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マイナンバー制度 反対集会「憲法違反だ」8月29日 4時31分
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来年1月から運用が始まるマイナンバー制度に反対する市民などで作るグループが28日、国会の議員会館で集会を開き、「憲法違反の制度だ」などと主張してマイナンバーの使用の差し止めを求める訴えを全国で起こしていくことなどが確認されました。
28日夜、参議院議員会館で開かれた集会には、マイナンバー制度に反対する市民や弁護士などおよそ100人が出席しました。
集会では、上智大学の田島泰彦教授が「今、国会で議論されている制度の利用範囲を金融や医療などの分野に広げる改正案では、極めて重要な個人情報が含まれている。プライバシーの問題から考えてこんなことをさせてはいけない」と主張しました。
また、個人情報保護の問題が専門の水永誠二弁護士は「われわれの最も大事なプライバシーが侵害される一方で、生活の向上にはつながらない。憲法に違反するとしてマイナンバーの使用を差し止める訴訟を全国で起こしていくので関心を持っていただきたい」と述べ、司法の場で制度の是非を争っていく考えを示しました。
グループは今後、街頭でのデモなども行い、制度への反対を訴えていくことにしています。
集会では、上智大学の田島泰彦教授が「今、国会で議論されている制度の利用範囲を金融や医療などの分野に広げる改正案では、極めて重要な個人情報が含まれている。プライバシーの問題から考えてこんなことをさせてはいけない」と主張しました。
また、個人情報保護の問題が専門の水永誠二弁護士は「われわれの最も大事なプライバシーが侵害される一方で、生活の向上にはつながらない。憲法に違反するとしてマイナンバーの使用を差し止める訴訟を全国で起こしていくので関心を持っていただきたい」と述べ、司法の場で制度の是非を争っていく考えを示しました。
グループは今後、街頭でのデモなども行い、制度への反対を訴えていくことにしています。