あの鉄道の旅が8年ぶりに帰ってきます。
旅人は、もちろん関口知宏さん。
2004年から始まり日本全土を巡った関口さんの鉄道の旅は大きな反響を呼びました。
これ、たたいても、痛くない?痛い?痛くない?さらに旅は海外へ。
ヨーロッパでは6か国を回りました。
アメイジング!お!出た!やられたから、何かと思えば…。
中国では広大な大地を4か月半にわたり鉄道で旅しました。
そして、ことし関口さんが訪れたのは風車と花の国・オランダ。
一体、どんな出会いが待っているのでしょうか。
「BSコンシェルジュ」「びぃコン」のお時間がやってまいりました。
さあ、それでは本日のゲストご紹介しましょう関口知宏さんです。
よろしくお願いします。
関口さんはBSプレミアムであす夜7時半放送「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅オランダ編」に出演していらっしゃいます。
もう8年もたったんだなという気がするんですけど。
なんか…私の周りの人たちはNHKさんが、いっぱい再放送してくれるおかげでずっと旅してるもんだと思い込んでいまして。
「中国は今度、またいつ行くんだね」みたいなことよく言われてたんで終わったんですけど…みたいな。
だけど、変わらず今回も行ってきましたよ。
どんな旅になったんでしょうか。
ご覧いただきます。
ヨーロッパのほぼ中央に位置するオランダ。
西部の街・デルフトを出発し首都・アムステルダムを通り最北端の駅を目指す10日間の道のりです。
いつも電車に乗るときはお弁当を作ってくるんですか?あ、そう?それのほうが、おいしい?オランダは国土の4分の1が海抜0m以下。
人々は、この低い土地で自然と向き合い、生きてきました。
結構、回りだしたら速いんだね。
この村の風車は低い土地の水をくみ上げ水害を防ぐために建てられたそうです。
風車の管理をしているご夫婦に出会いました。
おじさん!おじさん!ここ、お住まいなんですか?なんと、風車の中で15年も暮らしているそうです。
ここ来ると、すごいじゃん…。
すごいじゃん…。
こわ…。
怖いよ、これ…。
怖いじゃん。
台所の背中が、これ…。
ここ、落ち着かなくないですか?ここで料理して…慣れる?聞こえないだって。
聞こえない?そんな慣れちゃう…?結構、すごい…。
ああ!もう風車なんか住むんじゃなかったとか思うときはないんですか?オランダにも必要だと思います?北部の都市・レーワルデンでは元気な子どもたちに出会いました。
実は、この地方で生まれたスポーツなんです。
これさ、まさか運河が多いからそれをこうやって渡る人がいっぱいいてそのうちスポーツになったみたいな…。
めちゃくちゃ分かりやすいですね。
怖いよ、これ、やっぱり。
いいですね、のどかな感じでね。
私たち、オランダというと風車とチューリップぐらいしかイメージがないんですけど…。
私も、その程度からで行ったんですけどね。
そもそも風車が国土の4分の1の水をはけるための用途のものってね農業用かと思うじゃないですか。
そこからしてびっくりみたいなところからスタートだったんですけど。
忍者みたいな伝統的なスポーツ体験されて、いかがでした?あんな、ちょっとの距離であんな、びびってて申し訳なかったんですけど初めてやったら怖いですよ。
だって、もう本当運河でしょう?水がね。
しかもね、藻とかなんか見えるんですよ。
きれいなプールじゃない?絶対、落ちたくないと思うような水なんだけど向こうの子、すごいんですよね。
普通に、ばしゃばしゃ落ちてましたね。
案の定、出てきたら藻だらけなんです。
それを見て、ほかの子たちが怖いって言ってたのにやり始める。
オランダの鉄道はいかがでした?ヨーロッパって結構、似てますよね。
実際、国境をまたいでいろんな列車が行き来してますもんね。
見てたら、自転車ごと乗り込める車両があったりとかって。
もうここは中国なんじゃないかっていうぐらいものすごい自転車がいっぱいいてでも、見てるうちにあそこは、やっぱり低地で水をはけなきゃいけないぐらいの低地ですから平らなわけじゃないですか。
だから地理のなせる技というか。
真っ平らだからいいというか。
だから自転車が可能なんだろうなっていう。
本当に地理的な理由がね肌で分かりますよ。
「SILENCE」って窓のところに貼ってある車両が。
あれって要するに静かにしてくださいっていうことなんですか?静かにする車両っていうのがあるんですね。
っていうことは、ほかの車両はうるさいってことなんですか?ものすごくうるさいということではないんですよ。
子どもは子どもならではの元気さでいるしおばさんたちも話が白熱すればそのボリュームで話してるしっていう感じなんですけども。
その「SILENCE」っていうのは、そんなにびっくりはしなかったんです。
実は、日本みたいに静かな列車の中で…国ってないですよ。
だから逆にこっちの日本のほうがたぶん外国人、来たらびっくりされると思いますね。
向こう行って何がおもしろいってこっちの当たり前がどう当たり前じゃないかみたいなことが分かったりしてきてこれがね、やっぱりだいご味みたいなところがいまや、ありますね。
今回、オランダを旅をされたことで関口さんが鉄道で旅をした国というのが9か国。
ざっと、ご紹介をしますと2004年から2005年JRの路線、完全走破。
今回、オランダを旅をされたということで総走行距離、じゃん!すごいですよ!7万5671.1。
そんなはっきり数字が出てるもんなんですか。
地球1周がおおよそ4万kmですから。
もうちょっとすると地球2周。
もうすぐ2周するんですか、私。
ずっと鉄道に乗って。
でも、関口さんって、ずっと旅変わらず、なんか笑顔だなっていう印象があるんですよね。
楽しいという表現でもいいと思うんですけどもこっちが楽しんでると相手もそうなってくれるっていうのはありますよね。
こちら内容のご確認をお願いいたします。
5月の6日からのご利用開始で…。
関口さんの鉄道の旅はこの一枚の切符から始まりました。
来た、来た、来た。
初電車。
旅の始まりは北海道の最北端・稚内駅。
整理券は取らないんですか?整理券はいいの?孫に見せる…。
旅の途中での出会いの数々。
入っていいんですか?こっちに入り。
あらま…。
聞きたい!難しいね。
手、出してみたら足、逆だったみたいな。
流れない、流れない。
忘れられない美しい風景。
きれいだな、おい。
旅の間、毎日、欠かさず続けている絵日記。
関口知宏、鉄道の旅その極意に迫ります。
スペシャルな切符を見て「俺の人生が変わるかもしれない切符」っておっしゃってましたけど。
なんていうんでしょうかこのお仕事は、いろいろ台本に書いてあることもあるしいろんなことを当然ですけども視聴者の皆さんに発信する仕事ですよね。
ものすごく乱暴に言うとですけど俺、発信向いてないんじゃないかと思ってたんですね、どこかで。
日常でもそうなんですけど。
なんか、おもしろいことがあったんだよって友達に話すでしょう。
そうすると、へえって、その人がぽつっと、つぶやいたことが何それ?って話になってこっちがびっくりしちゃうんですよね。
つまり発信するよりもこっちが受信することのほうが増えていっちゃうような。
それが、この鉄道の旅ではいろんなところに行っていろんな人に会っていろんなことをくみ取っていいわけですからそれ自体が発信になっちゃうみたいなことですから。
すごく、ある意味ではもしかして、これ自分に向いてるんじゃないかとかそういうことも思いましたし。
くみ取るのも最初は一声かけなきゃいけないわけですよね。
その一声のかけ方ってなんかありますか?例えば、こっちが自然にしてると相手も自然にしてくれるというのがあって。
下北半島のほうだったかなおじさんが、いやいやちょっと…俺なんか画面に映れないからさってずっと言っててスタッフも困っちゃってたっていうのがあったんですけど最近、下北で、なんか大変なことがあったって聞きましたけどって言ったらそうなんだよ!っていって。
そのときも普通に知りたかったことなんです。
何もがあったのって知りたかったわけですよね。
だから何も知りたいことがないとなるとそれは起きないんですけどとにかくこっちが自然にしてたり普通にちゃんと興味があったりすると結構なマジックって起きるんだなっていう旅だったんですよね。
いろんな人が話しかけてくれる。
いろんな人の話を受け止めるこれ国内だったら分かるんですよ。
なんで海外でもできるんですか。
ことばが話せないからジェスチャーになってそれが笑えるってこともありましたよ。
どっちも真剣だからなぜか気持ちがどっちも分かる瞬間が訪れるとかね。
例えば実がなってる木があって向こうに子どもがいて食べれるのかな食べたいけどなんか怖いなって思ってたら、どうもその子も同じことを考えてる感じが…。
絶対共通の言語はないわけですよ。
俺が…ってやったんですよ。
そしたら、その子が…。
お前がやれよと。
そういうふうになるんですよね。
ことばができないからふだんの生活ではできない感動も山ほどあるんですよね。
あの子、かわいかったな。
あの食べたあとの渋そうな顔がね。
でも、まずかったんだ。
まずかったんです、やっぱり。
当たってたんですよ。
どっちの勘も。
やっぱ、そういうのも旅が教えてくれたところもありましたよ。
関口さんの旅の魅力を語るうえでもう一つ、どうしても欠かせないものがあります。
やっぱりね、この絵日記です。
これ、実物なんですけれども一番上が、日本の旅ですね。
北海道で描かれたものなんですね。
こちらは中国の旅で描かれたもの。
きれいですよね。
そして、今回のオランダの旅で描かれたものということでこうして毎日一日の旅を終えるたびに絵日記描いてらっしゃるんですね。
これっていうのは一日、起きたことの自分が、すでに一日の終わりに感じてたことよりももう一歩、奥のものっていうのが描いてるうちに出てくるってところがあって。
これが結局は旅を体験して何、学んだのっていう部分に当たっちゃうんですよね。
だから絵日記、描いてなかったら旅の体験、全然学べてなかったかも分からないですね。
本当、あの旅のあと一緒に旅した気がしたっていう手紙が、あんまりにもどっさり来るんで最近の、はやり文句かと思ったぐらいだったんですけどどうも、それを一役大きく買ってるのがこれだった部分もあるんじゃないかと。
「俺の人生、変わるかも」っておっしゃってましたけどあれだけの旅をしてこられて実際、変わられましたか?僕は、すっごいぜいたくな旅したなと思うのはテレビなのに、ちゃんと個人の旅をさせてもらえたっていうことがまず一つそれで十分ありがたいでしょう。
なのに、視聴者にも一緒に旅してほしいと思ってたらしてくれてたってことですからそんな、ついた話もあるのかと思うんですけどっていうのがものすごい末広がりみたいになったわけですから言ったとおりになりましたね。
僕の中ではですよ。
と、ここで毎度おなじみびぃコン通信。
BSで放送される注目の番組をピックアップします。
イギリスで大ヒットのミステリードラマ「刑事フォイル」がBSプレミアムで放送開始。
第2次世界大戦、真っただ中のイギリスの小さな港町。
ドイツとの戦争のさなかフォイルの前に次々と難解な事件が起こります。
木の幹に、かぎ十字が。
かぎ十字は捜査をかく乱するためかもしれないぞ。
フォイルは緻密な捜査と鋭い推理そして、一人の人間として揺ぎない信念を持って事件に向き合っていきます。
被害者がドイツ人でも?それは関係ない。
彼女も人間。
殺人は殺人。
その信念を捨て殺されてもいい人間がいると思ったらナチスと同じになってしまう。
♪「空は青く澄み渡り」♪「海を目指して歩く」今、注目のアーティストSEKAINOOWARIが先月、横浜でライブを開催しました。
♪「ひとりぼっちになりたくない」♪「ここにいてよ」♪「Welcometothe」♪「“STARLIGHTPARADE”」♪「星が降る眠れない夜に」♪「僕たちを連れて行った」♪「あの世界」まるでテーマパークのようなステージパフォーマンスでファンを魅了するSEKAINOOWARI。
♪「この銀河列車が発車する前に」♪「ドラゴンナイト」ライブには子どもから大人まで2日間で14万の人が訪れその魅力に浸りました。
♪「今宵、僕たちは」♪「友達のように踊るんだ」来月5日放送「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅」ではベルギーを旅します。
中世の面影を残す美しい建物が並ぶ街並み。
名産のベルギービールを堪能。
ちょっとだけ味見していい?なんか全然、日本のビールと違いますね。
ユーモアにあふれた人々との出会いも待っていました。
どっから来た人なの?そして、移動中の車内では…。
何してんねん。
ガイドブックには載っていないベルギーの素顔に出会える…やっぱりね、EUっていうから全部一緒くたになってるのかと思ったら大間違いでまあ、きっちり違いますね。
オランダとは、また一味おもしろさが違いますからそっちも、ぜひご覧いただきたいと思います。
よろしくお願いします。
本日のゲスト関口知宏さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
(圭太)大変や!歩実や熱出した!2015/08/28(金) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
BSコンシェルジュ「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅〜関口知宏〜」[字]
関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅「オランダ・ベルギー編」を紹介。旅人役の関口知宏さんをゲストに迎えて、ヨーロッパ鉄道の旅の魅力や番組の見所について伺っていく。
詳細情報
番組内容
関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅「オランダ・ベルギー編」(8月29日・9月5日土曜、夜7時30分〜)を紹介する。海外旅行先としても人気の高い、オランダ、ベルギーの人々はどんな暮らしを営み、どのように生きようとしているのか。旅人役の関口知宏さんをゲストに迎え、ごく普通の人々との心温まる出会いやヨーロッパ鉄道の旅の魅力について伺っていく。
出演者
【ゲスト】関口知宏,【司会】村井美樹,真下貴,【語り】安井絵里
ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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