石破地方創生相 オーストリアの林業視察へ

8月29日 5時56分

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石破地方創生担当大臣は、地方創生の実現に向けて、２９日からオーストリアを訪問し、大型機械を導入して生産性を高めている林業の現場を視察するほか、山間地の振興策などを巡って政府関係者と意見を交わすことにしています。

石破地方創生担当大臣は、地方創生の実現に向けて、海外の事例を参考にするため、２９日から４日間の日程でオーストリアを訪問します。
石破大臣は現地で、大型機械を導入して徹底した効率化を図り、生産性を高めている林業の現場や、中高層の建物にも活用できる「ＣＬＴ」と呼ばれる高い強度の木材パネルの研究室などを視察することにしています。
また、石破大臣は、オーストリアのフィッシャー大統領を表敬訪問するほか、ルップレヒター農林環境水利相と会談し、山間地の振興策などを巡って意見を交わすことにしています。
石破大臣は、今回の訪問について、「日本は国土の６７％が森林で、山村や森林の再生なくして地方創生はありえない。現場を見ることで、林業の生産性の向上や『ＣＬＴ』のさらなる普及などの知見を得たい」と話しています。