でした。
「どうした?グーリアン」という形になりました。
さあ196で入りました。
予選の時にちょっとペナルティが多かったんですよね。
前回はペナルティがなくファイナル4まで行くという事だったんで。
そういう事ですよね。
さあ今回の調子はどうなんでしょうかね?2009年前回開催されましたこのブダペスト戦では優勝を遂げているグーリアン。
験はいいんですよねものすごく。
そうなんですよ。
場所的にはすごく向いてる場所なんですよね。
いいイメージしかないと思います。
6年前のグーリアンマジック再びかというところであります。
さあここで。
マット・ホールにはかなりのプレッシャーをかけたいところでありましょう。
10G気を付けて!マット・ホール選手が非常にすばらしいタイムを出しているんでここはプッシュしていきたいですね。
ここまではいいですね。
いいですよ。
グーリアン選手は安定してきましたよね。
安定してきましたね。
自信がつきましたね。
そしてこのマシンとの融和というか一体化というのをものすごく気にするグーリアン。
この辺りいいですね。
いいですよ。
さあラスト…。
おっとインコレクトレベルはゲート10!あ〜これは痛いですね。
あ〜厳しい。
それがプラスアルファという事になってしまいました1分4秒953!ゲート10は2つ目の大きい縦のターニング・マニューバのあとのゲートでしたね。
さあマット・ホールこれは楽になったか。
絶好調を維持しております。
予選トップで通過。
さあマット・ホール。
この低空からフワッと浮きながら今スタートを切っていく198!もうこのスタートが切れれば…。
抜群ですね。
そうですね。
もうオーバーGさえなければっていう状態ですね今。
いや〜いい入り方ですねやっぱ乗れてますね。
速いな〜もうこの段階で2秒47上回っております。
いや〜すばらしい。
どこまでタイムが伸びるんでしょうかね。
何が今ホールに宿ってるんですか?いや〜そうですね機体とのマッチングももちろんなんですけどこれだけのタイムが出るっていう事はクーリングもうまくいってますよね。
今のこの時点で4秒69の差なんで。
かなり高い所からこの辺りも見せてくれますね。
そうですねライン取りが非常にすばらしいです。
パイロンもうギリギリに使ってますよね。
ここも。
このウイングレットはかなり効いてると?効いてますね。
このテクニカルなコースにはピッタリかもしれませんね。
そうですね。
ウイングレットがついてから本当に自信がつきましたねマット・ホール選手。
いや〜先ほどのセクタータイムで5秒48上回っている。
これはものすごいタイムが出そうな感じが致します。
どうだ!?うわ〜1分を切ってきた58秒40!すごいタイムが出ました!すごいタイムですね!これはすごいタイムですね。
向かうところ敵なしと。
いや抜群に速いですね。
当たり前じゃないか当然だろうというそんな表情にも見えましたが。
陣営は。
リプレーです。
どこをとっても完璧なフライトですね。
マット・ホール選手トレーニング予選そしてこのラウンドオブ14とどの選手が来ても勝てないスピードそしてコントロールをもって迎えてますねこのブダペスト戦は。
ホールを除く13の選手がですね全てマット・ホールを一つの目標にしてましたからね。
そうですねいや〜すばらしい。
さあラウンドオブ14の結果が出ました。
ベゼネイ。
マクロードそしてラム。
アルヒ。
ボノム。
ドルダラー。
マット・ホール。
で敗者復活としてルーザー側の最速タイムというションカが上がってまいりました。
ラウンドオブ8はこのようになります。
どれをとっても見逃せない。
そうですね。
本当に実力は近い者同士が戦ってますので。
室屋さんがいない!いや〜残念ですね。
ちょっと気を取り直しましょうか。
はい。
このあとラウンドオブ8に登場するのがハンガリーの英雄ベゼネイ選手です。
このベゼネイ選手のちょっと背筋が冷やっとする映像ご覧頂きましょう。
いや〜神様はこんな才能まで人間に与えてくれたんですね。
そんなベゼネイさんになんと千葉でお会いする機会がありました。
ベゼネイさんに一度聞きたかった事があるんですけどもブダペストのドナウ川セーチェーニ・ブリッジ。
やりましたよね?背面飛行で。
僕はドナウ川の奇跡と呼びたいと思います。
くぐり抜けたいけど多分…いやいや何べんもやってらっしゃるんで信じたいんですけど…いや〜。
僕は神業を持つ人間という意味で信頼しております。
乗ります!
(笑い声)ああいうふうに言って下さったベゼネイ選手なんですけどもちょっと今回はブダペストのスケジュールなかなか合わなくて次回に是非よろしくお願い致します。
もう本当にちゃめっ気たっぷりのベゼネイ選手59歳になりますけどその闘争心まだまだ衰えておりません!さあいよいよ戦いであります。
ラウンドオブ8。
ヒート1。
ピート・マクロードとの激突!ピーター・ベゼネイ。
ハンガリー。
伝説のいぶし銀エアーレジェンドピーター・ベゼネイの登場であります。
美しき青きドナウ。
軽やかなワルツを奏でる事ができるかベゼネイ!さあどんな気持ちでしょうかね。
いや〜もうここは全開ですね。
全開ですよね〜。
全開ですよね。
さあファンがたくさん見守っている。
そして新しい機体!寄せる!まさに期待が大きい!ここはプッシュプッシュで来ると思いますよ。
ブリッジを越えました!198で入った!いいスタートですね。
さあマクロード若い者には負けられませんベゼネイ。
さあこのセットアップから…。
このターニング・マニューバいかがですか!やはり見せるターニング・マニューバですよね。
もう少しクイックに行けるような気もするんですが…。
ハンガリアンヒーロー。
エアレースのゴッドファーザー。
6年ぶりに故郷に舞い戻ってまいりましたよエアレース。
さあこの縦G!タイムはいいですよ。
いいですね。
プッシュしてますね。
プッシュしてます。
ちょっと広がったか。
少〜し機体の修正が入ってしまうんですよね。
さあ最後のターニング・マニューバ!ここから加速して加速して!スカイレジェンドが見せてくれるか!来てますね来てますね。
さあどうでしょうか!タイムはどうだ!アンダーレビュー入りました!1分0秒887!いや〜みんな大喜びですね。
先ほどのタイムよりもだいぶ縮めてきてますのでいいフライトですよ。
やってくれましたベゼネイ!
(ベゼネイ)サンキュー!いや〜もう奥さんも娘さんもこれだけのチームメンバーで来てますからね。
今回は。
こんなうれしい表情見せてくれませんでしたからね。
ここ何戦か。
さあリプレーです。
新しい機体なのでゲートに飛び込むために若干修正が入るんですよね。
コーナリングも少し修正が入ってその分タイムが伸びない感じではあるんですけどもさすがピーター・ベゼネイ選手ここラウンドオブ8ではラウンドオブ14よりもかなりタイムを上げてくるというところですね。
さあ対するピート・マクロード早くも助走から空に舞い上がった!ピート・マクロード。
カナダ。
このブラックコスチューム水平飛行最速の鳥はカナダの黒いアマツバメだ!さあ196から197!上げてまいりました!198でスタート!いいタイムですね。
ここはプッシュですよね。
ベゼネイを破りたい!最初のセクタータイムがどれぐらいで来るのか。
遅れている!うわっすごいフラットなターンですね。
気合いが入ります。
いやギリギリですね。
高度がギリギリのフラットなターンですね。
そしてパイロンもスレスレを行きます!いやいいコース取りですよ。
ここのセクタータイムはどうだ!?上げてきた!うわ速い。
なんと今度は1秒05上回っています!今のターニング・マニューバでグッと詰めましたね。
今のターニング・マニューバいいんじゃないですか?もう一度ありますからね。
さあここから。
さあどうだ!うわっ低いですね!もうギリギリですね!0.79上回っている!さあハンガリー地元の英雄を破る事ができるか!ピート・マクロード!いや〜速い。
このフライト速いですよ。
現在31歳史上最年少のエアレース・パイロットは…上回った!59秒460!あ〜これもうベゼネイ陣営も「しょうがない」っていう。
あっ同じ!同じ振りやってますね!多分おうちでいつも2人でやってるんじゃないですか?やってる感じがしますね。
仲がいいですからね。
ピート・マクロード選手このターニング・マニューバはちょっと武器になりそうですね。
ファイナル4でもここでタイムが縮められますね。
59秒台すばらしいタイムだと思います。
このターニング・マニューバだけで攻め込んできた感じでしたね。
続いては前年のチャンピオン。
ディフェンディングチャンピオンのラム!そしてアルヒ!実力者であります。
ナイジェル・ラム。
グレートブリテン。
さまざまな経験がエアレースには必要。
キャリアを積んだ分涙の数だけ強くなれる!さあ197から196で入りました!さあラムはですね先ほどもあまりよくなかったですからここで見せてくれないと!予選の順位がここは大切だったっていう事が分かるリザルトですよね。
そういう事ですね!このターニング・マニューバです。
うん。
う〜ん。
少し大きめですけども。
やっぱりGを考えてますねかなり。
さあ執念のチャンピオン!さあここでセクタータイムが…。
何となくキレが安定しない感じはあるんですがこれも特徴なんですねラム選手のね。
今季本当に安定しませんね。
おっと〜!オーバーGペナルティ!?またですか!?ディドノットフィニッシュ。
ちょっと…。
ナイジェル・ラムとしてはですね「弘法も筆の誤り」。
いや〜2回連続…ここのターニング・マニューバですね。
あっ少し急激にターニング・マニューバに入り過ぎてる感じがあるところですね。
最初のGのかかり方が非常にきついように見えますね。
これは気分的に楽であります。
ハンネス・アルヒ登場。
ハンネス・アルヒ。
オーストリア。
ロビニでは予選6位から優勝を果たしました。
さあ気持ちが乗っている。
アルヒ196で入った!ここは同じようにオーバーGしないように行きたいところだと思います。
先の先を読んでるこのライン取りやっぱりアルヒ独特ですよね!そうですね。
ここに来てタイミングが非常に合ってる感じがしますね。
前回のロビニ戦から非常にフライトが安定してきてる感じと攻め込み方ももともとのハンネス・アルヒ選手の持ち味が戻ってきた感じがしますね。
まさに本領を発揮したロビニ戦でありました。
去年に続いての2連覇を達成したロビニ。
そしてこのブダペストはどうだ?ここはもうとにかくセーフティーに安全にきちっとこなせばいいだけになってしまってますもんね。
そういう事ですね。
さあ行けるか。
このターニング・マニューバなんですけどハンネス・アルヒ選手ロビニでもそうなんですけどもフラットに回るよりも少しだけ上げといて降りてくる時の加速をうまく使う。
こんなフライトが目立ちますね。
そういったところができるアルヒの実力という事なんでしょうがさあ気持ちよくここでフィニッシュを致しました!1分2秒746。
まあタイム的にはですね大したタイムじゃないかなとは思いますけれどもラムがディドノットフィニッシュですから楽々の勝利。
彼女も満面笑みでございました。
もう本当にニコニコですよね。
アルヒついてますよね。
ついてますね。
ハンネス・アルヒ選手です。
この引き起こしのタイミングというかターニング・マニューバに入るタイミングをどうも今季迷ってた感じがするんですよね。
インコレクトレベルを非常にとられやすい選手ではあるのでその部分のタイミングが非常に合いやすくなってきたのがロビニからで今回のブダペスト戦も非常にいいフライトだと思います。
さあボノムとドルダラー。
ボノムをやっつける事ができるかドルダラー!ポール・ボノム。
グレートブリテン。
たたき潰すと言ってくれました。
冷静とビーストの間。
さあここで199で入ってくる!さすがですね。
進入速度の大切さが非常に分かってますよねポール・ボノム選手。
分かってますね。
女子を完全に心のとりこにしてしまいます。
この涼しいまなざしがいつの間にかアイ・オブ・ザ・タイガー虎の目に変わっておりますボノム!いいターニング・マニューバでしたよ!さあ来るか!やはりかなりドルダラーにプレッシャーをかけなければいけないというそういうプレッシャーもあるんでしょうね。
ポール・ボノム選手が先に飛ぶ機会はあまりないので。
さあこら高いな〜!やはりオーバーGが出ると各選手オーバーGが出ないようなフライトを少し出してくる感じがしますね。
ボノムいつもよりも慎重ですか?はい。
ですがここの入り方とかは非常に攻めてるんですよね。
なので攻めるところは攻める緩めるところは緩めるところがさすがポール・ボノム選手ですね。
順調なペース。
緩急うまく使い分けております。
そしてこのピタッピタッという走行でありますが。
縦の動きが非常に少ないのでやはりライン取りが非常にいいですよね。
さあ1分0秒521と出ました!さあこのタイムがどう影響するかですね。
ドルダラーの心持ちいかがでしょう?まずリプレーなんですがやはり安定したフライト。
こういうコースは本当にポール・ボノム選手に向いてますよね。
直線スピードだけで持ってくのではなくてテクニカルにテクニカルに攻めていくコースポール・ボノム選手今回もいい成績が望めるようなフライトをしてますね。
さあドルダラーこれにチャレンジしていかなければいけません。
マティアス・ドルダラー。
ジャーマニー。
ウイングフェンスの威力はどうだ?ドイツから参戦のマティアス・ドルダラー!入った197!これもすばらしいですよ。
すばらしいですね。
ポール・ボノム選手にとにかく勝つにはとにかくミスがない事ですね。
ミスなくしかしチャレンジしなければいけない!うん?ちょっと今速くなかったですか?大丈夫ですかね。
大丈夫なのかな〜。
でも同タイムなのでいいところを攻めてますよ。
同タイム!完璧にイーブンだ!あ〜っとインコレクトレベルやっぱり!ゲート5!ドルダラーやっぱり気持ちがはやってしまったか。
室屋選手に勝ったドルダラー選手には頑張ってもらいたかったんですけどね。
まあまだまだ攻めていけば…。
どこまで詰められるかというのもこのあとのレースに続きますからね。
そしてもう絶対にペナルティをもらわないというのも大事ですよね。
そうですね。
また詰めてきましたけどもね。
ものすごい息です。
鼻息。
この時点ではポール・ボノム選手のタイムよりも速いって事ですからね2秒引くんで。
ボノムよりも速いタイムではあったけれどもペナルティで2秒になっております。
残念ドルダラー!したたかにボノムはファイナル4に進出でありますね。
予選結果から考えるとさすがポール・ボノム選手ですね。
この部分ですね。
一瞬ですけどもここです。
やっぱり速いですね。
速いですね。
まあインコレクトレベルのせいで速いのはターニング・マニューバに入るのが速いんでタイムはどうしても速くなってくるんですけどもただドルダラー選手乗れてはいますよね。
さあ絶好調のホール。
ションカが食らいつきます。
マルティン・ションカ。
チェク・リパブリック。
さあこのマルティン・ションカロビニからこのブダペストまでの間の変更点でエンジンの空冷性能を高めるためにエアインテークを替えたっていう…。
これがどう影響するか。
さあスピードが上がっていく。
今回クーリングとても大切なレースになってます。
197で入りました。
いいスタートですよ。
マット・ホールにどれだけのプレッシャーを与える事ができるか。
タイムいかんではですね有利に進める事ができるんですが。
お〜ホリゾンタル・ポジションなかなかいいです。
とにかく1分を切りたいですね。
少しターニング・マニューバが膨らむんですけどもここは攻めて攻めて行ってほしいです。
1分を切るか切らないかが勝敗の分かれ目かと。
プレッシャーがかかるかかからないかと。
先ほどのマット・ホール選手のタイムから考えれば…。
58秒台出ましたからね。
59秒台は出しておきたいですね。
さあ縦の反転。
背面飛行からまた水平に戻して。
きれいであります。
本当に安定してます。
マルティン・ションカ選手本当に安定感が生まれてきましたよね。
最初の2戦は全てペナルティで負けてるところがあるので。
さあここで一気にタイムを縮めておきたい。
さあここできちっと。
いいですね。
精神的に集中集中集中最後まで集中できたか。
59秒701。
これは1分切ってきました。
そうですね。
ここはいいタイムだと思いますよ。
ションカ的にはこれは満足ですか。
そうですね。
いや〜もう…。
奥さんもお父さんもいらっしゃいますね。
はいリプレーです。
マルティン・ションカ選手すばらしいフライトだったと思います。
ターニング・マニューバ少し大きいですけどもやはりここは1分を切ってマット・ホール選手にプッシュをしてくというのが非常に大切になると思います。
マット・ホールを向こうに見てのこれはプレッシャーのかかるところ頑張りました。
さあ!来た絶好調男マット・ホール。
今最も注目の右上がりパイロットであります。
2015年シーズンはこれまで3度の表彰台に立っても優勝の経験がありません。
そうなんですよね。
逆に言えばいつ優勝してもおかしくないというこのマット・ホール。
さあスタートを切る。
197。
いいスタートですね。
さあここから…。
さあ見えないションカと戦います。
もう本当に速いんですよね今回は。
お〜スムーズですね。
さりげなく行きますね。
おっと遅れている。
ションカに遅れる事10分の1秒。
全体的な動きはいいんですけども少しパワーが出てない感じがしますね。
暑さもあるか?そうですねここのセクタータイムで。
お〜上回ってきた!やはり強いホール。
少〜しターニング・マニューバ膨らみましたね。
さあここからであります後半戦。
トレーニングから絶好調ですからね。
来るかホール。
ここでどのぐらい詰まるのか。
ファイナル4のチケットを手にするのはおっとションカか?10分の3秒以上遅れた。
どうした?少しなんですけどもほんの少しずつ遅れてくというのはやはりリズムが合ってない感じがしますね。
どうしたホール!いやいやいやいやいやいや。
58秒台じゃなくて59秒884はションカに敗れ去った。
うわ〜ここで…。
うわ〜ションカガッツポーズだ。
ガッツポーズ。
一方のホールはまさに上空で天を見上げた。
そうですね。
うわ〜やりました。
奥さんもお父さんも喜んでますね。
いや〜マット・ホール選手悔しかったと思いますね。
全体的になんですけどもパワーが出てないのもあると思うんですが少しリズムが悪くなってしまいましたね。
誰もがホールを気にしていました。
その中でションカが破った。
これはかなりのアドバンテージ精神的にもションカはいいですね。
そうですね。
さあハンガーにやって参りました。
ボノムの表情はいかに。
そしてピート・マクロード。
水分補給を致します。
アルヒです。
最後のイメージトレーニング。
余念がありません。
さあこの4人がファイナル4に進出。
ピート・マクロード乗ってますよこれは。
乗ってますね〜。
ここはチャンスだと思います。
そして前回のロビニ戦でも優勝を果たしています。
かなり気分も上々。
アルヒ。
いやそうはさせない。
ポール・ボノム。
俺様がいるぜというところを見せるのか。
そしてあのマット・ホールを破ってこのファイナル4に進出してまいりました。
マルティン・ションカ。
ここはルーザー側からですけどもマルティン・ションカ選手ちょっと頑張ってもらいたいなって気分が僕にはありますね。
もう一回ボノムとのね結局対決という形にもなりました。
どうなるでしょうか?ファイナル4。
このあとすぐであります。
ファイナリスト4名でのタイムアタック。
まずは最初に挑むのはピート・マクロードであります。
史上最年少でエアレース・パイロット。
カナダのジーニアス。
そしてお父さんも見守ります。
空の親子鷹。
ピート・マクロード。
さあ笑顔のようにも見えます。
このピート・マクロード。
楽しんでフライトしてる感じがピート・マクロード選手しますよね。
パイロット同士の実力はきっ抗してるのでペナルティを受けないようにしたいとも語っております。
このピート・マクロード。
あとはクーリングがうまくいってる機体であればいいタイムが出ますね。
メカニックの仕事ができているかどうかという部分もあるかもしれません。
さあここからチェーンブリッジの下をくぐっていきます。
低くなりますよ低くなりますよ。
うわ〜スレスレだ〜!さすが技術を持っている!195から…198で入った!いいフライトですね。
いいスタートですよ。
さあここから。
さあもういきなりとんでもないタイムが出てきますとあとの3人はもうびびりまくりですからね。
この先ほど見せたターニング・マニューバ低いですよね。
これはやっぱり技!武器になりますね。
ものすごい叫び声が聞こえますよね。
気合いが入っているのがよく分かりますね。
さあマクロードどこまでタイムを縮める事ができるか?さあこの縦G!これもきれいにこなしていきます。
そうですね。
トータル的には1分を切るというところが一つのタイムの目標になると思います。
先ほどのマルティン・ションカ選手もそうだと思うんですけどもその辺の均衡した戦いになってますよね。
さあファイナル4の台風の目となるかどうか?いやこのターニング・マニューバ速いですね。
さあ切り返して…。
さあここでの伸びが…。
あ〜少しパワーが出てない感じがするんですけど。
1分は切れるか!?さあどうでしょう?どうだ?1分1秒113。
何とも言えないこの数字タイムであります。
そうですね。
まずここが目標タイムになるんですけどももう少しタイムが伸びてほしいところではあったと思います。
そうですね。
この表情が物語っております。
フライト自体は非常にすばらしいですよね。
この低〜いフラットなターニング・マニューバ今回ピート・マクロード選手が武器としてるところではないでしょうか。
さすが天才ですよねこの辺りね。
さあ来た!最速最強男ハンネス・アルヒ!オーストリアから47歳。
恐れ知らずの冒険パイロットであります。
さあ気持ちよく行けるか?1分を切ってくるか?アルヒ。
さあ気合いが感じられますよこの飛行は。
ここでどこまでプッシュできるかだと思いますね。
ええ。
来ましたね。
早くも上回っております。
冒険心プラスかなりステディーな丁寧なこのフライト。
ご覧下さい!そしてターニング・マニューバの降り方が非常に加速に向いててタイムが伸びやすくなってますね。
あ〜!いいですね!0.73!上回ってまいりました。
これは速いタイムが出てますね。
アルプスでのアルヒ発案の山岳レースなども企画しております。
こういった冒険家!その魂はいまだに衰えておりません。
さあ最後のターニング・マニューバです。
1分以上…いやこれもう上回ってる訳ですね。
すごいなこれ!1秒以上速いですね。
これはとんでもないタイムが出そうだ!これは速いですよ。
さあアルヒ!ここに来て抜群なフライトですねハンネス・アルヒ選手。
最後の最後まで集中力切らす事なくミスターコンセントレーション!59秒350!来ましたね!ここで表彰台は確保致しました。
ガッツポーズ!いや〜ここ一番強いハンネス・アルヒ選手が戻ってきました。
リプレーを見ててもですねやはり機体を戻すタイミングが非常にいいですね。
少しタイミングがずれてたフライトが続いてたんですけどもロビニ戦そしてこのブダペスト戦かなりなこう強さを取り戻したハンネス・アルヒ選手で。
これは年間タイトル争いも分かんなくなってくるようなフライトですよね。
そのとおりであります。
さあしかしアルヒの向こう側にはボノムがいます。
ボノムとアルヒどっちが速い?何が起きても不思議ではない。
勝負はいつでも一瞬で形勢が逆転する。
しかし今回のボノムは若干慎重にいってるんじゃないかと。
慎重し過ぎるんじゃないかという気もするんですが。
そうですね全体的にちょっと機体のパワーが出てない感じがしますね。
さあどうでしょうか。
ファイナル4はどうだ?198で入りました!スタートは非常にいいですよね。
相変わらず素早いスタート。
そしてこのライン取りの高低差のない美しいスムースなフライト。
すばらしいですよね。
しかしちょっと後れを取っている。
そうですね。
やはり少しパワーが出てないんですかね。
アルヒの59秒350が目標タイムであります。
スムーズには見えるんですがどうなんでしょうか?お〜!縮めてきた〜!お〜来ましたね。
さすがですね〜。
さあ来たボノム!高い!そして下ってくる。
さあこの分でどこまで取り戻せるのかタイムを。
ビューティフル。
きれいであります。
さあそしてここのセクタータイムはどうだ!おっとちょっとまた広げられた。
ん〜先ほどこの戻り側でタイムが縮んでますのでまだ分からないですよ。
さあどうでしょうか。
これはギリギリの戦いになりそうだ。
ミスターエアレース。
空の申し子。
ここで決めるか!あ〜!ん〜…。
59秒557。
1分は切ったんですけどね。
いや〜ボノム。
アルヒに負けを喫しました。
いや〜…。
いや〜ポ−ル・ボノム選手とは…。
いや〜そうですね。
全体的にパワーが出てないと思います。
クーリング性能なんですけどもここまでアブダビ戦を含めた全戦に関してポール・ボノム選手は機体非常にうまくいってるんですがこのブダペスト戦若干パワーが出てないのはその辺にあるんではないのかなと思います。
エンジンを冷やすオイル自体が温まる事によってエンジン自体が冷えづらくなる。
そうするとパワーが出ないというのはこれはエンジンならではの特性ですよね。
さあボノムがですねアルヒに負けを喫した。
そして出てまいりました。
これも乗っているマルティン・ションカ。
2010年にエアレースデビュー。
3シーズン目を迎えております。
初めての頂に上り詰める事ができるかマルティン・ションカ。
さあルーザー側からですからね。
奥さんもお父さんも。
意地があります。
そしてボノムにも勝ちたいという気持ちいっぱいでありましょう!今回すごいチャンスがありますよ。
さあチャンスを自分のものにする事ができるか。
198から…8で入った。
いいスタートですね。
先ほどと同じタイムが出れば非常に緊迫してますので。
そうですね〜。
いいところまでいけると思います。
59秒350が目標タイム。
ハンネス・アルヒがたたき出しております。
遅れている!まだまだまだまだ取り戻せる。
風はほとんどありませんね。
そうですね。
さあションカどうだ。
ここからのセクタータイム大変気になるとこであります。
さあここで…。
おっ縮めてきた縮めてきた!縮めてきましたね。
さあこのターニング・マニューバきれいだ。
そしてこのプロセス。
軌跡があります。
すばらしい。
マルティン・ションカ。
最後の力を振り絞る。
あ〜開いた開いた。
開きました。
頑張れ頑張れ。
さああとはスタミナでありますスタミナ。
精神的なスタミナ。
そうですねフライト自体が少し遅れてきてる感じがしますね。
ラスト!ボノムを抜けるか!そしてアルヒを抜けるか!どうだ!あ〜1分0秒658。
残念ながら2人とも抜く事はできませんでした。
残念ですね〜。
まあでもルーザー側からの3位ですからね。
喜んでる喜んでる!ガッツポーズ出ますよね。
はい上がってきたという。
そうですよね。
この気持ちが強いんですね。
ションカやりました表彰台です。
そして一方こちらアルヒ。
2連勝達成。
来ましたね〜。
強いハンネス・アルヒになってきましたね。
強い。
これでロビニブダペスト2連勝。
はい。
ゾーンに入ってきましたね。
本当にゾーンに入ってるオーラが出てますよね。
おっとこれはポール・ボノム選手が祝福にやって来てくれました。
話聞いてみましょう。
(取材者)サンキューベリーマッチ。
さあアルヒはションカと健闘をたたえ合います。
はい。
2戦連続表彰台。
マルティン・ションカ選手もだいぶ調子がいいですよね。
そうですよね。
あっご家族も喜んでらっしゃいます。
当然ですね。
そうですね。
アルヒがてっぺんです。
ボノムションカを抑えました。
2連勝!ロビニに続いてブダペスト!そしてこのシャンパンファイト!14人の中で3人しかできませんからね。
さあファイナル4の結果このようになりました。
ピート・マクロードは一歩及ばずという形になりました。
第4戦これでちょうどシーズンが半分終わりましたが気になる年間チャンピオンの行方なんでありますけどもやっぱり強い。
ポール・ボノムが34ポイントで単独トップに立ちました。
マット・ホールとハンネス・アルヒが29ポイントで並んで2位タイです。
いやこの2連勝でグッと縮めましたよね。
いや〜やるね。
そしてションカがピート・マクロードが続いておりますが我らが室屋義秀は11位に甘んじておりますがどうでしょう?ただ14名の選手の中で12名がポイントをゲットできてるっていう混戦なんですよね。
なるほど。
なんでまだまだチャンスがあると思います。
そうですね。
もう一度この惜しかった室屋選手のフライトをご覧頂きたいと思います。
非常にいいフライトだったとは思うんですけどもやはりどこかひとつ伸びきれないところがありましたね。
特にこのターニング・マニューバが大きいんですよね非常に。
もちろん2人オーバーGで失格も出てますんでこの辺が気になったのかどうかというところも一つの判断材料になるのかなというところはあります。
ただフライト自体はそんなに悪くはないので室屋選手が勝つところまではもうすぐそばまで来てるとは思うんですよね。
この気合いの入った声がいいですね。
はい。
あっ今情報が入りまして何やらコンピューターがダウンしてたっていう話なんですけど。
ああ分かりました。
機体の中に入ってるレース用のコンピューターがダウンしてしまってレース用の情報が室屋さんに行ってないという事ですね。
その状況の中でよくここまでねふんばれる事ができましたよね。
室屋さんの感覚だけでフライトをしたという事ですね。
逆にすばらしいです!ブダペスト戦新型機V3を入れてから第3戦目ですね。
そして次のアスコットまでチームとしては調整を続けてアスコットで仕上げるつもりしてます。
ただ今年の目標は後半戦に向かってグッと上げてくという事でチームのセットアップをしてますんで是非後半戦とも見て頂きたいなと思います。
もう是非期待しておりますので頑張って頂きたいと思いますが。
そうですね是非。
さあ次回のエアレースはイギリス・アスコットからであります。
ダービーで知られる名門の競馬場あのアスコット競馬場。
その芝の裏から飛び立ってレースが展開されるという。
これまたインパクトありますよね。
そうなんですよ。
面白いレースになると思いますよ。
ですね。
何やら室屋選手とチームはこのままもうアスコットに入るんですか?はい。
イギリスの方に向かいますね。
じゃあ準備は万端という状況をつくってもらいたいと思いますね。
さあという事で楽しみましたでしょうか皆さん。
暑い気温にパイロットもエンジニアも悩まされながら熱い戦いを見せてくれました。
このブダペストのハイライトをお送りしながらここでお別れになります。
能勢さんありがとうございました。
次回のアスコット是非室屋選手頑張ってもらいましょう。
そうですね。
ゴー!ヨシ!ゴー!2015/08/28(金) 02:30〜04:10
NHK総合1・神戸
エアレース世界選手権2015「第4戦 in ブダペスト」[字]

世界最速モータースポーツシリーズ「エアレース世界選手権」。第4戦の舞台はハンガリーのブダペスト。日本の室屋、地元の英雄ベゼネイなど14人の熱い闘いをお届けする。

詳細情報
番組内容
8都市を転戦する世界最速のモータースポーツシリーズ「エアレース世界選手権」。開幕戦のアブダビ大会、日本初の開催となった千葉大会、第3戦ロビニ大会に続いて行われるのは、ハンガリーのブダペスト大会だ。日本期待の室屋選手、地元の英雄ベゼネイ選手など、有力選手たちの闘いを見逃すな!
出演者
【解説】能勢雄一,【アナウンサー】辻よしなり

ジャンル :
スポーツ – モータースポーツ

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