11時になりました。
ニュースをお伝えします。
きょう午前、沖縄県粟国村の粟国空港で、小型機が着陸する際、オーバーランして、滑走路を大きくそれ、滑走路脇のフェンスにぶつかりました。
乗客・乗員合わせて14人は全員避難したということですが、地元の消防団によりますと、手や首の痛みを訴えている人もいて、現地の診療所で手当てを受けています。
粟国村の粟国空港管理事務所によりますと、那覇空港を離陸した第一航空のDHC6型機が、きょう午前8時54分ごろ、着陸した際、滑走路を大きくそれて、滑走路脇のフェンスにぶつかったということです。
小型機は滑走路を右に大きくそれて、フェンスに乗り上げるようにして止まっていて、機首がフェンスの外の林に突っ込んで壊れているのが確認できます。
第一航空によりますと、乗客と乗員はすでに機体から降りて避難し、粟国村の消防団によりますと、乗客・乗員は全員、自分で歩ける状態だということです。
ただ、手や首の痛みを訴えている人もいて、全員が診療所で手当てを受けているということです。
小型機を運航している第一航空によりますと、会社ではことしの3月にこの小型機を導入し、パイロットの訓練を経て、今月2日、定期便として運航を始めたばかりだったということです。
ウクライナ政府は欧米の民間の債権者が持つ、日本円で2兆円を超える債権について、元本を20%削減してもらうことなどで、合意が得られたと発表し、債務不履行に陥る懸念は、ひとまず後退しました。
ウクライナのヤツェニューク首相は27日の閣議で、多額の対外債務のうち、アメリカの投資会社など民間の債権者が持つおよそ193億ドル、日本円で2兆3000億円余りについて、元本の20%を削減することで、合意が得られたと明らかにしました。
また、ことしから始まることになっていた元本の返済も、2019年からに繰り延べされたということです。
ウクライナは、IMF・国際通貨基金から、ことし3月、汚職対策を進めることや、民間の債権者から債務削減の合意を得ることなどを条件に、段階的に支援を受けることになりました。
今回、支援継続のための条件が一つ整ったことで、ウクライナが債務不履行に陥る懸念は、ひとまず後退しました。
しかし、ウクライナ東部では、政府軍と親ロシア派の戦闘が散発的に続いていて、軍事費の負担が増大する本格的な戦闘の再開も懸念されていることから、財政再建に向けた道は険しく、債務問題は当面、くすぶり続けることになりそうです。
総務省が発表した家計調査によりますと、先月・7月の家庭の消費支出は、増税の影響で自動車の購入などの支出が減ったことから、去年の同じ月を0.2%下回って、2か月連続の減少となりました。
では、全国の天気、雲の動きです。
東日本から北日本にかけては、湿った空気に伴う雲が広がり、雨の所があります。
沖縄付近にも雲があり、次第に東へ延びて、西日本にかかってきています。
きょうの天気です。
2015/08/28(金) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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