※写真はイメージです
8月29日は焼き肉の日。
「やき(8)に(2)く(9)」の語呂合せで、全国焼き肉協会が1993年に制定しました。夏の終わりにベストタイミング!暑さで疲弊した体を、焼き肉でパワーチャージするなんてナイスアイディアです。
焼き肉の日を祝うかのごとく、豪快に焼き肉を喰らおうじゃありませんか!「焼き肉定食じゃ物足りない。満腹になるまで沢山食べたい!」と思うのだったら、食べ放題が断然おすすめ。
そこで、950円で45分間食べ放題の焼肉店が上野エリアにあるという情報をキャッチしました。す、すごい!1,000円札一枚出してお釣りが来るとは超破格です!
上野御徒町駅から徒歩約1分の場所にある「神保町食肉センター 上野店」。
本店は神保町にあり、ジワジワと人伝てに口コミが広まって、開店5周年を迎えた2015年2月に満を持して上野店がオープンしました。
今では毎日開店前から行列が出来るくらい大人気の「神保町食肉センター 上野店」。
2階にあるお店から階段下まで列が続き、なんと歩道のガードレール沿いに並んでいることもあるのだとか。平日でもお昼どきは一時間待ち、土日は長時間待つのを覚悟するレベルなんだそう。
席について間も無くスタッフが注文を聞きにやってきます。ランチメニューのセット内容は3種。
- Aセット(モモ 塩味+ネックピートロ 味噌味)
- Bセット(モモ タレ味+ネックピートロ 味噌味)
- Cセット(レバー 塩味+ハツ 塩味)
の中から選びます。注文すると、ここからよーいドンッ!45分間のタイムリミットが時を刻み始めます。
目の前に鎮座する卓上ロースターを見ると、おのずと戦闘モードが高まってきます。ほどなくしてサブメニューが運ばれてきました。
そう!なんとライス・オニオンサラダ・スープもついてくるんです。しかもおかわり自由。オニオンサラダは特製レモンダレで和えてあって、さっぱりした味わい。粉末状にした小エビをアクセントにのせています。白飯は国産米100%使用。スープはシンプルにワカメスープです。
危うく腹ペコメーターが振り切れそうだったので助かりました。そして一皿目も後を追うように登場。
Aセット(モモ 塩味+ネックピートロ 味噌味)です。
なんて美しいサシなんでしょう!容赦無く網一面にお肉を広げます。
視界に飛び込んでくるのは、網の上で艶やかに乱舞するお肉。ココロ揺さぶる罪なヤツです!
さて、実食。箸で掴むと滴り落ちる脂。じゅわっと広がる肉汁と、濃い目の味が胸に沁みる~! ももは柔らかく、ネックピートロはシャキッと歯切れる食感が絶妙です。
お肉は群馬県のブランド肉「上州牛」「上州豚」を使用。タレは完全オリジナルの自家製。醤油・塩・味噌の3種で、白飯との相性は満点。代表取締役がいろんな焼き肉店を食べ歩き、研究して完成した秘伝のタレなんだとか。オーダーが入ると肉をタレに漬け、揉み込んだあと皿に盛って出してくれます。
タレは力強さのある濃い目の味付け。肉がそのまま黙っているわけもなく、食感で対抗。互いの個性がうまく調和して、味わいに厚みが出ます。
あっという間に完食し、2皿目。
そして3皿目へ。
ちなみに2皿目以降は好きなものを自由に組み合わせて注文が出来ます。
一番人気の組み合わせは、Cセット(レバー 塩味+ハツ 塩味)。レバーは甘くプリプリとした食感で、パサパサ感や特有の生臭さをあまり感じません。ハツは歯ごたえがあってサッパリ。限定70~80皿で、開店から2時間ほどで完売してしまうほど人気なんだとか。
お肉そのものの味を堪能したら、ライス オン ガッツリ~!
即席・豚肉丼の完成です。のっけゴハンはやっぱりやりますよね~!
溢れ出した肉汁とタレを受け止める、お米の優しさに感謝。時間が経つと白飯に馴染んでいって旨さ爆発です! オニオンスライスをプラスする食べ方もおすすめ。
味噌は舌を支配する濃厚な味が食欲を倍増。塩はしょっぱさが主張し、少し間を置いて丸みが出てまろやかに。醤油は優等生。バランスのとれた旨みと並行するように塩気が漂い飽きの来ない味。多彩な表情を見せてくれます!
10分前になるとスタッフが声を掛けに来てくれてラストスパートに突入。もう終わりと知ると「もっと食べたい!」と食い意地を張ってしまうのが人の性。最後にもう一回リピート!
「二皿だと多いなぁ…」という人は、一皿だけオーダーでも大丈夫です。
45分と聞くと短いように感じますが、黙々と食べ続ければ満腹必至。徐々にスピードダウンして、試合終了の頃には重たいお腹を抱えていることでしょう。
それにしても、950円ってお値段が安過ぎでは?それには理由があるんです。
畜産・加工・店舗への流通・商品開発と全てを自社で手がける一貫体制。通常、間に問屋を通すところを、独自の流通システムを作りあげたことによってお値打ち価格が実現しました。
あと、特筆したいのが「新鮮第一主義」というモットー。食肉加工センターから毎朝直送されてくるお肉は鮮度がバツグン。冷凍保存してストックしているお店も多いから、美味しさは歴然の差です。だから臭みやクセがなく柔らか♪「レバー嫌いだけど、ここのは特別。すごく美味しい!」と絶賛する人がいるくらい食べやすいのだとか。「激安価格&新鮮で美味しい」という、夢のようなランチタイムの焼き肉食べ放題は「神保町食肉センター」しかありませんね!
店内は焼き肉店とは思えない雰囲気です。
お店に入ってすぐのフロアは、木目を基調に単色で統一されたシンプルながらも落ち着く空間。
こんなBOX席風のテーブル席や
お一人様でも気兼ねなく食べられるカウンター席があります。
さらに奥に進むと、印象がガラリと変化します。
赤が印象的でデザイン性に富んだオシャレな空間は、これまた焼き肉店とは思えない!
グループにもOKな広めのテーブルソファー席も配置されています。
バックに広がるガラス窓の向こう側には、上野御徒町の交差点を見渡せます。喧噪をよそに焼き肉をガッツリ。せっかくお店に食べに行くのだからロケーションも重視したいですよね!
我らのエナジーフード・焼き肉。「お腹が減った!焼き肉が食べたい!」そんな困ったときの駆け込み寺的な存在の「神保町食肉センター 上野店」へぜひ足を運んでみてくださいね。
紹介したお店
住所:東京都台東区上野4-4-3ハトヤビル1号館 2F
TEL:050-5786-6842
「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
HP: https://www.facebook.com/23fanDecookrentoLiaoLinoJiaoChaDian?pnref=lhc
文:23番地cook専属ライター 磯崎 舞(いそざき まい)
言葉の力と写真の演出でスイーツの新たな魅力を引き出す、焼き菓子専門のフォトライターとして活動中。ブログでは主に「絶対にハズさない焼き菓子のギフト」「ご褒美に買いたい焼き菓子」を紹介。グルメの中でもスイーツの分野はお任せあれ♪
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