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中小企業 67%余が賃金上げる
8月28日 14時57分

経済産業省が行った調査で、今年度、ベースアップなどで賃金を上げた中小企業は67%余りと、前の年度よりおよそ3ポイント増えたことが分かりました。
経済産業省は全国の中小企業3万社を対象に今年度の賃上げ状況に関するアンケート調査を行い、7300社余りから回答を得ました。
それによりますと、今年度、賃上げを実施した中小企業は全体の67.6%と、前の年度より3.3ポイント増えました。
賃上げの方法では、ボーナスの増額が42.7%と前の年度よりも2.6ポイント減った一方で、基本給を引き上げる「ベースアップ」が26.9%で前の年度より4.7ポイント増えました。
また、賃上げの理由は「従業員を引き止めるため」が47.4%と、38.1%だった「業績回復を還元するため」を上回って最も多くなりました。
経済産業省は、中小企業の間で人手不足が深刻になっていることが今回の調査でも裏付けられたとしていて、若者だけでなく、女性や高齢者も対象にした就職説明会の機会を増やすなどして、対策を強化していきたいとしています。

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