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「人間の証明」原作者・森村誠一氏「七三一部隊の罪を暴き集中攻撃受ける」(人民網日本語版)
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/574.html
投稿者 こーるてん 日時 2015 年 8 月 28 日 15:17:30: hndh7vd2.ZV/2
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http://j.people.com.cn/n/2015/0824/c94473-8940365.html

「人間の証明」原作者・森村誠一氏「七三一部隊の罪を暴き集中攻撃受ける」

「私に取材を申し込む記者はたくさんいる。だが、ここ数年、私が受ける攻撃も強くなっている」−森村誠一氏は、日本を代表する推理小説家だ。氏が執筆した「人間の証明」が映画化され、同作は中国に最も早く輸入された外国映画のひとつとなった。中央テレビ(CCTV)網が報じた。

当時、常石敬一という大学教授が、森村氏を探し当てた。常石教授は研究を通じ、日本は生物化学研究分野で世界でも最先端レベルにあった事実を突き止めた。だが、さらなる調査を経て、教授は、「日本の研究成果は、旧日本軍が第二次世界大戦中に実施した生体細菌実験によって得られた結果である」という衝撃の結論に達した。

旧日本軍による犯罪を暴露するため、常石教授は関連する著作を出版したが、誰も買わなかった。そこで彼は森村誠一氏に連絡を取った。このような経緯から、森村氏はサスペンス作品の執筆に取り掛かり、「苦痛に満ちた」創作活動に入り、ノンフィクション3部作「悪魔の飽食」を完成させた。

http://j.people.com.cn/n/2015/0824/c94473-8940365-2.html

〇激しく嗚咽しながら実験の様子を語った七三一部隊の元隊員

七三一部隊は、捕まえた捕虜を「マルタ」と呼び、捕虜のひとりひとりに3桁の番号を振った。捕虜には名前など不要というわけだ。彼らは、単に言葉を話す、生きた「実験材料」に過ぎなかった。

「悪魔の飽食」には、青酸カリの毒ガス実験の対象となる母と娘が登場する。この実験は、様々な毒ガス、あるいは同じ毒ガスの異なる濃度といった環境の違いによる人間の生存時間の違いを調べ、日本軍に毒ガス戦のための資料を提供することを目的に行われた。母と娘を同時に実験室に入れて、成人と子供がそれぞれ、同じ毒ガスでどれくらいの間「持ちこたえられるか」をテストした。母親は、毒ガスが密閉された実験室に充満しているのを見て、娘の頭を地面に押し付け、自分の身体で娘を護ろうとした。しばらくすると、先に娘が、後を追うように母親が息絶えた。

森村氏は、取材に対して次のように話した。 毒ガス実験について言えば、当時、毒ガス室の外に立ち、ストップウォッチを握り、母と娘が息絶える時間を計る兵士がいた。その兵士は、当時の様子を振りかえり、涙を流し、両手のこぶしを握りしめていた。彼にも妻と息子・娘がいるが、冷静に母と娘が息絶える時間を計測したという。人間がそんなことをできるなど信じられるだろうか?元兵士が当時を振り返った瞬間、彼に人間性が戻ってきた。

終戦後、兵士らはやっと人間に立ち戻った。彼らの多くは、戦後症候群を患った。戦争が終わって初めて、彼らは、自分たちが戦争中に行ったことが、悪魔の行為そのものだと認識した。ほとんど全員が反省した。戦争は、人間を精神的に人間でなくならせる。人間は戦争中、非人道的な精神世界を構築するようになる。

森村氏は、著書の中で、「私たちも、七三一部隊の延長線上に立っている。再び戦争が始まるようなことがあり、同じ状況に立たされれば、当時の彼らと同じような残酷極まる悪魔の行為をする恐れがある」と読者に警告を発している。

http://j.people.com.cn/n/2015/0824/c94473-8940365-3.html

〇勇気を出して歴史に直面した多くは、七三一部隊の下層兵士

森村誠一氏は、作品の執筆にあたり、30数人の七三一部隊元を取材したが、彼らのほとんどが、同じような様子だった。多くの人が、当時の様子を述べる時に号泣した。常に心の中は苦しみで一杯という人もいた。また、ある時点で突然、感情の抑制が効かなくなる人もいた。

証言したいと申し出た元兵士の多くが下層兵士だった。「戦後、彼らは決して幸せに暮らせなかった。彼らは私に、『あなたがこれらの秘密を大衆の前に公にすることができれば、私はこれらの秘密を死後あの世に持っていく必要はなくなる』と話した」と森村氏。森村氏や常石教授がいなければ、これらの元兵士は、本当に、七三一部隊の秘密をあの世に持っていかざるを得なかったことだろう。そして、一部の人間が引き続き、生体細菌戦を実施したことで英雄扱いされた名誉を享受していただろう。

http://www.asyura2.com/bbsup/up.cgi?ban=senkyo191&up=1

〇臭いものには蓋をすべき?

ここ数年、森村氏の自宅の玄関にペンキをかけられる事件や、24時間絶え間なく嫌がらせの電話がかかってくることが続いた。入り口には保安のために警察官が配備されたこともある。極右の人間が森村氏を「売国奴」とののしり、「筆を置け」と迫った。森村氏は、「筆を置くことなどあり得ない。私の著作が1人の日本人の善意によるものであることを、中国の人々が理解してくれていると思っている。日本人は、当時の行為は正しくないものであると考え、十分に反省している」と話した。

森村氏は、「日本には、『臭いものには蓋』という諺がある。だが私は、臭いものはあくまでも臭く、全てを取り出して、皆に『私は間違ったことをした』と告白し、謝罪することが、正しい道だと思っている」と続けた。

戦争に対する日本人の認識は、現時点では、被害者の立場に留まっている。人々は、戦争がどれほど残酷な行いかを十分知っている。広島と長崎に投下された原子爆弾を忘れるはずはない。だが、日常生活を送る人々の上になぜ原爆が投下されたのかについて、理性的に考えられる人はほとんどいない。戦争中、日本は一体何をしたのかについて、答えられる人もほぼ皆無だ。

森村氏は著書の中で、「自分の国がかつて犯した誤りを暴露することは、苦痛を伴う作業である。だが、我々には、その苦痛に耐え、これらの事実を後代の人々に伝える義務がある。決して、彼らの記録が薄らぎ、当時の人々が命と引き換えに教えてくれた教訓を忘れることのないように」と訴えている。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年8月24日

 

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コメント
 
1. 2015年8月28日 15:27:55 : YylixLkL5Y
このような人がいる限り中国が日本全体を敵とみることはない。中国は必ず一部の反中の人間と一般の日本人を区別する。

2. 2015年8月28日 15:32:23 : ZdeItMOTKQ
日本に

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/95/cfcdb271feaf66a44035b20a8d04dc61.jpg

上の写真のようなアンポンタンがいるのも事実。


3. 天橋立の愚痴人間 2015年8月28日 16:50:00 : l4kCIkFZHQm9g : qqiqWQpTZ2
市民デモを長いこと続けるのも大変です。

時期もよろしい、

ここで一挙に決着をつけたいもの。

100万人が動けば、全国300ヶ所でデモや集会が行われ、それをメデイアが無視するならば、デモに参加した人、デモを見た人が黙ってはいない。

メディアの糾弾もあたらしい局面に入る。
そういう状況を作りたい。

8月30日が楽しみだ。

安倍のバカヤローに引導を渡そう。
噂によると、既に身体に不調を訴えているとか、

やつが、どうなろうと、同情するものなどいない。
一気に安倍のバカタレを葬り去ろう。

自民党のクソ共を抹消しよう。

[32削除理由]:削除人:スレ違い
4. 2015年8月28日 17:13:19 : TF11GXF11k
>常石敬一という大学教授

この人はオウムがサリン事件を起こした時、連日のようにテレビに引っ張り出されて、専門家としてコメンテーターをしていた。
(常石 敬一は、日本の科学史・科学論研究者。神奈川大学経営学部非常勤講師・名誉教授。主な専門は科学史、科学社会学、STS、生物化学兵器軍縮。 ウィキペディア)

>「悪魔の飽食」

森村誠一の一大ベストセラー。光文社カッパブックス版がうちにあったので、刊行から何年もたって、読んだことがある。延々と続く731部隊の残酷な話。

「日本軍の医療部隊は、中国人を使って酷い実験をした」という内容だが、「そうだったのか。戦争とはひどいものだ」と思ったくらいだったのだが、当時からウヨはずっと恨みを抱き続け、アベが天下を取った今になって、老齢になった森村誠一氏を攻撃しているとは!
初版は三十数年前の本なのに。あまりにも粘着であって、潔くない。

これもまた、「南京大虐殺はなかった」「従軍慰安婦は強制ではなかった」と、同じ類の歴史修正主義だろう。ちょっと常石敬一氏や「悪魔の飽食」を検索しただけで、ウヨによる罵倒がすぐ出て来る。その粘着性と攻撃性が気持ちが悪いのだ。


5. 2015年8月28日 19:55:41 : AiChp2veWo
米国がこの研究成果をもって行ったが、731を言うなら、他の米国のやったことも同時に披瀝願います。

6. 2015年8月28日 22:32:58 : qF4T1YwunA
武器商人、軍産複合体が世界をコントロールしてきたこれまでの歴史を、世界中の市民が拒絶する行動にでる必要がある。

世界のほんの一部の武器商人、軍産複合体の人間達の富のために、世界中の一般市民が、中でも若者達が、なんの大義もない理不尽な戦争にかりだされ、殺し合う行為は拒絶するほかない。

今回の8月30日の日本の「戦争法案反対」デモが、その始まりとなるようにしたいものだ。


7. 2015年8月28日 23:16:42 : Q1AShcAlNU
岸信介元首相は、A級戦犯だったのに、不起訴になったのは、日本軍の人体実験の資料を米国に提供した兆本人だったからだという説があります。

8. 2015年8月29日 02:12:56 : OPBsOLn0CE
米・ユタ州)ダグウェイ(ダグウェー)軍事基地 ダグウェイ文書 (防疫給水部731部隊の証拠隠滅を命じた)朝枝繁春・中将(証言)財政的背景、命令者のトップ・命令系統 で検索できます。動画に証言シーンあり。
日本が隠したつもりになっても、海外では知られてしまっています。


日本軍の人体実験の資料を米国に提供した
岸ではない。


9. 2015年8月29日 06:45:56 : 6TI6ki9iro

戦争は、人間を精神的に人間でなくならせる。

敵に殺される前に殺せ!・・・となる。
                まさに悪魔になる。


                悪魔になりたくない!


10. 2015年8月29日 08:34:13 : 0E8Dxb4ipk
戦時中に安倍や中谷、橋下のような連中がおれば平気で悪魔の所業を
やっただろう。早くこういう連中は排除しなければ日本は終わる。

11. 2015年8月29日 08:34:29 : qF4T1YwunA
>岸信介元首相は、A級戦犯だったのに、不起訴になったのは、日本軍の人体実験の資料を米国に提供した兆本人だったからだという説があります。

■岸あるいは長州の『偽史シンジケート』『長州忍者のDNA』

安倍晋三が「自衛隊の海外派兵」、「憲法9条の無視」(解釈改憲)を強行するのか?

それは米国CIAのスパイで米国の傀儡政権を担った曾祖父・岸信介が実現できずに終わった”仕事”だからだ。

安倍晋三は岸信介のやり残した売国の”仕事”を完成させようとしている。
    ↓
●『岸信介−佐藤栄作−安倍晋三 & 吉田茂−麻生太郎 CIAの手先家系図秘話』
http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/890.html

−−−−−−−−−−−−−−
 「CIAの歴史」は同書の序文によれば,匿名の情報源も伝聞もない,全編が一次情報と一次資料によって構成された初めてのCIAの歴史の本である。重要なのは,岸 信介が児玉誉士夫と並んで,CIAが日本政府をコントロールするためにリクルートしたもっとも有力なエージェントと指摘していることである。そのために,CIAは岸に巨額の金を注いだと指摘している。

 つまり,安倍前首相がもっとも敬愛する祖父,岸 信介はあの無謀な戦争を指揮した戦犯であるだけでなく,売国の政治家だったことがあらためて裏づけられたことになる。岸は1952年7月,追放解除者を集めて,自主憲法制定を旗印に日本再建連盟を結成する。 

(略)

 あの悲惨な戦争体験から13年しかたっていない時期に,岸 信介首相(当時)はこんな発言をしている。朝日新聞の縮刷版によると,1958年10月15日付の夕刊の1面に,「憲法9条廃止の時」という記事が載っている。米国NBCの記者のインタビューに,岸は「日本国憲法は現在海外派兵を禁じているので,改正されなければならない」「憲法9条を廃止すべき時は到来した」と言明している。

 これが自主憲法の中身である。安倍前首相(これは2007年時点の記述)のいう「戦後レジームからの脱却」も,これと同じである。まさに,自衛隊を米軍の身代わりとして海外で戦争させようというものにほかならない。米国の長年の願望である。 
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その他、岸信介については米国公文書等を通じて数多くの事実情報が得られる。

岸信介−安部晋三、吉田茂−麻生太郎という血脈を利用して米国は日本の植民地化を企てた。

傀儡政権の中枢は単純でバカな人間ほどコントロールしやすい。安倍・麻生の2トップからなる安倍政権は米軍産複合体(代理人・アーミテージ)にはとても具合がいいのだ。

●『岸信介は第二次世界大戦中、中国大陸で満州帝国国務院に勤務する一方、里見甫の経営するアヘン密売会社「昭和通商」で、吉田茂等と共にアヘン密売に従事』
http://blog.goo.ne.jp/luca401/e/8184a04b480a9edb89a72bdc09a6e893

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岸信介は第二次世界大戦中、中国大陸で満州帝国国務院に勤務する一方、里見甫の経営するアヘン密売会社「昭和通商」で、吉田茂等と共にアヘン密売に従事し、満州帝国建設資金を調達していた。福家は戦後、里見のアヘン資金を日本の政界に持ち込むエージェントとして、岸首相、福田赳夫首相、美濃部亮吉東京都知事の選挙資金を拠出する。

日本統治軍GHQの「防諜レポート」には、里見と福家が密談し岸に政界工作資金を提供している点について、「要監視、注意」と報告。日本ではまだ無名であった岸は、重光葵外相と共に訪米しダレス国務長官と会談し、雑誌「ニューズウィーク」の表紙を飾る。

岸はボスの里見からブッシュのボス、ロックフェラーが2大政党制度を強く主張し米国で民主党の絶大な支援者である事を、教えられていた。岸はロックフェラーの「お墨付き」を貰って来た。岸は「英語語学教師」ニューズウィーク日本支局長オンプトン・パケナムを通して、24時間、ロックフェラーとブッシュに監視される事になる。

65年、里見が亡くなると、里見の資金を岸が引き継ぐ。その岸の人脈と金脈を引き継ぎ、首相となったのが現在の安倍総理である。
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●『CIAのスパイだった岸信介元首相(安倍前首相の祖父)と朴正煕(上)』
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/25522510.html

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 CIAは自民党を取り込むため、情報提供に対する報酬の形で将来性のある自民党政治家に資金を与えた。金の運び屋は米人実業家が担い、その中には再建中の自衛隊に武器を納入したロッキード社重役が含まれていた。

 岸は1955年に自由民主党を結成し、幹事長に収まるが、CIAの工作を利用して保守勢力を糾合した。そうして政権トップを目指した岸は、安保条約の改定を米国に約束した。岸との連絡役になったのはCIAのケース・オフィサーであるクライド・マカヴォイであった。

 1957年3月、岸が首相になる日、国会では安保条約に反対する動きが顕在化していた。それについてマカヴォイは、「岸と私はその日のクーデターを流産させた」と次のように語った。

 「米国と日本は合意に向かって動いていたが、日本共産党は投票が行われるこの日、国会で反乱を起こす計画を立てた。それを社会党本部職員の通報で知った私は、天皇に謁見する予定だった岸に緊急秘密会談を申し入れ、モーニングにシルクハットの装いで現れた岸に、共産党が国会で反乱を企てていると伝えた。

 国会では午前10時半か11時に食事などのため審議を中断させ休憩することになっていたが、岸は休憩を取るなと自民党議員に命じ、自民党以外の議員が退席したすきに法案を採決した」
 
 1957年6月に岸は訪米し、新任の駐日大使に決まっていたマッカーサー将軍の甥・ダグラス・マッカーサー2世と会って、米国が権力基盤強化を助けてくれれば、日米安保条約は成立し、左翼を押さえることができると語った。そうして、内密の支払いではなく、CIAによる恒久的な財政支援を求めた。

 アイゼンハワー大統領は自民党有力者へのCIA資金提供を承認した。相手によっては米企業からの献金と思わせ、少なくとも15年間、4代の大統領にわたって資金提供は続いた。
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当然、武器商人ロッキードもからんでいることがわかる。

ロッキードはやがて田中角栄の有罪判決に重要な役割を果たす。

田中角栄、小沢一郎といった日本の自立を試みる政治家はいかなる手段を使ってもつぶしてきたのが、米国軍産複合体と日本の軍産複合体、そして長州系の傀儡政権だ。

●『阿片でぼろもうけした岸信介が自分の手下である朝鮮人ヤクザと共に半島から戦後帰還したのは自民党シンパのネット右翼の当然の常識だよね?』
http://ch.nicovideo.jp/masayukisatomura/blomaga/ar223896
  ↓
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(ものしり博士)
ニューヨーク・タイムズ記者.ティム・ワイナーや公開された米国機密文書によれば、戦後、東条英機の処刑の翌日釈放された、A級戦犯の岸信介、児玉誉士夫、笹川良一は、読売新聞社主の正力松太郎同様、アメリカ(CIA)のエージェントだったとうのは最早常識だろう。

(学生)
岸信介や日産の鮎川、児玉、笹川、甘粕、里見・・・

それにしても何で山口出身者や特務機関が政治の裏舞台で日本を支配しているんですか?
平成の現代に、薩長藩閥政治が続いている訳でもないでしょうし。

(ものしり博士)
それこそが『日本建国の闇』なんだ。

加治 将一氏の『幕末 維新の暗号』を読めば分かるが、木戸孝允、伊藤博文といった長州の志士と言われた人間は、実は英国諜報機関のエージェントだった。そうじゃなければ、鎖国時代の日本から現在価値で数億円にのぼる留学などできるはずがない。

鹿島昇氏の著書にあるように、伊藤達は長州忍者組織の下忍で、要人暗殺を任務とし、坂本龍馬、大久保利通ら敵対する勢力を粛清する中で、『長州の天皇』を戴いて明治政府のトップに上り詰めたという説があるんだ。

いずれにせよ長州人が、明治政府を牛耳ることになった訳だ。岸も佐藤栄作も山口県の田布施の出身。その他歴代首相の多くも長州山口の出身だ。日産の鮎川も、最近有名になった宮内庁のハゲ田もそうだ。

鹿島昇氏は、これら長州人の政・財・学の人的ネットワークを『偽史シンジケート』と呼んで、激しく糾弾したんだ。こいつらの思想が日本を戦争へと導いていくことになったからだ。

岸の操った大陸の特務機関は、この『長州忍者のDNA』をそのまま受け継いでいる訳だ。
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12. 2015年8月29日 09:05:29 : qF4T1YwunA
11(追加です)

岸信介が「自衛隊の海外派兵」や「憲法9条の無効化」を目指した理由はここにある。
   ↓
●『安倍首相が、安保条約の運用強化に執念を燃やす「事情」は、ここにある。』
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1381.html?sp&m2=res

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アヘンの販路拡大のチャンスと見た、ブラウン・ハリマンは、日本軍に協力した。

このブラウン・ハリマンの経営者が、前ブッシュ大統領の祖父プレスコット・ブッシュであった。

後藤新平が、プレスコットの下にメッセンジャーとして派遣したのが、安倍晋三の祖父・岸信介であった。

この時、安倍首相の一族はブッシュ一族と、深いビジネス・パートナーとなった。

ブッシュ一族は軍事産業専門の投資会社カーライルを、経営していた。

戦争が拡大すればする程、利益の上がる軍事産業専門の投資会社であった。

このカーライルの親会社が、ウィリアム・ドレイパーjrの経営する軍事商社ディロン・リードであった。

ここに、安倍晋三=岸信介=ブッシュ一族=ディロン・リード=ウィリアム・ドレイパーjr=安保条約の起草者という、ビジネス・ネットワークが形成された。

現在の安保条約の締結において、日本側の代表者となったのが岸信介である「事情」は、ここにある。

安倍首相が、安保条約の運用強化に執念を燃やす「事情」も、ここにある。
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13. 2015年8月29日 09:09:40 : qF4T1YwunA
12(追加です)

岸信介とともに日本を米国に売り渡した重要人物・吉田茂(麻生の祖父)についても知っておく必要がある。

●岸信介、吉田茂はアヘンや武器の商人として財をなした共通の歴史を持ち、ともの英米のスパイとなって日本を米国に売り渡した。

長州・田布施の安倍晋三と系図でつながる麻生太郎についても知る必要があります。特に、安倍晋三が岸信介の影響下にあると同じように麻生太郎も吉田茂の影響下にある。

吉田茂もまた吉田松陰に感化された土佐の下級武士と芸者の間に生まれた子供で長州一派の一人と言っていいでしょう。

また、吉田茂の養父・吉田健三は、英国商社・ジャーディン・マセソン商会横浜支店長にとして、日本政府を相手に軍艦や武器等でめざましい業績をあげた人物です。いわゆる武器商人です。

吉田茂の妻は米国駐日大使ジョゼフ・グルーの妻アリス・ペリー・グルーと友人で、このアリス・ペリー・グルーはあの黒船のペリー(吉田松陰と知遇を得ている)の末裔でした。

こうして英米に取り込まれ吉田茂は暗号名「ヨハンセン」と言う名の英国スパイとなっていたのです。
   ↓
●『ヨハンセンと呼ばれた男 戦後最大の裏切り者 吉田茂と白洲次郎 伝説はかくつくられる』
http://blog.goo.ne.jp/luca401/e/1ed1a90a7eed19075ee9fdde16116c47


14. 2015年8月29日 09:27:08 : hRHDOPUoY2
米国のマンハッタン計画をみれば生体実験は日本だけではなく、アメリカ自身自国の兵士や囚人、患者、一般市民、に対しても行われている。公表されたアメリカの公文書を見れば明らかだ。戦後、広島、長崎の多くの中学生がアメリカの人体実験に使われた。これは、戦後のことだ。731舞台の資料も広島、長崎の被曝資料及び標本としてアメリカが全て接収し持って行った。時を得て、最近では震災後、被爆者の標本などは日本に戻されることになったとNHKニュースで報道された。それは、その前に新たに日本とアメリカは福島の情報を共有することを取り決めた。これも、NHKで報道された。アメリカとしては新たな資料や標本が福島から得られるので古いものは必要ないのだろう。

15. 2015年8月29日 09:32:28 : qF4T1YwunA
13(簡単なまとめ)

●米国軍産複合体の指揮下で吉田、岸、安倍・麻生が戦争ビジネス拡大に邁進している。


米国軍産複合体(米軍+軍需産業)
  ↓
吉田政権 ⇒ 岸政権 ⇒ 安倍&麻生政権=日本軍産複合体(自衛隊+軍需産業:安倍総理の実兄)

旧・安保条約は吉田茂が単独で密約をした。
新・安保条約は自民が単独で強行採決をした。
「戦争法案」は安倍・麻生が自公で強行採決した。

こうして、米軍産複合体主導で日米軍産複合体のビジネス拡張のため、国民の税金が吸い上げられ、国民の命が世界に捨てられていく。


16. 2015年8月29日 10:45:46 : 6FkFV9appK
安倍の敬愛するじっちゃんは、満州国経済をアヘンで支え、同時に児玉・笹川を

使い積極的に731部隊の運営に携わっていた。

敗戦後に731部隊情報と中国・朝鮮で造り挙げたアヘン・覚醒剤密売組織を

GHQに戦犯免除と引き換えに売り渡し、GHQはその資金を基に

自民党を造らせた。

これが世に拡散すると困るのでネトウヨ・ネトサポのニート崩れがセコイなどの

指示で何もわからず金目当てで活動しているだけ!。

金の切れ目が縁の切れ目、機密官房費廃止すべき!。


17. 2015年8月29日 11:06:00 : KHLJm769w6
いろいろ勉強になりました。これもネットのお蔭です。これは今の若者にも是非知っておかなければならない歴史だと思う。学校教育では絶対教えない事、本を買って読まなければ知らない事、真実を知らない事は不幸です。

18. 2015年8月29日 11:17:28 : ANJNbEpz1M

歴史知識のない小生にとって有益な情報が沢山ありました。

たとえば安倍総理が従軍慰安婦問題でムキになって、ねつ造だと騒ぎ立てるのは、
その背後に岸信介がアヘンで中国満州で大儲けをして、従軍慰安婦にもアヘンを使ったなど、一族の闇が表に出てくるからだと判りました。日本の闇は深いですね。

戦後70年は本当に大事な時期ですね。戦争犯罪人が罰を受けることなく、勝ったアメリカにこの国を売ることによって、生き延びて引き続き日本を支配する。その孫が、この国を守るためだと大嘘はいて、さらにこの国を差し出す。

僕ちゃん本籍はアメリカにあるもんねー。尊敬する信介おじいちゃんもそうだよー。



19. 2015年8月29日 11:47:46 : p9B89YgNYw
嘘八百を書いたのだからしょうがないだろう。

日本人は歴史を知る努力をしていない。

ここ十年でも自分の知っていることを振り返れば、過去も見えてくる。

作家をありがたがる時代は終わったのだろう、
お笑い芸人の又吉より信用できるということはない。
逆に又吉の方に品性を感じる。

森村誠一は頭の病気じゃないだろうか?

日本人が謝罪外交を支持した時代は森村誠一はそれなりに受けた。
日本が謝罪を始めなければ韓国からも中国からも謝罪要求は来なかっただろう。
糞左翼の皆さんが中国や韓国にお願いして日本に文句を言わせた過去を日本人は反省すべきだろう。


20. 2015年8月29日 11:49:49 : PatCAjlV8I

 明日って天気悪いね

 神の怒りの雷に撃たれないよう気をつけてね


21. 2015年8月29日 12:02:00 : p9B89YgNYw
森村誠一は作家として自立する前にある種組織の援助を受けていた。

完全に自由な立場の言論人という訳ではない。
森村誠一の過去はとても暗い、

日本の過去も自分と同じように暗くしたいのだろう。


22. 2015年8月29日 13:09:29 : fpt8itpB5Q
アドレナリンも覚せい剤も日本の発見、発明だとか
覚せい剤を飲ませた日本兵は勇敢だったわけだ
覚せい剤を飲ませた後の特攻隊員は死が怖くなかったのかもしれない

そういうことを日本人にさせた日本軍の上層部は長州朝鮮族であり
その戦争とやらは、長州朝鮮族の天皇がダイヤや金銀をかき集めるのが目的だった
日本人がアメリカの空襲を受けて丸こげになっているときも
天皇はそのお宝をスイスにせっせと移管してた
天皇こそが日本人、いや世界人類の敵であった
なのに、のうのうと生かせておいていいの?放置国家かこの国は


23. 2015年8月29日 13:24:05 : p9B89YgNYw
>>22
>覚せい剤を飲ませた日本兵は勇敢だったわけだ

気が狂ってるなあ、ここにコメントする面々は。
世界史をもう一度勉強しなおした方がいい多面的に。


24. 2015年8月29日 14:35:16 : qF4T1YwunA
>ニューヨーク・タイムズ記者.ティム・ワイナーや公開された米国機密文書によれば、戦後、東条英機の処刑の翌日釈放された、A級戦犯の岸信介、児玉誉士夫、笹川良一は、読売新聞社主の正力松太郎同様、アメリカ(CIA)のエージェントだったとうのは最早常識だろう。

■維新の松井大阪知事は「A級戦犯でCIAエージェント」の笹川良一の子分筋だ!

これで大阪維新の会がどのような存在であるかわかりますね。

決して、日本や日本人のことを考えて政治を行う可能性のある政党ではない。

真逆で、日本及び日本人を売り飛ばして食っている売国政党です。

安倍自民党と一緒になるのが筋ですね。

●『松井一郎って、どんな人ですか?』
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1076389630

−−−−−−−
・松井一郎は、競艇場の照明など電気設備の利権を一手に握っている笹川グループの一員

・競艇利権は、松井知事の父親である元府議会議長の松井良夫元府議から引き継いだもの

・父親の良夫元府議会議長は、知る人ぞ知る故笹川良一の直系の子分だった人物

・笹川良一は、かつて「私は世界一金持ちのファシスト」と豪語した人物

・父親の良夫元府議会議長は笹川良一払い下げの超豪華なキャデラックを乗りまわしていた

(略)

大阪府内のボンクラ高校在学中に傷害事件を起こし、本来なら退学処分になるところを大阪府議会議長だった父親の力で自主退学にしてもらい、笹川良一が理事をしていた福岡工業大学附属高校に特別枠で編入し福岡工大(偏差値39)を卒業したとか。
−−−−−−−−−−−

●そもそも維新の設立目的は、小沢新党つぶしだった。

「日本維新の会」は、民主党が仙谷由人、藤井裕久、菅直人、野田ブタ達に乗っ取られ、小沢さん達が離党する直前に作られた。

・2012年7月2日:「日本維新の会」設立。

・2012年9月28日:民主党から小沢さん達が離党。

橋下徹は2008年に大阪府知事となり、「大阪都構想」などなるべく話題になるようなハデなことをやってスター扱いされるまでになっていた。

そうして満を持して新党を結成し、小沢新党に求心力を持たせないようにマスゴミがはやしたて、選挙では第三党になるまでに伸びたのだった。

●次の大阪維新は自民補完勢力であることを全面に押し出して安倍を支援する。

安倍政権がヨタヨタし始めた今、公明党だけじゃたよりないので橋下・松井の大阪維新にたよりはじめた。

橋下・松井も、安倍政権がヨタヨタ始めたこのチャンスなら「高く売れる」と踏んで攻勢に出ているのが、今の維新分裂現象だ。

彼らは、橋下が部落出身、松井はCIAバックということで何でもありで来る。国民も相当覚悟してかからなければ、この国と国民を売国奴から守れないと肝に銘じて行動しなければならない。



25. 2015年8月29日 15:19:07 : K528j9SMZU
騙される国民のレベルが低すぎるのね。
スマホで一日何見てるの?ってとこからでしょ。この国は。

26. 2015年8月29日 19:16:21 : xu5UC2UZq2
戦争擁護派じゃないけど歴史ってものが有って当時はそんな時代だったんだよ、
世界中がそうだった、だから軍隊持ったんだろ、良く考えろよ、
食いすぎで病気になり病院行って薬貰う現代じゃないんだよ。

27. 2015年8月29日 20:00:23 : ADjnpVuRjg
こーるてんさん、good job!

この記事の対する右翼諸君のご卓見を拝聴したいと思っていたら下の方にぞろぞろ出てきた。なんと知性のかけらもないばかばかしい書き込みで脱力!


28. 2015年8月29日 20:37:23 : qF4T1YwunA
これは、昔の話をしているのではないです。

今からも、そしてこれからも戦争しないと食えない人たち(戦争で儲けられる武器・弾薬を作っている人など)のために、一般市民である私たちが戦争させられようとしているのはなぜなのかを知るために昔の話をしているのです。

●私たちに残された唯一の道、それは私たち自身が立ち上がることです。

米国では、戦争は巨大なビジネスになってしまったので定期的に大きな戦争を起こさないと稼げず、贅沢ができなくなってしまうのです。それに、日本もまきこまれようとしているのです。

このような戦争なしでは生きられない状況は、世界の一般市民が”NO!”と言って立ち上がらない限り、いつまで経ってもなくなりません。なぜなら、戦争することでしか稼げない人達は官僚や政治家を金で抱き込んで、政治もなにもかも支配してしまうからです。

その結果、司法も、立法も、行政も全て戦争なしで生きられない人達によっていいようにされてしまっているのです。

もはや、一般市民が束になってかかる以外に自分たちの生活や人生を守る手段は残されていないのです。


29. 2015年8月29日 20:46:55 : 5T81EwuK9Q
安倍政権が、西アフリカでのエボラウイルス病(EVD)のアウトブレイクに便乗して、感染研BSL4施設稼働を強行したのは、生物兵器(テロ対策)研究のためと理解していたが、岸信介元首相と七三一部隊そして感染研と七三一部隊との関連は、七三一部隊の再興を予感させる。早速「悪魔の飽食」を読みたい。

ちなみに、EVDの確定診断・治療支援にはBSL4施設稼働は不要で、BSL3施設で十分に対応できる。


30. 2015年8月29日 22:24:50 : qF4T1YwunA
29さん、すごい! Good Job!

31. 2015年8月29日 22:30:17 : 8q3qeXT2cg
先日、悪魔の飽食が話題になった時、自宅に保管していた2冊を発見した。
その一部を別のところに貼り付けておきました。再掲します。

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/697.html#c18
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
***森村誠一著 「続・悪魔の飽食」 *** 表紙カバー http://imgur.com/Fov474t
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
序 章 海を渡った細菌戦部隊――ファシズムヘの絶えざる疑惑と警戒を
○海の彼方への追跡
私 が、日刊「赤旗」紙上において「悪魔の飽食」――関東軍防疫給水部本部満州第七三一部隊の実録――連載を開始したのは、一九八一年七月十九日のことであっ た。連載は七十四回におよぶ長期のものとなり、一九八一年十月三日に終結した。今はじめてこの実録について耳にする若い読者の方がたには、「関東軍」「満 州」などの単語になじみがうすい方や、ピンとこない向きもあろう。改めてここに第七三一部隊をめぐる当時の状況についてふれておこう。
 一九三一年(昭和六年)九月、日本軍部の謀略によって柳条溝事件が勃発した。中国東北部・奉天近郊の柳条溝で、当時日本が経営していた南満州鉄道(満鉄)の線路が、何者かの手によって爆破されたのである。奉天とは、現在の瀋陽を指す。
  実は、爆破工作をおこなったのは当時中国東北部の占領をねらっていた関東軍参謀板垣征四郎大佐、石原莞爾中佐らの手の者であった。犯人は日本軍部だったの である。だが、関東軍首脳は爆破事件を中国政府による日本への敵対行為であると強弁し、満鉄沿線から中国東北部全域に侵略戦争を拡大した。いわゆる満州事 変である。関東軍は一九三二年(昭和七年)初頭までに中国東北部の奉天・古林・黒竜江三省を占領し、同年三月一日、満州国の成立を宣言し、傀儡政権をでっ ち上げた。
 第七三一部隊――日本陸軍が極秘のうちにスタートさせた悪魔の細菌戦部隊は、満州国成立の翌一九三三年、中国東北部にそのまが まがしい姿を現わした。当時浜江(ひんこう)省の省都哈爾浜(ハルピン)から南へ約二十キロの地点に平房(ピンファン)という町があった。現在の黒竜江省 平房区である。
 関東軍は平房の一角に約六キロ四方の特別軍事地域を設定し、一年半の日時を費やして飛行場、鉄道引込線、発電所、常時八十 人〜百人を収容する監獄、大小多数の医学研究室と二千六百余人の隊員・家族が起居する宿舎群を建設した。読者はこれら施設のうち監獄、医学研究室の存在に 注目されたい。監獄と大小多数の医学研究室こそは、施設完成直後にここへ進駐した、第七三一部隊の特殊な性格をしめすものであった。
>B731本部航空写真(関東軍防疫給水部 本部施設)http://imgur.com/7v1whl8
>731本部施設全図(関東軍防疫給水部 本部施設全図)http://imgur.com/iqJd5HD
  関東軍はハルピン南方二十キロに建設した大規模な施設の中に、多くの中国人、ロシア人、朝鮮人、モンゴル人を捕虜として送りこんだ。彼らの大半は、日本軍 部の祖国侵略に抗して戦った中国八路軍の軍人、ハルピン市内で逮捕されたソ連赤軍将兵などであったが、中にはまったく無実のまま関東軍特務機関、同ハルピ ン憲兵隊本部によって捕えられた学生、労働者、市民も多数いた。若い婦人や一歳〜十歳前後の子どももいた。少数ではあるが白人捕虜の姿もあった。捕虜はマ ルタ(「丸太」)と呼ばれ、第七三一部隊がおこなう細菌戦研究・実験の生体材料となった。切りきざみ自由、加工自由の実験材料なので、個人名を持たない 「丸太」というわけである。
>J雑居房の「丸太」 (12)部隊特設監獄浴場 http://imgur.com/2d5ltnK
>L細菌研究室 M実験研究室 N消毒室 http://imgur.com/i9Ek2t7

  石井四郎軍医中将を部隊長とする第七三一部隊には、多くの日本人医学者、研究者が軍属として配置されていた。彼らは四つの部と二十余のプロジェクト・チー ム(研究班)に勤務し、あらゆる種類の伝染病を研究した。ペスト、赤痢、脾脱疽(ひだっそ)、コレラ、チフス、結核、ライ病、梅毒、膣炎・・・・当時「ロ 号棟」と呼ばれた本部建物各階には大がかりな細菌製造工場が置かれ、寒天や培養液を使って多種多様な細菌培養か進められていた。マルタはこうした細菌の感 染実験に使用された。
>(23)「丸太」の運命・2 http://imgur.com/ri3yl2m
>(24)(25)「丸太」の運命・3 http://imgur.com/4AHTqw8
>(28)「丸太」の運命・5 http://imgur.com/CIWYjwN
  第七三一部隊は、監獄に送りこまれてくるマルタを、二日に三体のペースで″消費″した。むごたらしい細菌戦実験の犠牲に供せられたマルタの数は、一九三 九〜四五年だけで三千人以上とみられている。多数のマルタが生きながら解剖され、細菌感染の標本となった。七三一には天高くそそり立つ耐火煉瓦造りの性能 優秀な焼却炉と煙突があり、煙突の先端からは、二十四時間中マルタを焼却する煙が絶えなかった。中には麻酔をかけられたまま炉に突っこまれるマルタもい た。七三一における対ソ連、対中国、対アメリカの戦闘を想定した細菌戦の研究は、厳重な機密管理のもとに終戦の直前、一九四五年(昭和二十年)七月まで続 けられた。
> (34)ドイツ将校 (35)臨床生理班 http://imgur.com/LV0yqx1
 以上が、「悪魔の飽食」にまだ目をふれていない読者のための、第七三一部隊をめぐる概略説明である。―
“「悪 魔の飽食」は、一九八一年末に光文社からドキュメント・シリーズの一環として刊行された。連載中からかなりの反響が寄せられた実録ではあったが、書物にな るや、さらに多くの電話、葉書、封書が筆者のもとに届いた。 投書の中に、元七三一関係者からのものが十数通あった。戦後三十七年の間、「七三一の秘密を 背負って、ともに墓場へいこう」と誓い合い、固くロを閉ざしていた元隊員たちが、実録に触発され、さらに隠された七三一の真実を語りはじめたのである。投 書の中には、パートT執筆中にはまったく予想すらしなかった恐怖の内容があった。「悪魔の飽食」の一部を完全に書き変えねばならないほどの衝撃の新事実で ある。
さらにこの間、私のよき分身として実録完成に多大の労をつくしてくれた下里正樹氏は、私の指示の下に七三一の足跡を追ってアメリカに 渡った。渡米した下里正樹氏は、サンフヲンシスコ〜シカゴ〜ニューヨーク〜ワシントン〜ロサンゼルスと米国各地へ追跡の足をのばして、メリーラソド州フレ デリック市にある米陸軍フォート・デトリックを訪れた。フォート・デトリックは、ごく最近まで米陸軍細菌戦研究所として知られていたところである。
  下里氏は同基地のイソテリジェンス・エージェンシー(情報部)を通して、おどろくベー公文書の存在を知った。「フェル・レポート」あるいは「トムプソン・ レポート」とも通称される英文タイプされた数冊の公文書がそれである。戦後、米国国防総省(ペンタゴン)に保管されてきた第七三一部隊関連書類である。
・・ 「TOP SECRET‐COPY IS 1 OF 1 COPIES......DO NOT DESTROY」(最高機密、文書コピーはこの一通しかない。破棄すべからず)と表紙に朱書、あるいはスタンプが押され、また、黒インクで消された跡のあ るこの公文書は、戦後一九四七年(昭和二十二年)に石井四郎、北野政次ら第七三一部隊首脳部がGHQ取調官の前で供述した日本細菌戦部隊の諸技術と、供述 するまでのGHQとの複雑なやり取りを記録したものである。これまで米国のどこかにあると信じられていた石井四郎らの″幻の供述調書″がついに出現したの である。
・・・「見つかった・・・・見つかりましたよ!七三一の極秘軍事資料です、これは!」
国際電話を通し、海を越えて渡ってくる下里氏の興奮した声を耳にしながら、私はその場で「統・悪魔の飽食」を書かねばならないと決意した。
  下里氏はまたニューヨークの国連本部事務局を訪ね、人から人への紹介ルートをたどり、複数の日系米人と接触した。彼らはいずれも戦後に米軍軍属として日本 に来た経歴を持っている。粘り強い追跡の末、下里氏は、米国東海岸のある町でU・Uと名乗る元GHQ=G2セクションで通訳をしていた男を探し出した。
  U・U氏は現在七十四歳であるが、日本語は流暢で、記憶は正確である。U・U氏は終戦直後の一九四五年十二月から一九四八年五月まで東京・八重洲のビルに 寝泊まりしながら、すぐ近くの郵船ビルに勤務していた。郵船ビルには、当時ウィロビー少将を頭とするG2(連合軍総司令部参謀第二部)の本拠が置かれてい た。そこで多くの元日本軍将校と出会い、彼らとGHQ担当官の間に立っての通訳がU・U氏の仕事であった。元日本軍将校の中に、石井四郎軍医中将の姿が あった。――
○民主主義の敵に対する警戒
 元七三一関係者からの投書にもとづく取材再開、下里氏が滞米中に入手した米陸軍細 菌戦研究所の「フェル・レポート」「トムプソン・レポート」を軸にして、「続・悪魔の飽食」は書き進められることになる。前作「悪魔の飽食」同様、本稿は 森村誠一・下里正樹の一心同体の共同作業(ペアズ・ワーク)である。文中、「私」の形を取り筆者の顔を出す場面があっても、それは一人の作家と一人の ジャーナリストが二人三脚で疾走する合成体としての「私」である。取材から執筆まで、相異なるニつの才能が、共通の問題意識を触媒として化合合成した 「私」であるとご理解いただきたい。そして私たちの共通の問題意識とは、日本人が再び七三一の蛮行、愚行を繰り返すことがあってはならないというものであ る。
 一部の労組幹部の間にすら軍備拡張、大量虐殺の核兵器容認が声高に叫ばれはじめた今、かつて日本人が産み出した世界最大の細菌戦部隊 の、終戦による瓦解、戦後米軍との癒着による戦争犯罪の免罪、朝鮮戦争での再度の復権を克明に追うことは意義あることと信じる。お国のため、国家利益のた めという大義名分をパスポートにして自己を合理化し、仮想敵を憎悪し、集団熱狂にとりつかれる中で、多くの平凡な市民がついには人間の生体解剖、大量虐殺 という悪魔の行為を平然と犯していく。七三一隊員らのたどった軌跡は、そのまま三十七年前に日本民族全体がたどった狂気の軌跡でもあり、現在の危険でもあ る。
われわれは何のために軍備拡張に執拗に反対しているのか。それは太平洋戦争の犠牲によってかち取られた平和を無にしたくないからであ り、憲法第九条の歯止めを失った場合の、軍備の際限のないエスカレートを予見できるからである。ことは憲法九条を改定すれば足りるような単純な問題ではな い。歴史上、侵略戦争のほとんどすべてが「祖国防衛」の名分のもとに進められた事実を忘れてはならない。また、軍備は常に第一級であらねば意味がない。日 本が世界第一級の軍備を持った場合、力は法となり民主主義は悪夢の再現によって踏みつふされてしまうだろう。憲法違反における軍備こそ、日本の軍備の特色 である。憲法は、かつての関東軍がみずから法となって独断専行した軍隊の本質である侵略性を閉じこめる檻(おり)となるのである。
 今、な ぜ七三一なのか。それはようやく戦争を知らざる世代が、壮年期以下に達しつつある現在、改めて戦争の正体と軍隊の本質を凝視することによって、平和と民主 主義の脆さを再認識するためである。平和と民主主義は、宙に浮いたグライダーのように、維持するためになんの努力もしなければ、自然に下降する″自動的下 降性向″をもっている。それに反して、ファシズムは放っておけば、上昇して勢いを得る。われわれは、現在の平和と民主主義を得るために無量の血を流した。 それはファシズムに対する絶えざる疑惑と警戒によって、かろうじて維持されるものである。平和と民主主義を失うのはたやすく、再びそれを得るためには無数 の犠牲を積み重ね、長い暗黒に耐えなければならない。七三一の軌道を追うことによって、かつての日本民族がたどった暗黒の深さを知り、民主主義を維持する ための、礎(いしずえ)の一石としたい。
 “「続・悪魔の飽食」は、三十七年前の一九四五年(昭和二十年)八月十日午前十時、ハルピン市南方二十キロ・平房の第七三一部隊施設からスタートする。・・・
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日本及び日本軍が行ってきた歴史的な残虐と蛮行は、紛れもない事実である。このような歴史上の汚点を認めず、どれほど「無かったこと」にしようとしても、その事実は打ち消すことはできない。そればかりか、相手国からの信頼は永久に得ることはできないのである。
森村誠一氏の指摘するように、「平和と民主主義は、宙に浮いたグライダーのように、維持するためになんの努力もしなければ、自然に下降する″自動的下降性向 ″をもっている」のである。そして、歴史的な汚点を覆い隠そうとする勢力は、その事実を隠蔽することで相手国からの非難を昂じさせ、両国間の緊張を高め、 軍備の更なる増強と局部的な紛争を渇望しているように見える。現在の日本は、紛れもなくファシズムの入口にある。
経団連の一角である兵器産 業グループは、高額な防衛予算の獲得と数多くの天下りを受け入れるという腐敗構造の中にある。武器輸出の解禁や外国との兵器共同開発を果たした現在、次に 望むのは朝鮮戦争特需の再来であり、海外に自衛隊を派遣して戦争に参加させることによる景気の活性化である。

>安保法制懇・葛西敬之氏
〜「戦争でも起きてくれないことには、日本経済も立ちゆかなくなる」
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=69611
政財界の人達の、ヨーロッパ・オペラ鑑賞ツアーで、通訳のアルバイトをした。毎晩、一泊何万円もする豪華ホテルに泊まって音楽祭を巡り、食事の席にも同席した。その時、某大手鉄道会社の社長さん(当時)が大きな声で話したことを今も忘れない。
  「そろそろどこかで戦争でも起きてくれないことには、日本経済も立ちゆかなくなってきますなあ。さすがに日本の国土でどんぱちやられたのではたまらないか ら、私はインドあたりで戦争が起きてくれれば、我が国としては一番有り難い展開になると思ってますよ。」ここまでえげつない戦争待望論には、周囲にいた人 達もちょっとびっくりしたらしく、一同目を見合わせ、隣りにいたご夫人が「またあなたそんなことをおっしゃって、、、」ととりなしている。>

彼らこそが平和の敵であり、平和を望む多くの生活者の敵なのである。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



32. 2015年8月29日 22:43:22 : AhoIBIKsio
非民党と不明党8月30日に瓦解


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