オリンピック・エンブレム釈明会見は重ねて真っ黒

画像: バンプレスト一番くじ機動戦士ガンダム脱戦士編USB1.1専用HUBシール:パロディ元ネタの参考画像として引用

2015.08.29

ライフ・ソーシャル

オリンピック・エンブレム釈明会見は重ねて真っ黒

純丘曜彰 教授博士
大阪芸術大学 芸術学部 芸術計画学科 哲学教授

/あいかわらず、なにやってんだか。こっちも、新聞雑誌番組ごとに、次々と電話をかけてきていただいても、ねぇ。ところで、ボルト、かっこいいよね。自分が足に怪我をさせられても、怪我をさせてしまって動転しているカメラマンのところに戻って、むしろその人の怪我の心配をしているし、その後も自分から観客席に入って、みんなと写真を撮っている。あれがスポーツマンシップだよな。それに比べて、、、/

「こいつをオリンピックのエンブレムに取り付けろ。私の札幌の三分割DNAを参考に開発した。すごいぞ、こんどは九分割で合体変形だ。オリンピックの展開力は圧倒的に跳ね上がる!」「こ、こんな古くさい物を、、、か、会長ぉぉぉ、、、(〃゚д゚;A」

 一番よくわかったことは、永井は篠塚(1998年長野オリンピック・エンブレムのデザイナー)が大嫌い、ということ。まるで長野オリンピックなど日本に無かったかのような説明。こんな個人的私怨のせいで、日本のオリンピック・エンブレムの歴史、招致ロゴとの関連が切り裂かれた。連続的継承ということからすれば、今回のオリンピックのエンブレム審査委員代表は、むしろ前回のものを作った篠塚こそが務めるべきだった。間違った人物に審査を依頼したことがすべての間違いの元であったことが、今回の会見ではっきりしてしまった。

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純丘曜彰 教授博士

大阪芸術大学 芸術学部 芸術計画学科 哲学教授

美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、グーテンベルク大学客員教授などを経て現職。

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