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2015年08月28日 19:02

ポケモン、著作権違反で米のポケモンパーティー主催者を訴える

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ポケモン・カンパニー・インターナショナル社は26日、同社の著作権を侵害したとして、ポケモンをテーマにしたパーティーの開催を主催していたワシントン州シアトル在住の2人に対して訴訟を起した。ギークワイヤーなどが報じている。

イベントのチケットは2ドルだった。

「第五回非公式ポケモンPAXキックオフパーティー」と呼ばれていたイベントは、28日から31日までシアトルで開催されるゲームイベント「PAX Prime」のキックオフとして、27日夜にシアトルのレストランで開催される予定だった。

ポケモンの訴訟によると、このパーティーは2011年以来、毎年開催されていると言う。今年のパーティーは、ラマー・ラーキン・ジョーンズ(Ramar Larkin Jones)さんとザック・ショア(Zach Shore)さんによって主催されていた。

パーティーでは、ポケモンモッシュアップや、ポケモンをテーマにしたショットやドリンク、ダンス、コスプレコンテストなど予定されていた。

イベントのポスターには、ピカチュウとツタージャというポケモンが著作権を持つ2体のキャラクターが描かれており、ピカチュウの画像は、イベントのFacebookページにも使用されていた。

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会場だったレストランのマネージャーはギークワイヤーに対し、レストランがイベントを主催したのではないと言うことを強調しながら、パーティーは中止されたと語った。

訴訟の書類に含まれていた8月11日のFacebookでの投稿では、イベントのチケットは30枚以上売れていたことを示していた。

ワシントン西部地区米国地方裁判所に出された訴訟では、ポケモン側の弁護士は、「露骨で意図的な侵害」に「終止符を打ち補償を得る」事を目指しているとしている。

ベルビューに米国本社を置く同社は、損害賠償、弁護士費用、将来的なパーティーの開催を停止させることを求めている。ジョーンズさんとショアさんは、2人が経営するRuckus Productionsと共に被告となっている。

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