[PR]

 農林水産省は28日、海外の日本食レストランの数が今年7月時点で約8万8700店となり、前回調査(2013年1月時点)の約5万5500店から1・6倍に増えたと発表した。

 健康的なイメージで、すしや刺し身などが人気を集めている一方、近年は豚骨味など日本式のラーメン店なども広がっているという。13年に「和食」がユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に選ばれたことも日本食ブームを後押ししたとみられる。

 世界各地の在外公館が、現地の電話帳や飲食店サイトなどで「日本食」として載っている店を数えた。06年にも別の方式で調査をしているが、その際は推計で約2万4千店だった。